
						職場の同僚や友人などの身近な人が「あの人ってデリカシーがないよね」などと言っているのを聞いたことはありませんか?
なんとなくネガティブなニュアンスで使われていることはわかっても、実際の意味をよく知らず、「もしかして私も当てはまるかも?」と不安に思っている方もいるかもしれません。
この記事では、デリカシーの意味やデリカシーがない人の特徴、対処法のほか、デリカシーが求められるシーンなどをご紹介。
婚活やお見合いなどの出会いの場で求められるデリカシーについては、私ツヴァイ編集部のSの実体験も合わせてお伝えします!					
									 
								
								「デリカシー」という言葉は耳にする機会は多いものの、意外と改めて調べたことがない人も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、デリカシーの意味や語源、言葉の使われ方などをご紹介します。
							
										デリカシーとは、人の心の繊細さを表す言葉。
「思いやり」や「気遣い」など、身近な場面での細やかな気配りを指すこともあります。
実は「デリカシー」は、英語の「繊細な」「優美な」という意味の「delicacy」が語源となっている外来語。
ちなみに「delicacy」の名詞である「delicate」には「おいしい」という意味もあり、「delicacy」が「珍味」という意味を表すこともあるのだとか。
個人的な話になりますが、私は日本語の「デリカシー」を先に知っていたので、英語の「delicacy」が「珍味」を意味すると知ったときはとても驚きました。
「珍味」と「繊細さ」の意味を持つ言葉が一緒だなんて、英語の表現には興味深い一面がありますね。
									
										「デリカシー」という言葉は、人や物事への配慮がない様子を指して「デリカシーがない」「デリカシーに欠ける」といった使われ方をします。
一方で、自分が配慮を欠かないように「デリカシーを持つ」「デリカシーに配慮する」といったポジティブな文脈で用いられることも。
以下では、さらに具体的な「デリカシー」の文例をいくつかご紹介します。
「プライベートに踏み込みすぎると、デリカシーがないって思われるよ」
「そんなこと言われたの?それはデリカシーに欠ける発言だよね」
「初対面の人にはデリカシーを持って接するべきだ」
									
									 
								
								「あの人ってデリカシーがない」とはよく言いますが、実際にはどのような人が該当するのでしょうか。
「もしかして自分もデリカシーが欠けているかも?」と思っている方のために、「デリカシーがない人」の特徴について解説します。
							
										家族や恋愛、年収、病気のことなど、親しい友達にも話せないようなプライベートな話題をグイグイ聞くことは、まさにデリカシーがない行動の一つ。
相手のことが心配で聞いている場合でも、相手が触れられたくない話題に踏み込んでしまうと、結果的に相手に不快な思いをさせてしまいます。
また、自分が「仲が良いから大丈夫」と思っていても、相手はそう思っているとは限りません。
									
										「最近太ったんじゃない?」「肌荒れてるね」といったように人が嫌がるようなことを言う人も「デリカシーがない人」に相当します。
自分が気にしていることを指摘されると、「やっぱりみんなもそう思ってたんだ……」などと気が塞いでしまいますよね。
言っている本人は親しみを込めているつもりだったり、役に立つアドバイスのつもりで言っていたりする可能性もありますが、よほどの信頼関係ができている間柄でない限り、不快に思われるケースがほとんどでしょう。
									
										その場の空気に合わないことを行動や言動をしてしまう人も「デリカシーがない」と言われてしまいます。
たとえば、お葬式で楽しそうに立ち居振舞ったり、真面目な会議で下品な冗談を言ったり、相手が帰りたがっているのに気づかず、自分の話をし続けてしまったり。
本人に悪気はないものの、周囲への気遣いが欠けているせいで、人から敬遠されてしまうのです。
									
										「ゴミをポイ捨てする」「レストランでのテーブルマナーがあまりに乱れている」など、マナーが悪い人もデリカシーがないと言われがち。
一見すると関係ないように思われるかもしれませんが、マナーを言い換えると“公共の場”に関するルールのこと。
周囲に対して気遣いがないことと、マナーを守れないことは実は直結しているのです。
									
									 
								
								ここまでデリカシーがない人の特徴についてご説明してきましたが、デリカシーがない行動や言動をしていると、相手を不快にさせて人間関係が悪化してしまうこともあります。
もしも職場でデリカシーがない行動をとると、チームワークが悪くなって仕事に支障を来たしてしまうこともあります。
気になるお相手にデリカシーがない発言をすると関係が冷え込み、最悪の場合は二度と会ってもらえなくなってしまうことも。
デリカシーがない行動や言動の多くは気遣いの欠如が原因になっているため、ほとんどの人に悪気はありません。
しかし、「悪気がないから」「そんなつもりはなかった」と改善せずにいると、仕事でもプライベートでも大切なものを失ってしまうことになるのです。
							
								デリカシーがないことには自分ではなかなか気づけないもの。
身近な人から「デリカシーがない」と言われるとショックではありますが、気づかせてくれたことに感謝して、改善する努力をすることが大切です。
では、「デリカシーがない」と言われたときにはどのように対処すれば良いのでしょうか。以下では具体的な対処法についてご紹介します。
							
										デリカシーがないと言われる言動の多くは、プライベートな話題や、人が気にしているコンプレックスなど、本来であれば言わなくてもいいことです。
そのため、なにかの発言をするときに「これはデリカシーがない発言にならないかな?」「人を傷つけることにならないかな」と一度立ち止まって考えるクセをつけるようにしましょう。
基本的にはプライベートな話題に踏み込まないようにすべきですが、どうしても聞かなければいけないシチュエーションもあるでしょう。
そのときは「聞かれたくないかもしれないんだけど」「話したくなかったら言ってね」などと一言断ってから切り出すようにしましょう。
									
										何かをする前に「これを言われたら(されたら)相手はどう思うかな?」と相手の立場に立って行動する習慣をつけるのも大切なこと。
ただし、気をつけてほしいのは、あくまで「相手の立場に立つ」ということ。
相手への気遣いが大切だという文脈で「自分がそれをされたらどう思うかを考えなさい」と言われることがありますが、デリカシーがないと言われる人自身は「自分が同じことをされても気にしない」なんていうことも珍しくありません。
「自分は嫌じゃないけど、〇〇さんだったら嫌かもな」などと、常に相手の立場や受け取り方を考えて行動するようにしましょう。
自分では判断がつかないというときはその場では言わず、心を許せる人に「こんなシチュエーションのときに〇〇って言おうとしたんだけど、これってデリカシーがない発言かな?」などと尋ねて、客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。
実は私も恥ずかしながら、それぞれ別の人から「デリカシーがない」と言われていた時期があり、友人に「こういうときはどう声をかけたらいい?」などと聞き、その意見を参考にさせてもらっていました。
									
										相手の立場に立って行動するためには、相手についてよく知る必要があります。
とはいえ、「〇〇さんってこういうときに△△って言われたら嫌?」などと相手に直接尋ねるのは、それこそデリカシーがない行動です。
そこで、普段から相手の話に真剣に耳を傾け、その人がしてほしいことやしてほしくないこと、考え方などを汲む練習をするのがおすすめです。
									
									 
								
								どんなときでもデリカシーを持って行動したいものですが、特に意識してほしいシーンは「職場」「友人との会話」「婚活やお見合いなどの出会いの場」の3つ。
以下では、各シーンで気を付けるべきポイントをご紹介します。
まずは自分の行動を振り返りつつ、当てはまるものがないかを確認してみましょう。
							
										職場でのデリカシーに欠けた発言や行動は相手を不快にさせるだけではなく、場合によってはパワハラに相当することも。
たとえば、職場でよくある“デリカシーがない”発言や行動には以下のようなものがあります。
・プライベートに踏み込みすぎる発言
・相手の容姿や個人的な状況に関する発言
・公の場でミスを指摘して相手に恥をかかせること
・声やキーボードを叩く音のボリュームが大きい
・個人情報を守る意識が低い
									
										友人との会話の中でも、やはりプライベートに踏み込んだ発言や、相手のコンプレックスに言及するのはできるだけ避けたほうが良いでしょう。
どんなに仲が良くても、相手の心境によっては受け止めがたいと感じることもあるためです。
ただし、親しい間柄でかつすでに事情を聞いているときなどは「そういえば、弟さんのご体調って少し良くなった?」などと遠慮がちに聞けるケースもあります。
									
										婚活やお見合いなどの出会いの場でよくある失敗は、まだ会ってまもない関係であるにもかかわらず、お相手の過去の恋愛や年収などのデリケートな情報を聞き出そうとしてしまうこと。
身だしなみが整っていないことで「マナーが守れない人」と思われたり、相手の話に耳を傾けずに自分ばかりが話してしまったりするときにも「デリカシーがない」と思われる可能性があります。
									
									 
								
								先ほど「特にデリカシーを意識したいシーン」の1つとして「婚活やお見合いなどの出会いの場」を挙げました。
現在絶賛婚活中の方の中には、この記事を読んで「もしかして出会いがないのはデリカシーが欠けているせいかも?」と不安になっている方もいるかもしれません。
そんな方におすすめしたいのが、結婚相談所ツヴァイでの婚活です。
以下では、コミュニケーションに自信がない方に向けて、結婚相談所ツヴァイをおすすめしたい理由とあわせて、その魅力をお伝えしていきます。
							
										結婚相談所ツヴァイでは専任のカウンセラーがつき、お見合いやデート中の会話や、メッセージのやり取りなどのコミュニケーションに関するサポートをいたします。
たとえば、初対面の方に会うときに触れないほうがいい話題についても事前にアドバイスすることが可能です。
「相手に不快な思いをさせてしまうかもしれない」と不安を感じている方は、入会時にその旨を伝えておくと良いでしょう。
									
										結婚相談所ツヴァイのカウンセラーは入会から退会するまで、継続的に相談に乗ってくれます。
店舗に行く時間がなくても、電話やメッセージで随時相談可能です。
「デート中に〇〇と言ったときに気まずい雰囲気が流れた気がしたんですが……」などという些細な相談でも大丈夫。
また、結婚相談所ツヴァイでは、ツヴァイでの活動に興味がある方に向けて、サービス内容をご説明する「無料カウンセリング」を行っています。
カウンセリングには費用は一切かからず、無理な勧誘もしていません。
どんなサービスが受けられるのか知りたい方は、まず来店予約をしてみてはいかがでしょうか?
								「デリカシーがない」とは、周囲に対する配慮が欠けていること。
つまり自分では無意識のうちに、身近な人を傷つけたり不快な思いをさせたりしている可能性があるのです。
自分がデリカシーがない行動・言動をしていないかどうかを確かめるには、信用できる第三者の意見を聞くことが大切。
友人を頼るのも方法の一つですが、よほど信頼関係が築けていないと「デリカシーがないよ」と指摘するのは難しいものです。
友人にも率直な意見を聞くのは難しいという方は、結婚相談所ツヴァイの利用がおすすめ。出会いの場限定にはなってしまいますが、長年さまざまな会員さまをサポートしてきたプロの立場から、コミュニケーションに関するアドバイスが受けられます。
「なかなか出会いがないのはデリカシーがないからかも?」
「自分のコミュニケーションに自信がないせいで積極的に行動できない」
このような方は、結婚相談所ツヴァイでの婚活を検討してみてはいかがでしょうか?
							
ZWEI編集部
																			
										
																																
									
									
									
																	
 
									 
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