成婚カップルの婚活体験談・エピソード

一生の約束の証に、「愛しています」の言葉とともに贈る、サプライズの“印鑑プロポーズ”

24歳で一度結婚相談所に入ったことがあるほど結婚願望が強かったAさんは、地元に帰るタイミングで婚活をしようと思っていたTさんと運命の出会いを果たします。女性も積極的に動くべきという言葉に素直に従い、ストレートに気持ちを伝え合う2人はトントン拍子に成婚退会へ。プロポーズの前に指輪を買いに行き、意外なプレゼントを用意したりなど、婚活中の方が参考になるエピソードが盛りだくさんです!

お二人のプロフィール

  • Tさん

    年齢
    27歳
    出身地
    大阪府
    職業
    ITエンジニア
    趣味
    漫画、アニメ、ライブ、旅行、野球観戦
    入会期間
    4ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Aさん

    年齢
    26歳
    出身地
    滋賀県
    職業
    看護師
    趣味
    カラオケ、旅行、Netflix鑑賞、ライブ、漫画
    入会期間
    7ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ草津店

結婚に真剣に向き合っている人と出会うべく相談所へ入会

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由を教えてください。

Aさん24歳のときに彼氏が欲しいと思って、ツヴァイではない結婚相談所に入ったんですけど、ちょうどコロナ禍で自粛モードになったので退会したんです。それで1年はライブを観に行ったり好きなことをしようと、出会いの場に行くわけでもなく遊んでいて。でも、30歳までにひとりは子どもが欲しいという気持ちがあったので、やっぱり自分で出会うきっかけを作らないとダメだなと思い、相談所をもう一度探して、近所のツヴァイへ無料相談に行って、思いきって入会しました。

Tさん大学を卒業してからは広島で4年ほど暮らしていて、その頃にマッチングアプリを使っていたんですが、チャットがすごく苦手で…。2週間やりとりを続けたのに、結局一度も会えないこともありました。田舎だったこともあって出会いも少なく、気づけば27歳に。
恋人というよりは、これからの人生を一緒に歩んでいけるパートナーがほしいとずっと思っていて、「大阪に戻ったタイミングで本格的に婚活をしよう」と心に決めていたんです。ちょうどそのとき、会社の福利厚生で社員が割引で入会できる結婚相談所があることを知り、話を聞きに行きました。

実際に話を聞いてみて、結婚相談所にはどんな印象を持たれましたか?

Tさん相談所は、マッチングしてすぐに実際に会えるところが魅力的だなと思いました。ですが、すぐに入会はせず、いったん3ヶ月ほど考える時間を取ったんです。そんなとき、同じ部署に相談所で出会った方とご結婚された先輩が異動してきて、たまたま帰りの電車が一緒になって。色々とお話を聞かせてもらったらとても幸せそうで、「本当におすすめだよ」と背中を押されて、9月に入会を決めました。
アプリと違って相談所は、お互いにお金を払っているからこそ、本気度が全然違うなと感じています。

プライベートがつぶれるのは大変だった

活動で大変だったことはありましたか?

Tさん土日の両方、1日3回お見合いを組んでいたので、休みがないのは大変でした。あと、服を探したり、髪を切ったり自己プロデュースも大変でした。

Aさん私もプライベートな時間が潰れるのと、滋賀県だけにエリアを絞ると人が限られるので大阪や京都まで広げていたら、遠方でお見合いをすることが多くて、移動がちょっと大変でした。プロフィールを暗記するのは難しいので、話を広げられそうなところを3個ぐらいピックアップして覚えていたんですけど、あまり頭がカチカチになりすぎないように注意はしていましたね。1日2人でも結構ギリギリでした。

活動中、仮交際に進んだ方は他にいらっしゃいましたか?

Tさん彼女ともう1人いました。

Aさん同時並行で3人いて、合計で5〜6人の方と仮交際しました。

初対面での印象は「おもしろい人」

お二人はどのような方法で出会われたんですか?初めて会ったときの印象も教えてください。

Aさん写真を見て、かわいらしい方だなと思ったのと、プロフィールをちゃんと書いていて、年収や年齢が自分の条件に合っていたので私から申し込みました。第一印象は、質問にテンポよく答えてくれて、返しがちょっと独特だったので「おもしろい人だな」と思いました(笑)。それまで何人かの方とお見合いをして、1番話しやすかったし、自分を取り繕わなくてもいいのが好印象でした。

Tさんプロフィールの写真よりかわいかったです。よく笑う楽しそうな人で、僕も「おもしろい人だな」と思いました(笑)。これまで、10人ぐらいの方と会ったんですけど1番喋りやすかったです。
初対面から1週間後には、Aちゃんが提案してくれたお店で食事をして、「同年代だし、敬語やめない?」って伝えました。

Aさんから「ここ行きたい」とお店を提案されたんですね。

AさんYouTubeで、「相手に全部をやってもらって文句を言うぐらいだったら、女性も要望を伝えていった方がいいし、こっちで全部決めるぐらいがいい」というのを見て、確かにそうだなと思い積極的に動きました。

Tさん何を食べたいのかわからないし、提案してくれるのは、めっちゃ助かります。Aちゃんは、何個か選択肢まで与えてくれました。

Aさん一応、好みが合わなかったときのリスクヘッジはしていました(笑)。

Tさんそのときは「さん付け」だったんですけど、次のデートでAちゃんと呼ぶようになりました。

帰りの間際に「名前呼びしたい」と言われ心を持って行かれた

名前で呼ぶようになったきっかけはなんだったんですか?

Tさん帰り際の改札前で「呼びづらいからあだ名呼びがいいんやけど」って言われたんです。ギリギリまで言えなかったのかなと思うと、「なんだ!このかわいい人は!」と心を持っていかれました。

Aさんできるだけ早く距離を縮めたかったので、自分にミッションを課して提案しました。

初めて手を繋いだのはいつですか?

Tさん真剣交際入って初めてのデートで、ご飯を食べて、交差点の前で信号待ちをしてるときに「手を繋ぎたいんやけど」と言ってくれて。僕もこのデートで手を繋ぎたいと思っていたんですけど、チキンすぎて言えなかったので嬉しかったです。

Aさん本当は3回目のデートのときに繋ぎたかったんですけど、言い出せずショボーンとなったので、勇気を出して言いました。

しっかりと言葉にして伝えるAさん、素敵すぎます!

Tさん女性側が、はっきり言葉にしてくれるのはリードされている感というか、後押しされている感があって、すごく助かります。そのときは、比叡山に紅葉を見に行ったんですけど、ファミレスでちょっと真面目な話をして、帰り際に僕の方から「好きです。付き合ってください」って告白しました。

Aさん駅前で別れるときに「あなたに伝えたいことがあります」って言われたんです。告白される予感すらなかったのでびっくりしました。

Tさん僕は相談所を通して「真剣交際にいきたいと思っています」と、予告したつもりだったんですけど、Aちゃんは初耳というリアクションで…。

ちょっとした行き違いがあったんですね。

Aさんその時点で真剣交際へ行きたいというパーセンテージは高かったんですけど、真剣交際に行く解釈を間違えていた部分があって、「私もTくんのこと好きやけど、先に相談所に確認しなくていいん?」って困惑しちゃったんです。

Tさんそれで僕も「え?どっち?」と困惑して、とりあえず月曜日に相談所に伝えることになりました。その時は、めっちゃモヤモヤしながら心ここに在らずという感じで帰りました。

決め手になったのは気になるところがない!

他に仮交際の方がいた中で、お互いどういうところに惹かれたんですか?

Aさん1番は、飾らずに素を出せることです。あと「結婚した後のお金の管理が不安」という話をしたら、それぞれいくら生活費に入れて、これぐらいは個人口座に入れてというフローチャートを作ってくれたのも安心材料になりました。

Tさん圧倒的に喋りやすかったし、気を遣わずに話せて、気になるところがなかったんです。同年代というのも大きかったですね。

Aさん私も話していて、変わっているなと思う部分はたまにあるんですけど、イラッとしたり気に障ることは全然ありませんでした。

2人とも気になるところがないってすごいですね!1番心に残っているデートを教えてください。

Tさんクリスマスデートに手紙をもらったのが嬉しかったです。「こういうところが大好き」と、自分を褒めちぎってくれる内容でした。手紙もらうことって、そうそうないのでめちゃくちゃ嬉しかったです。

Aさん真剣交際に入ってから、何度も「好き」って言葉にしてくれていたんですけど、私はあんまり返せていないなと思っていて。友達に「どうしたらいいんだろう?」と相談して、手紙を書くことにしたんです。
私が印象に残っているのは、クリスマスの1週間前ぐらいに結婚指輪を買いに行ったことです。

プロポーズ前にフライングで結婚指輪を買った

婚約指輪ではなく結婚指輪ですか?プロポーズはまだですよね?

Tさんプロポーズをしたのは2月で、結婚指輪を買ったのはその2ヶ月前ですね。真剣交際に入って2回目のデートで、ゴールの入籍日から逆算して両家の顔合わせとか全てのスケジュールを決めたんです。

Aさん早く一緒に暮らしたい気持ちがあったので、プロポーズや親への挨拶、両家顔合わせなど、入籍や引っ越しまでに必要なことを事前に整理して、ふたりで順番やタイミングを話し合っていました。できるだけスムーズに進められるように、先の予定を少しずつ決めていった感じです。

Tさん入籍日も決まっていたので、結婚指輪も早めに買うことにしたんです。プロポーズもいくつかAちゃんの要望があったので、僕がプロデュースしました。

どういった要望だったんですか?

Aさん「花は12本以下」で、フラッシュモブとかはもちろん、レストランとか人前もイヤだから「2人きりになれるところ」で「手紙を読んで欲しい」と伝えました。

Tさんいろんな段取りをして、最終的に場所は京都の街中の最上階のホテルを予約して、花など渡したいものを部屋に仕込んだあと、2人でアフタヌーンティーをしたんです。夜に創作フレンチを食べたあと、ちょっと「心の準備をしておいて」とロビーで待ってもらって、準備が整ったら呼びに行って。

Aさん呼びに来たとき「準備はよろしいでしょうか?」とかしこまって言われて、めっちゃ面白かったです。

小粋なサプライズプレゼント

プロポーズはいかがでしたか?

Tさん人生で1番緊張した瞬間でしたね。部屋に入ったら、僕がおもむろに音楽を流し始めて、ここで手紙の登場です。1ヶ月ぐらいかけて書いた便箋3枚分を読み上げました。そして、あらかじめ準備をしておいた花、婚約指輪の代わりのネックレス、オルゴールが入ったぬいぐるみ、印鑑を渡して「愛しています。結婚してください」と伝えました。

Aさん恥ずかしがる人が多いと思うんですけど、そうやって素直に伝えてくれるのが魅力だなと思います。私のことをこんなに想ってくれる人がいるんだと手紙の5行目ぐらいで涙が出てきて、めちゃめちゃ感動しちゃいました。

Tさんまさか泣いてくれるとは思わなかったので、手紙を書いた甲斐がありました。

すごくボリューミーなプロポーズですね!印鑑のプレゼントというのは、初めて聞きました。

Aさん実用的ですよね。以前、「苗字が変わるから印鑑を買わないと」という話をふんわりしたんです。そしたら「余っているのがあるからあげるよ」と言われたんですけど、実は買ってくれていたらしくて。それもめちゃめちゃ嬉しかったです。

Tさん後日、その手紙に対して返事をくれたのも嬉しかったです。手紙と一緒についていた絵本も感動して泣いちゃいました。

Aさん別の相談所のYouTubeでプロポーズのお返事でカウンターレターというのがあるのを知って書きました。小さい絵本が付録で付いている便箋セットが売っていて、感動させるのは得意じゃないので、そこは絵本にお任せして、手紙では笑かすつもりで書きました。

これからどのようなご家庭を築いていきたいですか?

Tさん今みたいにずっと笑い合っていける家庭がいいですね。

Aさんどこかへ出かけるのも好きなんですけど、家でのんびり楽しくしている時間も好きなので、これからもずっとそんな感じでいられたらいいなと思います。

最後に、結婚相談所で頑張っている方にアドバイスやメッセージをお願いします。

Aさん大変だと思うんですけど、諦めなければ絶対に自分に合う人が見つかると思うので、それを信じて続けていただければと思います。活動を始めたとき、私は男の人と話すのも得意じゃなかったので1年ぐらいかかるかなと長期戦を見込んでいたんですけど、出会ってからはトントン拍子だったので、何が起こるかわからないです。

Tさん婚活をしていると、相手の条件とか数字ばかり気になってくると思うんですけど、やっぱり結局は人と人だということを忘れないでほしいですね。お見合いも、目の前の人とどれだけ真面目に向き合うかが成功の鍵というか、大切なことなのかなと思います。あと、すごく現実的なアドバイスをするなら、男性は求めるばかりではなくて、身なりを子綺麗にする努力をしたほうがいいと思います。自分自身、自分に似合う髪型や服装などを知ることから始めたので、やれることをやって婚活に臨めば、きっといい結果がついてきます!

お二人の年表

                 

2024年 10月 初対面
11月 初デート
告白
2025年 2月 プロポーズ
両家顔合わせ
婚姻届提出
Tさん活動期間
4ヶ月
Aさん活動期間
7ヶ月

(2025年4月19日 滋賀県草津市 矢橋帰帆島で撮影)

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