それぞれ約1年、相談所で活動されたTさんSさん夫婦。なかなかうまくいかないこともあったそうですが、出会ってから3ヶ月でプロポーズ。無事成婚退会を迎えました。

2人の距離を縮めるためにやっていたことは、「なかなか距離が縮まらない」とお悩みの方に、すぐに実践していただきたい行動で必読です！

活動を続ける上で担当者の存在が大きかった

婚活を始めたきっかけと、相談所を決めた理由を教えてください。

Tさん離婚してから2年ぐらい経って、そろそろもう1度チャレンジしてみようかなと思って婚活を始めました。まず婚活パーティーに参加してみたんですけど、あまりいい結果にならず、主催の方から「あなたは相談所の方が向いていると思いますよ」とアドバイスをいただいたので、そのまま相談所に登録しました。

Sさん周りの友達や同僚が結婚をして、家庭を持つ人が増えてきて、そろそろ自分も結婚したいなと思って始めました。20代前半のときに別の相談所に入会して半年ぐらい活動したことがあったんですけど、出会いにはつながらなかったので、ツヴァイに申し込みました。

婚活を始めてみた感想はいかがでしたか？

Tさん一度結婚していると、結構厳しいなと思ったのが正直な感想でした。心が折れるところまではいかなかったですけど、自分の至らない点を担当の方に指摘してもらってアドバイスをもらえたおかげで、結婚まで辿り着けたと思っています。

Sさんちょっとくじけそうになることもあったんですけど、私も入会したときに担当してくださった方が、とても優しい方で、その方のおかげで続けられました。

お互い「優しそう」と同じ印象を持った初対面

お2人はどうやって出会われたんですか？　第一印象も聞かせてください。

Tさん写真を見て笑顔が素敵で、すごく優しそうなオーラをまとわれた女性だなと思って、私から申し込みました。藤沢のカフェで会うことになったんですけど、実際会ってみると、さらに強く「優しそう！」だと思いました。

Sさん私も優しそうな方だなと思いました。話し方も優しくて、例えば、今後ケンカすることがあっても、お互いに思ったことは言い合えた上で、大きなケンカにならないんじゃないかと感じました。

Tさんその日は1時間ぐらいお互いのプロフィールや、休日どんなことをしてるかとか、こんな家庭を作りたいと思っているという話をしました。また会いたいと思ったので、カウンセラーさんを通して連絡先を交換し、改めて翌日、Sさんに連絡をとって次の約束をしました。

Sさん2回目に会ったときに、Tさんから「呼び方を変えた方がお互いの距離が縮まるんじゃないか」と提案されて、呼び捨てで呼ぶようになったんですけど、実際一気に距離が縮まった気がしました。

「結婚するならこういう人がいいな」と思う理想がSさんだった

どういう経緯や気持ちの変化で「お付き合いしたい」と思われましたか？

Tさん結婚相談所に入って思い描いていた「こういう人とだったら、幸せな家庭を作っていけそうだな」という相手がまさにSさんだったんです。最初に会ったときから意識はしていて、ずっと「この人と家庭を一緒に作りたいな」っていう気持ちでデートしていました。会う回数を重ねる度に、気持ちが固まっていきました。

Sさん真剣交際に向けて、デートをしたり、話をする中で、やっぱり安心感があったので、自然と気持ちも強くなっていきました。

告白はどちらからでしたか？

Tさん私から、カフェで「これからのことを考えていきたいので、真剣に交際してください」と伝えました。

Sさん私も同じ気持ちだったのでその場で「お願いします」と返事をしました。

Tさんそのとき初めて手を繋ぎました。恥ずかしかったんですけど、自分から繋いだら握り返してくれたので嬉しかったです。

思い出に残っているデートを教えてください。

Tさんいろんなデートをしましたけど、小田原の花火大会に行ったことですかね。一緒に花火を見れて嬉しかったです。

Sさん私も花火を見に行ったことです。彼は浴衣を着て花火を見るのが初めだったんですけど、私の希望を叶えてくれて、初めての夏を一緒に楽しむ事ができていい思い出になりました。あとプラネタリウムを一緒に見に行ったんですけど、見終わったあと感想を話していたら、感動したポイントが似ていて、それもいいなと思いました。

紳士的なTさんにどんどん惹かれていった

結婚を強く意識したきっかけはありますか？

Tさん相談所なので最初から意識していましたけど、これまでお会いしてきた人の中でも、見た目や仕草、性格の良さ、すべてにおいて一番いいなと思った女性なんです。告白したときに「Sさんと結婚したい」と思っていたので、あんまり時間をかけずにプロポーズをしようと思っていました。

Sさん私も真剣交際の前から「結婚したい」と思っていました。Tさんは、すごく紳士的で、道を歩いてるときは、私が車道側を歩かないように気にかけてくれたり、階段やエスカレーターでも、常にレディファーストで、別れ際も必ず最後まで見送りをしてくれるんです。今まで、そこまでされたことがなかったので、特別扱いしてもらってるという嬉しさがありました。

Tさんに婚姻歴があることは気にされなかったですか？

Sさん正直に言うと最初はちょっとありました。ただ告白される前に「話せる範囲内でいいので、離婚した理由を教えてもらえますか？」と聞いたら、すべて包み隠さずお話してくださったんです。それを聞いたら、不安はすべて解消されました。

あらかじめ用意した手紙を読んでプロポーズ

プロポーズのシチュエーションを教えてください。

Tさんみなとみらいに夏期限定の野外でお酒が飲めるBARに行って、うまく言葉が出ないかもしれないと思ったので、あらかじめ手紙を書いて、その場で読んで「結婚してください」と渡しました。

Sさん事前に「フォーマルな格好をしてきて」と言われていたので、もしかしたらプロポーズされるのかな？という予感はあったんですけど、嬉しくて、その場で「ありがとうございます。よろしくお願いします」と返事をしました。

お2人はとても落ち着いた雰囲気を感じますが、ケンカをされたことはありますか？

Tさん大きなケンカはないですね。お互いの意見を言ったときに、ぶつかったので、それをすり合わせていくということはたまにあります。

そうなんですね。お互いの好きなところはどこですか？

Tさん自分や周りに対して、常に笑顔でいてくれるところです。保育士という職業も性格上合ってるんだろうなと思います。

Sさんやっぱり紳士的で、一緒にいて安心感があるところです。

普通の恋愛とは違う安心感を得られて本当によかった

婚活をしてよかったことや変わったことがあれば教えてください。

Tさん良かったことは、礼儀を学べたというか、人として成長できたかなと思います。あとはSさんとの予定が、一番の優先順位になったことも変化ですかね。

Sさん私は、担当の方とお話をしていく中で、結婚に対する考え方、価値観が変わりました。やっぱり自分の意見だけではいけない、相手のことも考えなくちゃいけないということを学びましたね。1番よく言われたのが、「ちゃんと話し合いをしてください」ということだったんです。婚活のプロの方の話をきいた上で、Tさんと出会えたのは、普通の恋愛とは違う安心感を得られて、本当によかったなと思います。

変化を恐れずに行動していけばきっとうまくいく

最後に、現在婚活をしている方にアドバイスをお願いします。

Sさん検索していて「気になる！」と思った方でも、会ってみないと、実際どんな方かはわからないので、まずは会うことが大事だと思います。対面で会って、自分を相手に知ってもらいながら、自分も相手のことを知っていくのがいいんじゃないかなと思います。

Tさんうまく行っていないときは、担当の方や身近にいる友達や先輩方に話を聞くと思うんですけど、ただ話を聞くだけではダメで、ちゃんと自分の中で腑に落ちるように噛み砕く必要があると思います。あと自分の欠点を受け入れるのはなかなか大変ですけど、その変化を恐れないで、行動に移すことが1番大事なんじゃないかなと思います。

（2023年11月5日取材　神奈川県横浜市　八景島シーパラダイスで撮影）