6歳の年の差婚をしたAさんとBさん。ともに交際経験が少なく、異性との関わりに自信がなかったといいますが、初対面から4カ月でゴールインします。お二人の結婚を後押しした理由の一つに、カウンセラーによるサポートがありました。AさんとBさんに、婚活を始めた経緯や結婚の決め手のほか、婚活の仕方やポイントについてお話をお聞きしました。

カウンセラーと二人三脚で歩んだ婚活

婚活を始めたきっかけを教えてください。

Bさん年齢を意識したことと、コロナ禍で出会いが少なかったことがきっかけです。結婚相談所をインターネットで比較検討していて、登録会員数が多かったツヴァイさんに入会させていただきました。

Aさん仕事にだんだんと慣れてきたときに、1人での生活に物足りなさや寂しさを感じ始めて結婚を意識するようになりました。そんなときにIBJ加盟店の方が発信しているYouTube番組を見つけて入会を決めました。

実際に入会されてみて、いかがでしたか。

Bさんツヴァイさんのアプリを開いてすぐ、たくさんの方が登録されていることに驚きました。私は異性とお付き合いしたことがなかったので、結婚相談所のカウンセラーの方に相談させていただけることが大変ありがたかったです。入会してすぐは長くお付き合いする方にはなかなかお会いできなかったものの、カウンセラーさんのサポートを受けて頑張って続けてみようかなという気持ちになってきました。

Aさん僕も同じような感じで恋愛をあまりしてこなくて、女の人との接し方があまり上手じゃないなと自分でも思っていたので、カウンセラーさんにはすごく相談しました。毎週のように電話で相談に乗ってもらって、悩みを解消しながら活動できたことがすごく良かったです。

具体的にどのようなことを相談されましたか?

Aさんお見合い中に会話をしていて相手がどう思っているのかわからなくて不安になることが多かったんです。なので、そのときの状況を話して「これってどう思ってるのかな」とか「次にどういうふうに接したらいいかな」とかっていうようなことをけっこう細かく相談してましたね。僕は幸いにも早い段階でBさんとお付き合いが始まったのでラッキーだったんですけど。

Bさん最初の頃は、お見合いする男性とお会いする場所の決め方から相談させていただきました。私はすぐに悩んでしまうタイプなので、関係を進展させるときはとくにこまめに連絡をして、相手の方がどう思ってらっしゃるのかについて聞いていました。

突如舞い込んだ、同世代からのお申し込み

お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。

Aさん私から申し込みをして受けていただきました。自分はちょっと理屈っぽいところがあるのですが、そんな自分も受け止めてくれそうな穏やかな雰囲気に惹かれましたね。ますは1回会ってみたいなという気軽な気持ちで申し込んだ気がします。

Bさん私は30～40代くらいの方と結婚したいと思っていたのですが、なかなか巡り合うことができずにいました。そんなときに30代のAさんからお申し込みがあってうれしかったですし、仕事をしっかりとされている方なので、ぜひお会いしてみたいと思いました。

最初にお会いした日のことを教えていただけますか。

Bさんツヴァイ横浜店のラウンジでお会いしました。自分より年齢が若いのにしっかりされている方だなと思いました。

Aさんおっとりした穏やかな感じの人だなというのが第一印象です。ただ、僕の質問にはかなり的確に答えてくれたので、頭の良い方だなと思いました。
僕はお見合いを含めて最低でも2～3回は無条件で会うことを決めていて、Bさんの印象も良かったですし、もう1回会ってみようかなと気軽な気持ちでお誘いしましたね。

二人の距離を縮めたラウンドワン

仮交際に入ってから、どのようなデートをされましたか。

Bさん私が千葉県に、Aさんが神奈川県に住んでいたので、お互いの中間地点の東京で会うことが多かったです。東京ではレストランに食事に行ったり、浅草を観光したり、Aさんの提案で新宿御苑に行ったり、野球観戦をしたりしました

Aさん最初のほうはBさんが選んでくれたお店で食事したり、カフェに入ったりして話すことが多かったですね。
個人的にはラウンドワンに遊びに行った日のことが思い出に残っています。何度かデートしてもあまり距離が縮まらないなと思っていたときに、何が好きなのか聞いたら「体を動かすのが好きです」と言われたので、お台場のラウンドワンに行くことにしました。バドミントンと卓球とかも楽しかったよね。

ラウンドワンで距離が縮まったんですね。真剣交際に進もうと思えた出来事はありましたか。

Aさん2～3回目のデートで結婚したときの住む場所や仕事、お金の管理といったことを本音で話せていたからかなと思います。今思えば、けっこう早い段階で話せていますよね。

Bさん今までお見合いしたことは何度もありますが、それ以降に「また次も会おう」と言ってもらえることがあまりなかったので、付き合ってくださること自体がうれしかったですね。あとはAさんの側から「こうしませんか」と色々と提案してくださることで、私も頑張ろうという気持ちになりました。

プロポーズされるかも。予想はしていたけれど……

プロポーズの日のことを教えていただけますか。

Aさんレストランで食事をした後に、レストランの中にある教会に二人で行ってプロポーズをしました。Bさんには目を瞑ってもらって、隠していたプロポーズリングとお花を渡して、改めて「結婚してください」と伝えたかたちです。結婚したい気持ちは固まっていたのですが、けっこう緊張しましたね。

Bさんプロポーズをされたときはシンプルな言葉ながら、すごくうれしく、同時にびっくりしました。デートの約束をしたときに「ここに行くよ」と言ってくれたお店がすごく良いところだったので、「もしかしたら……」とは思ったのですが、実際にプロポーズをしてもらうとうれしさが想像以上でした。

お二人は婚活をされていることを、ご両親やご友人にお話されていましたか。

Bさん婚活を始めた頃は実家に住んでいたので、母によく話していました。友達にはあまり話していなかったのですが、同棲を始めることになって引っ越すときに 仲の良い友達にだけ報告した気がします。私は今までお付き合いをしている人がいなかったので、とても驚かれました。ただ、ネガティブな反応ではなくて「よかったね」と前向きな言葉をかけてもらえましたね。

Aさん入会した当初は誰にも話していなかったんですけど、初めて仮交際に進んだタイミングで、仲の良い友達と両親には話しました。両親には「今こういう人がいて」といったことをちょっと話していて、自分の感触としてはけっこう大変だったんですが、「なんか楽しそうにやってるね」と言ってくれていましたね。

結婚してから生活リズムが整って、人生が前向きに

お2人は今後、どんな家庭を築いていきたいですか。

Aさんちょっと夢がないんですけど、人並みの生活っていうか、質素でもお互いに助け合っていければいいかなと思っています。Bさんはけっこう心配性なところがあるので、自分が引っ張っていくって言ったら変ですけど、支えになっていけたらいいかなと思っていますね。

Bさん家に帰ってきたらホッとできる家庭でありたいですね。家族と一緒に過ごすことでエネルギーが出てくるというか。あとは悩みごとを相談し合えて、本当のことを言える家庭を築いていきたいです。

お二人は一緒に住まわれているんですよね。結婚してから変わったことはありますか。

Aさん家に帰ったときにBさんがいてくれるとすごく安心できるようになりました。1人だと今後の人生についてとか、いろいろと余計なことを考えちゃうんですけど、Bさんがいてくれるとそういうことを考えずに済んで、以前よりも全体的に前向きになれていますね。
あとは朝早く起きるようになって、生活リズムが整うようになりました。Bさんが料理を中心に家事をしてくれるので、野菜をちゃんと摂れるようにもなりましたしね

Bさん以前は実家暮らしだったので、のんびりすることも多かったのですが、二人で生活するようになったら今まで以上に動かないと生活が回らないことに気づいて。最初はAさんに生活するうえで改善すべきことを指摘してもらうこともあったのですが、最近は二人の生活にもだいぶ慣れてきました。

お互いの好きなところを教えてください。

Bさん壁にぶつかったときでも、何とか活路を見出そうと努力されるところです。自分も見習わないといけないと思っています。

Aさん一緒に暮らしていると色々なことがあって、自分もひどいことを言ってしまうことがあるんですけど、僕や自分自身に対してちゃんと向き合おうとしてくれるところがいいなぁと思っています。

ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。

Bさんまずは色々な人と会ってみることが大事だと思うので、自分が申し込んで断られてしまっても、めげずに続けていくと良い出会いが待っていると思います。

Aさん僕が実際に意識していたことなんですけど、やっぱり長い時間を一緒に過ごしても、自然体でいられる人がいいのかなと思って。プロフィールを見るとどうしても条件面を重要視してしまうと思うんですけど、やっぱり実際に会ってみたり話してみたりしたときのフィーリングが大事なのかなと思います。

（2024年5月4日取材　神奈川県海老名市海老名駅で撮影）