“近すぎず、遠すぎず”が心地いい。限られた時間の中で育まれた、家族の絆
2017年入籍
大阪府


婚活を「少し休もうかな」と思っていたCさん。そんな矢先に出会ったのがTさんでした。仕事の時間が逆転しているため、平日はほとんど顔を合わせないというおふたりですが、短い時間の中にも思いやりと感謝があふれています。“近すぎず、遠すぎず”の程よい距離感を大切に、これからも自然体で穏やかな日々を重ねていきます。
この記事のポイント
- 「休もうかな」と思った翌週に出会い、トントン拍子で結婚へ
- 限られた時間の中でも、思いやりと感謝を忘れない夫婦関係
- “近すぎず、遠すぎず”の程よい距離感で育む穏やかな日常
プロフィール紹介
2017年入籍
Tさん
(会社員)
Cさん
(会社員)

家族構成
Tさん(51歳)、Cさん(47歳)、長女(5歳)
※2025年10月現在
趣味・休日の過ごし方
Tさん:スポーツ全般
Cさん:パン作り、旅行
家族でお出かけ
お二人の年表
| 2017年5月 | 交際開始 |
|---|---|
| 7月 | プロポーズ |
| 11月 | 婚姻届提出 |
| 2018年2月 | 結婚式 |
| 2019年11月 | 第一子誕生 |
- お二人の婚活エピソードはこちら
- 趣味の旅行とお酒で意気投合、「次もまた会いたい」と2回目のデートで交際開始
休もうかなと思った、その翌週に出会った

いま振り返ってみてツヴァイでの活動はいかがでしたか?
Tさん:活動したのは1年ほどでした。5人くらいの方とお見合いしましたが、妻に出会ってからはトントン拍子で結婚まで進んでいきました。
Cさん:私は2年くらい活動していたのですが、申し込んでも会えなかったり、会っても「ちょっと違うな」って感じたり…。いい感じの人がいても続かなくて、「しばらく休もうかな」って思っていたんです。それを担当の方に話したら、「もうちょっと頑張ってみよう!」って背中を押してもらって。そのすぐ後に紹介してもらったのが夫でした。だから、あのとき休まなくて本当によかったなって思います。タイミングって大事ですね。
お互いに「この人だ」と思ったきっかけは何でしたか?
Cさん:話していて楽しくて、飽きないところです。無理をしなくていいんだなって思えました。
Tさん:僕の提案や誘いを、いつも楽しんでくれるところがいいなと思いました。初めて一緒に観た映画がアニメだったんですが、誘うときは少し迷っていて。でも彼女が「好きだし、いいよ」って言ってくれて、一緒に楽しんでくれたのが嬉しかったですね。

婚活中、「こんな結婚生活を送りたい」というイメージはありましたか?
Cさん:私は、「結婚したらこうしたい」とか「ああしたい」とか、具体的なイメージは特になくて。自然に過ごせたらいいなぐらいの感覚でしたね。
Tさん:正直、「結婚したら自由がなくなるんだろうな」って思っていました。でも実際はそんなことなくて、子どもができるまではお互いの時間を大切にできていました。
Cさん:そうそう。2人のときは、お互いの自由とか趣味をちゃんと尊重していました。休みが2日あったら、「1日は好きなことをしようね」って感じで。だから特に不満もなかったです。
限られた時間の中で、重ねてきた家族のリズム

結婚してから、一緒に暮らす中で感じた変化や違いはありますか?
Cさん:生活習慣は、少し違いがありましたね。寝る時間や起きる時間など、結婚前と比べると生活リズムはだいぶ変わりました。夫に完全に合わせているわけではないですけど、少しずつ寄せていった感じです。
Tさん:うちは仕事の時間が逆転しているので、2人で過ごす時間はそんなに多くなくて…。家にいる時間もずれているので、平日はほぼ顔を合わせない日もあります。夜勤の週は特にそうですね。残業も多いので、結婚当初からずっとそんな生活が続いています。
Cさん:でも、付き合っているときは頑張ってくれていたみたいです(笑)。夜勤明けでも「出かけよう」って誘ってくれて。結婚してから彼の妹さんに、「お兄ちゃん、あの頃めっちゃ頑張ってたで」って聞いて知りました。
お仕事の時間帯が違う中で、普段どんなふうに1日を過ごしているんですか?
Cさん:夕方、夫が仕事に出て行く前に、私たちが保育園と仕事から帰ってくるんです。その後、1時間くらいは一緒に過ごせますね。それから夫は仕事へ行って、私は子どもとご飯を食べて、お風呂に入って、寝かしつけて。翌朝起きたとき、残業がなければちょうど夫が帰ってきていて、保育園に行くまでの1時間くらいは一緒に過ごせる感じです。
Tさん:残業がある日は、朝は顔を合わせられないこともあります。僕が帰るころには、もう2人とも出かけた後ですね。

平日は、Cさんがお子さんと2人で過ごされる時間が多いんですね。
Cさん:でも、夫の実家がすぐ近くにあるので、ほぼ毎日ご飯を食べさせてもらっています。義母にもたくさん助けていただいていて、本当にありがたいです。世の中のワンオペのお母さんたちに比べたら、私はだいぶ楽をさせてもらっていると思います。
Tさん:子育てでは、僕は遊び担当です(笑)。でも最近は「一緒にお風呂入ろう」って誘っても、「ママがいい」って言われちゃって。少し寂しいですね。
家族が増えて、変わったこと、変わらないこと

お子さんが生まれてから感じた、お互いの変化はありますか?
Cさん:掃除は基本的に、夫が休みの日にしてくれるようになりました。なので、私はけっこう手を抜いちゃっていて、ほとんどしていません(笑)。
Tさん:子どもが生まれる前はそこまでじゃなかったけど、いまは気になったらすぐにやるようになりました。
Cさん:あとは、「お疲れさま」とか「いつもありがとう」といった言葉を、前よりもかけてくれるようになりました。「子どものこと、いつも見てくれてありがとう」って労ってくれることもあって。そういう感謝の言葉を聞く機会が増えた気がします。
Tさん:特に意識しているわけじゃないけど、気づいたときにはできるだけ伝えるようにしています。

CさんはTさんのことをあだ名で呼ばれているんですね。その呼び方はいつ頃からですか?
Cさん:付き合い始めた頃に、「さん付けで呼ばれるのは嫌や」って言われて。でも、呼び捨ては少し抵抗があったので、親しみのある呼び方に変えました。それからずっと、子どもが生まれてからもそのままです。娘もたまに私の真似をして、彼をあだ名で呼んでいます(笑)。
Tさん:さん付けで呼ばれるのは、なんかよそよそしいというか、少しむずがゆい感じがして。僕も変わらず、妻のことは名前で呼んでいます。
Cさん:お互いを「パパ」「ママ」とか「お父さん」「お母さん」って呼ぶのは、ちょっと違うなって思っていて。
Tさん:そうだね。「誰かのパパ」とか「ママ」っていうより、彼女は彼女なので。名前で呼ぶのが一番しっくりくるんですよね。これからも、それは変わらないと思います。
何気ない日常に宿る、“思いやり”のかたち

「この人でよかった」と感じる瞬間は、どんなときですか?
Cさん:私がプリプリ怒っていても、さらっと流してくれたり、言い返してこなかったりするときです。たまに「これ以上言ったらあかんな」って思うときもありますけど(笑)。基本的には、私が怒っても寛大な気持ちで見てくれていることが多いです。多分、私が甘えているんでしょうね。言いたい放題言ってもちゃんと受け止めてくれるので、安心できるんだと思います。
Tさん:あんまり反対されることがないところですかね。僕が「こうしたい」って思うことに対して、基本的に「いいよ」って言ってくれるんです。最近はあまり飲みに行く機会もないけど、「飲みに行ってくるね」って言っても、特に反対されたこともありません。
Cさん:一応「えー」って言うときはありますけどね(笑)。でも、子どもが生まれる前より回数も減ったので、いまは全然です。「帰るときに連絡してね」「終電までには帰ってきてね」って伝えるぐらいで、「いってらっしゃい」って送り出しています。

夫婦円満でいるために、心がけていることや工夫はありますか?
Cさん:夫にLINEで連絡事項を送ったときに、「仕事、頑張ってな」とか一言添えてくれるんです。だから私も「これから帰るよ」って連絡がきたら「お疲れさま」って返したり。そういう小さなやりとりは大事にしています。
Tさん:あとは、相手が言っていたことを思い出して、パッとやっておくことかな。例えば、自転車の空気をしれっと入れておくとか。
Cさん:え!?全然気づいてなかった(笑)。
Tさん:「これくらい普通かな」って思う範囲のことは、別に言わないよ(笑)。
Cさん:私はめっちゃアピールします(笑)。「やっといたで!」って言って、褒められ待ちです。でもいま話していて、私の知らないところで意外といろいろやってもらっているのかもなって思いました。

結婚してよかったなと感じたエピソードはありますか?
Tさん:愛情を感じたときですかね。「おいしかったから、食べてみて」って、僕のためにご飯を残してくれているときとか。あとは、ちょっとしたLINEのスタンプからも感じます。ハートがいっぱい飛んでいるようなのとか(笑)。
Cさん:そうなんや。そこ愛情を感じてもらっているとは思ってなかった(笑)。私は、結婚して初めて体調を崩したときかな。夫は料理ができないんですよ。いままで一人暮らしもしたことがなかったので。でもそのとき、うどんを作ってくれて。「結婚してよかったな」「優しいな」って思いました。
Tさん:やればできるかなって思って。しんどそうな姿を見ていたら、自然と「作らなあかんな」って思ったんだろうね。
Cさん:絶対、お母さんに頼んで作ってもらうと思ってた(笑)。普段、料理なんてしないのに、自分で作ってくれたのがすごく嬉しかったですね。
忙しい毎日の中でも、“夫婦の時間”は忘れずに

お2人で過ごす時間は作られていますか?
Cさん:有休をとって昼飲みに行くことはありますね。年に数回ですけど。
Tさん:偶然休みが重なるときもあれば、「結婚記念日が近いから、この日は休んでどこか食べに行こうか」って休みを合わせることもあります。
結婚記念日は、毎年何かされているんですか?
Tさん:特に毎年これって決めているわけじゃないですけど、記念日が過ぎてからでも「このあたりでご飯行こうか」って感じになりますね。行ける年と行けない年があるって感じです。
Cさん:子どもがいなかった頃は、ちょっと落ち着いたお店にも行っていたので、たまにはそういうところにも行きたいですね。
Tさん:たしかに。2人でゆっくりしたいね。
近すぎず、遠すぎず。これからも程よい距離で

お子さんの手が離れたら、2人でやってみたいことはありますか?
Tさん:何かしら運動は一緒にしたいですね。テニスとか、バドミントンとか。
Cさん:卓球でもいいけど。昔、たまたま私が卓球に勝っちゃって、いまだに根にもっているんですよ(笑)。あとは、2人で旅行もしたいね。
Tさん:そうそう。温泉にも行きたいし、野球も見に行きたいな。旅行がてら福岡とか北海道とか、行ったことのない球場を巡る旅をしてみたいです。
Cさん:今年、子どもが生まれてから初めて一緒に甲子園に行ったんです。でも最後は子どもが飽きちゃって、7回ぐらいで帰りました。
Tさん:だから最後、いいところ見られなかったんですよ。あのあと逆転したのに(笑)。
これから10年先、20年先、どんな時間を一緒に過ごしていきたいですか?
Cさん:笑っていられたらいいかな。ニコニコできたら、それに尽きますね。あとは2人とも元気でいたいです。
Tさん:近すぎず遠すぎず、ですね。近すぎたら熱すぎてストレスを感じるだろうし、かといって遠すぎたら、その熱も伝わらないのかなって。だから、程よい距離感がいいと思います。いまはどっちかというと少し遠い感じなので、もう少し一緒にいる時間ができると嬉しいですね。なにかを変えたいとかはなくて、いまのままの妻でいてほしいなって思います。あとは、一緒にまたゆっくり晩酌がしたいですね。

(大阪府のご自宅で撮影)
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