成婚カップルの婚活体験談・エピソード
マイペースな彼に振り回されっぱなし!唐突なプロポーズに困惑するも「この人しかいない」と思えた理由
それぞれ3年近く結婚相談所で活動をしてきたお2人。初めて会ったオンラインお見合いで意気投合するも、ずっと不安だったと話すHさんをよそに、最初から結婚を意識していたSさん。
一見、すれ違っているように見える2人が、出会いから4ヶ月で結婚を決めた理由を、赤裸々に、ちょっとした不満を交えつつ語ってくれました!
お二人のプロフィール
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Sさん
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Hさん
- 年齢
- 47歳
- 出身地
- 福島県
- 職業
- 保育士
- 趣味
- 登山、カフェ巡り、ピアノを弾くこと
- 入会店舗
- ブライダル情報センター仙台サロン
ツヴァイとIBJの連携により出会いが広がった
まずはお二人が婚活を始めようと思ったきっかけを教えてください。
Sさん 年齢も年齢だしと思って始めたんですけど、ちょうど資格試験を取るタイミングと被って、最初はあまり活動できませんでした。
Hさん私はずっとお付き合いしていた人と別れてから、IBJさんに入会しました。なかなか発展せず期間も長くなってきたところで、ちょうどコロナ禍になり、活動を辞めようかなと思っていたんです。でもそのとき、ちょうどツヴァイとIBJがグループ化して、ツヴァイの方とも出会えるサービスが始まったんです。
Sさん2020年の春ぐらいだったかな。
Hさんそれで最初に私が彼の写真に「いいね」を押したみたいです。はっきり覚えてないんですけど(笑)。
Sさん「いいね」をくれた方を見ていたら、彼女がいて、悪くないじゃん!と思いました。あと「いいね」をくれたってことは「もしかしたら新潟に来てくれるのかな?」という期待もありました。
Hさんそれでマッチングして2020年の7月にオンラインで会うことになったんです。
最初の印象はどうでしたか?
Sさんそれまで、お見合い用の写真は作りこんでると思ってたんです。でも、彼女はイメージと違わず、素直にキレイだなと思いました。
Hさん自分から「いいね」はしましたけど、第一印象がズバ抜けてよかったというわけでもないんです。でも、プロフィールに「料理やガーデニングをやっている」「甥っこ姪っこと遊ぶのが楽しい」とあって、興味を持ちました。それで話してみたら、初対面とは思えないぐらい話が弾んだんです。
Sさん40分あっという間だったよね。
Hさん初めから結婚観を聞いてくる人もいたけど、そういう話は一切なくて、ただただ楽しかったという余韻が残りましたね。
Sさんそれで、8月に郡山の居酒屋さんで会うことになりました。
Hさん彼が福島まで来てくれたんです。友達とかプライベートな写真を見せてくれたので、心を開いてくれているのかなと思いました。
Sさん3回目に新潟に来てもらったとき、彼女はホテルで1泊して次の朝に帰る予定だったんですけど、私は「もうこの人にしよう」と思っていたので「次の日も予定がなければ遊びませんか?」と誘いました。
Hさん1泊分しか用意してないから「えー!」と思いましたね。そうやって誘ってくれたけど、その後、毎日連絡がくるわけでもないし、メールしても全然返ってこなかったり、テンポよくやりとりしていたのに、3日ぐらい放置されることがあったり、リモートのお誘いも全然ないし、他にもお付き合いしている人がいるんだろうなと思っていました。
SさんもともとメールとかLINEを返すのは苦手なんですよ……。
Hさん不安だったので、アドバイザーさんにはしょっちゅう相談していました。もう3年も通っているので、私の性格もわかってくれていて、「もっとこうした方がいい」「大丈夫!」と常に二人三脚でサポートしてもらいました。
Sさんでも、おかしなもので「Hさんにしよう」と決めた途端にどんどん申し込みがくるんです。一瞬立ち止まりそうなときもあったけど「もう決めたんだから」と思い直しましたね。
「この人にしよう」と思った理由はなんだったんですか?
Sさん新潟で自分が紹介した地元の食べ物に対して「おいしい!おいしい!」と言って食べてくれたのが嬉しかったんです。自分が美味しいと思っているものを、ちゃんとおいしいと思って食べてくれる。この人だったら楽しくやっていけるなと思って、もう結婚したいと思っていました。
ツヴァイとIBJの連携により出会いが広がった
Sさんそれで、次は私が福島へ行く予定だったんですけど、前日にギックリ腰になりまして。なんとか立てるようにはなったけど、そんな状態で会っても申し訳ないから延期にしようとしたら彼女が「私が行くから」と言ってくれて。
Hさん正直、嘘を疑う気持ちもあったんです。でも来てみたら本当にギックリ腰で(笑)。
Sさん本当に決まってるじゃん。
Hさんでも、その日頑張ったんですよ。このままだと特に進展もないし、彼の誕生日が近かったので「お誕生会をしませんか?」って勇気を出して聞いてみたんです。そしたら「あ、いいよー」って軽〜い返事がきて。とりあえずお祝いすることになって、来た甲斐があったなと嬉しかったです。それで「腰大事にね」と、自分の車に乗り込もうとしたら、彼から「じゃあ、真剣交際ね」って言われて。
Sさんそうそう。僕は「この人がいい」と思っていたので交際を申し込みました。
Hさん毎回会うときに「これでおしまいかな?」と思っていたので嬉しかったです。言葉にされていないから私はずっと怖くて。
言葉にしなくても伝わってると思う男性って結構多いんですよね。
Sさんそれで、福島に行って、鍾乳洞、プラネタリウム、夜はステーキを食べるというプランで誕生日デートを演出してくれました。
Hさん鍾乳洞って結構カーブがあるので、腰をかがめてゆっくり動きながら。
Sさんギックリ腰になって1週間しか経ってないですからね。今考えると逆吊り橋効果だったかもしれない(笑)。でもその日に「結婚しましょう」って言ったんです。
とんとん拍子に進んだけれど……唐突なプロポーズに困惑!
Hさんは不安を感じてたときですよね。
Hさんそうなんです。すごく楽しいデートだったけど、なんの素振りも前触れもないから、プロポーズされるなんて思ってもみなかった。その前にアドバイザーさんに「真剣交際していても断られることだってありますよね?」って相談してたぐらいでしたし。
Sさん同じ方向性でいると思ったんですけどね。
Hさん急に帰り道、車の中で突然「新潟に来れる?」と言い出して。よかったー!また約束してくれた!と思って、「いついつ?」と聞いたら「違うよ」って言われて。
Sさん「環境が変わって新潟に住んでもらうことになるけどいい?」と聞いたんです。
Hさん突然言われてパニックですよね。ずっと不安だったのに、いきなり「新潟に来れる?」って。
Sさん彼女はひとりっ子で跡継ぎがいないから、そこは確認しようと思って。
Hさん夜も遅いし、早く彼を新潟に帰さなきゃと思うけど「ちょっと整理していいですか?」と。本音は、ちゃんと夜景が見えるレストランとかで、プロポーズを受けたかったわけですよ。それが何もなく、急に「新潟来れる?」のひとこと。
Sさんお互い年も年だし、あっさりでもいいのかなと思っちゃったんです。
Hさん(食い気味に)プロポーズに年齢は関係ないですよね!
Sさんそうだよね。私は自分の価値観だけで言っちゃったんですよ。
Hさん「あれはプロポーズじゃない」って、ずっと言いますね。でも、初対面のときからたわいもない話ができて、一緒にいて楽しいし、他の人とちょっと違うなと感じていたので「私でいいんですか?」と聞いたら「いいから言ってんじゃん!」と返されました。
Sさんそのあと11月に改めて両親に挨拶に行きました。うちの両親はもちろん喜んでくれましたけど、彼女の家は複雑ですよね。
Hさん結婚は急かされてたんですけど、まさか県外に行くとも思ってなかっただろうし、交際から結婚までがあっという間だったので。母には逐一報告していましたが、何も知らない父はビックリですよね。でも実際彼に会ってみたら、安心したみたいで喜んでいました。
プロポーズをしてもらってない問題は解決したんですか?
Sさん結婚1周年で、ちょっと演出しました。「何か欲しいものある?」と聞いたら「プロポーズをしてほしい」って言われて。ハッキリやるとは言わずに、さらっと聞き流して。お店に相談して花束とプレートを用意しました。
Hさんすごく豪華な花いただいて、それはすごく嬉しかったですね。でもプレートに「いつも支えてくれてありがとう」とあっただけで……。
Sさん言ったじゃん!「1年待たせたけどこれからもよろしくね」って。
Hさんそれは、プロポーズとちょっと違いますよね。
ちゃんと最初からプロポーズしておけばよかったですね(笑)。でもお2人の仲の良さは、お会いしたときから伝わってきます。最後にどんな家庭を作りたいですか?
Sさん「仲が良いね」と周りからよく言われるので、このまま歳を重ねても、手を繋いだりできるような関係で、なるべく健康で長生きできたらいいですね。
Hさんずっと一緒にいると「会話がなくなる」とか言いますけど、くだらない話でいいから、仲良くずっと楽しく過ごしていけたらなと思います。
お二人の年表
2020年 | 7月 | オンラインで初対面 |
8月 | 郡山の居酒屋で初デート | |
10月 | 新潟のデートの帰り道に告白 | |
11月 | 両家へ挨拶 | |
2021年 | 1月 | 婚姻届提出 |
3月 | 結婚式 |
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(2022年4月9日取材)