成婚カップルの婚活体験談・エピソード

「この人となら幸せな未来をつくっていける」 真剣だからこそ悩んだ2人が交際10ヶ月で結婚を決めた理由

「この人となら幸せな未来をつくっていける」 真剣だからこそ悩んだ2人が交際10ヶ月で結婚を決めた理由

順調にお付き合いが続いていても、いざ結婚となると迷いが生じてしまう……という方は多いと思います。ツヴァイでの婚活を経て、めでたくパートナーを見つけたTさんとSさんも、交際の途中でまったく同じ悩みを抱えていたそうです。

「本当にこの人でいいのかな?」というモヤモヤとした気持ちが「この人と結婚したい!」という思いに変わっていったのは、相手とじっくり向き合うことで、互いの良さと相性を実感できたから。

半年後の2018年12月に結婚式を控えているTさんとSさんに、出会いのきっかけや結婚にいたった経緯など、気になる婚活のリアルをお聞きしました。

  • Tさん

    年齢
    34歳
    出身地
    北海道
    職業
    薬剤師
    趣味
    映画鑑賞、読書
    入会期間
    1年7ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ札幌店

    プロフィール写真
  • Sさん

    年齢
    31歳
    出身地
    北海道
    職業
    会社員
    趣味
    刺繍などの手仕事
    入会期間
    3年6ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ札幌店

    プロフィール写真

「条件マッチング」で多くの人と会った末に、心を掴まれた彼女との出会い

お2人が婚活を始めたきっかけは、何だったのでしょうか?





私がツヴァイに入会したのは2年前の2016年で、当時32歳でした。次々に結婚していく友人たちの姿を見ていたら、「僕もまじめに婚活しよう!」とやる気が湧いたんです。それで、大手のツヴァイに行ってみることにしました。それ以前にも街コンのようなイベントには参加していたんですが、大人数と出会う場で結婚につながる出会いを探すのは、ちょっと難しいなと思ったんですよね。





私は彼よりも2年ほど早い2014年に入会していて、当時27歳でした。「30歳までに結婚したい」という希望があったので、交際期間も含めて考えると3年ぐらいは必要だなと思って。ツヴァイを選んだのは、先に利用していた友だちにすすめられたことと、せっかく婚活するならそれなりにお金をかけたほうが真剣にするだろうな、と思ったことが決め手でした。

初めて本格的な婚活をスタートしてみて、どうでしたか?





短期間のうちに、目まぐるしいスピードで出会いを繰り返す感じで、これまでのライトな婚活とは明らかに違いましたね。よっぽど関心から外れている方以外はやり取りするようにしていたので、かなりの人数の方と会ったと思います。





私も月に2〜3人の方と会って、お互いに気が合えば何度か会うということを繰り返していました。でも、「結婚を前提にお付き合いできるかどうか」を判断する必要がある中で、何度も会いたいと思えるような人に出会うのは、簡単ではなかったですね。 いっとき仕事が忙しくて活動をお休みしていた期間が半年ほどあったのですが、再開した直後に「条件マッチング」を通じて、彼と出会うことができました。

お2人とも、多くの人と会った末に出会われたんですね。初対面のとき、お互いにどんな印象を持ちましたか?





彼女のほうからコンタクトをとってくれて、何度かメッセージのやり取りを重ねたあと会うことになったんですが、私は彼女に一目惚れでしたね。「すごくかわいいな」と心を掴まれてしまいました。会う前にメッセージのやり取りをしていたときは、そこまで印象が良かったわけではなかったのですが……。やはり会ってみないと分からないものですね。





私は初対面のとき、「優しそうな方だな」という印象を持ちました。そのときはまだ強く惹かれたわけではなかったものの、ホテルのラウンジでお茶をするだけ、というライトなデートがすごく心地よくて、「また話してみたい」と素直に思えたんです。実はそれが彼の狙いだったみたいですが(笑)。





そうそう。最初はあえて軽くお茶だけにして、お互いに気が合えば次の約束を取り付けようと思っていました。





彼の思惑通り、「ちょっと物足りないな」って感じて、自然と次の約束ができたんだよね。

迷いを経て始まった交際。デート中の失敗が2人の絆を深めてくれた

出会ってからどのくらいで、お付き合いされたのでしょうか?





出会ってからちょうど1ヶ月後にした4回目のデートで、彼女からOKをもらい、お付き合いすることになりました。実はその日は私の誕生日で、この日にデートして告白するって前々から決めていたんです。私のほうは一目惚れでしたし、最初から迷いはありませんでした。ただ、デートに誘ったときに彼女が「大事な日に私と会っていいの?」と遠慮していて、このままだとデートの約束ができないと思ったので、電話口で「僕は付き合いたいと思ってるよ」と前もって伝えました。





彼が私のことを気に入ってくれているのはすごく伝わってきていたし、「お付き合いしたい」と言ってくれたことは、すごくうれしかったです。ただ、ツヴァイで出会って付き合うということは、結婚を見据えてのお付き合いということなので、安易にはお返事できないなとも思いました。

そんなふうに、私の中で交際と結婚ではハードルの高さが違っていたので悩みましたが、何度か会って素敵な人だということは分かっていたし、すぐに結婚は見えなくても「もっとお会いしたい」と思えたので、「よろしくお願いします」とお返事することにしたんです。

それだけ真剣に考えたうえで交際が始まったのですね。印象的なデートの思い出を聞かせてください。





2017年の7月に行った、「札幌芸術の森美術館」でのデートが思い出に残っていますね。そのとき「猫科の写真展」が開催されていて、2人とも猫好きなので「観に行こう」という話になって。美術館までバスで行ったんですが、乗るバスを間違えてしまい、降りたい停留所に停まらなかったんです。

間違いに気づいたときは「時すでに遅し」で、結局、美術館からだいぶ離れた停留所で降りました。行き方は僕が調べていたので「やっちゃったな」と思っていたら、彼女が笑いながら「たまにはこういのも楽しいね」って言ってくれて。





なつかしいね。降りた場所がジブリの映画に出てくるような森の中で、普段、札幌の街並みしか見ていない私にとって、とても新鮮だったんです。だから「なんかこういうのも楽しいな」ってはしゃいでしまいました。





失敗だと思えることも笑って楽しんでくれて、それがすごく嬉しかったですね。

思いやりの心に触れて、「この人となら幸せな未来がつくれる!」と確信

順調にお付き合いを続けられていた中で、結婚を意識したのはどんなタイミングだったのでしょうか?





交際期間が半年を過ぎたあたりから、「結婚」というキーワードが出始めたものの、まだ結婚することは決めていませんでした。なので、「私たちどうする?」というより、「私はこんな家庭を築きたい」とそれぞれの理想を話していました。





彼女が言うように、お互い結婚を意識しつつもハッキリしないままだったのですが、「これからも交際を続けていきたい」という意思は一致していました。そこで、お付き合いから9ヶ月後の2018年1月に2人でツヴァイを退会したんです。





ツヴァイで約3年間婚活をする中で、彼以上に相性がいいお相手はいなかったし、彼が私にとって大切な相手であることは確信していました。それでもまだ、「本当にこの人と結婚していいの?」という迷いはありましたね。

迷いを乗り越えて結婚の道を選ばれた、一番の理由を聞かせてください。





退会を機により真剣に結婚を考えはじめて、徐々に「彼女しかいない」という気持ちに変わっていったんです。会話のペースや食事の好みも合いますし、彼女は私が何か言いたいと思っているときに、それを察して言いやすい空気をつくってくれるんですよ。そんな居心地の良さを実感して、退会から2ヶ月後に彼女にプロポーズしました。





彼と一緒に過ごす中で、彼の器の大きさを感じることがあって、結婚したいなと思うようになりました。一緒に過ごすときは私が食事の支度を担当しているのですが、残業で支度が遅れてしまったときに焦っていたら、「僕は何をすればいいの?」と手伝ってくれたんです。「仕事で忙しいときはカップ麺にしようか」とも言ってくれて……。幸せになるための気遣いや努力を当たり前にできる彼となら、「幸せな未来を無理なく一緒につくっていける」と思えました。

お互いに、気遣いが自然にできるなんて素敵ですね。これから、どんな家庭を築いていきたいですか?





いつも自然体で私を受け入れてくれる彼のことを、心から信頼しています。そんな彼とお互いに完璧じゃないところを補い合いながら、温かい家庭をつくっていけたらと思います。





そもそも僕はまさか、結婚相談所でこんな素敵な人に出会えるなんて思っていませんでした。これからは家事などの分担はもちろん、どんなことも2人で話し合って、笑顔の絶えない家庭をつくりたいですね。

これから婚活する方へ

  • 婚活するにあたり、まずは理想のお相手のハードルを高く設定しすぎないことが大事だと思います。メッセージの印象と実際に会ったときの印象が違うのはよくあることなので、よっぽど希望から外れていない限りは、やり取りしてみることをオススメします。

  • 私は初対面の方にお会いするとき、「自分の好きなこと」や「理想の家庭像」を漏れなく伝えられるように、あらかじめ自分の中で言いたいことをまとめたうえでお話ししていました。最初に自分の価値観を伝えておくと、相性の良い方と出会いやすくなるのかなと思います。

(2018年5月13日取材)

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