成婚カップルの婚活体験談・エピソード
退会を考えていた矢先に出会えた運命の相手!県を超えて結婚に向かったきっかけとは?
もともと結婚願望が強く「30歳までに結婚したい」と思っていたKさんと長く活動した末に退会を考えていたAさん。「せっかくだから最後に会ってみよう」と思ってお見合いをした結果、Kさんから前のめりのアプローチを受けたそう。
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お二人のプロフィール
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Kさん
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Aさん
- 年齢
- 32歳
- 出身地
- 富山県富山市
- 職業
- 会社員(製造業)
- 趣味
- 映画鑑賞
- 入会期間
- 2年1ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
25歳を過ぎてから早く結婚したかった
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Kさんもともと30歳までには結婚したいという願望があって25歳ぐらいから街コンに行ったり婚活を始めていました。自分には兄が2人いて、子どもがいたり、家を建てたりしていることで、自分だけ取り残されたような気持ちだったので早く結婚したいなと思っていました。
Aさん私はプライベートでも仕事でも出会いがなくても、30歳を過ぎてから結婚相談所に入ったら何か変わるかなという期待を込めて入りました。
相談所を決めた理由はなんでしたか?
Kさん1度詳しく話を聞きに行かないとわからないなと思って、ツヴァイに行ってみたら「ここならお相手を見つけられそう」と思ったことがきっかけです。
Aさん私は個人の相談所なんですけど、家から近かったので決めました。私も街コンに行ったりしたことはあったんですけど、2回目3回目と続いていかなかったり、参加している方の結婚への意識に温度差を感じたし、相談所で結婚した友達がいたので、相談所に抵抗なく入会しました。
婚活始めてみた感想はいかがでしたか?
Kさん入会した当初は、結構申し込みがあったんですけど、実際にお会いすると断られることがあって、挫折というほど大袈裟ではないですけど「なかなかうまくいかないな」と思いました。
Aさん私もトントン拍子に進んでいくことを期待していたんですけど、「お見合いで何を話そうか」とか、仮交際中の連絡の頻度や内容についてなど、ちょっと考えることが色々あって、気遣いしてしまうことが多かったです。2021年12月に入会したんですけど、わりと長く活動していたので、月に1〜2回しかお見合いしないときもありました。ただ、自分のペースだったからこそ続けられたかなと思います。
退会しようとしていて最後に会ってみようと思って会ったのがKさんだった
お2人は、どうやって出会ったんですか? その際、年齢差は気にならなかったですか?
Kさんプロフィールの文章が好印象だったのと、何より笑顔がいいなと思って自分から申し込みました。お相手を検索するときにプラスマイナス5歳で探していたので歳の差は気にならなかったです。
Aさん申し込まれたときの印象としては爽やかな好青年だなと思いました。年齢は私も気にならなかったです。ただ、ちょうど相談所を辞めようと思っていたタイミングだったので、担当の方と「とりあえず、やれることだけやって退会しましょう」と話をして、基本的にはお断りしていたんです。Kさんは県外の方だったので最初はお断りをしようと思ったんですけど、どうせ辞めるなら、せっかく申し込んでくれたし、とりあえず最後に会ってみようと思ってお会いした相手でした。
第一印象を教えてください。
Aさん年下ですけど、話してみると受け答えや会話がしっかりしているなと感じました。仕事の関係上、彼は転勤があるんですけど、それも詳しく話してくれて、私自身、地元を離れるのは抵抗がなかったので好印象でした。
Kさん非常に話しやすい方だなと思いました。初対面の方って、お互いに気を遣ってそんなに深く話せないと思っていたんですけど、最初から話しやすくてたくさん話せました。
初デートはいつでしたか?
Kさんお見合いの2週間後に会って、洋食屋さんにディナーを食べに行きました。
Aさんお見合いが成立してからLINEは基本的には毎日していたので、その延長線上の会話ができました。そのときに次のデートの話ができたのが印象に残っています。
3回目のデートで踏み込んだ質問
どんな気持ちの変化でお付き合いしたいと思ったんですか?
Kさんデートを重ねるにつれて、話しやすくて信頼できる方なので「この人とだったら将来を楽しく過ごしていけそうだ」と思って、真剣交際のお申し込みをしました。
Aさん5歳年下というということもあって、正直あまり真剣交際のことは考えていなかったんですけど、3回目のデートのときに「自分以外に仮交際している方はいますか?」と質問されたんです。私は退会しようとしていたぐらいなので、他に仮交際の人もお見合いを予定している人もいなかったんですけど、彼には仮交際をしている人がいて。それを聞いたことで、自分は選ばれないだろうなと思っていたんです。そしたら、その日の夜に、カウンセラーの方から「Kさんが真剣交際に進みたいと言っています」と連絡があって。それをきっかけに意識して、話していて楽しいし、しっかりされていて、いいなと思って真剣交際に進みました。
思い出に残っているデートはありますか?
Aさん2回目のデートで「のとじま水族館に行きたい」とドライブデートを提案したんです。車で片道2時間かかるところで、まだそんなに親しくなる前なので、会話が続かなかったらということを考えたら断られるかなと思ったんですけど「行こう」と言ってくれて嬉しかったです。
Kさんあまりいい思い出ではないんですけど、お正月に金沢でデートをしているときに地震が起きたんです。電車が停まってしまったので、彼女を富山まで送り届けて、急遽仕事に行って、てんやわんやだったので思い出に残っています。
いつの間にか大事な人になっていた
それは大変でしたね。結婚を意識したのはいつですか?
Aさん地震が起きたときKさんはわりとテンパっていて、私は結構冷静でいられたんです。でも焦ったりしながらも私のことを守ってくれようとしているのがわかって。将来子どもができたときも「この人が守ってくれそうだ」と思えました。あと、Kさんが仕事で長時間連絡が取れない中、地震のニュースを見ていたら不安になってしまって。連絡が取れたとき安心して私が泣いちゃったんです。普段はLINEであまり電話をしないんですけど、声を聞きたくなって。いつの間にかそのぐらい大事に思う人になっていたんだということに気づいて「この人とだったら結婚しても大丈夫だろう」と思えました。
Kさん真剣交際に入るときから、何も気になるところがなければ、そのまま結婚したいと思っていたんです。いつだったかのタイミングで「将来こういう生活を送りたい」いう話をしたら、それぞれの価値観が近いことがわかって、結婚生活も問題ないだろうと思えました。
注文の多いプロポーズで考えていた8割ができなくなった
プロポーズのシチュエーションを教えてください。
Kさん事前に彼女から「こういうプロポーズにしてほしい」という要望というか条件を聞いていたんです。それを受けて、場所は自宅で真正面に正座して向かい合ってプロポーズをしました。言葉としては…すごく恥ずかしいんですけど……「あなたが僕と一緒にいて幸せになるかわかんないんですけど、僕は一緒にいて、すごく幸せです。結婚してください」と伝えました。
Aさんプロポーズされることは事前にわかってましたけど、嬉しかったです。感動したのは、普段呼び捨てなんですけど、最初にフルネームに「さん」をつけて呼んでくれたことでした。それが嬉しすぎて頭が真っ白になっちゃってあんまり覚えてなかったんです。「何て言われたか忘れちゃったから、あとで手紙をちょうだい」とリクエストしました。
Aさんが出した条件はなんだったんですか?
Aさん「お店でサプライズプロポーズするのは恥ずかしいからやめてほしい」「花や指輪はいらない」「『幸せにします』と言わない」という3つです。そしたら彼が用意しようとしていた8割がダメになってしまったらしく「言葉だけになるけどいいの?」と言われたので「いいよ」と答えました。
お互いの1番好きなところを教えてください。
Aさん真面目で優しいところです。結婚相手に求める条件として「優しい人」というのはずっとあって、周りに気遣いができるし、本当に優しいところが好きです。
Kさん僕はなんでも受け入れてくれる寛大なところが好きです。
相談所に入る前より社交的になった気がする
婚活してよかったことや自分自身で変化したことはありますか?
Kさん身についたことというか初対面の女性とお話をする際に、女性が楽しく話せるような雰囲気作りができるようになったかなと思います。
Aさん私も、いろんな世代や職種の方とお会いして、どうやって話を広げようかなど社交性が身についたかなと思います。
現在婚活をしている人にアドバイスをお願いします。
Aさんこんな時代だし、結婚だけがゴールじゃないと思いながら活動していた部分もありましたが退会しようと思っていた矢先に出会いがあったので、タイミングは本当に人それぞれなんだと思います。今、うまく行っていなくても焦らずに活動してほしいなと思います。
Kさん多少うまくいかないことは誰しもが通る道だと思うので、落ち込むこともあると思うんですけど、落ち込みすぎず、あんまり気にせず活動していくことが大事なのかなと思います。
お二人の年表
2023年 | 11月 | 初対面 |
初デート | ||
12月 | 告白 | |
2024年 | 1月 | プロポーズ |
2月 | 両家顔合わせ |
4ヶ月
2年1ヶ月
(2024年2月25日取材 石川県小松市 木場潟公園で撮影)