恋活・婚活に必要な「傾聴力」とは?実践しやすいトレーニング方法も

恋活・婚活に必要な「傾聴力」とは?実践しやすいトレーニング方法も

ビジネスシーンに役立つことで知られる「傾聴力」
ですが傾聴力は、日常のコミュニケーション、さらには恋活・婚活においても十分活かせるスキルです。

相手の話をしっかり聴くことで、相手は安心し、次第に信頼感を抱くことも!
さらに、傾聴力によって、相手の唯一無二の理解者になることもできるのです。

この記事では、ツヴァイ編集部Aが傾聴力の「ロジャーズの3原則」や傾聴力の種類、トレーニング方法などを詳しくご紹介します。
傾聴力を身に付けて、恋活や婚活に活かしましょう。


《目次》

  1. 1.「傾聴力」とは?【ロジャーズの3原則】
  2. 2.「傾聴力」の種類
    • 【受容的傾聴】否定せずにありのままを受け入れる
    • 【共感的傾聴】相手の感情に寄り添い、理解を示す
    • 【積極的傾聴】言葉を添えたり質問したりして相手の話を深堀する
  3. 3.恋愛にも傾聴スキルが欠かせない理由
    • 信頼と安心感を与えられる
    • 相手の本音や価値観を引き出せる
    • 好意を抱かせられる
    • 会話のすれ違いや喧嘩を防げる
    • 心の距離を縮める「親密度」が高まる
    • 誠実な人柄をアピールできる
    • 相手にとっての「唯一無二の理解者」に
  4. 4.すぐ実践できる!「傾聴力」のトレーニング方法
    • 身近な友人や家族で「聞き役」を試す
    • 相槌と表情のバリエーションを増やす
    • 相手の言葉を繰り返す「反復」の練習
    • 結論を急がず、最後まで話を聴き切る
    • 日常の会話で「5W1H」の質問を意識する
  5. 5.「傾聴力」で注意すること
    • 話を遮って自分の話を始めない
    • アドバイスや否定をすぐにしない
    • 不自然な「おうむ返し」を繰り返さない
    • 無表情や無反応で「聞き流し」にならない
    • 相手の目を見すぎず、適度に視線を外す
  6. 6.【まとめ】「傾聴力」を意識すれば、心地良いコミュニケーションができる

1.「傾聴力」とは?【ロジャーズの3原則】

「傾聴力」とは、単に相手の言葉を耳に入れるだけでなく、相手が発する言葉の背景にある感情や、伝えたい真意を深く、丁寧に汲み取るコミュニケーションスキルのこと。

この傾聴という概念を体系化したのが、アメリカの心理学者カール・ロジャーズです。
彼は、良好な人間関係を構築し、相手にポジティブな変化を促すために、聞き手が備えるべき姿勢として「ロジャーズの3原則」を提唱しました。

  1. 1. 共感的理解(Empathy)
    相手の話を、相手の立場に立って、相手と同じように感じ取ろうとする姿勢。
    単なる同情ではなく、相手の心の眼鏡を通して世界を見るように努めることで、「自分の気持ちをわかってもらえた」という深い満足感を相手に与えます。


  2. 2. 無条件の肯定的関心(Unconditional Positive Regard)
    相手の話に対して、自分の価値観で善悪や正誤の判断を下さず、ありのままを肯定的に受け入れること。
    「それは間違っている」と否定したり、評価したりせず、まずは一人の人間として尊重し、関心を持ち続ける態度を指します。


  3. 3. 自己一致(Congruence)
    聞き手自身が、自分の内面と表面上の態度を一致させている状態。
    相手の話を聴きながら、心の中で感じていることと、外に出している態度に偽りがないことを意味します。裏表のない誠実な態度は、相手に強い信頼感を与えます。


多くの人が「何を話せば好意をもってもらえるか」と悩みますが、大切なのは「どう聴くか」
この3原則を意識することで、相手は「この人には何でも話せる」という特別な安心感を抱くようになるでしょう。
傾聴の本質を知ることは、表面的な会話を超えた「心の距離」を縮める第一歩!


2.「傾聴力」の種類

「傾聴力」の種類

「傾聴」といっても、そのアプローチにはいくつかの方法があります。
相手との関係性や会話の流れに応じて、これらをバランスよく組み合わせることが大切!
ここでは、傾聴の主要な3つの種類について解説します。

【受容的傾聴】否定せずにありのままを受け入れる

受容的傾聴は、傾聴の最も基本となる姿勢。
これは、相手が話している内容に対して自分の意見や評価を差し挟まず、まずはすべてをそのまま受け止めること。

相手の話を途中で遮らず、頷きや視線を送ることで、あなたはあなたのままでいいというメッセージを伝えることができます。
これにより、相手は批判される恐怖から解放され、安心して言葉を紡ぐことができるようになります。

相手の話を遮るのではなく、まずはありのままを受け入れることが大切。
質問などをする場合も、相手の話が終わってからがよいでしょう。
相手を安心させるためにも、「受動的傾聴」が必須です。

【共感的傾聴】相手の感情に寄り添い、理解を示す

共感的傾聴は、相手の言葉の裏にある感情に焦点を当てること。
単に事実関係を確認するのではなく、その出来事に対して相手がどう感じたのかという心の動きを察し、自分のことのように理解しようと努めます。

たとえば、相手が仕事の苦労話を始めたとき、その内容を分析するのではなく、「大変だったのですね」「それはつらかったですね」といった形で感情に寄り添います。
自分の感情が正しく理解されたと感じたとき、人は相手に対して深い親近感と信頼を寄せるようになります。

筆者Aは、この共感こそが大切だと思います。
共感してもらえることで、「気持ちを分かってくれる」と安心します。
つらいことがあったとき、何も聞かずに「つらかったね。よく頑張ったね」と共感してくれた友人に救われたこともあります。

【積極的傾聴】言葉を添えたり質問したりして相手の話を深堀する

積極的傾聴は、聞き手が受動的に待つだけでなく、適度な働きかけを通じて対話を活性化させる手法。
相手の言葉を繰り返したり、要約して伝え返したりすることで、正しく理解できているかを確認します。

たとえば、相手が「最近、仕事の進め方で少し悩んでいて……」と言ったとき、「仕事の進め方で悩んでるんですね」とそのまま返すことで、相手は「自分の言葉が届いている」と安心し、次の言葉を出しやすくなります。

さらに、相手がより話しやすくなるような質問を投げかけ、話題を広げたり深掘りしたりすることも。
この働きかけによって、相手は自分の話に関心を持ってもらえていると実感でき、より内面的な話題へと会話が進展しやすくなるのです。

相手の話をよく聞き、頭で整理することが重要。
やみくもに質問するのではなく、相手の話に合わせて、話の意図がずれないように気をつけましょう。


3.恋愛にも傾聴スキルが欠かせない理由

恋愛にも傾聴スキルが欠かせない理由

恋愛や婚活の進展においても、傾聴力は極めて重要です。
その具体的な理由をさらに深く紐解いていきましょう。

信頼と安心感を与えられる

人は自分の話を途中で遮られたり否定されたりすることなく、最後まで丁寧に聴いてもらえたとき、その相手に対して心の底から強い安心感を抱くようになります。

特に恋活・婚活の場では、自分がどのように評価されるかという不安を誰もが抱えています。
ありのままの自分を受け入れてもらえる感覚は、その不安を解消し確かな信頼へとつながります。

丁寧に話を聴く姿勢そのものが相手にとっての安心材料となり、「この人と一緒にいると自然体でいられる、自分を飾らなくていい」という安らぎの感情を芽生えさせるのです。
この感情が、関係性を築くための揺るぎない土台に。

恋活・婚活では不安なことがたくさん。
そんな中で、しっかり話を聞いて共感してもらえたら、とても安心するもの。
相手に安心感を与え、心の距離を縮めるためにも、 「傾聴」が欠かせません。

相手の本音や価値観を引き出せる

長期にわたる深い関係を築くためには、表面的なプロフィールや共通の趣味といった情報だけでは不十分。相手が人生において何を最も大切にしているかという価値観を知ることが大切です。

傾聴スキルを駆使すれば、相手が沈黙をも恐れずに話しやすい空気を作ることができ、 普段は他人に見せない本音人生の優先順位、結婚生活への具体的な理想といった深い話を 自然な流れで聞き出すことも可能。

これにより、お互いの人生の方向性が合っているかといった相性を、早い段階でより正確かつ詳しく見極めることができます。

好意を抱かせられる

心理学には、自分のプライベートや内面を打ち明けた相手に対して、自然と好意や親しみを感じやすくなるという心の仕組みがあります。
自分の話を熱心に聴き、優しい表情で反応してくれる人に対し、人は「自分をまるごと一人の人間として認めてもらえた」という大きな喜びを感じることも。

自分を理解してほしいという欲求が満たされることで、その心地よい喜びをくれた聞き手を、他の誰よりも理解してくれる人だと確信するようになります。

人は自分を一番大切にしてくれる人を好きになる傾向があるため、しっかり聴くという行為そのものが、相手の中で「もっとこの人と一緒にいたい」「この人を離したくない」という特別な感情を生みだすきっかけに。

筆者Aの周りにも、「話をしっかり聴いてくれた」ことから好意が芽生え、恋人になったという人がいます。
自分の話をきちんと聴いてくれたら、嬉しいものですよね。そこから自然と意識するようになり、それが次第に恋愛感情へと変わっていくのでしょう。

会話のすれ違いや喧嘩を防げる

男女のトラブルは、その多くが、相手の言葉の意味を自分の勝手な思い込みで誤解したり、相手の言い分を聞く前に自分の意見だけを正しいと信じて押し通そうとしたりすることにあるでしょう。

傾聴の姿勢を持って、相手がどういう背景や気持ちでその言葉を選んだのかを丁寧に確認しながら会話を進めることで、ちょっとした言葉足らずによるすれ違いを防ぐことができます。

相手の言い分をしっかりと最後まで受け止める心の余裕を持つことができれば、感情的なぶつかり合いも避けられるようにも。
たとえ意見が違う場面に直面しても、お互いを尊重しながら穏やかに対話を続けていくことができるはずです。

心の距離を縮める「親密度」が高まる

二人の仲の深さは、単に一緒に過ごした時間の長さやデートの回数ではなく、どれだけお互いの深い気持ちを共有できたかによって決まります。

単なる事実の報告や、事務的な情報のやり取りだけで会話を終わらせず、その出来事が起きたときに心がどう動いたのかという「感情」の部分を丁寧に聴き合い、共有します。
そうすることで、心の距離は一気に縮まるでしょう。

傾聴によって深いレベルで「楽しいね」「それは大変だったね」と気持ちが通じ合うようになれば、出会ってからの期間がたとえ短かったとしても、何年も前から一緒にいるような強い精神的な絆を感じられるようにも。
そして、パートナーシップを長期的に続けるためにも、この「気持ちの共有」は大切です。

誠実な人柄をアピールできる

自分の良いところを一生懸命アピールするよりも、相手の話を尊重して真剣に耳を傾ける姿は、誠実で思いやりのある大人な人だという良い印象を相手に与えることができます。

恋活・婚活においては、言葉を尽くして自分をプレゼンテーションしがち。
しかし、真摯に相手の話を聴き続ける態度を見せる方が、結果としてあなたの優しさや心の広さ、そして相手を尊重する精神的な成熟さを何よりも強く相手に伝えてくれます。

相手にとっての「唯一無二の理解者」に

自分の話を心から理解し、どんなときでも否定せずに共感してくれる人は、簡単に見つかるものではありません。

誰にも言えなかった悩みや、大切に温めてきた将来の夢を安心して預けられる相手になれれば、その他大勢の候補者の中の一人ではなく、代わりのいない「世界でたった一人の特別な存在」に。

「この人だけは自分のことを世界で一番理解してくれているし、受け入れてくれている」という安心感こそが、交際をさらに深め、最後に「この人と結婚しよう」と決意する一番の理由にもなるのです。

相手の「唯一無二の理解者」になれば、あなたにとっても相手が理解者になるかもしれません。
あなたが一生懸命に相手の話を聞き、共感すれば、きっと相手も同じようにしてくれるでしょう。
お互いに「唯一無二の理解者」になれば、良好なパートナーシップを築けるはず。


4.すぐ実践できる!「傾聴力」のトレーニング方法

すぐ実践できる!「傾聴力」のトレーニング方法

傾聴力は、日々の意識と積み重ねによって誰でも磨くことができる一生もののスキル。
特別な場だけでなく、日常の何気ない会話をトレーニングの機会に変えていくことで、自然と相手の心を開く聴き方が身につくはず。

ここでは、今日からすぐに取り組める具体的な練習方法をご紹介します。

身近な友人や家族で「聞き役」を試す

まずは、失敗を恐れずに練習できる身近な存在を相手に、意識して聞き役に回る時間を作ってみましょう。
普段の会話ではつい自分の意見を言いたくなりますが、あえて自分の話は横に置いておき、相手の話を100パーセント受け止めることに集中します。

たとえば、今日の出来事や最近感じている悩みなどを聞き出すときに、自分が話す割合を3割以下に抑えるといった具体的な目標を立てるのも有効です一つの手。
気心の知れた相手であれば、練習の後に自分の聞き方がどうだったか感想を聞くこともでき、客観的な振り返りができます。

このトレーニングはすぐにでも実践可能!
直接会えない距離なら、電話やビデオ通話でも大丈夫です。
「最近どう?」や「今日はどんな1日だった?」と始めて、相手の話に耳を傾けましょう。

相槌と表情のバリエーションを増やす

相手が心地よく話し続けるためには、聞き手のリアクションが重要!
相槌が単調だと、相手は本当に聴いてくれているのか不安になってしまいます。

「なるほど」や「そうなんですね」といった言葉だけでなく、「それは驚きました」といった感情を込めた言葉を織り交ぜるようにしましょう。

また、言葉以上に大切なのが表情
相手が楽しい話をしていれば目尻を下げて一緒に笑い、真剣な話をしていれば背筋を伸ばして真剣な面持ちで聴くといった、相手の感情に合わせた表情の豊かさが安心感につながります。

鏡の前で、相手の話を聞いていることを想像し、リアクションをしてみましょう。
自分がどんな表情をして聞いているかが明確になります。

さらに、普段いろいろな人と会話する中で「この人は話しやすいな」という人のリアクションを真似るのも良い方法です。

相手の言葉を繰り返す「反復」の練習

相手が話した重要なキーワードや語尾をそのまま繰り返す反復は、傾聴の基本でありながら強力な手法です。

たとえば、「昨日は仕事が本当に忙しくて大変だったんだ」といわれたら、「仕事が忙しくて大変だったんだね」とそのまま返します。
これだけで、相手は自分の話が正確に伝わっているという実感を持ち、次の言葉を出しやすくなるでしょう。

単にオウム返しをするだけでなく、相手が強調したかったであろう部分を拾い上げることがポイント。
そうすることで、あなたの理解の深さを示すことができ、会話がスムーズに進みやすくなります。

結論を急がず、最後まで話を聴き切る

多くの人がやってしまいがちなのが、相手の話の途中で結論を予測して、「それはこういうことだよね」と遮ってしまうこと。
傾聴のトレーニングでは、相手が話し終えて一呼吸置くまでは、決して口を挟まないという忍耐力が欠かせません。

たとえ話の筋道が見えていたとしても、相手が自分の口から最後まで語り尽くすプロセスそのものに価値があるのです。
最後まで聴き切ることで、相手は話し終えたという満足感を得ることができ、その丁寧な姿勢があなたへの信頼感として積み重なっていきます。

筆者A自身も話を遮られた経験があります。
話の途中で「つまり、こういうことでしょ」といわれてしまい、「自分で言いたかった」と残念な気持ちに…。
それ以来、自分自身でも相手の話を最後までしっかり聴くことを心掛けています。

日常の会話で「5W1H」の質問を意識する

会話を深掘りし、相手の価値観をより詳しく知るためには、5W1Hを意識した質問を投げかける練習が効果的です。
いつ(When)、どこで(Where)、誰と(Who)、何を(What)、といった事実に加えて、なぜそう思ったのか(Why)、どのように感じたのか(How)、という内面に迫る質問を意識的に増やしてみましょう。

特に、なぜやどのようにといった質問は、相手が自分自身を振り返るきっかけにもなり、より深い本音を引き出せます。
決して尋問のようにならないよう、相手のペースに合わせて優しく問いかけることが大切。 工夫をしながら、話題の幅を広げる技術を磨いてくださいね くのが鍵!


5.「傾聴力」で注意すること

傾聴力は相手との距離を縮める有効な手段ですが、やり方を間違えると逆に相手を疲れさせたり、不快な思いをさせてしまったりすることも…。
良かれと思ってやっていることが裏目に出ないよう、気をつけるべきポイントを具体的に紹介します。

話を遮って自分の話を始めない

会話をしている最中、相手の話に関連して自分も言いたいことが思い浮かぶと、つい「わかります、私も実は……」と話を奪ってしまいがち。
これは会話泥棒とも呼ばれることで、相手が今まさに伝えようとしていた気持ちの盛り上がりを下げてしまいます。

婚活や恋活では趣味について相手と会話することが多いかと思いますが、たとえば、相手が「最近、キャンプにハマっていて、先週末も奥多摩まで行ってきたんです。あそこの景色が本当に……」と言った際に、「あ、奥多摩いいですよね!私も去年行きました。あそこのカレー屋さんが美味しくて、実は私、スパイスカレー巡りが趣味で……」と話始めると会話泥棒になってしまいます。

この場合は、「奥多摩ですか、素敵ですね。どんな景色が見られたんですか?」が妥当でしょう。
自分の経験は脇に置き、相手が一番話したい「景色」について深掘りします。

傾聴において主役はあくまで相手
自分が話したい欲求をぐっと抑えて、相手が話を完結させるまで待つ心の余裕を持つことが大切です。
自分の経験を話すのは、相手が話しきって満足したことを確認してからでも遅くないでしょう。

アドバイスや否定をすぐにしない

相手が悩みごとや困った出来事を話しているとき、良かれと思って「こうすればいいのに」と解決策を提示したり、「それはあなたが悪いよ」と否定的な意見を言ったりするのは避けましょう。

多くの場合、相手は解決策を求めているのではなく、ただ自分の状況や気持ちを分かってほしい、共感してほしいと願っています。
早い段階でアドバイスを始めてしまうと、相手は「もうこれ以上話しても無駄だ」と感じて心を閉ざしてしまうことも…。

特に恋活や婚活の場面では、相手を「結婚相手として相応しいか」とジャッジする目線を一度脇に置き、目の前の相手を一人の人間として丸ごと受け入れる姿勢が大切。
自分の有能さや正しさをアピールしようとして正論を振りかざすよりも、「この人は自分の味方でいてくれる」という安心感を与えることの方が、パートナーとしての信頼を得る近道になるからです。

まずは相手の感情をそのまま受け止めることに専念し、アドバイスは相手から求められたときだけにすること。
婚活において、的確な回答ができる人よりも「自分の話を最後まで心地よく聴いてくれた人」こそが、また会いたいと思われる存在になります。

筆者A自身もただ聴いてもらいたかっただけなのに、不要なアドバイスを受けて余計モヤモヤしたことを覚えています。
アドバイスは、時に人の気分ややる気を下げてしまうことがあるので、注意が必要です。
「どう思う?」や「どうすれば良いと思う?」などと聞かれた時にだけアドバイスをするのが無難です。

不自然な「おうむ返し」を繰り返さない

相手の言葉を繰り返す反復は効果的な技法ですが、あまりにも機械的に全ての言葉を繰り返すと、相手はバカにされているような感覚や、尋問されているような違和感を抱いてしまうことも。

相手が「このプロジェクトを成功させて、チームの士気を高めたいんです!」と熱心に語っているときに、「高めたいんですね」「成功させたいんですね」と単に語尾を繰り返すだけでは、会話のテンポが悪くなり、不自然な印象を与えてしまいます。

反復を使うときは、相手が特に感情を込めて話した言葉を選んで拾ったり、自分の言葉で少し言い換えたりして、自然な会話の流れを崩さないように配慮することが重要。

無表情や無反応で「聞き流し」にならない

真剣に聴こうとするあまり表情が固まってしまったり、黙って聴くだけになってしまったりすると、相手は「本当に聴いているのかな」「退屈させているのかも」と不安になってしまいます。
何も言わずにただ座っているだけでは、それは傾聴ではなく単なる聞き流しと捉えられてしまう可能性も。

適度なタイミングで頷いたり、相手の話の内容に合わせて表情を動かしたりすることは、「私はあなたの話をしっかり聴いています」という非言語のメッセージに。
相手の話に反応を示すことは、相手に対する最低限の礼儀であり、安心感を与えるための基本です。

相手の目を見すぎず、適度に視線を外す

相手の目を見て話を聴くのは基本ですが、一秒たりとも目を離さずにじっと凝視し続けると、相手は威圧感強いプレッシャーを感じてしまいます。
特に初対面の場面や緊張しやすい内容の話をしているとき、強い視線は相手を萎縮させ、本音を話しにくくさせる原因にも。

相手の目を見る時間は全体の半分から七割程度にしましょう。
相手が視線を外したときや、自分が相槌を打つタイミングなどで、適度に視線を喉元や手元、あるいは斜め後ろなどに外すことで、リラックスして話せる空間を作ることができます。

筆者Aも相手に目を見られすぎると、緊張して話せなくなることも…。
そのため、筆者自身、人と話す際は適度に視線を外すことを意識しています。
すると、相手も視線を外してくれ、上手に話すことができます。


6.【まとめ】「傾聴力」を意識すれば、心地良いコミュニケーションができる

婚活や恋活におけるコミュニケーションの成功は、どれだけ上手に話せるかよりも、どれだけ相手の心に寄り添って話を聴けるかにかかっています。
傾聴力は単なる聞き流しではなく、相手をありのまま受け入れ、深い共感を示す姿勢そのものです。
この力を意識することで、お相手はあなたに特別な安心感を抱き、自分でも気づかなかった本音や価値観を自然と打ち明けてくれるようになるでしょう。

傾聴力を身につけることは、自分自身の人間としての包容力を育てることにもつながります 。
まずは、目の前にいる方の言葉を丁寧に聴くことから始めてみましょう。
傾聴力を取り入れることによって、誰とでも心地良いコミュニケーションができ、恋活や婚活にも役立つはずです。


この記事の監修者

ZWEI編集部


マッチング対象者数11.2万人日本最大級の結婚相談所ツヴァイ※2025年12月末時点のZWEI 登録会員数7,534名と同月IBJ会員数104,859名の合計数112,393名(重複16,946名除く)

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