運命を感じずにはいられない!スノボと北海道が導いた奇跡の出会い

運命を感じずにはいられない!スノボと北海道が導いた奇跡の出会い

2年の活動の末に運命の人に出会えたMさん。ふたりの距離を近づけたのはSさんの出身地である北海道にゆかりがあったことと、共通の趣味であるスノボでした。「こんなに気持ちが高まる人はいない!」と思わせることに成功したMさんの戦略や、運命の相手の違いなど、相談所に入会することを不安に思っている人はもちろん、活動が長引いて悩んでいる人にも読んでいただきたい内容が盛りだくさんです。

お二人のプロフィール

  • Sさん

    年齢
    33歳
    出身地
    北海道
    職業
    公務員
    趣味
    スノボ、キャンプ、音楽フェス、美術館、神社巡り
    入会期間
    5ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Mさん

    年齢
    29歳
    出身地
    長野県
    職業
    会社員
    趣味
    スキー、スノボ、旅行
    入会期間
    2年2ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ横浜店

子どもを意識して相談所での婚活をスタート

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由を教えてください。

Mさん子どもが2人は欲しいので、年齢を逆算していくと30歳前後で1人目を産みたいなと思って婚活を始めました。マッチングアプリも試しましたがあんまりやる気になれず、メッセージのやり取りも続かなくて。相談所だったら、カウンセラーの方に相談できるし、初回はセッティングしてもらえるのがいいなと思ったんです。ツヴァイに話を聞きに行ったら、20代割に惹かれて、そのまま入会しました。

Sさん私も同じく、マッチングアプリをやったんですけど会うまでに時間がかかったり、やっと会えても、性格が合うかどうか見極めづらいのは、効率が悪いなと感じて。周りの友達も結婚し始めて、自分も子どもが欲しいなと思っていたので婚活パーティーに参加したところ、スタッフの方に声かけていただいて相談所へ入会しました。

お2人が出会われるまで、お互いどれぐらいの間、相談所で活動をされたんですか?

Mさん私は2年ぐらいです。

Sさん入会したのが10月で、Mさんに会ったのは11月でした。

活動する中で大変だったことはありましたか?

Mさんいろんな方とお会いしていて、いい人だなと思っても、その人と結婚したいかというと、よくわからないなっていうのが続いて…。モヤモヤすることがありました。

「これでいいのか?」と迷いながらも結婚をあきらめたくなかった

具体的にどのようなことにモヤモヤされたんですか?

Mさん真剣交際まで進んだ方もいたんですけど、いざ進んでみると、自分の覚悟が足りていなかったことに気づかされました。本当に結婚するという気持ちになるのに時間がかかったような気がします。お相手に対してあんまり感情がないけど、いろいろ妥協して「こういうもんなんだ」と、自分に言い聞かせて関係を進めようとしたこともありました。かなり迷走していたと思います。

数ヶ月しか知らないお相手との結婚に不安を感じるのは、相談所で活動する多くの方が抱く自然な気持ちだと思います。

Mさんそうなんです。会うときは必ず2人なので、その人の一部分しか見えていないんじゃないかなと思っていました。このまま続けて、実際結婚できるんだろうかと不安に思いつつ、相談所を辞めたら結婚が遠のくだけなので、どうしようかなと悩みながらも続けました。今年で30歳にもなることもあって、焦っていました。

結婚相手を探すのに重要視していた条件はありますか?

Mさん【収入】と【自分が仕事を続けられる場所に住んでいるか】を重要視していました。2年間でいろんな失敗をしてきて、見た目もある程度大事だし、自分の中で精査した複合的な条件でみて、よさそうだなと思う方に申し込んでいました。検索するときは、登録が新しい順に並べ替えて見ていたら、Sさんが出てきたので申し込みました。

Sさん私は最優先の条件が【趣味が合うこと】だったんです。Mさんの趣味に、スキー、スノーボードと書いてあったのですが、申し込んでくれた方でそういう方が少なかったのと、写真の印象もとてもよかったので「絶対に会ってみたい」と思いました。

初対面で明かされた、運命を感じずにはいられない衝撃の事実

実際にお会いして、お互いどのような印象を受けられましたか?

Mさん穏やかそうな方だなと思ったのが、会った瞬間の印象です。1時間喋ってみたあとは、笑った顔が印象的というか、すごくよく笑う方なんだなと思いました。

Sさん自分は北海道のすごく小さい町の出身なんですけど、北海道出身だという話をしたら、「私も北海道に住んでいたことがあるんです」と言われて。どこかを聞いたら自分の出身地を言われたのでびっくりしました。知り合い以外でそんな人にはあったことがないので。

それは運命を感じてしまいそうですね!

Sさん感じましたね。すごく衝撃でした。

Mさん勝手に親近感が湧いて、その瞬間に距離が近づいた気がします。

初デートはどこに行かれたんですか?

Sさん1週間後に品川にご飯を食べに行きました。

Mさんそれまでの経験上、初デートって2時間ぐらいしたら帰りたくなることが多かったんですけど、Sさんとのデートは本当に楽しくて。日曜の夜で、次の日は仕事だし、いつもだったら早く帰りたくなるような状況だったのに、まだ帰りたくないと思うぐらい楽しかったのを覚えています。結局4時間ぐらい一緒に過ごしました。

Sさん私も同じく、“3回目の壁”がアプリでも相談所での活動でもあったんです。会って2回目まではすごく盛り上がるんですけど、3回目になった途端、話すことがなくなって、全然盛り上がらないということが続いていて。
でも、Mさんに関しては、頑張って喋らなきゃと思わなくても、自然と話せていました。Mさんがすごく積極的で、品川でのデートの帰り際に「ちなみに来週も空いています」と言ってくれたんです。

戦略的にデートの終わりに次の約束を取り付ける

Mさんは、そのときどんな気持ちで声をかけたんですか?

Mさん答えを求めてはいけないと思ったんですけど、その日に別れて解散したあとLINEで次のデートの約束となると初動も遅れるし、とりあえず、会いたい意思と、自分の予定が空いていることだけは伝えたほうがいいかなと思って、そういう言い方をしました。
今まで他の人にそんな言い方をしたことはなかったんですけど、2年の積み重ねを踏まえて「もう行くしかない」というスイッチが入っていたんだと思います。

Sさんこれまでの婚活を通して、自分の気持ちが高まるまでに時間がかかることは自覚していました。でも、こんなにストレートに気持ちをぶつけて来てくれる方はいなかったので「こんな人会ったことない」と面白かったんです。もう1人仮交際中の方がいたんですけど、自然とMさんに心が引っ張られたというか、どんどん気になっていきました。

1番印象に残っているデートはどこですか?

Sさん 2人とも同じで、2つあるんですけど、2回目のデートで千葉へドライブに行ったんです。ドライブに誘うってハードルが高いので、結構気持ちが高まってからじゃないと自分から誘えないはずなのに、初デートのときに「千葉にドライブに行こう」という話になって、自然と誘っていました。長い時間一緒に過ごしたので、いろんな話をして。そのときに、Mさんの出身も小さい町だと聞いて、なんとなく自分は、田舎で育った人の方が感覚が合うんじゃないかと思っていたので、さらに親近感が湧きました。

落ち着く場所が似ていることで、さらに距離が縮まった

お二人は育った環境も似ていたんですね。

Mさんそういう話を、観光地ではなく千葉の道の駅で話していて。すごく穏やかな田舎っぽい風景の場所を歩いただけなんですけど、落ち着く場所が似ていることがわかったのもよかったです。
もう1つが、真剣交際に進むきっかけになったスノボデートです。年末年始はそれぞれ実家に帰省するので、その前に1日だけ一緒にスノボに行きました。雪がかなり降っていて、滑り終わって駐車場に行ったら車が雪に埋まっていて、掘り出さなければならないほど過酷な状況で。結構ハードな1日で大変でしたけど、本州のゲレンデでそこまで雪が積もることもなかなかないし、1番の趣味であるスノボを一緒に楽しめて、趣味が一緒っていいなと思いました。

Sさんずっと、結婚したら家族でスノボやキャンプに行きたいと思っていたので、それにノリよく一緒に付き合ってくれるので本当に楽しいです。

Mさんその帰りの車の中で「私は気持ちはもう固まっているから、あとはあなたの気持ち次第だから」と伝えました。

Sさん年末年始の1週間でひたすら考えて、年明けの最初のデートで、スノボに行った帰りの車中で「真剣交際してほしい」とお願いしました。

真剣交際に進んでも大丈夫だと思われたのは、どういったお気持ちからだったんですか?

Sさん一緒にスノボに行くのはこんなに楽しいんだと思えたし、その時期、仕事がものすごく忙しくて、深夜帰りの次の日に会うこともあったんですけど、それが全然苦じゃなくて。仕事が大変でも会いたいと思えたのが大きかったです。
あと、仮に交際をお断りするということは、もう会えない。それが耐えられないということは、真剣交際に進みたいっていうことなんだと思って、決めました。

Mさんこのままの関係が続くのか、それとも2025年になったらもう会えなくなるのか、この2択で待つしかありませんでした。でも、この2年間で、ここまで想いが高まったのも初めてだったので、もし断られたらかなり絶望的だなと思っていました。

1番気持ちが高まった方と結婚できるなんて素敵ですね。

Mさん入会したときにカウンセラーの方から、「みんな出会うべき人に出会える 」と言われていたのを、半信半疑で聞いていたんですけど、2年経って、出会えるときは出会えるんだなと思うことができました。

忙しい中で練りに練られた最高のプロポーズ

本当によかったです。プロポーズのシチュエーションを教えてください。

Sさん個室がある和食料理のお店を予約して、そこでプロポーズをしました。

Mさんその日にプロポーズをされるってことは知っていて、指輪をもらうのもわかっていたからこそ、難しかったと思うんですけど、お花と手紙をくれたのはサプライズで嬉しかったです。

Sさん調べたら1本1本に意味があるダズンローズというのがあるとわかって、バラを12本渡しました。指輪を渡すことは分かっていて、通常のプロポーズみたいな驚きはないので、代わりに何かしらサプライズはやりたいなと悩んだ結果、花束と手紙を渡しました。こういう機会がないとなかなか渡さないものかなと思って。

Mさんなかなか花束をもらうことってないし、憧れていた指輪をパカっと開けるプロポーズをしてもらいました。手紙は、私の名前の由来が「まっすぐ帆を張って進む」という意味があるという話をしたことを覚えてくれていたらしく、帆船が書かれたカードに手紙を書いてくれていて。その手紙と一緒に、西洋画のポストカードが入っていたりと、いろいろ考えて用意してくれたことが嬉しかったです。

なぜポストカードを入れたんですか?

Sさん私は美術館に行くのが好きで、Mさんはあんまり興味がないかなとは思ったんですけど、「新婚旅行でイギリスに行きたいね」という話をしていたので、そこに繋がるきっかけとして、イギリスの美術館で見られる絵を入れておこうと思って入れました。

Mさん細部まで抜かりないというか、色々考えてくれたことに、すごく性格が出ているなと思いました。

Mさんとお話したことをちゃんと覚えてくださっていて、それを形にしてくださるっていうのがまた素敵です。

Mさんしかも仕事がとんでもなく忙しいときで、平日なんて寝る時間もないぐらいの状況の中、準備をしてくれていたことを考えると、本当に素敵な人に出会えたんだなと感慨深かったです。

Sさんやっぱり一生に1度なので、指輪を渡すことは決まっていたけど、いろんな仕掛けをして、今後に続く感じにしたいなと思って考えました。

人それぞれのペースで、出会うべき人に出会う

心温まるお話をありがとうございます。最後に、運命のお相手を見つけられたお2人から現在活動を頑張っていらっしゃる方へアドバイスをお願いします。

Sさん入会したときにカウンセラーの方が「ビビッとくる人がいるはずだ」とおっしゃっていて。今までどちらかというと、頭で考えて婚活をしていたんですけど、「ビビッとくる人に出会える」と言われて、アプリなどで活動していた時もそんなことはなかったので、「この歳になってそんなことあるのかな?」と疑っていたんです。でも今となっては、その言葉は本当だったと思えるし、ビビッとくる人にも出会えました。
タイミングは人それぞれだと思うんですけど、出会うべき人に出会うためにも、まずは、いろんな人に会ってみてください!

Mさん 結果的には、「出会うべき人に出会える」というのは、私も思うことなんですけど、活動中は迷走される方もいるかもしれません。私はカウンセラーの方に積極的に相談をしなかったので、もうちょっと相談していれば、もっと違ったのかなと思わなくもないんです。相談所には、せっかくカウンセラーの方がいるので、迷走したときは、話を聞いてもらうことで、また頑張れるかもしれません。
入会したときに「4ヶ月で決まる人は決まります」という説明を受けたので、1年ぐらい経ったときに、「もう私は無理だろうな」と思うこともありました。でも、続けていれば自分の気持ちが変わることもあるので、活動が長引いている方は、めげずに、「やっぱり結婚したい」と思っているんだったら、頑張って続けていただきたいです。

お二人の年表

               
                  

                  

2024年 11月 初対面
初デート
2025年 1月 告白
2月 プロポーズ
5月 両家顔合わせ
6月 婚姻届提出
2026年 結婚式予定
Sさん活動期間
5ヶ月
Mさん活動期間
2年2ヶ月

(2025年8月9日 東京都練馬区 光が丘公園で撮影)

希望条件のマッチング結果を
入会前に見てみませんか?