
「結婚って、本来は幸せでワクワクするもののはずなのに、どうして私だけこんなに怖いの?」「私って、どこかおかしいのかな……」
もしあなたが今、そんなふうに自分を責めてしまっているとしたら、まず伝えたいことがあります。
そのモヤモヤや漠然とした怖さは、決してあなた一人だけが抱えている特別な感情ではありません。
結婚は、生活も人間関係も価値観もガラッと変わることもある大きなライフイベント。
不安を感じるのは自然なことです。
むしろこの先の人生をちゃんと考えているからこそ、簡単に踏み出せないのだと思います。
この記事はツヴァイ編集部Yが、「結婚が怖い」という気持ちが珍しくないことをデータで確認したうえで、怖さの正体をタイプ別に整理し、乗り越えるためのヒントをお伝えします。
「結婚が怖い」と感じる人の割合は、あなたの想像以上に多いです。
ポイントは、結婚が怖い=結婚したくない、とは限らないこと。
「結婚したい気持ちはある。でも、同時に怖い」
この両方の気持ちを抱える人が少なくありません。
「みんな幸せそうに結婚の準備をしているし、怖いなんて思うのは私だけかも……」と思いがちですが、実際はそうではありません。
たとえば、2017年のマイナビウーマンの調査では、独身男女409名に「結婚するのを怖いと思いますか?」と質問したところ、約50%が「怖い」と回答しています。
引用元:マイナビウーマン『結婚を「怖い」と感じる理由とその克服方法まとめ』
もちろん、この調査はサンプル数に限りがあるため、「日本全体の割合」と断定はできません。
それでも、「結婚が怖い」という感覚が一定の共感を得ていることがうかがえます。
また、こども家庭庁の意識調査(2024年)では、未婚者が結婚のハードルとして挙げるものとして、「怖さ」につながる要素が上位に並んでいます。
1. 出会いの場所、機会がない(29.3%)
2. 結婚しているイメージができない(25.2%)
3. 自由さや気楽さを失いたくない(24.4%)
引用元:こども家庭庁 webアンケート調査結果2024年
これらの結果から見えてくるのは、「結婚が怖い」と感じる背景には、結婚そのものへの拒否感というよりも、将来が見えにくいことへの不安が大きく影響しているという点です。
特に「結婚しているイメージができない」「自由を失いそう」といった回答は、結婚後の生活像や自分の役割が具体的に描けないまま、「何か大きなものを失うかもしれない」という漠然とした恐れを抱いている状態だといえるでしょう。
かくいうツヴァイ編集部Yも結婚願望はあるのですが、実際に「この選択で本当にいいのかな」「将来、後悔しないかな」と立ち止まってしまうことがありました。
SNSをみれば、最初は幸せそうな夫婦でもうまくいかなかった話が簡単に目に入ってきます。
情報や選択肢が多いからこそ正解が分からなくなったり、「よくわからないもの」に対して不安を感じるのは、ごく自然なことです。
一方で、その「怖さ」が強く、長く続き、日常生活や恋愛にまで影響しているなら、いわゆる「結婚恐怖症(ガモフォビア)」と呼ばれる状態に近い可能性もあります。
ここで大切なのは、よく聞くマリッジブルーとの違いです。
マリッジブルーは、結婚が具体的に決まった時期(入籍や挙式前など)に、環境の変化や責任を前にして気持ちが揺れる状態として語られることが多いです。
「結婚恐怖症」は、結婚という概念そのものに強い恐怖が出て、回避が続くイメージで使われます。
たとえば、
・結婚の話が出るだけで強い不安が押し寄せる
・将来の約束を迫られると極端に距離を取ってしまう
・動悸、不眠、パニックに近い反応が出る
など、自分の意思ではどうしようもできないケースもあります。
医学的には「結婚恐怖症」がそのまま正式な診断名として定義されているわけではありません。
一般的に恐怖症(特定の恐怖)とは、特定の対象や状況に対して強く持続的な恐怖が続き、回避や生活上の支障につながる状態を指します。
もしあなたの怖さが恋愛や生活の選択肢を狭めてしまうほど大きいなら、それは気合いや努力の問題ではなく、心のストップサインかもしれません。
その場合、「私って病気なのかな」と決めつけて落ち込む必要はありません。
むしろ「自分を守ろうとしている心の反応なんだ」と受け止め、必要なら第三者(カウンセラー、医療機関、信頼できる相談先)に頼ることが大切です。
「結婚が怖い」と感じる理由は、人それぞれ違います。
大切なのは、その怖さを性格の問題や意志の弱さとして片づけないことです。
結婚への不安は多くの場合、これまでの人生経験や価値観から自然に生まれています。
ここでは、よく見られる3つのタイプに分けて、「なぜ怖くなるのか」を心の仕組みとしてひも解いていきます。
「自分はどれに近いだろう?」と考えながら読んでみてください。
幼少期の家庭環境や、親との関係性は、大人になってからの恋愛観・結婚観に大きな影響を与えることがあります。
たとえば、幼少期に両親の不仲な姿を見たり、両親から愛されていないと感じた経験が、「結婚=幸せとは限らない」「愛情は永遠ではない」「自分は愛される存在ではない」といったネガティブな考えを無意識につくってしまうことがあります。
・「両親みたいに、いずれ喧嘩ばかりの夫婦になるのではないか」
・「誰かを心から信じたら、また裏切られるのではないか」
・「愛されても、その愛情がいつか消えてしまうのではないか」
本当は温かい家庭を望んでいるのに、傷つくことへの恐れが先に立ち、無意識に結婚から距離を取ってしまう。
これは逃げではなく、これまでの経験から身につけた自分を守るための反応です。
仕事もプライベートも充実し、経済的にも自立している人に多いのがこのタイプです。
一人でいる時間が心地よすぎるがゆえに、誰かと生活することに強い違和感や抵抗を感じてしまいます。
たとえば、こんな気持ちはありませんか?
・「今の快適な生活やペースが乱されるのが嫌だ」
・「一人の時間が減って、趣味や自己投資の時間が取れなくなりそう」
・「常に相手を気にしながら生活するのは息苦しそう」
このように、結婚は自由が減るように感じてしまい、相手がどんなに素敵な人でも、この変化を受け入れる覚悟があるのか?という問いの前で立ち止まってしまいます。
ただし、これは結婚に向いていないということではありません。
「自分の人生を大切にしたい」という意識が強いからこそ生まれる、慎重さの表れでもあります。
責任感が強く、真面目な人ほど陥りやすいのがこのタイプです。
結婚生活の理想のハードルを自分で高く設定しすぎてしまい、結婚を「失敗が許されない人生の一大ミッション」と捉えています。
・「家事も仕事も育児も完璧にこなさないと」
・「夫婦関係がうまくいかないのは自分の努力不足」
・「家族の将来を自分一人で背負うことになるのでは」
このタイプの人は、弱音を吐いたり人に頼ったりするのが苦手で「ちゃんとやらなきゃ」「期待に応えなきゃ」と自分を追い込んでしまう傾向があります。
その結果、まだ完璧じゃない自分で結婚することへの恐れが強くなり、踏み出す前から大きなプレッシャーを感じてしまうのです。
結婚は本来、二人で試行錯誤しながらつくるものです。それでも「最初から正解を出さなければ」と思ってしまう真面目さが、結婚への怖さにつながっています。
ここまで読んで、「結婚が怖い理由は分かったけれど、じゃあどうすればいいの?」と感じている人も多いかもしれません。
結婚への不安を無理に消そうとすると、余計に強まることもあります。
自分のペースで少しずつ向き合っていくことが大切です。
ここでは、多くの人が実際に取り組みやすく、心理学的にも有効とされている4つの方法を紹介します。
「結婚が怖い」という感情は、とても漠然としています。
この漠然さこそが、不安を大きく感じさせる原因です。
そこでおすすめなのが、不安を言葉にして外に出す作業です。
紙とペン、またはスマホのメモを使って、次のステップで整理してみましょう。
【ステップ1:不安を書き出す】
紙の中央に「結婚が怖い」と書き、そこから思いつく不安をすべて書き出します。
例:「家事」「仕事と両立できるか」「お金」「自由がなくなる」「離婚」「義家族」など
※良い・悪いを判断せず、とにかく出し切ることがポイントです。
【ステップ2:「なぜ?」を繰り返す】
それぞれのキーワードに対して、「なぜそれが怖いのか?」と自分に問いかけます。
例:「家事が怖い」
→ なぜ? → 私ばかり負担するかもしれない
→ なぜ? → 相手が協力してくれないと困る
→ なぜ? → 家事を完璧にこなせる自信がない
→ なぜ? → 手を抜いたら責められる気がするから
このように深掘りしていくと、不安の根本原因が見えてきます。
【ステップ3:分類する】
最後に、出てきた不安を「解決できる課題」と「過去の経験や思い込み」の2つに分けます。
解決できる課題
→(例)家事分担は、話し合いやルール作りで調整できそう
過去の経験や思い込み
→(例)「完璧にやらなければ許されない」という考え方
多くの場合、不安のほとんどの部分は「今すぐ起きる現実」ではなく、過去の経験から作られた思い込みだと気づけるはずです。
それだけでも、「漠然と怖い」状態から一歩前に進めます。
結婚への不安が強い人ほど、無意識に「世間一般の結婚像」「親や周囲が思う結婚」を基準に考えてしまいがちです。
結婚したらこうあるべき、夫婦とはこういうもの、といった外から与えられた理想は、知らないうちにプレッシャーになります。
一度立ち止まって、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
・「私にとって、結婚で一番大切にしたいことは何だろう?」
・「逆に、これは譲れない・これはしたくない」と感じることは?」
・「どんな関係性なら、今の自分の人生を壊さずに続けられそうか?」
結婚には正解がありません。
「自分に合う形」を言葉にできるようになると、結婚は漠然とした恐怖の対象ではなく、選択肢の一つとして捉えられるようになります。
結婚が怖い人の多くは、自分がちゃんとできる自信がない、相手を幸せにできないかもしれないという思いを心のどこかで抱えています。
これは能力の問題ではなく、自己肯定感が低いことが影響しているケースがあります。
自己肯定感とは、「完璧な自分を信じること」ではなく、「不完全でも、対処しながら生きていける自分を信頼する感覚」です。
日常の中でできる小さな習慣としては、
・できなかったことより、今日できたことを一つ振り返る
・「ちゃんとしなきゃ」を「今の私なりでいい」に言い換える
・他人と比較して落ち込んだとき、「比べなくていい理由」を考える
といったことが挙げられます。
自己肯定感が育つと、「失敗したらどうしよう」ではなく「何かあっても、話し合って乗り越えられるかもしれない」と未来を柔らかく想像できるようになります。
結婚への不安は、とても個人的でデリケートなテーマです。
だからこそ、一人で抱え込むほど視野が狭くなりやすく、「考えても考えても答えが出ない」状態に陥りがちです。
信頼できる第三者に話すことで、自分では気づかなかった思い込み、実はそれほど深刻ではない不安、逆に、きちんと向き合ったほうがいい課題が整理され、気持ちがスッと軽くなることがあります。
相談相手は、必ずしも「正解」をくれる人である必要はありません。
大切なのは、否定せずに話を聞き、あなたの考えを一緒に整理してくれる存在であることです。
不安の種類や深さによって、向いている相談先は異なります。
ここで代表的な選択肢を整理してみましょう。
| 向いている人 | 期待できること |
|---|---|---|
心理カウンセリング | 過去のトラウマや家庭環境の影響で、結婚という考え自体が怖い人 | 不安の根本原因や思考のクセを一緒に整理し、気持ちを安定させるサポート |
恋愛カウンセリング | 恋愛が長続きしない、いつも同じ悩みを繰り返してしまう人 | 対人関係やコミュニケーションのパターンを客観的に見直すヒント |
結婚相談所・婚活サービス | 不安はあるが、結婚したい気持ちもあり、前向きに進みたい人 | 結婚観や条件の整理、現実的な選択肢の提示、交際を進めるうえでの具体的なサポート |
この中でも、
「結婚が怖いけれど、いずれは結婚したい」
「一人で考える段階は終えて、少し現実に進みたい」
と感じている人にとって、結婚相談所や婚活サービスは特に現実的な選択肢といえます。
心理カウンセリングが「心の整理」を主な目的とするのに対し、結婚相談所は不安や条件を言語化し、実際の出会いや交際を通して少しずつ不安を解消していくため、行動しながら不安と向き合える環境が整っている点が特徴です。
「まだ自信はないけれど、誰かと一緒に考えながら進みたい」
そんな人にとって、第三者のサポートがあることは大きな安心材料になります。
最後に、ぜひ自分に問いかけてみてほしいことがあります。
「私は、結婚に完璧を求めすぎていないだろうか?」
結婚は完成された状態で始まるものではありません。
価値観のすり合わせ、生活の調整、気持ちの揺れ、それらを含めて時間をかけてつくっていく関係です。
不安があるから結婚できないのではなく、不安があるのに「不安があってはいけない」と思ってしまうことが、前に進めなくしている場合もあります。
怖さをゼロにしてから動く必要はありません。
不安を抱えたままでも、向き合いながら一歩ずつ進んでいく道はあります。
あなたが「結婚はしたいけど何となく怖い」「不安を乗り越えて幸せな家庭を築きたい」という気持ちを持っているなら、その一歩を心強く支えてくれる存在が結婚相談所です。
結婚相談所ツヴァイでは、一人ひとりの価値観を大切にしながら今感じている不安や迷いも含めて、丁寧に話を聞くところからスタートします。
気持ちをうまく言葉にできなくても問題ありません。
実際、同じように迷いや不安を抱えながらも少しずつ気持ちを整えて、自分のペースで前に進んでいる人がたくさんいます。
結婚相談所と聞くと、「覚悟が決まっている人だけが行く場所」「いきなり入会を勧められそう」と身構えてしまう人もいるかもしれません。
ツヴァイでは、まずは無料のマッチング体験を通して、自分にどんな出会いの可能性があるのか、どのようなサポートを受けられるのかを知ることができます。
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【マッチング無料体験】“30歳までに結婚したい”周りの結婚に焦る20代後半男性のお悩み
ここまで、「結婚が怖い」と感じてしまう理由や、その恐怖とどう向き合えばいいのかについてお伝えしてきました。
結婚は人生を大きく変える選択だからこそ、頭では理解していても、心がブレーキをかけてしまうことがあります。
この「怖さ」は、気持ちの問題というよりも、これまでの経験や価値観から自然に生まれた心の反応です。性格が弱いからでも、前向きさが足りないからでもありません。
大切なのは、「なぜ怖いのか」「何が引っかかっているのか」を少しずつ言葉にし、自分の中で整理していくことです。
一人で考えるのがつらいときは、誰かと一緒に考える選択肢もあります。
結婚相談所は「覚悟が決まってから行く場所」と思われがちですが、実際は相談からでも全く問題ありません。不安を乗り越え、前に進むための心強い味方になってくれるはずです。
この記事が、あなたが抱えている「結婚への恐怖」を少し客観的に見つめ直し、次の一歩を考えるきっかけになれば幸いです。焦らず、あなたのペースで、あなたらしい未来を選んでいってください。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)