成婚カップルの婚活体験談・エピソード
2回目のデートで交際スタートした2人「どんなことも乗り越えて楽しめる」と結婚へ
結婚は一時のものではなく、ずっと続いていくものです。だからこそ、どちらかが我慢をしたり意見を言い合ったりできない関係性だと、のちのち辛い思いをしてしまうかもしれません。
内気な性格のYさんは、これまでお付き合いした相手に自分の意見をはっきりと言えないことが悩みでした。そんなYさんがツヴァイで出会ったのは、「リードしてほしい」というYさんの理想を叶えてくれて、でもときどきちゃんと振り返ってくれる、思いやりのある男性でした。
お相手のRさんもYさんに運命を感じ、出会って2回目のデートで結婚を約束。今では「どしゃ降りの雨の日も、2人なら笑って楽しめる」という相思相愛ぶりです。今回は、そんなお2人がどのように出会い恋に落ちたのか、お話を伺ってみました。
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Rさん
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Yさん
- 年齢
- 27歳
- 出身地
- 福島県
- 職業
- 会社員
- 趣味
- ボルダリング、水泳、お菓子を食べること
- 入会期間
- 8ヶ月
- 入会店舗
- ツヴァイレイクタウン
初対面で2時間おしゃべり。「理想の人だと確認しました」
お2人とも、婚活を始めたきっかけは何ですか?
2018年の年明けに、父親に「結婚のこと、ちゃんと考えてるのか」と聞かれたんです。「考えてるよ」と答えましたが、「それじゃダメだ」と詰め寄られてしまって(笑)。これはちゃんと結果を出さなきゃ納得してもらえないぞ、と思って動き出しました。
私も、ツヴァイに入会したのは家族のすすめがきっかけです。女性が多い職場に勤めているので出会いは少ないですし、私は内気な性格で自分から動くことが苦手なので、「結婚相談所は私に合っているかも」と思って入会を決めました。
僕が入会を決めたのは、婚活をはじめて5ヶ月ほど経った頃のことです。それまではパーティーに行ったり、知人に紹介してもらったりしていました。でも、なかなかうまくいかなくて。それで、別の方法を試してみようと結婚相談所の利用を検討したときに、ツヴァイの20代割を知って入会しました。
お2人はツヴァイのどのサービスを通して出会ったのですか?
会員ページで住んでいる場所や年齢から検索して、お相手の趣味や価値観をグラフで見られる「価値観マッチング」を通して、僕からアプローチしました。僕は、結婚したらパートナーと一緒に運動やアウトドアを楽しみたいと思っていたので、身体を動かすことが好きな人を探していたんです。そうしたらYさんのプロフィールには、長年水泳をしていたことが書かれていたので話してみたいと思いました。
Rさんのプロフィールは、「何回も読み直して書いたんだろうな」と感じられるよく練られた内容でした。それに写真もちゃんと写真館で撮られたスーツ姿のものだったので、「真剣に活動されている方なんだな」と感じられて、はじめから好印象でした。
プロフィールは自分で構成を考えて、できたものを担当のマリッジコンサルタント(MC)さんにチェックしてもらっていました。写真は地元の写真館で割引で撮ってもらえるツヴァイのサービスを利用しました。あと、趣味のボルダリングをしている写真も載せましたね。
自然体で写っている写真があったことで、人柄がよくわかりました。それまで1枚しか写真を載せていない方や、自撮りの写真だけを載せている方とお会いして「写真と実物が違う」と感じたこともあったので不安に思っていたのですが、彼は複数の写真を載せていたので安心して会うことができました。
初対面はどうでしたか?
今年2018年の7月に、MCさんにセッティングをお願いして大宮のお店で会いました。そうすれば会う前に個人情報を教えなくていいのでお相手にも安心してもらえるし、万一話が合わなかったとしても時間が30分と決められているので、お互いに心理的な負担が少なくて会いやすいなと思いました。
私も、はじめての方と2人だけで会うのって、すごく緊張するんです。なので、お店で対面しましょう、という提案はとてもありがたかったですね。結局、その日は話が盛り上がって、そのまま近くのカフェでお茶をしました。
2時間くらいカフェでいろいろと話したよね。彼女は僕と価値観が近くて、知れば知るほど「まさに理想の人だ!」と感じました。なので、その日に連絡先を聞いて、さっそく次のデートの約束を取り付けたんです。
私もその日以来、彼のことが気になっていました。次の週に予約していたツヴァイのパーティーに都合でどうしても行けなくなってしまったときにも、「まあいいか」と思えたのは、そのときすでに彼に惹かれていたからだと思います。
「この先、あなた以上の女性は現れない」と2回目のデートで告白
はじめて会ったときからお互いに惹かれ合っていたんですね。それからお付き合いに発展するまでに、どれくらいデートをされたのでしょうか。
実は、次に会ったときに僕のほうから告白しました。まだ早いかな、とは思ったんですが、「今この気持ちを伝えたい!」と感じる出来事があって……。
デートの最中に私が体調を崩して、お手洗いにこもってしまったんです。暑い時期だったので「室内で待っていてください」と伝えたのですが、30分くらいしてお手洗いから出ると、彼が同じ場所で立ったまま待っていてくれたんです。それに、私のために経口補水液を買ってきてくれていて、彼の優しさを感じました。
それまでは女性に対して「助けたい」と思うことがあっても、いざとなると戸惑ってしまって行動に移せないことばかりでした。でも、なぜか彼女に対してはすごく素直に身体が動いて、気づいたら薬局に走っていたんです。そんな自分の変化に気づいて、「この先婚活を続けても、きっとあなた以上の女性は現れないと思います」と、彼女に自分の気持ちを伝えました。
突然のことだったので驚きましたが、彼が暑い中、私を心配して待ってくれたことやケアしてくれたことで、心が大きく動きました。「この人だったら」と思えたので、「ぜひ」とお答えしたんです。
とても素敵な告白ですね! でも、2回目のデートで「この人」と決めるのは勇気がいりませんでしたか?
私、これまでお付き合いした方には自分の意見がほとんど言えなかったんですけど、彼には言えるんですよ。それは彼が私を置いてけぼりにせず、ちゃんと後ろを振り返って気にかけてくれる人だからなんだと思うんです。そんな彼となら、大丈夫だと思えました。
僕は彼女のことを理想そのものだと感じていたので、ほとんど迷いはありませんでした。もしこの先、彼女との間でなにか問題が起きたとしても、それを一緒に解決していくのが夫婦だと思っています。
あとは、彼のことが気になっているのをMCさんに相談したら背中を押してくれたのも、お付き合いに踏み出せた理由の1つです。
僕も、MCさんに背中を押してもらっていました。僕は頭で考えすぎるところがあるのですが、MCさんはそんな僕の性格を見抜いていて、「考えるより直感で決めたほうがいいんですよ」と言ってくれました。だからこそ、「この人だ!」という直感に自信を持てたんだと思います。
実は私、ツヴァイに入会した後一度退会して、また入会しているんです。再度入会したのは、担当だったMCさんにまた会いたいと思ったから。その方はいつもメールや電話でこまめに連絡してくれて、相談に行くと毎回1時間くらい悩みを聞いてくれたんです。再入会したとき、その方はすでに他のお店に移っていたので会えませんでしたが、今回も担当のMCさんはたくさん相談に乗ってくださいました。身近で親しい人だと、どうしても私に肩入れして公正な意見になりにくいので、中立の立場であるMCさんの意見は本当に参考になります。
どしゃ降りの雨を楽しめて、ケンカもしない2人だからずっと仲良く
今までで、特に印象に残っているデートはありますか?
花火を見に行った日に、大雨が降って浴衣がずぶ濡れになったデートが思い出深いですね。
2人ともビショビショになったよね(笑)。花火大会の会場まで行ったんですけど、結局その日は雨で中止になってしまって。傘を持っていなかったので、浴衣姿のまま歩いて帰ることにしたんです。
道路沿いを歩いていたら、車が通ると同時に水が勢いよく跳ねて、一度思いっきり顔から雨水をかぶってしまいました。普通だったら嫌な気持ちになると思うんですけど、なんだか楽しくて大笑いしちゃいましたね。
「どうせもう濡れてるからいいや!」って、私もわざと水たまりの中に入っていきました(笑)。そんな状況でも、彼と一緒だったからすごく楽しかったです。
とても優しい彼ですね。少しずつ新生活の準備もはじめているんですね。
はい。今はまだ離れて暮らしていますが、2019年中には、2人で新生活をはじめたいと思っています。それぞれの両親のところへあいさつにも行きましたよ。
彼、すごかったんですよ。あいさつのとき、プレゼン資料を用意してきてくれたんです! お互いのプロフィールやなれそめと、入籍・結婚式の予定をまとめた資料で、それを使って説明をしてくれて。私の父も「資料があるとわかりやすくていいね!」と喜んでいました。
彼女が僕の実家にあいさつに来たときは、婚活をはじめるきっかけになった父から「俺がハッパをかけたおかげで出会えたんだから、大事にしろよ」と言われましたね。
結婚式は、お互いの両親だけを呼んで小さな式にしよう、と2人で話しています。
(2018年12月9日取材)
これから婚活する方へ
僕は知り合った方の基本情報と、会ったときの感触やその理由などをエクセルシートにまとめて記録していました。いろいろな方とやりとりをするので、誰かと間違えたり、偏った判断をしたりしないためです。それをしたことで、お相手に求めていることが見えてくるようになりました。
条件は絞りすぎないほうがいいと思います。私は最初、年齡や年収、職業、趣味などの条件をガチガチに決めてしまっていました。「その条件に合う人の中から選べば、100%理想の人に出会えるはず!」と思っていましたが、会ってみると、話が合わないなと思う人も多かったんです。でもその後、条件を広げたおかげで彼と出会えました。