こんにちは、ツヴァイ編集部のIです。
結婚しない選択をする人も増えている昨今、「結婚って本当に意味あるのかな?」と思うこともあるのではないでしょうか。
かくいう私自身も、まわりの友人たちが次々と結婚していく中で、「自分もそろそろ?」と思ったり、
「でも、今の自由な生活も捨てがたい…」と感じ、結婚に迷いを感じた時期がありました。
結婚は人生の大きな節目。
だからこそ、踏み出す前に“自分にとっての意味”をじっくり見つめ直すことが大切です。
そこでこの記事では、「結婚の意味」を徹底深堀り。
結婚する理由やメリットを整理しながら、既婚者のリアルな満足度、そして「結婚に意味を感じられない」と考える人たちの本音まで、幅広くご紹介します。
読んだあとには、きっとあなたなりの「結婚の意味」が見えてくるはずです。
「なぜ、結婚するのか?」──その答えは人それぞれですが、多くの人が感じている“結婚のよさ”には、共通点があります。
「一緒にいるとほっとする」「今日あったことをすぐ話したい」といった、かけがえのない日常をともに過ごせるパートナーができること。これは結婚の大きなメリットのひとつです。
「楽しいことは倍になり、悲しいことは半分になる」と言われるように、喜びも悲しみも分かち合える存在がそばにいることは、
人生をより豊かで安心できるものにしてくれますよね。
一人で過ごす時間も大切ですが、心が通じ合う相手と常に繋がっていられるという感覚は、何物にも代えがたい心の支えとなるものです。
人生は順風満帆なことばかりではありません。
仕事での失敗、病気、大切な人との別れなど、思いがけない困難に直面することもあります。
そんなとき、そっと寄り添い、手を差し伸べてくれるパートナーの存在は、何よりも心強いものです。
一人で抱え込みがちな悩みを打ち明けたり、弱音を吐いたりできる相手がいることで、孤独感から解放され、前を向く力が湧いてきますよ。
生活の経済的な基盤が安定しやすいのも、結婚における大きなメリットです。
特に共働きの場合、二人で家計を支えることで、一人で生活するよりも収入面の安心感はぐっと高まります。
生活費を分担することで、日々の出費にゆとりが生まれるだけでなく、将来に向けた貯蓄やマイホームの購入、子どもの教育費といった大きな目標に対しても、二人で協力して計画的に進めることができるようになるでしょう。
我が家はお互いに収入が一時的に途絶えたことがあり、もう一方の収入があることで経済的危機を乗り越えられた経験があります。
独身の場合、自分自身の収入が途切れたら家計に入るお金はゼロになりますからね。
収入源が二つあるのは大きいと改めて感じました。
結婚をすると、日々発生するさまざまなタスクを二人で協力してこなせます。
お互いの得意・不得意を補い合いながら、家事の分担や子育ての役割を決めることで、一人ですべてを抱え込む必要がなくなります。
心にも時間にもゆとりが生まれ、夫婦それぞれのプライベートな時間や趣味の時間を確保しやすくなります。
また、子どもがいる場合、育児の喜びや大変さを二人で分かち合うことができ、より深い絆が生まれますよ。
年齢を重ねるにつれて、募ってくる健康面や経済面、孤独など、老後の生活に対する不安。
結婚は、そんな老後の不安を大きく軽減してくれます。
歳を重ねてからも、常にそばにいてくれるパートナーがいることで、お互いの健康を気遣いあったり、病気になったときに助け合ったりすることができるのは心強いですよね。
私の場合、夫婦で老後のための貯蓄を始めたことで、老後資金への不安がだいぶ和らぎました。
老後資金ひとつでも「どうする?」と話し合える相手がいることは、大きな心の支えになると感じています。
結婚には、社会的な信用を得やすくなるという側面もあります。
特に日本では、住宅ローンや賃貸契約、クレジットカードの審査などの場面で、既婚者であることがプラスに働くケースが少なくありません。
これは、「結婚して安定した家庭を築いている」というイメージが、経済的・社会的な安定性を示すひとつの指標と見なされやすいためです。
もちろん、個人の信用は結婚しているか否かだけで決まるわけではありませんが、社会的な評価を考えるうえで、
既婚者であることは有利に働く場面が多いといえます。
「孫の顔が見たい」「早く安心させてほしい」──親が子どもに対して抱く、このような思いに応えられるのも結婚の大きなメリット。
親や家族があなたの幸せを願っているからこそ、結婚という人生の節目を迎えることで、大きな安心感を与えることができます。
また、結婚はパートナーの家族との新しい関係を築くきっかけにもなります。
互いの家族との交流を通じて、これまでとは異なる視点や価値観に触れることで、人生の幅が広がり、より豊かな人間関係を築くことができるでしょう。
ここで、改めて「結婚とは何か」を確認してみましょう。
よく耳にする「結婚」という言葉。ですが、その本質について深く考える機会は意外と少ないものです。
結婚とは、男女が法的に認められた“夫婦”として暮らすこと。
(※日本の民法上は男女間に限られますが、本文では多様なパートナーシップも尊重する立場として解説します。)
結婚は単なる感情のつながりではなく、法律に基づいてお互いに責任や義務を持つ、社会的なパートナーシップです。
日本では、民法で「同居義務」「協力義務」「扶助義務」などが定められており、それぞれが支え合う関係性を築いていくことが求められます。
それにより、住宅ローンでペアローンという選択肢ができる、急病などで救助が必要になったときに連携しやすくスムーズに事が運ぶなどのメリットも。
独身の場合、救急搬送になれば実家や勤め先に連絡、となる可能性が高いですが、既婚者はまずパートナーへの連絡が一般的。
連絡をとれる相手がすぐ近くにいるのは安心ですよね。
恋愛が「感情ベース」の関係だとすれば、結婚はそこに“責任”や“継続性”が加わる関係。
ドキドキやときめきも大切ですが、それ以上に「この人と一緒に人生を築いていきたい」という“覚悟”や“信頼”が軸になります。
だからこそ、結婚には日常生活の現実も受け入れる“力”が求められるのです。
結婚する意味を考えている人にとって、
「実際に結婚して、幸せを感じている人はどれくらいいるのか」はおおいに気になるところでしょう。
そんな疑問に答える、興味深いデータがあります。
明治安田生活福祉研究所では、40〜64歳の男女に、「結婚生活に対する満足度」の調査を行いました。
その結果、子どもがいる既婚男女の70〜80%、子どもがいない既婚男女の約80%が「結婚生活に満足している」と回答しています。
これは、「結婚して良かった」と感じている人が多いことを示す、心強い数字です。
また、同じく40〜64歳の男女に「現在幸せであるか」を尋ねた調査では、「幸せである」の回答が、未婚(死別や離別も含む)の男性が約50%、女性が約70%だったのに対し、既婚者では男女ともに約80%という結果でした。
引用元:人生 100 年時代の結婚に関する意識と実態
同じ調査では、結婚のメリットについても質問しています。
男性の回答でもっとも多かったのが、「精神的な安定」。続いて、「好きな人と一緒に暮らせること」。
安心感のある毎日が、男性にとっても心の支えになっていることがわかりますね。
疲れて帰ったとき、仕事でモヤモヤすることがあったとき、家に帰って話し相手になってくれたり、理解を示してくれたりする人がいると、「明日も頑張ろう」と思えますよね。
女性の声でもっとも多かったのは、男性と同じく「精神的な安定」。続いて多かったのが、「経済的な安定」でした。
将来に対する安心感や、気持ちを共有できる相手の存在が、結婚の満足度を高めているようです。
「給料は上がらないのに物価は上がりっぱなし…」そんな不満の声が尽きない昨今、経済的な安心感を得られるだけでも結婚する価値はある、と考える女性は多いのかもしれません。
一方で、「結婚に意味を感じない」「わざわざ結婚しなくてもいいのでは?」と考える人がいるのも事実。
その背景には、さまざまな価値観の変化があります。
「自分の時間が減るかも」「お金の使い道が制限されるかも」──こうした不安から、結婚をためらう人も。
実際に、「将来のための共同貯蓄などで自由に使えるお金が減った」という声も耳にします。
結婚しても楽しさより不満のほうが勝ってしまうのでは…と思うと、結婚にも慎重になってしまいますよね。
経済的にも精神的にも自立し、好きなことに時間を使える今の暮らしに満足している人にとっては、結婚が“幸せのゴール”とは限りません。
「このままで十分幸せ」と感じているからこそ、結婚の必要性を感じにくいのです。
近年はオンラインでいつでもどこでも友人や家族とコミュニケーションがとれるため、
「未婚の寂しさ」を感じにくくなってきているのもひとつの背景かもしれません。
近年、価値観の多様化が進み、事実婚や同性パートナーシップなど、結婚という形式にこだわらない選択肢が増えてきました。
「法律上の夫婦という形式に縛られることなく、互いの気持ちを大切にしたい」と考える人が増えているのも、今の時代ならではの傾向です。
法的な手続きよりも、パートナーとの絆や信頼関係を何よりも重視する生き方は、結婚という制度のあり方を再考させるきっかけにもなっています。
結婚への迷いや不安は、すぐに解決するものでもないですよね。
焦らず柔軟に考えてみるのもひとつの方法です。
「結婚しないとダメ」「結婚には意味があるべき」──そんな固定観念にとらわれる必要はありません。
結婚の意味は、人それぞれ。自分にとって何が大切かを見つめ直すことが、なにより大切です。
結婚は、人生を大きく左右する一大イベント。
急いで答えを出すのでなく、ゆっくりその意味を見つけていきましょう。
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もちろん、「結婚に意味がない」「結婚しない」という結論を出すのも個人の自由です。
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ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)