成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「理想のパートナーを探すなら結婚相談所だと思った」担当者イチオシの“好青年”が家庭的な女性と出会って結婚するまで
日常生活での出会いがなかったことから、結婚相談所への入会を決めたMさんとNさん。「『農家のお嫁さん』になってくれる人はいないんじゃないか」そんなMさんの心配をよそに、2人は4ヶ月の交際期間を経てゴールインします。
お二人が婚活方法として結婚相談所を選んだ理由、2人が距離を縮めた思い出のデートに関するエピソードを中心にお話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
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Mさん
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Nさん
自分が農家を継ぐことを包み隠さず話しておきたかった
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Nさん私は日常生活の中であまり出会いがなくて。一人暮らしの生活も寂しかったですし、これから出会うなら結婚を見据えた出会いがいいなと結婚相談所に入会しました。
Mさん私はもともと結婚願望が強いほうだったのですが、日常生活の中で出会いがなくて婚活を始めました。
お二人とも、ほかの婚活方法を試したことはなかったのでしょうか?
Nさんなかったですね。せっかく婚活を始めるのだから、サービスがたくさん付いているほうがいいと思って。福岡駅周辺の大手結婚相談所を4社比較したんですけど、金額がお手頃だったのがツヴァイさんだったんです。それから、店舗が駅直結で、雨の日でも濡れずに通えるところも魅力に感じました。
Mさん私はマッチングアプリを3ヶ月ほど試したことがあります。ただ、マッチはしてもなかなか会うことはできなくて……私はメッセージのやりとりが苦手なので、まずはお相手に会って雰囲気を知りたいんですけど、アプリではそうした希望が叶わなかったんですよね。それから私の実家は農家で、自分も跡を継ごうと考えていたこともあって、結婚を見据えたお付き合いをする際に、最初からそうした事情も包み隠さずに話せたほうがいいなと思って……。そう考えたとき、結婚相談所がいいなと考えました。ツヴァイを選んだのは、会員数が多かったことと、担当してくれたカウンセラーさんの印象が一番良かったからですね。
結婚相談所で実際に活動されてみて、いかがでしたか?
Nさんいろいろな人がいるなと知れたし、最初から活動を楽しく続けていました。
Mさん最初は申し込んでも断られることがしばらく続いていたのですが、「農家のお嫁さんになってもいいよ」と言ってくれる人はそうそうおらんやろと思っていたので、そんなもんかなという感じでした。でも、カウンセラーさんと相談してプロフィールの文面や写真を変えると、会ってくれる人がだんだんと増えていって、活動も楽しくなっていきました。
子どもの頃からお弁当づくり。家庭的な印象に惹かれて
お二人はどのように出会われたのでしょうか?
Mさんインプレッションマッチングで、自分が申し込んだかたちですね。写真の笑顔が素敵だったんですよ。しかも、プロフィールに子どものころからお弁当を作っていたと書かれていて、家庭的な印象に惹かれて申し込みました。
Nさん私のほうも好印象でした。Mさんは会うまでのメッセージのやり取りがすごくスムーズだったんです。お互いの仕事や休日のことを聞き合って、公園近くのカフェで会うことになりました。
お互いの第一印象はいかがでしたか?
Mさんその日は彼女が時間ギリギリになって走ってきてくれたことと、写真以上にかわいらしい印象だったことを覚えています。
Nさん私はツヴァイのカウンセラーさんから「本当に好青年よ」と事前に聞いていて。想像以上にきちっとしていて、受け答えもはっきりしてるし、キャパが広くて、聞いていた通りの人だなと感じました。
Mさんその日はお互いの仕事や家族の話など、当たり障りのない話をして解散したんですが、初めて会ったのにすごく話しやすかったんですよ。連絡先も交換したんですが、自分はお相手に対してガツガツいけないタイプで……。
Nさん解散した後に、私からまたお会いしたいですとメッセージを送って、翌週の日曜日にまた会うことになりました。
気配り上手なところに惹かれて「この人いいな」と思った
次のデートではどんなことをされたのでしょうか?
Nさんお互いの職場がたまたま近くで、仕事帰りに職場近くのパスタ屋さんに行きました。そのときも、Mさんがお店の候補を4つくらい出してくれて、電話をしながら行き先を決めて、お店の予約も彼がしてくれたんです。
Mさん1週間お疲れさまですと話し始めて、そのときに農家を継ぐ話もしたんだったっけ?
Nさんそうかもしれない。それから、彼が大分に行ってきたお土産話とか、他愛もない話もたくさんしていたと思います。
告白をしたのは、パスタ屋さんでのデートからどれくらい後ですか?
Mさん4週間後くらいだったと思います。デートをするたびにNさんが手土産をくれたり、何かと気配りしてくれていたんです。そうした細かな気配りをできる人はなかなかいないので、この人いいなってずっと思ってて。「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか?」と伝えました。
Nさん言葉できちんと伝えてくれたのがうれしかったですね。ただ、予想はしていなかったのでびっくりもしました。
「プロポーズは前週だと思っていた」
真剣交際が始まってから印象的な出来事はありましたか?
Mさん自分は7月30日の鍾乳洞でのデートかなぁ。鍾乳洞の中がひんやりしていて、足元に水が流れているところもあって……そういう感情の共有ができたこともうれしかったですね。
Nさん私は8月15日に夜の海岸を歩いたときですね。私が足場の悪い場所をサンダルを履いていてゆらゆらしていたとき、Mさんが手を差し出してくれて、そのまま手をつないでくれたんです。
Mさんそうそう。8月のお盆のときに、自分の両親や兄弟が花火大会をするというので、Nさんに会ってもらったんですよね。そしたら、自分の家族はNさんのことをちゃん付けで呼ぶんですよ。当時、自分たちはお互いのことを名前にさん付けで呼んでいたので、「今日から呼び名を変えましょう」と伝えました。
そうやって距離を少しずつ縮めてこられたんですね。お付き合いされてから4ヶ月後の11月にプロポーズされたとのことですが、このときのことを教えていただけますか?
Mさん福岡タワーに夜景を観に行った後、タワーを降りた場所にある広場でプロポーズをしたかたちです。プロポーズをする前から、結婚後に住む場所や挙式の会場、指輪が欲しいかとかそんな話はしていたので、彼女のほうもびっくりはしなかったと思うんですけど。
Nさんいえ、びっくりはしましたよ。というのも、私はその前の週にプロポーズされると思っていたんです。二人で福岡県の能古島という場所に船で行ったのですが、私はてっきりそのときにしてもらえるのかと(笑)。勝手に期待していただけなのですが、期待が外れて。だからプロポーズされた日は「え、今日?」とびっくりしました。でも、言葉と一緒に指輪ももらいたいという希望をかなえてくれましたし、やっぱり嬉しかったですね。
「農家のお嫁さん」になることに対して、抵抗はなかったのでしょうか?
Nさんなかったですね。平日は会社で働いて、ご実家の手伝いがあるのは日曜日。本格的に継ぐのはお父さんの退職後だと聞いていたので、むしろ現実的なことを考えて、バランスを取りながら取り組まれているんだなという印象でした。
Mさんご両親の反対を受けるかなとかなり緊張していたのですが、「娘が選んだ人なら間違いない」と言っていただいてありがたかったですね。
婚姻届は2人のご縁を結んだ「23日」に提出
婚姻届を提出したのは12月23日とのことですが、この日は何か思い入れがあったのでしょうか?
Mさん11月23日に、Nさんのご両親に正式に結婚の挨拶をしたんです。プロポーズもして、彼女と早く一緒に暮らし始めたかったですし、できれば年内に入籍したい気持ちはありました。それから、23日は何かとご縁のある日だったので、せっかくなら23日にしようという気持ちはあったかもしれません。
23日にはどんなご縁があったのでしょうか?
Mさん実は真剣交際を申し込んだ日が7月23日、Nさんのご両親に挨拶をした日も11月23日だったんです。ここまではたまたまだったのですが、せっかくなら婚姻届の提出も23日にしようと、一番直近の23日である12月23日に決まったかたちです。
もう一緒に住まわれているのでしょうか?
Mさん入籍した12月23日から一緒に住み始めています。毎日ラブラブですね(笑)。一度もケンカしたことがないですし。
Nさん本当に居心地よく過ごさせてもらっています。Mさんは家事もテキパキとやってくれますし、むしろ私よりも多くやってくれているんじゃないかな。
お互いの一番好きなところを教えていただけますか?
Mさん出会ったときと変わらず、自分のことを思ってくれるところですね。
Nさん私は、優しいところと、いつも気持ちを言葉で伝えようとしてくれるところと、キャパが広いところですね。
ありがとうございます。最後に、これからどんな家庭を築いていきたいですか?
Mさんお互いのことを思いやって、いろいろと話し合える家庭がいいかなと。溜めこみ続けていると、不満も溜まってしまいますよね。楽しいことを共有しつつ、お互いに気になることがあれば、しっかり話し合って解決したいなと思っています。
Nさんそうですね。お互いを思いやって、いろいろな気持ちを共有していきたいです。
お二人の年表
2022年 | 7月 | 初対面 |
初デート | ||
告白 | ||
11月 | プロポーズ | |
12月 | 婚姻届提出 | |
2023年 | 3月 | 両家顔合わせ |
8月 | 結婚式予定 |
8ヶ月
6ヶ月
(2022年3月20日取材 福岡県福岡市舞鶴公園で撮影)