成婚カップルの婚活体験談・エピソード
気遣い出来すぎる彼に恐怖!?対照的な2人による相談所のすすめ
1年間で100人に会って結婚するかしないか決めようと思い婚活を始めたMさんと、婚活パーティーで声をかけられて相談所に入会したSさん。出会って4ヶ月で結ばれ、トントン拍子で成婚退会へ。そのスピードでも不安はなかったという理由や、気遣いが出来すぎる彼が「恐ろしかった」と語る真相など、ざっくばらんに語っていただきました。
お二人のプロフィール
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Sさん
- 年齢
- 30歳
- 出身地
- 兵庫県
- 職業
- 会社員(設計職)
- 趣味
- 料理
- 入会期間
- 6ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
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Mさん
100人に会って結婚するかしないか決めようと思った
婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由教えてください。
Mさん私は社会人になってからも実家で暮らしていて、母から「若さしか取り柄がないんだから早く結婚しなさい」と言われていたんです。結婚願望はなかったものの、とりあえず2024年の目標として100人の方と会って、結婚するかしないか決めようと思って婚活を始めました。マッチングアプリで30人ぐらいの方と会ったんですけど、危険な目に遭うことも多く、身元が偽装できないようになっている相談所の方が安心して活動できるなと思ったのと、友達2人がツヴァイで結婚したこと、あと20代割があったのでツヴァイに入会しました。
Sさん漠然と結婚したいなと社会人になってから4、5年くらい婚活パーティーに参加していたんです。運よく付き合えても、あんまり長く続かなくて。1月に参加した婚活パーティーの主催がIBJで「相談所に入会してみませんか?」と誘われて、短期間で結婚まで進むし効率がいいなと思って入会しました。
結婚相談所はどういうイメージがありましたか?活動してみた感想も教えてください。
Mさんお見合いをセッティングするおばちゃんがいるようなイメージでしたけど、実際に入ってみたら全然違って。普段話すことのないような職業の方と会えたり、こんな仕事があるんだという驚きと社会科見学みたいな感じで面白かったです。
Sさん同じく仲人のおばちゃんがいるようなイメージでした。活動してみると、僕が自分からあまり積極的に話すタイプではないので、会話が弾まず結構辛いときもありました。
対照的な活動をしていた2人が運命の出会い
大変だったことはありましたか?
Mさんスケジュール調整が大変でした。たくさんの人に会うために、休日は朝昼晩とお見合いを組んで、仮交際の方とのデートもあり大変でしたけど、楽しんでいました。職場に前職が結婚相談所のカウンセラーの同僚がおり、よく相談していたんですけど、「そんなにタフにやっている人はなかなかいない」と言われました。
Sさん僕は逆に、お見合いは1日1件がいいなと思っていました。1日に2人と会うと、気持ちのリセットができないというか、時間を置きたかったので。月初に上限の20人に申し込んだあと、会ってみたいと思った方からのお申し込みを受けていたら自分が申し込んだ方からもOKをもらえて…と、予定がぐちゃぐちゃになって大変でした。
とても対照的なお2人ですが、お申し込みはどちらからだったんですか?
Sさん写真の印象がよかったのと、プロフィールの文章が真面目そうでいいなと思って、僕から申し込みました。
Mさん私も写真の印象がすごくよかったのと、プロフィールに「料理には絶対の自信があります。お店よりおいしく作れます」って書いてあって、いいなと思いました。
Sさんだいぶ盛られた表現ですけど(笑)。
Mさんでも実際「なんか食べたいものある?」と聞かれたのでリクエストしたら予想を何倍も超えたものを作ってくれました。
Sさん高校生ときにアルバイトで飲食店をやっていたのがきっかけで、大学では1人暮らしで自炊をしていたので自然と料理が得意になりました。
姿勢のよさとお菓子のプレゼントにそれぞれ好印象を持った
実際、初めてお会いされたときの印象はいかがでしたか?
Sさん話しやすい方だなと思いました。
Mさん一番印象に残ったのは、姿勢の良さでした。それまでお会いした方々はあまり姿勢が良くなかったので、印象的でした。
Sさんお見合いが終わったあとに「今日はありがとうございました」ってお菓子をくれたんです。10数名の方とお見合いしたんですけど、そんな方は初めてだったので嬉しかったです。
Mさんお見合いって、男性側にお茶代を出してもらうことになっていますけど、初対面の人にお金を出すってすごいなと思っていて。私もお時間をいただいているわけだし、お菓子を渡していたんです。
すごく配慮されていたんですね。初デートはどこに行かれたんですか?
Mさん 大阪にご飯を食べに行きました。
Sさんその帰り道、電車に乗って楽しかったなーと余韻に浸っていたら、行ったお店から「スマホを忘れてないですか?」と電話がかかってきたんです。
Mさん私が忘れてしまって…。
Sさんお店に取りに行って、どうやって渡そうか考えながら駅まで歩いていたら、血相を変えたMさんが走ってきて、運よく返すことができました。
Mさんまだ関係が浅かったので、とても恥ずかしかったです。
Sさんでも、それをきっかけに「この人めちゃくちゃ面白いな」と思って関係性が近づいた気がしました。
Mさん私からしたら、恥ずかしすぎて関係を切ってほしいと思ったぐらいでした(笑)。
気遣いの出来過ぎる彼に思わず恐怖の念を抱く
真剣交際を意識したのはいつぐらいだったんですか?
Sさんわりと早い段階で真剣交際に進みたいなと思っていました。
Mさん私はシステムをあまり理解してなくて、3ヶ月ぐらい仮交際してから進んでいくものだと思っていたんです。「まだまだ相談所でたくさんの人と出会いたい」と思っていたので、カウンセラーさんから「真剣交際どうしますか?」と聞かれて「え!もう決めるんですか?」と言ったら「そんな悠長なこと言ってられませんよ」と怒られました(笑)。実は、デートを重ねる中で、Sさんの気遣いがすごすぎて、私は逆に「相談所にこんな人いるんだ」と、ちょっと怖かったんです。敏腕なカウンセラーさんがついているのかなと思うぐらいで。
どんな気遣いだったんですか?
Mさん 2回目のデートでお花見に行くことになって、デパ地下でお惣菜を買って行くことにしたんです。そしたらSさんが「デパ地下を下見してきた」と言い出して。デパ地下の下見なんてする?と思ったり、お花見の場所に行ったら、ブランケットがすっと出てきたりして、すごかったです。
Sさんカウンセラーさんからの入れ知恵ではなく、前日、たまたま別件で大阪に行く機会があり時間があったので、先に見ておいたら買い物がスムーズかなと思って。ブランケットは4月といっても、まだ暑かったり寒かったりするし、経験上あるといいなと思ったので持っていきました。
それは用意周到すぎますね!告白はどんな感じだったんですか?
Sさんカウンセラーさんに相談したら「頑張ってください」と言われたので、デートの帰り道に告白しました。雨が降っちゃって、めちゃくちゃ人がいっぱいいるようなとこで、歩きながらさらっと言ってしまって。晴れていたら夜景を観に行ったりして、ちゃんと告白したかったなと思っています。
Mさん「今日楽しかったね」っていう感じで歩いていたら、ぬるっと言われたので、思わず「今?」って聞き返しました。
特に印象に残っているデートはありますか。
SさんやっぱりMさんがスマホを忘れたデートですね。
Mさんデートは全部楽しかったんですけど、4回目のデートでボードゲームカフェに行ったんです。そこが食べ物の持ち込みが可能なお店で、Sさんが有名なお店のカヌレを買ってきたんです。「また恐ろしいことをして」と思いました(笑)。
Sさんひとくちサイズのカヌレならつまみやすいし、いろいろな味があるから、何種類か好きなやつを食べられるかなと思って買っていきました。
プロポーズでしかできないことをやりたかった
プロポーズのシチュエーションについて教えてください。
Sさんネットで、どんなシチュエーションがあるか調べたら、結婚式場併設のレストランでチャペルを使えるところを見つけたんです。最初は躊躇したんですけど、普通のレストランは誕生日や他の記念日でも使えるから、プロポーズでしかできないことをやりたいなと思い、告白の際のリベンジも兼ねてチャペルを選びました。1ヶ月前ぐらいに、スタッフさんと打ち合わせをして花束を渡したいと言ったら「1週間くらい前までだったら花の種類や色は変えられるから、それまでに好きな色や花の種類を調査してください」と言われたんです。ちょうど、家具選びのデートでカーテンの色を選ぶことになったので、これはいいチャンスと思って聞き出しました。
Mさん色のリサーチは全然気づかなかったんですけど、花屋の前で好きな花を聞かれたときは、「これはもしかして…」と思いました。
Sさん選んだカーテンの色とMさんのプロフィール写真が黄色いスカートだったので、黄色い花にして「季節的にひまわりとガーベラがあったら嬉しいです」と花束を作ってもらいました。
Mさんカウンセラーさんから理想のプロポーズを聞かれたときに「指輪は欲しいけど、花は要らないです」と言っていたのに用意してくれて、実際もらったら嬉しかったです。
素敵ですね。プロポーズの瞬間はどんな感じだったんですか?
Sさんご飯を食べ終わったあと、「ちょっとお手洗いに行ってくる」と言って出て、そこからチャペルに移動しました。
Mさんなかなか帰ってこないなと思っていたら「デザートは別室になります」と言われて、案内されたところがチャペルで。その時点で感動して泣いてしまいました。でも、絶対バレたくないと思って隠し通しました。
Sさんそこで指輪をパカっと開けて「毎日、笑って生きていきましょう」とプロポーズしました。「お願いします」と受けてくれて嬉しかったです。
予想外のプロポーズが悔しくて何かを返したい
Mさんデザートと一緒かなと予想していたので、流石想像を超えてくるなと思いました。その分、そのサプライズを超える何かを返したいと思っています。わたしもSさんを驚かせるような企画を検討中です。
何かを返したいと思うMさん素敵です。お2人とも、こんなに早く結婚できると思っていましたか?
Sさんまったく思っていなかったです。
Mさん私もまったく思っていなかったです。
Sさんやや不安はありましたけど、結局は相性が大事なんだなと思います。
Mさん1年前の私が今の私をみたら「大丈夫?」と聞いちゃうと思うんですけど、Sさんと喋っていると、何をぶつけても怒らないというか、この人なら大丈夫と思えたので、そういう不安を感じることがなかったです。
出会うべくして出会われたんですね。結婚相談所を利用してみて、周りの方にもおすすめしたいなと思いますか?
Mさん早く結婚したいなら、できるだけ早く入会したほうがいいと思います。
Sさん向き不向きがあると思うんですけど、ある程度自分のことをわかっている人は相談所に向いていると思います。好みが漠然としているとカウンセラーさんも困ると思うので。僕の場合、そんなに意識していなかったんですけど、プロフィールを書くときに自分の武器に気づけました。
カウンセラーに情報共有をして、婚活自体を楽しむ
最後に現在婚活をしている方へアドバイスをお願いします。
Mさん同僚から「女性は婚活疲れしやすい」と聞いたんですけど、私はただただ楽しかったので、楽しんだほうがいいと思います。相談所という安心して出会える環境で、普段、遭遇しない職業の方と会って、知らなかった価値観に触れられるのは、すごくいい経験になりました。だから、できるだけたくさんの方に会ってみてほしいなと思います。
Sさんカウンセラーさんは絶対に自分の味方だから、なんでも話して情報共有をしたほうがいいと思います。僕は、そんなに頻繁ではないですけど、デートの振り返りとか、「こういうことしたいです」「こういうのどうですか?」と、ちょこちょこ相談していました。自分の味方である存在に思っていることを言えないって、将来一緒になる人とも意見を言い合えない仲になるんじゃないかなと思うので、二人三脚でがんばってほしいなと思います。
お二人の年表
2024年 | 3月 | 初対面 |
初デート | ||
4月 | 告白 | |
7月 | プロポーズ | |
9月 | 両家顔合わせ | |
11月 | 婚姻届提出予定 | |
2025年 | 5月 | 挙式予定 |
6ヶ月
5ヶ月
(2024年9月15日 大阪府豊中市 服部緑地で撮影)