深夜2時までケンカした2人が辿り着いた幸せ。
先輩夫婦が語る“結婚相手の見極め方”
2017年入籍
大阪府


2017年に成婚退会されたDさんYさん夫婦。結婚当初はケンカが絶えなかった2人ですが、今や老夫婦のように落ち着いた関係を築けているそう。そこに至るまでの経緯や結婚してよかったと思った瞬間など、8年間の結婚生活の「酸い」や「甘い」を、赤裸々に語っていただきました。
この記事のポイント
- 初めてのお見合い相手と出会い、わずか3ヶ月でご成婚
- 結婚当初は深夜2時まで話し合うほどの衝突も
- 子どもの誕生を機に絆が深まり、”老夫婦のように穏やか”な関係へ
プロフィール紹介
2017年入籍
Dさん
(会社員)
Yさん
(音楽家)

家族構成
Dさん(35歳)、Yさん(37歳)、長男(4歳)
※2025年9月現在
趣味・休日の過ごし方
Dさん:ヨガ
Yさん:ヨガ
息子の習い事の送迎
お二人の年表
| 2017年4月 | 交際開始 |
|---|---|
| 6月 | プロポーズ |
| 7月 | 婚姻届提出・結婚式 |
| 10月 | 車を売却 |
| 2020年11月 | 長男誕生 |
| 2023年6月 | 奥様が救急車で運ばれる |
- お二人の婚活エピソードはこちら
- ツヴァイで出会って3ヶ月で結婚した2人の「結婚の決め手」
初めてのお見合い相手と3ヶ月で結婚

今振り返ってみてツヴァイでの活動はどうでしたか?
Yさん:夫が初めてのお見合い相手で、他に会った方はいなかったんです。それでも、普段知り合うことがない職種の方のプロフィールがたくさん送られてきて、いろんな方がおられるんだな、世界って広いなと思いました。
Dさん:それまで婚活パーティーに参加したことはあったんですけど、人がどんどん入れ替わり立ち代わりで話して、結局誰と会ったのかもよくわからないような感じで終わってしまったんです。事前に、相手の方がどういった方なのか情報をもらい、1人の人としっかり向き合って、関係性を深めていくツヴァイのやり方は、自分に合っていたなと思います。
結婚の決め手は何でしたか?
Dさん:一番は音楽家として一生懸命に活動されている姿を見て、「あぁ、この人すごいな…」と心から尊敬できたことですね。
Yさん:出会って3ヶ月で退会したんですけど、特にイヤだなと思うところがなかったんです。穏やかで、怒ったりすることもなくて。「この人ならきっと大丈夫だな」って思えました。あと正直に言うと、安定した会社に勤めていたことと、年収も決め手でした(笑)。
当時、どのような結婚生活をイメージされていましたか?
Yさん:一緒にご飯を作ったり、休日はどこかへ出かけたり、合宿みたいだなと思っていて、結婚は「一生続く合宿が始まる」というイメージでした。
Dさん:独身生活の延長ではないですけど、そこに妻が入ってきて一緒に生活するというような想像をしていました。
結婚当初は深夜2時までケンカをすることも…

思い描いていた結婚生活と、実際の結婚生活との間に違いはありましたか?
Yさん:全然違って、価値観の違いをすり合わせるのが大変でした。最初は、洗い物をまったくしてくれないのが気になって。平日は仕事が忙しいからしょうがないと思うんですけど、週末もやってくれないので、積もりに積もった1週間があって、爆発したのを覚えています。それから、家事の分担、お金の使い道、家具の配置とか、あらゆることでケンカをして、深夜2時まで怒鳴ることもありました。夫は全然怒らないので、私がずっと怒ってましたね。
Dさん:最初はびっくりしましたけど、話を聞くと、自分が原因であり、自分が悪いとわかったので、申し訳なかったです。特に生活費に関して、食品の価値相場というか、何が適正な価格で、どれが高いという感覚がなかったんです。それで買ってきたものに対して、よくわからないまま質問したり、感想を言ったりして、怒らせてしまっていました。
Yさん:車を手放してもらったときは、一週間くらい泣いていて(笑)。
泣くほどお辛かったのに、よく決断できましたね!
Dさん:冷静に考えてみると、車って趣向品みたいなものですしね。駐車場代も高いですし、現実的に考えたら仕方ないのかなと…。実際に手放してみたら、住んでる場所が駅に近いこともあり、思っていたほど不便さは感じませんでした。
Yさん:子どもが生まれて落ち着くと、何も言わなくてもわかってもらえるようになって、今は老夫婦のような関係性です。なので、若いうちにケンカをしておいてよかったなと思います。

すり合わせの時間があったからこそですね。夫婦円満の秘訣はありますか?
Dさん:毎日楽しく、幸せに過ごしてもらうためにはどうすればいいのかという、気持ちを寄せていくことが大事かなと思います。自分の考えが、ちゃんと妻の望むものになっているかどうかは、わからないですけど。そう考えると、結婚生活は、【自分】の生活の延長ではなくて【妻】の生活の延長なんだと思うようになりました。
Yさん:ストレスが少なくなってきたのは、そうやって努力してくれていたからなんだと、今、知りました。私は、朝のお弁当作りを頑張っています。朝は時間がなくてバタバタで5分ぐらいしか時間が取れず、ほとんど冷凍食品なんですけど、詰める作業だけでも、それで夫婦円満でいられるならいいなと思って続けています。
Dさん:以前は食堂で食べていたんですけど、コロナ禍になって、お弁当を作ってくれるようになりました。お弁当箱は、妻が選んでくれた曲げわっぱで、雰囲気がいいし、おいしくいただいています。
息子が生まれて、団結力と絆が固まった

お子さまが生まれてから、生活や夫婦関係はどんな変化がありましたか?
Yさん:今、子どもが4歳で、3年ぐらいは2人の生活だったんですけど、子どもの一生を背負わないといけないという責任感から、【合宿】ではなく【一大事業】に変わりました。
Dさん:目的がひとつになったというか、見る方向が揃ったことで、団結力というか絆が固まったような気がします。
新たに気づいたお互いのいいところや魅力を教えてください。
Dさん:子どもを大事にしてくれるところですね。妻は1人っ子ということもあって、生まれる前は「男の子の扱いがよくわからない」と言っていたんですけど、いい関係を築いています。あと、しっかりと将来プランを持った上で習い事などを習わせているのは、改めて尊敬できるところです。
Yさん:最近は、ご飯も作れるし、お掃除もできるし、私より手際よくやってくれるぐらい、家事のスキルが上がったことですね。夫は初めて会ったときから、ずっと穏やかで、変わらず優しいんです。大きな声を出したこともないし。子どもに対しても叩かないし、怒らないし、常に甘いんです。もうちょっと怒ってほしいなと思うときも、笑っていて優しいので、そこはいいところだなと思います。
Yさんが叱る役で、Dさんが慰める役なんですね。
Yさん:そうです。だから「ママきらーい。パパ好きー」ってよく言われます。

それがいいバランスなんでしょうね。子育てで大変なことや苦労したことはありますか?
Dさん:平日は、ほとんど妻にやってもらっているので、苦じゃないっていうのはおかしいかもしれないですけど、土日の時間を子どもに費やすのは全然苦ではないし、まったく大変だとは思わないです。
Yさん:生まれたばかりのときは、夜間授乳もあったし、大変なときもあったんですけど、今はピークを超えたというか、思い返せば貴重な経験だったなと思います。またやりたいとは思わないですけど(笑)。あと、両親が近くに住んでいるので、みんなでリレーのような感じで子育てをしています。
思わぬタイミングで夫の魅力を再確認

「結婚してよかったな」と感じた瞬間を教えてください。
Dさん:やっぱり、子どもが楽しそうに遊んでいたり、習い事をしているのを見ると、結婚してよかったし、幸せだなと思います。
Yさん:2年ぐらい前に、食中毒になって救急車で運ばれたことがあったんです。そのときに、病院から家へ帰るときに履く靴を持たせてくれたのが、先を読んでくれたんだと嬉しかったです。
日常生活でも、Yさんが気づいていない間に、Dさんがサポートしてくださっていることが、たくさんあるかのかもしれないですね。
Yさん:そうかもしれないです。
Dさん:そんなに意識してなかったんですけど、自分が靴を履くときに、そういえば妻は靴を履いていないなと思って、用意しました。
Yさん:その瞬間は幸せというか、結婚してよかったと思いました。
Dさん:逆に、私ができていなくて妻が得意な部分もあるので、そういう部分はお互い補い合えているのかなと思います。
結婚の決め手になった「イヤなところが特にない」ということに繋がっているのかもしれないですね。
Yさん:そうですね。特にイヤなところがなかったら、大体のことは大丈夫じゃないかなと思います。夫以外にも、いろんな人に会っていたら、もっと楽しかったかもしれないですけど(笑)。
息子に引っ張られて世界が広がっている

息子さんはどんな性格なんですか?
Yさん:すごく明るくて、ポジティブで、社交的で、行動力もあるので、息子に引っ張ってもらっています。
Dさん:慎重なところや、こだわりが強いところなど似ている部分もあるんですけど、誰とでも明るく接することができて、自分たちが小さい頃の性格とはまったく違うんです。
「パパとママはどうやって結婚したの?」と聞かれることがあったら、相談所のことはお話しされますか?
Dさん・Yさん(口を揃えて)言いますね。
Yさん:周りの友人たちにも積極的に言っていましたし、実際にそれで相談所に入会した子もいました。
マイナスなことを自己開示すると相手の器がわかる

先輩夫婦として、現在婚活中の方に「結婚相手を探す上で大事にするといい」ポイントやアドバイスをお願いします。
Yさん:何も隠さずに、最初から自分のイヤな部分や短所などを正直に言うといいと思います。たとえば、体調が悪いときにどんな行動をしてくれるのか、相手の器をチェックできますよね。それは実際結婚して、共同生活が始まったときに知るよりも、絶対にいいです。自分の素の部分を見せるというか、私もお化粧や服装には気を遣っていましたけど、仕事の悩みだったり、かっこよくないことも自己開示をしていました。それで、反応がイマイチだったら、人生80年も連れ添えないので、反応を見るのは大事かなと思います。
Dさん:婚活の手段って、今はマッチングアプリとか、いろんなパターンがあると思うんですけど、自分に合った手段を選択すべきだなと思います。最初に話した通り、自分には結婚相談所が本当に合っていたと思うんです。
Yさん:迷っているのであれば、結婚相談所に入会したら世界は広がると思います!
最後に、これから10年後20年後、どんな夫婦でいたいかを教えてください。
Dさん:今の状態が続くといいなと思います。もちろん、これ以上よくなってもいいんですけど、今の関係性がすごくいいので、それを続けていきたいですね。
Yさん:広い視点で言うと、今はあんまり世界情勢とかもよくないので、家族で立ち向かっていけたらいいなと思います。大きなことは言えないんですけど、ずっと平和に暮らせるように、日々努力をしていきたいなと思います。

(大阪市浪速区 新世界で撮影)
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