成婚カップルの婚活体験談・エピソード

「結婚は現実」迷わず進めたカギは、価値観をすり合わせた“オリジナルリスト”

婚活を始める上で、しっかり自分を見つめ直したというKさんと、あまりのハードさに休会し、自分自身を仕切り直して活動に臨んだというNさん。それぞれ自分と向き合った結果、運命の相手に出会えたそう。仮交際の相手が他にいた中で、お互いを選んだ理由など、相談所での活動の悲喜交々を語ってもらいました。

お二人のプロフィール

  • Kさん

    年齢
    27歳
    出身地
    愛媛県
    職業
    会社員
    趣味
    読書、国内旅行、漫画、アニメ
    入会期間
    5ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Nさん

    年齢
    26歳
    出身地
    兵庫県
    職業
    会社員
    趣味
    読書、国内旅行、音楽鑑賞
    入会期間
    10ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ大阪店

自分の性格には相談所が合うと思った

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由を教えてください。

Nさん理由は3つあって、まずは、友達の子どもと一緒に遊ぶうちに自分も子どもが欲しいと思ったことです。後は、いつか自分を育ててくれた家族がいなくなってしまうことを考えると、たわいもない話ができる人と一緒に過ごしたいと感じたことと、職場の仕事ができる先輩方が次々と結婚してご出産されていくのをみて、仕事とは別の幸せがあるのかなと思うようになりました。チャンスがあるなら、私もその幸せを経験してみたいと思ったんです。
相談所を選んだのは、悪い人に騙されることもなく安心して活動できるし、プロの方にアドバイスをいただけることが心強いなと思ったからです。

Kさん私は、前の職場にIBJで活動されている方がいて、話を聞いたことがあったんです。その後、関東から関西に転職して1人でいるのが寂しくなってきたので婚活を始めてみようと思いました。どちらかというと1対1のしっかりしたコミュニケーションをとるのが得意なので相談所がいいなと思い、YouTubeを観て、いいなと思ったところに入会しました。

活動当初は忙しすぎて生活がめちゃくちゃに…

お2人が出会われるまでにどれぐらいの方と会われて、どれぐらいの期間活動されていたんですか?

Nさん4月に入会して、7人ぐらいの方とお会いしたんですけど、当時、仕事も忙しくて、生活がしっちゃかめっちゃかになってしまったので5月に休会したんです。それで、自分のやるべきことをやってゆっくり考えてから、また活動しようと思って10月に活動を再開したら、すぐKさんにお会いしました。

Kさんちょうど入会して1ヶ月ぐらい経ったタイミングでした。その間に12人ぐらいの方にお会いしたんですけど、お見合いをする日は1日3人の方と会ったり、仮交際の方2人とそれぞれデートをしたりと、スケジュール調整には苦労しました。

それは大変そうですね…。

Kさんお見合いの時は、少しやりすぎだと思いつつも、1人あたり2ページ分くらい話したいことや質問したいことをWordにまとめ、相手の下調べをしていました。そのため、準備にもかなり時間がかかって大変でした。

お申し込みはどちらからされたんですか?

Nさん趣味が共通していたのと、プロフィールに書いてあった「楽しむために努力を惜しまない」という価値観がすごく理解ができるなと思って、私から申し込みました。

Kさん年齢も近いですし、趣味も被っていたので、すぐに会いたいと思いました。

お相手に求める絶対条件は、何かありましたか?

Kさん日常を楽しもうとされていることです。

Nさん私は年齢が近い方で探していました。お医者さんなど素敵な方々にもお会いしたんですけど、すごく忙しそうだったので、職業は会社員の方がいいなと思っていました。休会した反省を生かして、復帰後はかなり作戦を立てて臨んだんですけど、自分が文系であり事務職として働いているので、お相手は理系の方がいいなと考えていました。彼は開発で理系の仕事なので、そこもいいなと思ったところでした。

初めて会ったときの第一印象はどうでしたか?

Nさん先に席で待ってくれていて、声をかけたときにしっかり自分に目を向けてくれたのと、優しそうな顔が印象的でした。

Kさんすごく明るい方なんですけど、一方的に話すことなく、双方向のコミュニケーションが取れる方なんだなという印象を持ちました。

Nさんそのときは敬語でしたけど、年齢が近いということもあって、遠慮せずにお話できました。

Kさん趣味の話や仕事の話ができてよかったです。活動を始めた当初に、「早く結婚観にふれて欲しい」と言われたことがあったので、最初から少しは話すようにしました。その1週間後に、梅田にデートに行って、そこから毎週会っていたと思います。

Nさん中華料理を食べに行ったんですけど、大皿で料理が出てきて、途中から取り分け用のスプーンで食べ始めたことに全然気づいてなくて、ちょっと天然な人なのかなという一面が見られて、かわいかったです。

お互い他にも相手がいる状態で仮交際スタート

お互い他に仮交際をしていた方はいましたか?

Kさん他に2人いました。

Nさんその時点では1人いて、その後もう1人進んだ方がいました。でも1〜2回会って、さよならしてしまいました。Kさんに会ってから、他の方に会うとしっくりこないなと思うことがあって、「Kさんがいいな」という気持ちがだんだん強くなっていきました。

KさんNさんともう1人の方と3回目のデートまでスムーズに進んで、どちらも魅力的な方だったんです。最終的に真剣交際のお申し込みをNさんからいただいて、本当に自分のことを好いてくれているんだなっていうのが伝わってきたので、Nさんを選ばせていただきました。

Nさんから真剣交際の打診をされたんですか?

Nさん正直なところ、カウンセラーさんから「Kさんが真剣交際に行ってもいいと思ってくださっているみたいですよ」と教えてもらったので、「私も行きたいです」と言ったつもりだったんです(笑)。でも、言ったことを取り消したいわけではないのでよかったです。

Kさん3回目のデートが終わったら自分から伝えようと思っていたので、そう思ってくれていて嬉しかったです。申し出はNさんからでしたけど、ちゃんと告白をしたいなと思っていたので、京都水族館に行ったときに、大水槽の前でバラとプレゼントを渡して、「結婚を前提にお付き合いしてください」と伝えました。バラは「愛しています」という意味がある3本を渡しました。

Nさんすごく嬉しかったんですけど、びっくりしたので、しばらくフリーズしていました。

バラの花をもらえるなんてプロポーズみたいですね!他にお相手がいた中で、お互いを選んだ決め手はなんだったんですか?

Nさんイヤなところがなかったことと、2回目のデートで学生時代の話をするうちに、物事の向き合い方の熱量が共通していることを感じたんです。
これから人生でいろいろなことが起きると思うんですけど、その度に一緒に話し合って、お互い1歩ずつ階段を登っていけると思えたのが大きかったですね。

Kさん真剣交際に進んだあとも、結婚までスムーズに進める未来が見えたことですかね。あと「こういう人だったらいいな」という条件が何個かあったんですけど、それを改めてみたときに、Nさんだったら全部揃っていなくてもいいなと思えたんです。それで3ヶ月ちょっとしてからプロポーズをしました。

短期間で結婚に進むことに不安はなかったですか?

Nさん真剣交際に入ってすぐに、私の家に遊びに来てくれて一緒に料理を作ったんですけど、私の家にいることに違和感がなく、すごく馴染んでいたんです。積極的に料理もしてくれて、一緒に暮らす未来が見えたというか、同じ空間にずっと一緒にいることに対する不安がなくなりました。

Kさん真剣交際に進んでから、生活のリズムや朝ごはんは何を食べるかとか、生活の細かいところからお金の話などをして価値観のすり合わせをしましたので、不安はなかったです。

すさまじいリサーチ力と用意周到さに圧倒された

価値観のすり合わせは、どのようなことをされたんですか?

Nさんプロポーズまでに、話し合わなければいけないことをKさんがリストアップしてくれて、それを見ながら1つ1つ話し合って、2月のプロポーズにたどり着けたという感じでした。

Kさんもともとコンサルチックな性格なのと、相談所から「主体的に進めたほうがいい」と言われていたこともあって、完全にオリジナルのリストを作って進めました。

Nさんすごくわかりやすくて、ありがたくそれに乗っからせてもらいました。

そのリスト、ぜひ販売してほしいです(笑)。プロポーズのシチュエーションを詳しく教えてください。

Kさんプロポーズは、梅田にある鉄板焼きのレストランを予約しました。好きだと聞いていた伊勢海老のコースを食べ終わった後に、ちょうど大阪駅が目の前に見える場所だったんですけど、暗くなってきたいい感じの時間帯に指輪の箱をパカっとしてプロポーズしました。

Nさんその日を目標に色々決めて進めていたので、プロポーズされることは知っていたんですけど、華々しいプロポーズは恥ずかしかったので、事前に「さらっとお願いします」と伝えていたんです。ちゃんとしているんだけど、そこまでコテコテしていないちょうどいい塩梅の希望を叶えてくれて、すごく嬉しかったです。

お互いのどういったところが1番好きですか?

Kさん安心して一緒に過ごせるところがすごく魅力的だなと思っています。

Nさんたくさんあって1番を決めるのが難しいですけど、パッと思いついたのは、やっぱり尊敬できるところですかね。指輪を買い行くことになったときも、リサーチ力がすごくて!
まず1人で大阪のお店をまわった上で、指輪の選び方を40〜50ページぐらいのパワーポイントで、「そもそも指輪の歴史とは?」というところから「こういう観点で選ぶといいよ」という提案まで網羅された資料を作ってくれたんです。

Kさんもともとそんなに指輪に興味がなさそうだったので、まずは興味を持ってもらって、せっかくなら気に入ったものが選べるといいなと思って作りました。

Nさんそれを読んだらしっかり選ばなきゃと思いました。

自己肯定感を高めてくれる相手は心の拠り所になる

お2人が出会ってから、お互いに影響を受けた部分は何かありますか?

Nさん自分のいいところを、ちゃんと見てくれる人がいるということを実感できて、対人関係の自信が持てるようになりました。一旦、自分のことを受け入れて、他の方に接することができるようになったのを、すごく感じています。

Kさん一緒にいて安心できる存在ができたことで、余裕を持って1歩を踏み出すことができるようになったのかなと思います。

お互い素晴らしい影響を与えていますね。今後はどのような家庭を築いていきたいですか?

Nさん自分たちにとって、心地いい空気感の家庭を作っていきたいです。2人ともわーっと喋るタイプじゃないところが、すごくいいなと思っているので、このまま自分たちらしくいられる家庭を築けていけたらなと思います。

Kさん私もお互いに心の拠り所というか、セーブポイントみたいな場所になるといいなと思っています。

自分をしっかり知ることで相性のいい相手が見つかる

相談所で活動されている方に、お2人からアドバイスをお願いします。

Kさんしっかり自分を見つめ直して、自己肯定感を高めてくれるようなお相手と関係性を深めるとよいのではないかと思います。婚活を始めるときに、これまでの生い立ちや、今までの出来事を振り返って、人に言えないようなことまでしっかり自己分析をしたんです。そうやってしっかり自分と向き合ったからこそ、Nさんと出会えたんだと思います。

Nさん不安なときは、その不安の原因を追求して対策を考えることが必要かなと思います。いろんな人に会いすぎて疲れてしまったので休会したように、人それぞれ色々な理由があると思うんです。自分が疲れる原因を細分化して、どういうところに疲れるのかを考えそれに対する対策を考えると、ちょっとずつ疲れが解消されて、いい方向に向かっていくのかなと思います。

お二人ともしっかりと自己分析をされたんですね。

Kさん分析や原因を考えることがお互い好きだったので、そういうところも相性がよかったのかなと思います。

Nさんなかなか自分を見つめ直すことって、人生の中でもそんなに多くないですし、結婚って現実なので、自分のことをしっかり分かった上で話し合っていくことが大事なんじゃないかなと思います。

お二人の年表

                 

2024年 10月 初対面
初デート
11月 告白
2025年 2月 プロポーズ
3月 両家顔合わせ
Kさん活動期間
5ヶ月
Nさん活動期間
10ヶ月

(2025年4月13日 京都府京都市 梅小路京都西駅周辺で撮影)

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