“仮交際終了”からの急展開!「おかえり」の4文字からはじまった、ふたりの第2章

“仮交際終了”からの急展開!「おかえり」の4文字からはじまった、ふたりの第2章

「このまま一人かもしれない」。そんな不安をきっかけに、婚活を始めたSさんとMさん。最初の出会いは、写真から伝わる自然な雰囲気や、食の価値観の近さに惹かれたことがきっかけでした。しかし、初デート後にMさんから告げられたのは「他の人と真剣交際に進みます」という言葉。それでも数ヶ月後、「おかえり」という一言をきっかけに、ふたりの関係は再び動き出します。言葉よりも行動で愛情を伝え合いながら歩んできたおふたりに、出会いからご成婚までのお話を伺いました。

お二人のプロフィール

  • Sさん

    年齢
    43歳
    出身地
    愛知県
    職業
    営業職
    趣味
    釣り、ジム
    入会期間
    10ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ名古屋店

  • Mさん

    年齢
    38歳
    出身地
    愛知県
    職業
    ヘアメイク
    趣味
    ヨガ、コスメ集め
    入会期間
    1年8ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

「このまま一人かも」そんな不安から婚活をスタート

婚活を始めようと思ったきっかけと、なぜ相談所を選んだのかを教えてください。

Sさん「このままだと老後は一人で過ごすことになってしまうのでは…」という不安が出てきたことが、婚活を始めたきっかけです。じつは入会前に、マッチングアプリを一ヶ月ほど試してみたんですけど、真剣度に差があって…。結婚につながるような出会いは得られませんでしたね。
そんな中でツヴァイの無料相談を見つけて、「せっかくだから話を聞いてみよう」と思い、足を運んだところそのまま勢いで入会を決めました。

Mさん私はブライダルのヘアメイクの仕事をしていて、毎週のように花嫁さまをお支度させていただく日々でした。20代の頃は仕事に夢中で過ごしてきたので結婚したいと思うことがなく、気づけば37、8歳になっていて…。
そんなとき母から「このままずっと独身でいたら、50歳、60歳になったとき本当に一人になってしまうよ。周りは家族や孫に囲まれているのに、あなたは孤独かもしれない」と言われたことが、真剣に婚活をはじめる大きなきっかけとなりました。
相談所を選んだのは、何より「早く結婚したかった」からです。アプリはほとんどやらず、最初から相談所を選びました。

相談所には、入会前どのようなイメージを持たれていましたか?

Sさんやっぱり「どんなところなんだろう?」「どんな人がいるんだろう?」という漠然とした不安はありました。お見合いも経験がなかったので、堅い雰囲気なのかなって。実際には、もっと早くにはじめてもよかったのに、「最後の砦」というようなイメージを持っていました。活動してみると、相談所は「本気で結婚を考えている人が集まる場」なんだと実感しました。

Mさん正直、「いい人は少なそう」とか「相談所に入る人は何か理由があるんじゃないか」という先入観がありました。極端に言えば「モテない人が集まるような場所」というイメージです。でも、実際に入会してみるとまったくそんなことはなく、印象がすごく変わりました。

「この写真、好き」からはじまった出会い

お二人はどのようにして、出会われたのでしょうか?

Sさん僕から申し込みをしました。やっぱり最初は写真ですよね。どうしても写真が選ぶ基準になってしまうんですが、作り込みすぎていない自然な雰囲気がとても好印象でした。

Mさん初めて聞きました!こういう話って普段しないので新鮮です。彼も写真の印象がすごく良かったんですよ。プロフィールってだいたい似たような雰囲気が多い中で、ハンバーガーの写真が載っていて。ちょうど私も行ったことのある有名店だったので、「食の価値観が合いそうだな」って思いました。そういう感覚もすごくいいなと思いましたし、ワンちゃんの写真も好印象でしたね。

Sさんハンバーガーの写真を載せておいてよかったです(笑)。やっぱり写真はすごく大事だと思います。あそこで「会ってみたい」と思ってもらえるかどうか、最初の壁になりますよね。

初対面の印象はいかがでしたか?

Sさんすごく柔らかい雰囲気の方だなと思いました。ふわっとした印象で、メロンソーダを頼んでいて「かわいいの飲むんだな」って(笑)。僕自身はかなり緊張していて、彼女が来るまで、ソワソワしていました。正直、なにを話したのかは覚えていません。

Mさんそれ、あんまり飲んだ記憶がないんですけどね(笑)。私は接客業なので緊張というより「今日はどんな方に会えるんだろう」とワクワクしていて、リラックスして話せました。

Sさん僕自身、条件よりも「気持ちが乗るかどうか」を大事にしていたので、最初から話しやすかったのは大きかったですね。

Mさん美容の話もしました。Sくんに「眉毛サロン行ったほうがいいのかな」って聞かれて(笑)。最近メンズの眉毛サロンが流行っていますし、私が美容の仕事をしているからか、そういう話題を振ってくれたのがすごく嬉しかったです。

Sさんでも、特に狙ったわけじゃなくて(笑)。美容の仕事をされているから、僕自身が知りたかったことを聞いただけなんです。「そういう話をした方がうまくいくのかな」とか、そんなことは考えてもいませんでした。

初めてのデートから一転、告げられた別れの言葉

その後はすぐに仮交際に進まれたんですか?

Mさんそうですね。すぐに仮交際に進みました。

Sさん初めてのデートは休みが合わなかったので、僕が選んだお店で夜ご飯を食べて、数時間話して解散という流れでした。まだ2回目だったので少しぎこちなさはありました。でも「次のデートの約束をしたい」と僕は思っていたんですけど、その後すぐに振られてしまって…。

急展開ですね!?なにがあったのか教えてください。

Mさんじつはそのとき、長く仮交際が続いている別の方がいて真剣交際に進むかどうかを悩んでいました。Sくんとは少し出会うタイミングが遅かったので、不器用な私には同時進行するのが難しくて…。失礼な態度を取るのも嫌だったので、一旦その方との交際を優先しようと思いお断りしました。

Sさんこの表現が合っているか分からないけど、「取られちゃった」みたいな気持ちでした。早い者勝ちじゃないですけど、待ってはくれないじゃないですか。僕としてはまだ2回目、3回目と会っていきたかった相手だったので…。そのときはもう、とにかく悔しいの一言でした。
でも、3ヶ月くらい経って、彼女から相談所経緯で連絡が来たんです。

Mさん真剣交際に進んだ方とは、一緒に過ごす時間が増える中で、言葉遣いや態度に思いやりを感じられない部分が見えてきて…。ちょっとした言葉でもトゲを感じることがあったので、「この先、夫婦としてずっと一緒に生活していけるのかな」と不安になりお別れしました。

Sさん正直すごく嬉しくて、浮かれそうになる気持ちを抑えていました。「これって運命の人かも」と思いそうになったけど、「いやいや、落ち着け」って自分に言い聞かせて。一旦冷静になろうと思いながらも、「もう一度お会いしたいです」と返事しました。

婚活を続けながらも、Mさんの存在が心のどこかにあったのですか?

Sさん僕は感情が先に動いてしまうタイプで。本来の婚活ではあまり望ましくないのかもしれませんが、「ビビッとくる感じ」や恋愛的な要素を求めていました。彼女に対しては、その気持ちがあったんです。会ったのは1、2回だけでしたが、なかなかそういう感覚を持てることが少なかったので。だからこそ、再び連絡をいただいたときは本当にドキッとしましたね。

「おかえり」の言葉とともにはじまった、新しい物語

改めてお会いしてみて、いかがでしたか?

Mさんひさしぶりに会ったとき、席に着いて乾杯をして「また連絡させてもらって、ごめんね」って言ったら、「全然いいよ」ってすごく優しい言葉をかけてくれました。そして一言だけ「おかえり」って。
何も聞かずに、ただ「おかえり」と言ってくれたことが本当に嬉しくて。嫌なことや話したくないこともあるだろうと察して詮索しないでいてくれて、本当に優しい人だなって感じました。
そのとき初めて、「この人と家族になりたい」って思ったんです。

Sさん「おかえり」って言ってよかったのか迷いもありましたけど、僕の気持ち的には「戻ってきてくれてありがとう」そのものでした。あの四文字に、いろんな想いを込めて伝えました。

その後、どのようにして真剣交際に進まれたんですか?

Mさんひさしぶりに会った日から週1ペースで会うようになり、1ヶ月ほどで真剣交際に進みました。

Sさんその日、夜桜を見に行ったんです。飲食店以外で出かける初めてのデートで、「このタイミングで伝えよう」と決めていました。帰りの車の中でストレートに「よかったら僕と真剣交際に進んでもらえませんか?」って。

Mさん「もちろんお願いします」と答えました。

Sさん成功するかどうか確信はなかったので、「断られるかもしれない」という不安もありました。でもその分、答えをもらえたときは、嬉しさと安心が入り混じった気持ちでした。

“言葉よりも行動”で感じた愛情

真剣交際に進まれてからは、結婚に向けてどんなことを話し合いましたか?

Mさんむしろ、仮交際の時点で結婚を見据えた話をたくさんしていたと思います。「どんな家に住みたい?マンションか一軒家か」とか、かなり具体的な話をしていました。真剣交際に進んでからはさらにリアルになり、ペットのことも大きなテーマでした。
Sくんは犬を飼っていて、私は犬アレルギー。そこで一緒に暮らす未来を考えると不安もありました。試しにワンちゃんと一緒に公園へ行ったら、やはりアレルギーが出てしまって…。正直「このままでは結婚できないかも」と悩みました。でもSくんが「お父さんに見てもらうから、気にしなくていいよ」ってすぐに言ってくれたんです。
その決断が本当に心強くて、「同じ方向を向ける人なんだ」と確信できました。

Sさんもちろん犬を飼った以上は最後まで責任を持つべきだという考えもあると思います。でも僕にとって一番大事なのは「この先、一緒にいたい人と暮らすこと」でした。幸い、親が面倒を見てくれると言ってくれたので迷いはなかったですね。僕はバツイチなので、「お互いを思いやれること」を特に大切にしていました。
彼女となら同じ意識で歩んでいけると思えたので、出会えて本当に良かったです。

Mさんあと、タバコもやめてくれたんです。私がお願いしたわけではなかったのに、気づいたらやめていて本当にすごいなと思いました。それも結婚を決める大きなきっかけになりました。

Sさんタバコはどうしてもやめられないと思っていたんです。でも彼女に「辞める理由になって欲しい」と言ったのを覚えています(笑)。やっぱり何か理由がないと人は変われないけど、彼女がその理由になってくれたからやめることができました。
お互いのために行動で示すこと、それが結婚には大事なんだと思います。

何気ない日常に咲いた、12本のバラのプロポーズ

それでは、プロポーズのお話を聞かせてください。

Sさんプロポーズは家でしました。彼女がご飯を作ってくれて、食事のあとに用意していたアートフラワーのバラ12本を届けてもらうようにしておき、そのタイミングでプロポーズしました。

Mさん「どんなシチュエーションがいい?」と事前に聞かれていて、私は恥ずかしがり屋なのでレストランよりも日常の中で自然なタイミングがいいと伝えていました。だからリラックスしたおうちの空間でのプロポーズは、すごく嬉しかったです。

Sさん僕はバツイチで、人をなかなか信用できず心を開けない部分がありました。でも彼女には自然と心を開けて何でも話せて。彼女のふわっとした雰囲気に僕自身もあたたかい気持ちになれました。そんな想いを伝えつつ、遠回しではなくストレートに「結婚してください」と言いました。

Mさん12本のバラには特別な意味があることを知っていたので、その想いを込めて渡してくれたのが本当に嬉しかったです。愛情だけでなく、尊敬や誠実さといった気持ちも含まれていると感じられて…。
Sくんは言葉だけでなく、行動や態度で愛情を示してくれる人なので、プロポーズの言葉にも深みがあって、すごく心に響きました。

諦めずに行動すれば、必ず、たった一人に出会える

最後に相談所で頑張っている方にアドバイスをお願いします。

Sさん「やったほうがいいかな、やらなくてもいいかな」と迷ったら、必ず「やる」べきです。逃げ道を作らずに、自分がやったほうがいいと思うことは全部やる。できる範囲でいいんです。行動せずに「結果が出ない」と言っているだけでは、ただ時間だけが過ぎてしまいます。だからこそ、とにかく行動する。それを強く伝えたいです。

Mさんとにかく、諦めないでほしいです。活動中は「もう無理なんじゃないか」「このまま一人かもしれない」って不安になることも多いと思います。私も何度も諦めかけました。でも「きっと出会える」と信じて続けていれば、必ずその人は現れると思います。
あとは、たくさんの人と出会うことで、自分がどんな人と結婚したいのかも自然と明確になっていきます。ただ「結婚したい」ではなく「この人となら」と思える相手に出会うために、諦めず、自信を持って頑張ください。

お二人の年表

2024年 11月 初対面
初デート
2025年 4月 告白
5月 プロポーズ
7月 婚姻届提出
8月 両家顔合わせ
2026年 2月 結婚式
Sさん活動期間
10ヶ月
Mさん活動期間
1年8ヶ月

(2025年10月12日 愛知県名古屋市 金シャチ横丁で撮影)

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