
「この人と結婚して本当に大丈夫かな?」
「結婚の覚悟って、具体的に何をしたらいいんだろう?」
恋人がいる方や、婚活で真剣交際に入った方にとって、「結婚の覚悟」は誰もが一度は悩む大きな壁。
結婚は人生最大の決断のひとつであり、幸せな未来を描きながらも、自由や生活の変化への不安を感じるのは自然なことです。
この記事では、あなたが抱える漠然とした不安を解消するため、多くの人が迷う理由を明確にし、結婚生活に必要な「6つの覚悟」をツヴァイ編集部Yが具体的に解説します。
そして、迷いを断ち切り、前向きに決断するための具体的な対処法もお伝えします。
自信をもって結婚という新しいステージへ進むために、あなたが今できることを一緒に探っていきましょう。
結婚を現実的に考え始めたとき、喜びと同時に、漠然とした不安や迷いを感じるのは自然なこと。
「結婚の覚悟ができない」という悩みは、決してあなただけのものではありません。
多くの人が結婚に踏み切れない裏には、共通した理由があるのです。
ここでは、その主な3つの理由を整理してみましょう。
特にキャリアを築いてきた方や、これからキャリアアップを目指す方にとって、仕事と家庭の両立は最大の懸念材料。
「結婚後も今の仕事を続けられるだろうか?」
「家事や育児の負担が自分に偏ってしまうのでは?」
「子どもを授かったらキャリアアップは諦めないといけないのでは?」
このような生活の変化への不安は、結婚の決断をためらわせる理由のひとつです。
共働き世帯が増えている現代でも、特に女性にとって家事・育児の分担に関する不安は根深いものがあります。
長年連れ添ったパートナーや、交際中の相手に対して、「本当にこの人でいいのか?」という最終的な迷いが生じることはよくあること。
これは、相手に決定的な欠点があるわけではなく、「より良い相手がいるのではないか」という漠然とした期待や、「人生の大きな決断を間違えたくない」という慎重さからくる心理です。
特に、恋愛感情が落ち着き、相手の現実的な側面が見えてきた段階で、この迷いは強くなる傾向があります。
両親や周囲の夫婦関係、あるいは自身の過去の恋愛経験から、結婚生活にネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれません。
「結婚=自由の喪失」
「結婚=我慢の連続」
といった負のイメージが先行してしまうと、「覚悟」どころか、結婚という選択肢自体にブレーキがかかってしまいますよね。
これは、「結婚の現実」をポジティブな視点で捉え直せていない証拠であり、不安の根源となっていることが多いんです。
これらの理由に心当たりがあるなら、まずは安心してくださいね。
あなたの迷いや不安は、決して後ろ向きなものではなく、真剣に将来を考えている誠実な証拠。
大切なのは、この不安を漠然としたまま放置せず、一つひとつ向き合っていくことです。
結婚を「憧れ」から「現実」へと進めるためには、幸せな未来だけでなく、生活が変わることによる制約や責任を受け入れる覚悟が必要です。
では、具体的に結婚によって何がどう変わるのでしょうか。
ここでは、多くの人が結婚前に知っておくべき、そして覚悟すべき6つの変化を整理してみましょう。
独身時代は、収入を比較的自由に趣味や外食などに使えたかもしれません。
でも、結婚後は家計がひとつになり、生活費や貯蓄、そして将来的に子育て費用など、ふたり(または家族)のための支出が優先されます。
覚悟すべきこと: 自分の好きなものだけに自由に使えるお金は減ることを受け入れ、夫婦で家計を共有し管理する責任を負うこと。
特に、お互いの金銭感覚をすり合わせる必要があります。
結婚は、パートナーとの生活が中心になるということ。
家事、育児、そしてパートナーとの時間といった「家族のための時間」が増えるため、独身時代のように自分のためだけに使える時間は確実に減ります。
覚悟すべきこと: 趣味や友人との付き合いなどに充てる時間を、パートナーや家族とのバランスを考えながら調整する覚悟。
お互いに譲り合い、自分の時間とふたりの時間の境界線を話し合って決めることが重要です。
食生活、就寝・起床時間、休日の過ごし方など、独身時代に築き上げてきた生活のルールは、パートナーとの共同生活によって必ず変わります。
特に、同棲を経験せずに結婚に歩みを進めた場合は、ライフスタイルの違いに戸惑ってしまう可能性も。
覚悟すべきこと: 自分の「当たり前」が相手の「当たり前」ではないことを理解し、お互いのライフスタイルを尊重し、妥協点を見つける覚悟。
特に、生活習慣については、事前に話し合い、お互いが納得できる共同のルールを作る必要があります。
結婚は、個人同士の結びつきであると同時に、家族同士の結びつきでもあります。
義理の両親や親戚との付き合いが新しく発生し、お正月やお盆などのイベントに一緒に参加することが増えます。
覚悟すべきこと: 相手の家族の文化や習慣を尊重し、新たな人間関係を築く努力をする覚悟。
パートナーと協力し、お互いの実家との距離感や付き合いの頻度について、バランスを取ることが大切です。
恋愛期間中は、お互いの良い部分に目が向きがちです。
でも、結婚生活では、ルーズさや気性の荒さなど相手の欠点や短所を日常的に目にすることになります。
また、病気やケガなど、想像していなかった事態も起こり得ます。
覚悟すべきこと: 感情的になったり、相手の「欠点」を直そうとしたりするのではなく、「それも含めて相手の一部だ」と受け止める覚悟。
ふたりの間で解決できない問題については、支え合い、協力して対処していかなくてはいけません。
結婚生活が長く続くと、ドキドキするような恋愛感情は落ち着き、家族としての信頼と安らぎへと変化していきます。
これは関係性が深まった証拠ですが、「恋愛」を重視しすぎると寂しさや不満を感じるかもしれません。
覚悟すべきこと: 結婚生活では、信頼に基づいた「家族愛」を育てていく覚悟。
恋愛のようなトキメキを求めるのではなく、日常の中にある安心感や感謝の気持ちを大切にすることが、夫婦関係を長続きさせる鍵となります。
ここまで6つの覚悟を紹介しましたが、いかがでしたか?
現実的な生活の変化や制約を目の当たりにして、不安になってしまった方もいるかもしれませんね。
でも、これらの覚悟は、あなたから何かを「奪う」ものではなく、幸せな共同生活を築くために必要な責任です。
失うものより得られるものの方が大きい場合もあります。
まずは、どんな覚悟が必要なのか自分に当てはめてイメージしてみてくださいね。
今はまだ結婚の覚悟ができなくてモヤモヤしている人もいるのではないでしょうか。
結婚の覚悟ができないのは、目の前の不安や迷いが解消されていないから。
そんな漠然とした不安を具体的にし、一つひとつクリアしていくことが、自信をもって結婚に踏み切るための最善策です。
ここでは、結婚の覚悟を決めるために、あなたが今すぐやるべき3つのステップを整理してみましょう。
結婚への迷いの多くは、「自分が何を求めているのか」が曖昧なために生まれます。
まず、自己分析を通じて、結婚生活で譲れない価値観を明確にしましょう。
たとえば…
譲れない条件を書き出す
「仕事は続けたい」「週末はひとりの時間がほしい」「家事の分担は平等がいい」など、結婚によって失いたくないもの、手に入れたいものを具体的にリストアップ。
「なぜそう思うのか」を深掘りする
単に「お金がほしい」ではなく、「経済的な安定が、将来のキャリアチェンジの選択肢を与えてくれるから」といったように、その条件の背景にある本質的な価値観を見つけ出すことが重要です。
自己分析を通じて「自分が何を大切にしたいか」を明確にすることで、「この人となら、自分の望む人生が実現できる」という確信につながり、迷いを断ち切ることができます。
結婚の覚悟ができない理由のひとつに、「この人でいいのか?」という迷いがあります。
これは、相手の小さな欠点や不満な点ばかりに目が向き、関係が続いている本質的な理由を見失っている状態かもしれません。
たとえば…
「感謝リスト」を作成する
パートナーの好きなところ、感謝していること、尊敬できるところを意識的に書き出してみましょう。
冷静にリストを眺めると、「この人だからこそ得られている安心感」が再認識できます。
「欠点」を「個性」と捉え直す
相手の欠点も、「それも含めて愛せるか」という覚悟が必要です。
ルーズさも「おおらかさ」と捉えるなど、視点を変えることで、受け入れられる範囲が広がり、結婚への心理的なハードルが下がるかもしれません。
人は完璧ではありません。
相手の良い面に意識的に目を向け、「完璧ではないけれど、この人がいい」という確信こそが、結婚の覚悟となるはずです。
覚悟を決めるための最も重要なステップは、あなたの不安や迷いをパートナーと共有し、具体的な解決策を話し合うことです。
たとえば…
「結婚前の確認リスト」を使う
お金、仕事、家事・育児、親との関係、将来の住まいなど、結婚生活の現実的なテーマについて、徹底的に話し合いましょう。
特に不安に感じていることについては、お互いの希望を具体的に伝え、共同のルールを定めます。
実はツヴァイでも細かな確認リストを用意していて、真剣交際中のおふたりがすり合わせをできるようお渡ししているんです。
リストがあると話やすくなりますよね。
感情的にならず、事実ベースで話す
話し合いでは、相手を責めるのではなく、「私は〇〇だから不安に感じる」といった「I(アイ)メッセージ」で自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
これによって、お互いの価値観を理解し、建設的な解決策を見つけやすくなります。
覚悟は「ひとりで決める」ものではなく、「ふたりで築き上げる」ものです。
徹底的な話し合いを経て、「どんな問題が起こってもふたりなら乗り越えられる」という確信を持てた時、自然と結婚への覚悟は固まるはずです。
結婚の覚悟を決めるために、パートナーとの話し合いや自己分析の重要性について解説しましたが、それでもなお「どうしても覚悟ができない」ということもあるかもしれません。
それは、あなたの心の中で「本当にこの人でいいのか?」という迷いが解消されていないから。
人生の大きな決断だからこそ、慎重になりますよね。
焦って無理に答えを出す必要はないので、後悔のない選択を考えていきましょう。
ここでは、一度立ち止まり、冷静に自分の心と向き合うための対処法を解説していきます。
結婚への覚悟ができない時、焦って決断しようとするのは禁物。
あなたの迷いは、結婚生活で本当に大切にしたいことが、今の関係では満たされないと感じているサインかもしれません。
そんな時は、思い切ってパートナーと距離を置き、ひとりになる時間を作るのも良い方法。
連絡を控えたり、会う頻度を減らしたりすることで、「相手がいなくても平気だ」と感じるのか、「やはりこの人の存在は不可欠だ」と感じるのか、相手の存在価値を客観的に見つめ直すことができます。
そして、相手に費やしていた時間やエネルギーを趣味や仕事、友人との時間に振り分けてみましょう。
今の自由な生活が本当に結婚よりも大切なのか、将来の後悔はないのかを冷静に判断できるはずです。
不安の多くは「漠然」としているために増幅されます。
最悪のシナリオを具体的に想像し、そのリスクを今のパートナーとなら乗り越えられるかを考えてみましょう。
「もし相手がリストラされたら?」「もし義理の両親の介護が必要になったら?」など、困難な状況を想定し、その時のパートナーの対応やあなたの心境をシミュレーションすることで、ふたりの関係の耐久性を試すことができます。
結婚は、数十年続く共同生活。
恋愛感情のピークが過ぎた後も、「お互いに尊重し合えるか」「ふたりで困難を乗り越えられるか」を想像してみてくださいね。
距離を置いて冷静に考えたり、話し合いを重ねたりしても、覚悟が固まらない場合、それはふたりの価値観が結婚生活において決定的にズレている証拠かもしれません。
「この人で妥協しよう」という気持ちで結婚に踏み切ると、お互いにとって不幸な結果につながる可能性があります。
今のパートナーに納得できない点があるなら、別れを選び、本当に納得できる相手を探すのも選択肢のひとつ。
別れを決断したら、「自分が結婚生活で譲れない条件」や「相手に求める本質」を再確認し、次の婚活に活かしましょう。
たとえば、自分の価値観や希望を客観的に判断し、最適なパートナーを紹介してくれる婚活サービスを利用するのもおすすめ。
感情的な迷いを排除し、効率的かつ確実に「本当に合う相手」と出会える可能性が高まります。
もし、次のステップに進むことを検討しているなら、ツヴァイで婚活をリスタートして見ませんか?
ツヴァイでは希望条件だけでなく、相性や価値観からお相手を探すことができるので、ミスマッチなく、あなたに合う相手と出会えます。
また、専任のカウンセラーによる手厚いサポートがあるから、「これまでひとりで恋愛や婚活に悩んできた」という人も安心。
どんな人と出会えるのか、まずは気軽に体験してみてくださいね。
覚悟が固まってきた人も、まだ覚悟ができそうにない人も「成婚したカップルは結婚の覚悟をいつどんなタイミングでしたんだろう?」と気になりませんか?
そこで、ここではツヴァイで成婚したカップルの体験談をご紹介。
幸せを掴んだカップルの事例を参考にしてみてくださいね。
初めて会った時から他の人との違いを感じたというKさんとAさんのカップル。
Kさんはスピード感のある展開に「Aさんが不安を抱くのでは」とプロポーズを躊躇したそうです。
ところが、Aさんの返答は意外なものだったようです。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「付き合って3ヶ月で結婚なんて嘘だ」と思っていたのに、出会って3ヶ月で結婚! 運命の相手とそうじゃない相手の見極め方

―婚活を始めたきっかけと、ツヴァイを選んだ理由について教えてください。
Kさん:もうすぐ30歳という年齢になったことと、欲しいと思うものがなくなってしまって次はなにを目標にしようと考えたときに、自分のために頑張るっていうのは限界があるなと思って、婚活を始めました。婚活の手段として、マッチングアプリは自分の性格に合っていない気がしてはじめから結婚相談所にしました。いろんな会社の資料を取り寄せたり、店舗にも行ってみたんですけど、ツヴァイの担当の方がとても真摯に対応してくださったので、ツヴァイに決めました。
Aさん:私はもともと結婚願望が強くて、早く結婚したいと思っていたんです。でも、なかなかお相手に恵まれなくて……。マッチングアプリも試してみましたが、なかなかいい人と出会えなくて、結婚を本気で考えている人との出会いは相談所がいいんじゃないかなと思って入会しました。結婚相談所の比較サイトを調べたら、ツヴァイは費用が手頃で、サポートもちゃんと受けられそうだったんです。それで話を聞きに行ったら、担当の方もすごくいい方だったので、そのままツヴァイに決めました。
―KさんはAさんのことが好きっていうのがすごく伝わってきます。
Kさん:あーそうかもしれない。ちょっと好きすぎますね。
Aさん:(笑)。
―その気持ちにAさんが応えてくれて真剣交際に進んだんですね。プロポーズはどんな感じだったんですか?
Kさん:告白からプロポーズまで間が空いていなくて、告白してから1〜2週間後ですね。自分的には、Aさんはまだ26歳だし、いくら結婚相談所とはいえ、すぐにプロポーズとなると怖いかなと思ってたんです。なので、将来的にちゃんとプロポーズする前提で、「一緒にツヴァイを退会しませんか?」って聞いたんです。
Aさん:どういう意味で言っているのか分からなくて「それってプロポーズ?」って確認しました。そしたら、「僕は同棲して自分をちゃんと見てもらってから、プロポーズしたい」って言われて。でも、私の考えでは結婚相談所に入ってる以上、結婚する覚悟はできているので、同棲は違うんじゃないかなと思って「それだと私に逃げ道があるよね」って言って。
Kさん:それを言われたときに、自分の覚悟のなさもそうですけど、自分よりよっぽどしっかりしていて、こんなに考えてくれてるんだっていうのがわかって。その瞬間「結婚するならもうこの人しかいない」って思ったんです。それで、今この瞬間を逃したら次に、いつチャンスがくるかわからない。ここは男として伝えないとダメだと思って。その瞬間「これは婚活なんだ。お互いに結婚したくて結婚相手を探してるんだ」ってことを改めて思って、「結婚してくれませんか?」って言いました。
―その気持ちにAさんが応えてくれて真剣交際に進んだんですね。プロポーズはどんな感じだったんですか?
Aさん:毎月面談があって、どうしたらいいんだろう?って思うところも、ちゃんと話せてアドバイスをくれるので助かりました。
Kさん:僕は担当の方に相談するタイプではなかったんですけど、Aさんと出会えたことがツヴァイに入って一番よかったことです。伝えたいこととしては、みなさん結婚相手を探して活動していると思うので、本当に自分に合う人が現れたら、もう一瞬で、話がすごいスピードで決まっていくのは本当なので、その覚悟を持ってやったほうがいいと思います。自分も「最初3ヶ月で結婚とか嘘やろ」と思ってたんですけど、本当に好きな人ができたら実際にそうなります。
Aさん:そうですね。覚悟はもっておいたほうがいいと思います(笑)。
仲睦まじいおふたりのエピソード、いかがでしたか?
Aさんの覚悟を聞いて、Kさんは「結婚するならもうこの人しかいない」と覚悟が固まったんですね。
個人的には、AさんがKさんに自分の意思をしっかり伝えられるのがすごく素敵だと感じました。
このおふたりなら、問題が起きても穏やかに話し合って解決していけそうですよね。
あなたがこれから新たに結婚の覚悟ができる出会いを求めているなら、本気で結婚を考えている人が集まる結婚相談所もぜひ検討してみてくださいね。
この記事では、結婚の覚悟ができない理由から、結婚に必要な6つの覚悟、覚悟を決めるために必要なこと、覚悟ができない場合の対処法について解説しました。
結婚は、人生の大きな転機であり「覚悟」を伴う選択です。
経済的な責任、ライフスタイルの変化、相手の家族との関わりなど、避けられない現実が存在します。
でも、同時に、信頼できるパートナーと支え合うことで、安心感や人生の充実感を得られるのもまた結婚の大きな魅力。
結婚の覚悟は決して重荷ではなく、「幸せな未来」へ踏み出す力となるんです。
今抱えている不安や迷いを整理し、大切なものを見極めることができたなら、きっとあなたは幸せな未来への第一歩を踏み出せるはずです。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)