入会してすぐ年下女性からの申し込みがあり「申し込みを間違えたのでは？」と疑問を拭えなかったと話すYさん。

それまでの経験から年上の男性に若干苦手意識があったというCさんが、歳の差を感じずむしろ大人の余裕を感じるというYさんの魅力とは？

価値観マッチングに惹かれてツヴァイに入会

婚活を始めたきっかけを教えてください。

Yさん結婚を意識はしていたんですけど、35歳という区切りの年になって、本格的に婚活を始めてみようと思いました。マッチングアプリをやったり街コンに行ったりしたこともあるんですけど、結婚に対する温度差がそれぞれ違うので、やっぱり真剣に結婚したい人と出会うなら相談所かなと思い入会しました。

Cさん私も、30歳手前になってきて、そろそろ本格的に結婚を考えてもいいんじゃないかなと自覚が芽生えました。周りに結婚や子育てをしている人も増えてきて、それがすごく楽しそうに見えたんです。それで私も早くしたいなと思って行動しました。

ツヴァイを選んでいただいた理由はなんですか？

Yさん姉が別の結婚相談所で結婚したんですけど、わりと堅いというか、世話役の方がいて「○回目のデートならこれをすること」などと細かく指示されるところだったらしいんです。でも私はもっと自分のペースでやりたいなと思ってツヴァイにしました。あと、顔が見えない状態でお相手を選ぶ価値観マッチングが新鮮で面白いなと思って惹かれました。やっぱり価値観って生活をしていく中で大事ですよね。

Cさん他の相談所の説明会にも行ってみたんですけど、親世代から続いているツヴァイに信頼を持てたのと、担当の方が両親と同世代の方で、すごく気さくで心強かったので入会しました。

入会してみた感想はどうでしたか？

Cさん入会して2〜3ヶ月は、難しいというか大変だなと思いました。20代の男性が思ってたより少なくて、お会いした方がほとんど年上の方ばかりだったので、どう接していいかわからないというか、堅苦しいやりとりばっかりになってしまったんです。途中で休会したりもしながら続けていたんですが、2022年の8月に私から価値観マッチングでYさんに申し込みました。

プロフィールの文面が他の人とは違っていた

顔が見えない不安はなかったですか？　申し込んだときのポイントを教えてください。

Cさん見た目は関係なく、人柄が大事だし、お会いしてみないとわからないと思っていたので不安はありませんでした。プロフィールが今までみてきた方よりすごく具体的でわかりやすくて、誠実な方なんだろうなと思って、お会いしてみたいと思ったのがきっかけでした。

Yさん最初の印象は「なんで？」と思いました。20代ですし、住所も大阪だったので、間違えて申し込まれたのかなと思っていました。でも、わざわざ和歌山の店舗まで来てくれるということだったので、どんな人なのか会うのがすごく楽しみでした。

実際に初めて会った印象はどうでしたか？

Cさんワクワクドキドキする一方で、今までの活動の経験もあって、年上の男性に対する苦手意識も多少あったんです。でもお会いしてみたら、年齢はあまり気にならなくて。はつらつとしていて話すテンポが心地よく、気さくに話せて好印象でした。

Yさんどんな人が来るんだろうと思っていたんですけど、扉を開けたらすごく可愛い方が座っていて「部屋を間違えた！」と思いました。それでさらに「なぜ俺を？」という気持ちが強まりました（笑）。でも話してみると、肩肘張らずに話せるというか、自然に話せて30分があっという間だったんです。それで場所を変えてカフェで2時間ほど喋りました。

Cさんそのときに自然な流れで、お金の使い方の話をしたんですけど、お金に対する考え方が似ているということもわかりました。

2回目のデートで結婚式場のパンフレットを持参

次のデートはどちらから誘ったんですか？

Yさん次の週に僕がランチへ誘いました。そのあと喫茶店に移動して、そこでも長く話をしました。そのときに彼女が「こんなん見つけた」って新しくできる結婚式場のパンフレットを持ってきてくれたんです。結婚に対する熱量もあって、いいなと思いました。

Cさん本当に偶然なんですけど、近くのショッピングセンターや百貨店をぶらぶらしていたらウェディングフェアをやっていて、パンフレットをもらったんです。結婚を意識してもらおうと思っていたわけではなくて、話題のひとつとして出しただけだったんですけど、それをきっかけに結婚したらどんな家庭にしたいか、どんな家に住みたいかなど、結婚したあとの話ができました。活動を始めてからずっと結婚のことを考えていたし、Yさんも結婚したいという気持ちが伝わってきたので、この人と結婚したいなと思うようになりました。

印象深いデートはありますか？

Yさん3回目のデートで花火をしたんです。彼女が「花火をしたい」って言い出して、それぞれで買って持ち寄ったんですけど、それがまったく同じ花火セットだったんです。自分は２つ買っていたので同じ花火セットが３つもあって（笑）。お互いワイワイはしゃぐタイプではないので、淡々と花火に火をつけてました。そうやって花火を楽しむペースも似てるなと思いました。

Cさん今日撮影する場所がその花火をしたところなんです。今どき珍しく花火ができる公園で。

Yさんそれから毎週会うようになって、10月に入ってから、この日に告白すると決めて告白しました。その日は朝から緊張していて、いつもより口数が少なかったと思います。山の中にあるイタリアンに行った帰りに、海辺を少し歩いて「結婚を前提に付き合って欲しい」と告白しました。

Cさん告白しようと思ってくださってるってことに全く気づいていませんでした。いつもと変わらなくて、察することもできなかったんですけど、すごく嬉しかったです。

それまで告白がなくて、不安はなかったですか？

Cさん全くなかったですね。言われてみれば２ヶ月かという感じでした。

Yさん確かに2ヶ月経ったという気は全然していませんでしたね。

気持ちは通じ合っていたのでプロポーズを待たずにツヴァイを退会

お二人にとっては自然なタイミングだったんですね。結婚を意識したのはいつでしたか？

Yさん最初に会ったときから好印象で、2回目で結婚に対して具体的な話ができて、3回目で空気感が合ってるということで、最初からほぼ気持ちは固まっていました。ただ、同じ時期に父が亡くなりまして、人生には限りがあるんだと改めて感じたんです。一緒にいて楽しいし、彼女のおばあちゃんとも会ったことがあるんですけど、そのときに育った環境が垣間見えて、いい家族だなと思って、さらに結婚を意識していきました。どこに行くにも「ここにいきたい」と、はっきり希望を伝えてくれるし、必ずお菓子を持ってきてくれたり、そういう優しさが嬉しいです。

プロポーズはどんな感じだったんですか？

Yさんプロポーズをする前に、お互いの気持ちは一緒だったので、一緒にツヴァイを退会しました。ただ、言葉にしないと自分で思っているだけかもしれないので、けじめをつけようと思って、小さい頃からよく行っていた思い出深い海で「ずっと一緒にいてほしいから結婚してください」とプロポーズしました。

Cさんまさかプロポーズされるとは思わなくてビックリでしたけど、すごく嬉しかったです。真剣に考えてくれていたんだなと思って「ありがとうございます」と返すのが精一杯でした。

歳の差は感じないけど大人の余裕を持っている彼に惹かれた

お互い一番好きなところはどこですか？

Yさん気立てがいいというか優しいですし、しっかりしてるし、これ以上の女性はいないと思っています。

Cさん彼の人柄だったり佇まいが、自分にはない大人の余裕というか、それでいて、自分の考え方もしっかりしているので、そういうところが魅力的だなと思います。初めて会ったときから、これまで歳の差を感じることもないんですよね。

年上の男性に苦手意識があったのに、Yさんは違ったんですね。これからどんな家庭を築いていきたいですか？

Cさん小さい頃からあたたかい家庭がいいなと思っていて、お互いの仕事から、（子供ができたら）子供たちも、帰ってきたら、ホッとできるような家庭にしたいですね。

Yさん私もほぼほぼ一緒なんですけど、お互いを尊重して支え合って楽しい家庭を築いていきたいなと思います。

（2023年1月21日取材　大阪府　りんくうタウンマーブルビーチで撮影）