成婚カップルの婚活体験談・エピソード
20代の友達の後押しを受けて入会。“慎重派×ポジティブ”カップルの絆を結んだハプニング連続の交際ストーリー

お二人のプロフィール
-
Yさん
-
Kさん
- 年齢
- 31歳
- 出身地
- 和歌山県
- 職業
- 会社員(製造業)
- 趣味
- 読書、お菓子作り
- 入会期間
- 6ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
20代の友人が次々と結婚し始めて
始めたきっかけを教えていただけますか?
Yさん周りの友人が結婚や婚約をし始めたことですね。さらに僕自身は正直、恋愛の経験がそれほど豊富じゃなかったんです。できるだけ早めに行動しておかないと後悔するかなと思ったのが入会の理由ですね。
結婚相談所に入会する2年ほど前から、県主催の婚活パーティーやマッチングアプリも利用していたものの、全然うまくいかなくて。仲の良い友人から「結婚相談所は困ったときにカウンセラーさんに相談できるし、そのほうが合ってるんじゃないの」っていうアドバイスをもらって、入会することにしたんです。
結婚相談所は何となく抵抗感があったんですけど、ここ最近は結婚相談所を利用する20代男性も増えてきているので、踏み出しやすかったですね。
Kさん私の兄弟や親戚はみんな適齢期になっても結婚している人が一人もいなくて、そのことを祖母がすごく心配していまして。私としてはそれほど大きいこととは捉えていなかったんですけれども、30歳になったこともあり、いい区切りかなと思って結婚相談所への入会を決めました。
実際に入会されてみて、苦労されたことはありましたか?
Kさん正直なところ、お寿司屋さんのメニューみたいに人の写真がズラ―ッと並んでいて、何をどう見たらいいかがわからなくて戸惑いました。相談すればよかったんでしょうけれど、何を相談したらいいかわからない状態だったんですね。入会から1ヶ月の間に3人くらいの方とお会いしましたが、私からは結局お申し込みはしませんでした。
Yさん交際の進め方がよくわからなかったことですね。お相手に会うことは比較的できたんですが、交際を続けていく中で、「すごいいい人やけど、なんか違うな」と思ったり、逆にお相手からお断りされたり。そういうことが続くと、精神的にもけっこう参ってきてしまって、当時のツヴァイの担当の方にはかなりご相談させてもらっていましたね。
初対面でどうしても〇〇が気になって……
お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Yさん僕からKさんにお申し込みをしました。プロフィールの笑顔が印象的だったんですよね。お申し込みをしたのは入会してから3ヶ月後くらいで、婚活疲れを経て「もう1回頑張っていこう」と決意したタイミングだったこともあり、翌日すぐに返事をくれて「この日どうですか」とストレートに提案してくれて、すごくうれしかったのを覚えています。
Kさんお返事はあまり寝かせないようにと担当の方に言われていたので。私は自分よりも少し年上の方を希望していて、お申し込みも年上の方から来ることが多かったので、2歳年下のYさんからお申し込みをいただいたときは「え?」と驚きました。
お見合い当日のことを教えていただけますか。
Kさん忘れられないのは、Yさんの襟ですね。初対面だったので、その日は猫をかぶってたんですけれども、どう見てもYさんの襟が曲がってたんですよ。それがどうしても気になって、申し訳ないなと思いながらも直させてもらいました。
Yさんしかもまだそんなに喋ってない状態ですからね。お互いに名乗り合った後に、Kさんが首元をじーっと見ていて「直させて」と言ってきて(笑)。当時は初対面ですから、僕も「やってもうたな」と思って。でも、おかげで緊張が解けました。
その後、仮交際に発展されたんですよね。初デートはどちらに行かれたのでしょうか。
Yさん和歌山駅の近くにあるボードゲーム専門のお店です。プロフィールにボードゲームが好きだと書いてあって。初めてお会いしたときに「そのお店にも興味があるものの、お友達とはなんとなく行きづらい」と言っていたので、お誘いしてみました。
Kさん楽しかったよね。まさかの「協力型」ではなく「対戦型」だったけど(笑)。もともと約束していた日は、私がコロナにかかってしまって行けず、1週間延期してもらってようやく叶ったデートでした。
Yさん実は僕もその頃、気管支炎になって肺が痛くて、お会いする日の前日は咳をし過ぎて一睡もできていなかったんですよね。コロナではなかったので瀕死の状態でお迎えに行ったんですけど、その日もKさんは優しかったですね。喉が痛いなと思っていたらのど飴をくれたり、なぜかパンをくれたり。お見合いのときに僕のアトピーの手荒れに気づいてくれていたみたいで、初デートのときに塗り薬を持ってきてくれていました。
Kさんあの日は体調が本当に悪そうだったよね。あとから聞いたら体調が悪すぎて連絡ができなかったみたいなんですけど、ボードゲームの日からしばらく音沙汰がなかったので、ちょっと心配になって。「バレンタインのチョコレートを渡したいんだけど」と連絡したら会ってくれることになってホッとしました。
「それってもう真剣交際なんじゃない?」の一言で、前に進めた
真剣交際に進んだ経緯について、教えていただけますか。
Yさんきっかけになったのは、5回目のデートですね。和歌浦の展望台に行った帰りに、駅の近くで、今後のことを1時間ほど話したんです。最後に「一言でいえば、真剣交際に進みたいと思っています。とりあえずそれだけ言っておきますね」と言ったら、「その返事はおいおい」とお返事を持ち越しにされてしまいました。
Kさん初めてお会いしたのが1月だったので、3月に告白されるのはなんか早いなって。Yさんのことが嫌だったとかではもちろんないんですけど、のほほんとしていました。
YさんそれからKさんにお返事をもらったことはなかったんですけど、結婚相談所の担当者の方にデートの報告をしていたら「それってもう真剣交際に入っているんじゃないの?」と言われて、知らぬ間に始まっていたという感じでしたね。結婚相談所での出会いじゃなかったら「返事ももらえていないし、これからどうしよう」と思ってしまっていたと思うので、担当者さんの存在に助けられました。
お相手のどんなところに惹かれたのでしょうか。
Yさん第一印象がおもしろくて、一緒に過ごすと楽しい。そして何よりも、優しいんですよね。自分はけっこう色々とやらかしてしまうタイプなんですけど、それを全然気にしていないし、「そんなのやらかしのうちに入らないじゃん、あはは」と笑い飛ばしてくれる。プロフィールにもポジティブだと書いてあったんですけど、まさにその通りの人なんです。
Kさんプロフィールは何を書いたらいいかわからなくて、悩みながら書いたんだけどね。Yさんは先回りしていろいろと考えているのに、うまくいかないと落ち込んでいるところがおもしろいんですよ。あんまり私の周りにいなかったタイプですね。私は「そのときはそのときさ」と考えるのですが、それがYさんにとってはよかったのかもしれません。
大学時代のゼミメンバーみんなで作り上げたプロポーズ
プロポーズの日のことを教えていただけますか。
Yさんここでも僕は盛大にやらかしをしてしまって……当時の担当の方に「IBJのプランを適用すると、指輪も割引になるから話だけでも聞いてきたら?」と言われて、2人でお店をちょっとだけ覗くつもりだったんです。でも、いざ行ってみたら……。
Kさんお店の人らも「来たっていうことはそういうことよね」という感じになって、なんとなく結婚を前提に話が進んでいったんだよね。
Yさん「今は円安で、これからちょうど値段が上がるタイミングだし、もう買ってもいいんじゃないの?」という営業のクロージングトークに進んでいき……最初は僕も「まだ早いんじゃないのかな」と思っていたんですけど、だんだんとその気になってきてしまって、「これを買ったらもらってくれる?」とその場で聞いて。「これで何かあったときは、そのときはそのときでお互いに現金化したらえぇやん」と言われたので、「じゃあ買うわ」と。
図らずも、指輪を買いに行ったことがプロポーズになったんですね。
Yさんでも、ノリで指輪を買った勢いでなぁなぁで進むのはさすがにあかんなと思っていたんです。指輪を買いに行った直後に、大学時代のゼミの同期の結婚式で集まった仲間たちにその話をしたら、「お前それはあかん。今この場でプロポーズの仕方を考えるぞ」と言ってくれて。結婚式の二次会の前後にみんなでファミレスに集まって作戦会議をして、当日の内にホテルのディナーやお花の予約を済ませました。
当日は事前に買っておいたプリザーブドフラワーをホテルに預かってもらってからデートに出かけて。夕飯をレストランで済ませた後に、「僕と一緒に人生を歩んでください」と言いました。本当はもっとしゃれた言葉を言いたかったんですけど、緊張してぜんぶ忘れてしまったんです。それでも出てきたのが、この言葉だったので。
お友達みんなでつくりあげたプロポーズ大作戦だったんですね。Kさんはプロポーズに気づいていたのでしょうか。
Kさん今までお昼や夕方ぐらいに解散だったので、「夕飯を一緒に食べよう」と言われたときに「不思議やな」とは思っていたんですけれども。でも、どこに行くとも教えてくれないし、そんなに気にしていなかったのでびっくりしましたね。
お互いの両親の反応はいかがでしたか。
Yさん父親は「そうか、俺も同じぐらいのときに子どもが生まれたからな」とうれしそうにしていましたし、兄貴は「全然知らんかった、でもおめでとう」と喜んでくれましたよ。姉は甥っ子の運動会でKさんに会ったこともありましたし、「たぶん、あの子はあんたに合っているわ」と、好意的な感じでした。実家を出ることになるので、母親はちょっと寂しそうでしたけど、それはそれでうれしかったです。
Kさん私の父はだいぶ恥ずかしがり屋なので「そっか、よかったね」と一言だけ。母は「Yさん苦労するばい、この子きついから」と言っていました(笑)。でも両親ともに喜んでくれていたとは思います。
担当者のこまめなフォローで頑張り続けられた
皆さんの祝福を受けての結婚だったんですね。改めて、結婚相談所で活動してみていかがでしたか。
Yさん僕は良かったです。Kさんと会えたっていう結果論もあるんですけど、担当者の方がすごく良かった。僕が入会するきっかけになった窓口のスタッフの方は本当に親身になって話を聞いてくれましたし、入会後に担当してくれた方々も的確なアドバイスをくれて。僕から連絡がないと「最近どうですか」などとアフターフォローをしてくれて。たくさん泣き言も言いましたけど、励まし続けてもらったおかげで頑張り続けられました。
Kさん私は担当者の方への相談はほとんどしませんでしたけれども、やっぱり相談相手がいるっていうのは心強いですよね。それから、「とりあえず半年」と、自分なりに期限を決めて活動できたのもよかったです。「やってみたら意外とできちゃった」という感じでしたが、それも結婚相談所だったからできたことなのかもしれないですね。
ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。
Yさんありきたりなことになりますけど、1つはやっぱり行動をすることですね。僕も最初は結婚相談所に行くのは勇気がいりましたが、結婚相談所を最後の手段と思うのはものすごい怖いことだとは思います。もしかしたら結婚相談所に行ってもうまくいかないかもしれないけど、早ければ早いほど次のことを考えやすい。だから、同じ結果になったとしても、結婚相談所への入会を10年後にするのと、今するのとでは全然違いますよね。最初の一歩として、まずは結婚相談所で話を聞いてみてもいいんじゃないでしょうか。
Kさんアドバイスというほどではないんですけど、「ここまでやったらもう諦めようかな、次に行こうかな」とかっていうのは決めておいたほうが気が楽かもしれませんね。あとは自分も完璧ではないので、相手にすべてを求めないようにすることも大切だと思います。
お二人の年表
2024年 | 1月 | 初対面 |
初デート | ||
3月 | 告白 | |
4月 | プロポーズ | |
5月 | 両家顔合わせ | |
未定 | 婚姻届提出 | |
未定 | 結婚式 |
7ヶ月
6ヶ月
(2024年7月6日取材 和歌山県和歌山市 おっとっと広場周辺で撮影 )