成婚カップルの婚活体験談・エピソード
試行錯誤を繰り返し、運命の相手に出会った2人! 具体的な努力の方法とは?
結婚相談所での婚活にあたって最大限の努力をしたと語るTさんYさん夫婦。その甲斐あり出会って4ヶ月で婚姻届を提出。
意気投合した2人のマニアックな趣味や、こんなことに気を付けていたという事柄を、詳しく語ってくれました。
お二人のプロフィール
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Tさん
- 年齢
- 46歳
- 出身地
- 群馬県高崎市
- 職業
- 個人事業主(建設業)
- 趣味
- 旅行、ロードバイク
- 入会期間
- 4ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
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Yさん
効率的な婚活がしたくて結婚相談所に入会
婚活を始めたきっかけと、相談所を決めた理由を教えてください。
Tさん仕事で個人事業主をやっていまして、一般的に不安定だと思われがちですけど、7〜8年ぐらい続けられて、ある程度落ち着いてきたので、そろそろ家庭を持ちたいと思ったのがきっかけです。IBJ主催の婚活パーティーに参加したら声をかけられて、パーティーよりも相談所の方がいいなと思って入会しました。
Yさん私は、長く付き合っていた方とお別れしたことをきっかけに始めました。最初はマッチングアプリから始めてみましたが、ちょっと非効率だなと思って、年齢的にも時間をかけられなかったので結婚相談所にしようと決めました。
最初は、ちょっと敷居が高いというか、金銭的な面で抵抗がありましたけど、相手の身元がはっきりわかっているし、アプリだと既婚者が紛れていたりするとも聞くので、安心して活動したいと思ったんです。相談所はツヴァイの他に大手の2社で比較して、会員数が多いこと、サポート体制が一番自分に合っていそうだなと思ってツヴァイに決めました。
うまくいかなくて写真と文面を自分の納得いくものに変更
実際に婚活を始めてみていかがでしたか?
Tさんなにかイヤな思いをしたわけではないんですけど、お互い結婚相手を見定める面接という感じで、結構苦しい期間ではありました。Yさんを含めて15〜20人ぐらいお会いしたと思います。
Yさん入会した当初は1〜2人に会えたぐらいで、自分から申し込んだ人には全く会えず、全然うまくいきませんでした。それで文面や写真を変えたら反応が変わってきたんです。
どういった写真に変更されたのですか?
Yさん最初は、どういう写真がいいのか調べずに家にあるまともな服を持っていって、カメラマンの方にお任せ状態でした。写真に慣れていなくて目つきが悪く写り、相手からはキツく見えたんじゃないかなと思って。自分でも好きじゃない写真だったので、大阪市内にある写真館の中から、写真の雰囲気が自分に合っているところを探しました。服もおとなしく清楚に見えるような白のレースの服を買ったり、首の短さがコンプレックスだったのでスッキリ見えるような髪型にしたりと、いろいろと計算しながら自分がいいなと思う写真に撮り直しました。
素晴らしい努力ですね! お2人はどういう方法で出会ったんですか?
Tさん写真の雰囲気がよくて自分から申し込みました。表情が柔らかい印象があって、文章ともマッチしていて、最初に申し込んだ中で、1番お会いしたいなと思ったのがYさんでした。
まさに努力が実りましたね! Yさんは申し込みを受けてどんな印象でしたか?
Yさん写真は陽気なイメージで「居住地を変えながら転々とする生活をしていた」とあって、すごく自由人でいいなと思いました。
Tさん最初はホテルのラウンジで会ったんですけど、文面や写真から伝わっってくるイメージそのままでした。
バンライファーの話題で意気投合
Yさんコミュニケーション能力が高く、腰が低い方だなと思いました。
プロフィールには書いていなかった、バンライフ(注:キャンピングカーなど車で旅をしながら暮らすこと)をされていたことに、すごく興味を惹かれました。私自身、そういうジャンルのYouTubeを見るのが好きで、ちょっとマニアックな趣味だと思うんですけど、意気投合してとても話が盛り上がりましたね。
Tさん後半は、ほとんどその話をしたよね。「あのYouTuber知ってます?」とか。車中泊って、まだそんなに社会的に受け入れられていないので、大々的にはプロフィールには出さなかったんです。でも、そこに興味を持って聞いてくれたので嬉しかったです。
確かに初めて聞く言葉でした。2回目以降のデートはどんな感じでしたか?
Tさんその日のうちに「またお会いしたいです」とお誘いして、食事やドライブなど何回かデートを重ねました。4回目に会ったぐらいで「真剣交際に行きたいです」って告白したんですけど、「まだ早いです」って言われました。でも笑っていたので可能性がなくはないかなと思っていました。
2度の告白を待ってもらい、やっと気持ちが固まった
Yさんそのときはまだ気持ちが定まっていなかったんです。真剣交際に入るときはその人と結婚をすると決心してからと思っていたので。その2週間後ぐらいに、再度「真剣交際に入りたい」と言われたんですけど、「もうちょっと待ってほしい」と伝えて、その次の週ぐらいに気持ちが固まって「お受けします」と返事をしました。
なるほど。Tさんは結構ぐいぐい押してらっしゃったんですね。
Tさんそうです(笑)。人柄がすごく素敵ですし、最初から「この方と結婚したい」と思って、3〜4回目ぐらいのデートから、他の方とのお見合いは入れずに、Yさんと会う日を決めて、それを継続させることしか考えてなかったです。
Yさん実は、他にも真剣交際を考えていた方がいたんですけど、Tさんが予定をバンバン入れるから、自然と他の方とは会えない状況になっていきました。でも、他の方とは当たり障りのない話しかしていなかったのに、Tさんとは話しづらいことも話せたんです。あと、お家に遊びに行ったときに、料理でおもてなしをしてくれたり、ちゃんとした生活をされているのをみて、安心感を持ちました。価値観も合っているし「この人だったら大丈夫かな」と、結婚に向けて気持ちが強まっていきました。
霧がかった幻想的なシチュエーションでプロポーズ
プロポーズのシチュエーションを教えてください。
Tさんまず、お互いの親に挨拶を済ませた上で「この日にプロポーズするよ」と伝えていた日があったんです。
でも、それではつまらないなと思って、サプライズを仕掛けました。群馬県の実家へ挨拶に向かう途中、長野県に美ヶ原という景色が綺麗な高原があって、そこには濃霧になったとき人が迷わないように設置されている鐘があるんですが、プロポーズすることは内緒で、早朝に寄り道をしてその前まで連れて行きました。
そこで、その塔を教会に見立てて、跪いて「幸せにいたしますので、結婚していただけませんか」と指輪を渡してプロポーズをしました。
Yさんビックリして泣いちゃいました。
ご挨拶が終わった後だとばかり思っていたので、すっかり油断していました(笑)。本来『アルプスの少女ハイジ』の世界のような、遠くまで景色が見渡せるような美しいところなんですけど、ちょうど偶然にも朝霧が立ち込めていて、数メートル先の人すら見えない状態になっていて。霧が2人だけの世界のような空間を作ってくれたようでとても幻想的でした。
そのあと鐘を鳴らして車まで戻ろうとしたら、その霧が一気に晴れて、美しい景色が見渡せるようになったのが映画の様でとても感動しました。元々、自然の中でプロポーズされたいという理想を持っていて、Tさんに伝えていたわけではないのにそれを叶えてくれて、すごく感動的な思い出に残るプロポーズになりました。
自分ができる最大限の努力をしたらきっとうまくいく
現在、活動をしている方にアドバイスをお願いします。
Tさん活動していて「苦しい」と思っている方は、自分ができることを最大限に頑張るしかないと思います。例えば、私は活動中、7〜8キロぐらい体重を落とすダイエットをしましたし、普段セルフカットなんですけど、Yさんとのお見合いの日はセットをしてもらいに美容院に行きました。それから男性はなかなかいないと思うんですけど、ネイルサロンにもいきました。不快に思われるかもしれない要素は1個でもなくそうと思って努力しましたね。
それはすごいですね。
Tさんもちろん結婚相手の条件として会話や内面のほうが重要ですけど、やっぱり会った瞬間に8割ぐらい決まると思うので、できるだけ粗相がないようにしていました。努力をせずに「うまくいかない」と嘆くなら、もっと何かできることがあると思います。
Yさん私は、情報の取捨選択に気をつけてほしいなと思います。よく婚活情報を発信している方の動画を見ていたんですけど、「どんなふうにお見合いを進めたらいいか」や「どういう立居振る舞いがいいか」など、ためになる情報はどんどん取り入れるようにしていました。でも、中には不安を煽るような情報もあるので、必要な情報だけを取り入れて、メンタルを左右されないように工夫をするといいのかなと思います。
Tさんメンタルケアは大事ですね。本当にきつかったら、休会して距離を置いてみてもいいと思います。
お2人とも本当に努力をされたのですね。
Yさんそれこそ「35歳を超えたらもう結婚できない」というネガティブな情報を見ていたので、努力をしないっていう選択肢はなかったです。
Tさん努力の結果、お互い理想の相手が見つかったので、努力をした分だけ報われると思います!
お二人の年表
2023年 | 4月 | 初対面 |
初デート | ||
5月 | 告白 | |
7月 | プロポーズ | |
8月 | 婚姻届提出 | |
10月 | 両家顔合わせ予定 | |
挙式予定 |
4ヶ月
6ヶ月
(2023年9月23日取材 京都府京都市 円山公園で撮影)