成婚カップルの婚活体験談・エピソード
婚約破棄を経た、再出発でつかんだ幸せ。アラサーの2人が出会って5カ月でゴールインするまで。
お互いに誠実な印象に惹かれ、出会ってから5カ月でゴールインしたKさんとAさん。トントン拍子に決まったように見えるお二人の結婚ですが、Kさんは婚約破棄というつらい経験を経て、ツヴァイに入会されています。
深い傷を負った状態からどのように回復し、Aさんとの絆を深めていったのか。婚活を始めた詳しい経緯や、結婚の決め手について、お話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
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Kさん
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Aさん
婚活破棄からの再起をかけて
婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Kさん以前、婚約者がいたんですけど、いろいろな理由があって婚約破棄になってしまって。そこから前に進まないといけないと思いつつ、行動できない期間が長かったのですが、やっぱり結婚したいという気持ちが強かったので婚活を始めました。
結婚相談所の中でもツヴァイさんは、僕でも聞いたことあるような大手の会社さんですし、住んでいる場所の近くに店舗があったので、まずはお話を聞きに行こうと思ったところがスタートでした。結婚相談所に対して抵抗は全くなかったですし、真剣に活動されている人が多いことを知って、「ここだったらいい人が見つかるな」と思って、無料カウンセリング当日に入会を決めました。
Aさん私はもともと結婚願望が強かったんですが、社内に恋愛につながるような出会いがあまりなくて、28歳の時に試しに街コンや婚活パーティーに参加してみました。その中の婚活パーティの一つがツヴァイさん主催のものだったんです。
そこから、いろいろな結婚相談所と比較検討し始めたんですが、ツヴァイさんは会員数がすごく多くて、浜松みたいな地方都市でも出会える人が多そうだなと思いましたし、月々の会費が抑えられるといった費用面でのメリットも大きいと感じて、最終的に入会を決めました。ただ、入会する段階になっても、結婚相談所に対して「結婚できない問題を抱えた人が来るんじゃないか」といった偏見があって、活動を始めるまでは不安でしたね。
実際に入会されてみて、いかがでしたか。
Aさんいろんな人と会ってお話してみたら、離婚を一度経験された方をはじめとして事情を抱えてる方はいらっしゃったんですけど、私が当初想像していたような人には出会わなくて。私と同じように、恋愛期間がズルズル延びるよりは、短期間で効率よく結婚したい方がほとんどで安心しました。
Kさん最初は婚約者とのことを引きずっていたり、仕事が忙しかったりしてなかなか精力的に活動できず、一度は休会したこともあったんですけど、自分の両親や職場の同僚、友達に相談に乗ってもらって、最終的には前向きな気持ちになれました。活動期間は1年以上と時間はかかったんですけど、いい人と巡り合えて、結果的に良かったなとは思います。
初デートで、過去の婚約について告白
お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Aさんカウンセラーさんが私の人柄や要望を踏まえて、お相手にお申し込みしてくださるペアメイキングで出会いました。一応、私からお申し込みをしたかたちになったので、お相手については下のお名前と年齢くらいしか見れない状態で、お見合いに臨みました。最初に会ったのは、ツヴァイ浜松店だったと思います。
Kさん僕のほうは簡単なプロフィールを拝見することができて、年齢は僕より4歳年下ですが、努力していい大学入って、興味をそそるような仕事をされていてと、しっかりされた方なんだなという印象でした。実際に会ってみてもイメージ通りで、受け答えもしっかりされていて、会う前とのギャップはなかったですね。
Aさん事前に情報がない状態でお会いしましたが、大人になってもいろいろなことを学ぼうとしている姿勢が素敵だなと感じました。話もけっこう盛り上がりましたし、1時間ほどのお見合いが終わった後に食事に誘ったんですけど、やっぱりすごくしっかりされた方で、価値観も似てるなっていう印象でしたね。
初デートはどちらに行かれたのでしょうか?
Kさん僕が住んでいる場所に近い豊橋に来ていただいて、お食事をしました。お店をいくつかピックアップした中から、Aさんに選んでもらって。そこで、僕の家庭の事情を知っておいてほしいなと思って、カウンセラーさんに事前に相談したうえで、元婚約者との婚約が破棄された話をさせてもらいました。そこからは趣味や漫画とかの話をしたかなと思います。
Aさん婚約破棄になった理由の一つが、お相手のご両親から反対されたことだったんですけど、お話を聞かせてもらったうえで、「どうしてそんな理由で婚約破棄になるの?」とピンとこなかったんです。私の両親は「私が選んだ人ならどんな相手とでも結婚していいよ」と常日頃言ってくれていたので。「この人はどれだけ傷ついたんだろう」と思うと胸が痛くはなりましたが、話を聞かせてもらったことでKさんへの想いが冷めることは全くなかったですね。
仮交際中に他の方からの告白が⁉
真剣交際に進んだ経緯について、教えていただけますか。
Kさん4月初めにAさんからお電話で気持ちを打ち明けてもらっていたのですが、当時はまだ2人ほど仮交際している方がいて。自分の中のルールとして同じお相手に3回会ってから結論を出すと決めていたので、しばらく保留にさせてもらっていたんです。でも、想いを伝えてもらった時点でAさんがいいなとは思っていましたし、4月末に僕のほうから正式に告白させてもらいました。
AさんこれはKさんにも言っていなかった話なのですが、実は他の方から真剣交際の申し込みをされちゃったんですよ。お相手をあまり待たせるのも失礼だけど、個人的にはKさんとお付き合いしたいと思っていたので、ここで結論を出してくれないかなと思って、お電話したという経緯がありました。
思い出に残っているデートはありますか?
Kさんいろいろありますけど、ぬくもりの森でのデートかな。僕はスポーツが好きなんですけど、Aさんは得意じゃないながら一緒に楽しんで付き合ってくれたことがうれしかったというか。あとは、フクロウやチンチラなどの動物に触れあって楽しめたのもよかったですね。雑貨屋さんでも、「結婚したら、こういうお皿を使うのもいいね」とか、新鮮で楽しいデートができたなという感覚はありました。
Aさん私もぬくもりの森は印象に残ってますね。たまたまなんですけど、赤ちゃんのふくろうがいて、好奇心が旺盛すぎるのか、EXILEのダンスみたいな動きをしていて。それを見ながら2人で笑っていたら、店員さんに「この子、生後2カ月だから落ち着きがないんです」と言われたこととか。楽しかったですね。
夜景の見えるレストランでプロポーズ、帰り際に特注のバラも
結婚を意識し始めたきっかけはありましたか。
Kさんきっかけらしいきっかけはないんですけど、いろいろなデートや話をしている中で、自分を隠さずに素を出せて、自然な感じでいられるのがAさんだったんで。会う回数を重ねていく中で、結婚への感情が自然と芽生えていきました。
Aさん私も同じで、きっかけらしいきっかけっていうのはあまりなくて。やっぱりデート重ねていく中で、本当に自然体でいられたんですよ。いい意味ですごく楽だったっていうのもあって、「この人なんだろうな」っていうのは感じてましたね。
プロポーズの日のことを教えていただけますか。
Kさん豊橋の夜景が見えるレストランで、プロポーズしました。この人と結婚するんだろうなと思っていたので、事前にシチュエーションの希望を聞いてはいたんですよ。ただ、どんなプロポーズにするかは全く伝えていなくて、書いてきた手紙を読み上げる感じでプロポーズしたんですけど。
「これから楽しいときもあれば、つらいとき、苦しいとき、いろいろあると思うけど、2人で一緒に乗り越えていこう。絶対にAちゃんを幸せにするから、これからも僕の隣にずっと一緒にいてください。世界で一番あなたを愛しています」と伝えて、仮の婚約指輪を渡しました。
Aさん今日言ってもらえるのかなっていうのは何となく思ってたんですけど、でもやっぱりうれしいですよね。私のためにいいレストランを予約してくれて、しかも手紙を書いてきてくれるとは思ってなかったので。しかも、帰りの車の中で特注のバラを手渡してくれて、驚くとともにすごくうれしかった思い出です。
「結婚相談所に入って、ナチュラルでいられる人が一番だとわかった」
お2人は今後、どんな家庭を築いていきたいですか。
Kさん仕事も家庭のこともどっちかに任せるんじゃなくて、お互いに協力しながら自分で率先してやる気持ちを持ち続けたいですね。夫婦ではあるんですけど、お互いに良い刺激があったほうが頑張ろうという気持ちにはなると思うので。あとは、子どももいたらいいなとは思っているので、あたたかい家庭にしていけたらいいなとは思っています。
Aさん笑顔の絶えない家庭にしていきたいですね。どちらか一方に負担を押し付けるんじゃなくて、2人で家事を分担して、負担が同じぐらいになるように調整すると、やっぱりお互いへの不満とかもそんなになく、笑顔が自然と増えるのかなって。
婚活を経て良かったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。
Kさん婚活をしてよかったことは、やっぱりお相手と巡り合う機会が増えたことですね。最初は僕も、婚活をする人って結婚できない人なんじゃないかなっていう偏見があったんですけど、実際に結婚相談所に入会してみたらすごく素敵な人がいっぱいいて。僕はAさんと出会えましたが、多くの人に出会いを与えてくれる素晴らしい場だなと思いました。
婚活を経て変わったことは、いろんな人と話をしていく中で、身だしなみや価値観に関して「自分はもっと成長しないと」と、いい刺激をいただけたことですね。
Aさん私はやっぱりKさんに出会えたことが一番良かったことですね。半年という短期間で婚活を終えられるとは思っていなかったので、思い切ってやってみてよかったなと思います。婚活を経て変わったことというか、わかったことは、Kさんのように一緒にいてナチュラルでいられる人が一番いいんだなということですね。入会してみて、本当によかったです。
お二人の年表
2023年 | 2月 | 初対面 |
初デート | ||
4月 | 告白 | |
7月 | プロポーズ | |
婚姻届提出 | ||
10月 | 両家顔合わせ | |
2024年 | 3月 | 挙式予定 |
1年10ヶ月
6ヶ月
(2023年11月5日取材 静岡県浜松市 浜名湖ガーデンパークで撮影)