成婚カップルの婚活体験談・エピソード
苦節3年の婚活生活から一転!出会って4ヶ月で婚約した“逆転ゴール”の舞台裏
同世代の親族やご友人の結婚を機に、婚活を始めたというRさんとMさん。マッチングアプリから婚活パーティ、合コンなど、ありとあらゆる手段を試し、最後にたどり着いたのが結婚相談所だったといいます。
結婚相談所への入会後も順風満帆だったわけではなく、とくにMさんは在籍期間3年と、途中に休会しながら辛抱強く活動を続けてきた末にRさんと出会いました。そんなお二人が出会ってから結婚を決めるまでの期間は、なんとたったの4ヶ月。苦しい期間も経験したお二人が“逆転”できた理由はどんなところにあるのでしょうか。ご自身の反省も含めたアドバイスについて、お話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
-
Rさん
- 年齢
- 31歳
- 出身地
- 山形県
- 職業
- スーパーの魚屋
- 趣味
- 筋トレ、居酒屋めぐり、YouTube鑑賞
- 入会期間
- 10ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店(山形県)
-
Mさん
婚活の「最後の手段」として結婚相談所へ
婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Mさん兄弟や仲の良い友達が次々と結婚して、幸せそうな様子を見ていてうらやましいなと思ったのがきっかけですね。結婚をきっかけに、旦那さんの転勤などで仙台から離れた友達も多くて、遊ぶ友達がいなくなってしまったことも理由の一つかもしれません。私自身も結婚して子どもを産みたいという気持ちもあったので、婚活を始めることにしました。
結婚相談所に入会する前にも、マッチングアプリをしたり、街コンや合コン、婚活パーティに行ったりしていました。中にはお付き合いした方もいたんですけど、長く続かなかったり、結婚への熱量に違いがあったりとうまくいかなくて。年齢のことも考えて、早く結婚したいなら結婚相談所に入ったほうがいいのかなと思って、入会を決めました。
Rさん僕もMさんと同じで、同年代の友達や親戚が続々と結婚し始めている中で、結婚を意識し始めて。自分もちょうど30歳になる節目を迎えていたこともあって、婚活を始めることにしました。
手段は多いに越したことはないと、マッチングアプリや合コン、友達の紹介、相席居酒屋など、いろいろなものを試したんですけど、正直そんなに成果を挙げられずという感じで。最後に試したのが、結婚相談所でした。
入会にあたって抵抗がなくはなかったのですが、インターネットやYouTubeで調べてみたら、ちょっと高級なマッチングアプリをする感覚で活動できるのかなと。行動しないと変わらないので、とりあえず入会してみようという気持ちで入会しました。
Mさん 私自身は抵抗はなかったんですけど、当時は結婚相談所で活動している友達が周りにいなくて、「そこまでして結婚したいの?」と言われたこともありました(笑)。でも、とくに否定的な反応はなかったですね。
実際に入会されてみて、いかがでしたか。
Mさんこれは私の反省点なのですが、結婚相談所に入会したら、自動的に良いお相手に出会えるのかなと考えてしまっていました。理想も高くなってしまっていたこともあり、「また会いたいな」となかなか思えなかったんですよね。連絡先を交換したいと思った人がいてもお断りされてしまうなど、うまくいかないことが続いて、一時は休会したこともありました。
カウンセラーさんにも「もう辞めたい」と何度かお伝えしたのですが、「今辞めたら後悔するから」と引き留めてもらって。カウンセラーさんにもっと積極的に相談していればよかったなと今となっては思います。
Rさん自分も最初はなかなかうまくいかなくて。まず仕事が忙しいうえに土日に安定的に休めないので、スケジュール調整が大変でした。彼女が10年近くいなかったので、デートの行先一つとっても、どこに行けば良いかわからなかったですし。
それなのに、カウンセラーさん経由で受け取るお相手からのフィードバックには「ノリが軽い」ということがオブラートに包んだ表現で書かれていて(笑)。お見合いにどう臨めばいいのか模索していましたね。
2人の距離をグッと縮めた共通点の数々
お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Mさん私のほうからお申し込みをしました。直前まで休会していて活動を続けるかどうか悩んでいたんですけど、写真を撮り直して「さぁ始めよう」と気持ちを切り替えたタイミングで、Rさんを見つけて。
「同年代で、身長が高めで、ジムとかで身体を鍛えていて、がっちりしている人がいいな」と思いながら探していたら、条件にばっちり当てはまる人がいたので驚きましたね。しかも、学生時代にバレーボールをやっていたり、父親が同い年だったりと共通点も多くて、親近感が湧きました。
Rさん年齢がかなり上の方からお申し込みをいただくことが多かったので、同年代の方からのお申し込みが新鮮でうれしかったですね。
Mさんこれは会ってからわかったことなんですが、私が当時通っていた仙台のジムに、Rさんも学生時代に通っていたと聞いてすごく盛り上がって。初対面は平日の夜に会ったのですが、喫茶店の店員さんに「閉店のお時間です」と声をかけられるまでの1時間半ほど、夢中になって話し込んでしまいました。
初デートはどちらに行かれたのでしょうか?
Rさんお見合いから1週間後に、居酒屋に行きました。初めてのデートなので、カフェがいいのかなと思ったんですけど、日中のスケジュールが合わなくて。仮交際が決定した後に2時間ぐらい電話で話してみて、そのときの感触で「あ、Mさんとならお酒の席で会っても大丈夫かも」と思って。騒がしくなさそうなお店を選んで、個室を予約しました。
Mさんその日はお見合いのときよりもじっくりと話せました。お互いの家族の話をはじめ、深い話をしたかったので「敬語をやめませんか?」と私から提案して。そのおかげもあってか、かなり腹を割って話せました。
私としては「この人とうまくいかなかったら退会しよう」と思っていたので、自分をさらけ出そうと心に決めていたんです。
Rさんお酒の力もあったかもしれないですけど、自分も素を出せた感覚がありました。ほかのお相手と会っているときは、就活の面接のような緊張を感じることもあったのですが、Mさんとのデートではそれがなくて。お見合い、その後の電話、居酒屋デートと3回連続で楽しいと思えたので、「これは本物だぞ」と確信できた気がします。
カウンセラーのアシストを受けて真剣交際へ
Rさんその日はまず一緒にラーメンを食べて、鶴岡の加茂水族館に行きました。告白をしたのは、山形に帰る途中の車の中です。最初に「今の気持ちはどんな感じ?」とお気持ちを確認したうえで、「交際してください」と。その日に告白しようとは思っていたんですけど、タイミングを見極めているうちに、帰り道になってしまいました。
Mさんその頃には仮交際をスタートしてから、3回目か4回目のデートになっていたので、私としては早く真剣交際に進みたかったんですけど。担当のカウンセラーさんからも「彼も真剣交際に進みたいって言っていましたよ」と聞いていたので、正直なところ「早く言ってよ」と思っていました(笑)。
いざ告白してくれるときになっても、疑問形で確認してきたので、「もう少しはっきり言ってほしいな」とは思ったんですけど、無事に真剣交際に進めてホッとしましたね。
RさんMさんの気持ちをカウンセラーさん伝いにやんわりと聞いてはいたのですが、やっぱり不安で(笑)。でも、結婚相談所で出会っていなかったら、お相手の気持ちを事前に知ることもできませんよね。カウンセラーさんに仲を取り持ってもらったうえで、告白できる環境が心底ありがたいなと思いました。
「結婚相談所で出会った人なら」と安心してくれた
プロポーズの日のことを教えていただけますか。
Rさん仙台のウェスティンホテルの夜景が見えるレストランで、プロポーズをしました。コースの最後に出てくるデザートプレートに、チョコソースで「結婚してください」と書いてもらって。婚約指輪の代わりにプリザーブドのバラを渡しながら、改めて「結婚してください」と言葉で伝えました。
Mさんホテルのレストランを予約してくれた時点で、プロポーズされることは気づいてはいたんですけど、どのタイミングでどんな風に言われるのかはわからなかったので、ドキドキしていました。改まった場でプロポーズしてもらえると、やっぱりうれしかったですね。贈ってくれたプリザーブドのバラには、名前の刺繍が入っていたんですよ。世界に1つしかない贈り物を大切にしようと思いました。
Rさん自分だけでは自信がなかったので、結婚相談所のカウンセラーさんにプロポーズの場所や方法を相談しながら決めたんです。喜んでもらえてよかったなと思います。
結婚相談所で活動していることを、ご両親には伝えていましたか。
Mさん真剣交際に入ってすぐに、両親と一緒にご飯を食べに行ったときに伝えました。交際期間が短かったので、最初は「いつの間に」とびっくりしていたんですが、結婚相談所で出会った人なんだと説明したら「身元がわかっている人なら安心だね」とむしろ肯定的に捉えてくれましたね。両家顔合わせのときはちょっと緊張していたんですけど、親同士の話が盛り上がっていたのでホッとしました。
Rさん結婚を報告したときは心から祝福してくれつつも、驚いていました。彼女が長いこといなかったですし、交際期間も短かったので。でも、Mさんと出会ったのが結婚相談所だと知って、結婚相談所のシステムをインターネットで調べているうちに「こんな感じなのか」と安心してくれたみたいです。
結婚願望が少しでもあるなら無料相談へ
お2人は今後、どんな家庭を築いていきたいですか。
Mさんとりあえず楽しく平和に過ごしたいですね。そのためにも何か思ったことがあれば、感情的にならないように伝えていきたいです。
Rさん自分も同じ気持ちです。でも、今のところはMさんに対して思うことはほとんどないですね。笑顔が絶えない家庭を作っていきたいです。
お互いの好きなところを教えてください。
Rさん 喋りやすくて、波長が合うところかな。
Mさん私も話しやすいところと、自分が本当に全く気を遣わないでいられるところですね。Rさんは優しいので、8割くらいは言うことを聞いてくれます(笑)。
婚活を経て良かったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。
Rさん自分は大学を卒業してからは実家暮らしで、家事からもしばらく離れていましたので、Mさんを見習って、家事や料理を少しずつでもできるようになっていきたいですね。
Mさん私はこれまでも自炊はしていたものの、1人暮らしだと、料理が面倒なときはお惣菜を買ったり、宅配を頼んだりしてしまうこともありました。今は料理を食べてくれる人がいるので、栄養バランスを考えながら何品か作るようにしています。
Rさんサラダや味噌汁などの健康的なメニューが多いんですよ。お互いにネギが好きなんで、ネギがいっぱい入っていてうれしいですね。「今日の晩御飯は何かな~」と家に帰るのが楽しみになりました。
ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。
Rさん自分はもっと早く結婚相談所に入会すればよかったと思いました。いろいろな方法を試しましたけど、やっぱり結婚相談所で活動するのが一番効率が良い方法だなと。マッチングアプリと比べると値段はかかるかもしれないですけど、時間も限られていると思うので。そういった意味でも、結婚願望が少しでもあるのであれば、まずは相談だけでもしにいくといいんじゃないかなと思いますね。
Mさん私はもっと早い段階からカウンセラーさんに相談すればよかったなと思いました。Rさんとの仮交際に入ってからは、担当カウンセラーさんとかなり密にやりとりさせてもらっていて、「こんなことも相談しちゃっていいのかな」というお話まで聞いてもらっていました。
カウンセラーさんは婚活のプロなので、家族や友達に話しにくい話も親身になって聞いてくれますし、的確なアドバイスをくださって。「いい大人だし、相談するのは恥ずかしいんじゃないか」などと考えずに、積極的に相談させてもらうことをおすすめします。
お二人の年表
2023年 | 11月 | 初対面 |
12月 | 初デート | |
2024年 | 1月 | 告白 |
3月 | プロポーズ | |
7月 | 両家顔合わせ | |
8月 | 婚姻届提出 | |
10月 | 結婚式(予定) |
10ヶ月
3年
(2024年8月27日 山形県山形市 霞城公園で撮影)