
「最近、彼女が重い…」
束縛が激しかったり、常に一緒にいたりするとだんだん心の負担が大きくなることがあります。
我慢し続けていると、知らず知らずのうちにストレスがたまり、心身に影響を及ぼすケースも。
健康のため、そして未来の幸せのために一度立ち止まって考えることが大切です。
この記事では、ツヴァイ編集部Aが「重い彼女」の特徴や重くなる原因、対処法、別れるかの見極めポイントなどを詳しくご紹介します。
自分の心を最優先に、彼女との今後を考えてみましょう。
大好きな彼女と一緒にいるはずなのに、なぜか心が休まらない、あるいは自由を奪われているような感覚に陥ることはありませんか。
恋愛の初期段階では「愛されている証拠」として受け入れられていた行動も、度を超すと「重い」と感じ、精神的な負担となってしまうもの。
恋愛において、パートナーに対して「重い」と感じる経験は、決して珍しいことではありません。
Oggi.jpが20〜39歳の男性110人に実施した調査によれば、26.9%が「彼女の気持ちが重い」と感じたことがあるそう。
つまり、およそ4人に1人の男性が交際相手の愛情表現や執着に対して、何らかの負担を感じた経験を持っているということになります。

引用:「「重い彼女」とは?【男女100人に聞いた】特徴や対処法も解説」
良好な関係を維持するためには、相手を思いやる気持ちと同じくらい、自分自身のパーソナルスペースを確保することが必要です。
まずは、多くの人が同じような悩みを抱えているという事実を知り、自分を責めすぎずに解決の糸口を探っていきましょう。
あなたを悩ませる「彼女が重い」という感覚は、表面的な問題だけではありません。
その根底には、お互いのパーソナルスペースの境界線が曖昧になっていることや、愛情の受け取り方に関する深刻なミスマッチがあることが関係している可能性も…。
朝の起床から仕事の合間、そして就寝直前に至るまで、絶え間なくメッセージが届く状態は、受け取る側にとって目に見えない大きなプレッシャーに。
特に、返信をしていないのに追加でメッセージが送られてくる追いLINEなどは、自分のペースを無視して土足で踏み込まれているような感覚を強めてしまいます。
連絡の頻度自体が愛情の深さだと信じ込んでいる場合が多く、相手の状況や社会的な立場を考慮する余裕がなくなっているのが特徴。
誰とどこで何をしているのかを常に把握したがる行動は、相手への信頼よりも自分自身の不安を優先させている証拠。
スケジュールを分単位で確認したり、飲み会の最中に周囲の様子を報告させたりといった行為は、もはや恋人ではなく監視員のような役割を担ってしまっています。
自由を極端に制限されることで、次第に恋人と一緒にいる空間そのものを息苦しく感じるようになり、嘘をついたり隠し事をしたりといった悪循環を招く原因にも。
この「束縛」で悩んでいる人がたくさんいると思います。
実際に、筆者Aの周りにも同じ境遇の男友達がいて「常に彼女に見られてる気がして、怖い…」という話をしていました。
束縛は、時には恐怖心を与えてしまうのです。
付き合い始めて間もない時期から、結婚後の生活や親への挨拶、子供の教育方針といった話題を頻繁に出されると、逃げ場を失ったような圧迫さを感じるかもしれません。
将来を真剣に見据えること自体は良いことですが、二人の心の準備の温度差を無視して決断を迫るような姿勢は、重荷以外の何物でもないでしょう。
ライフプランを完成させるための「パズルのピース」として扱われているような感覚が相手を遠ざける結果に。
「私のこと好き?」という確認を執拗に繰り返したり、特定の愛の言葉を強要したりする行為は、受け手にとって次第に精神的な労働へと変わってしまいます。
自発的に生まれるはずの言葉が相手の不安を解消するためのツールとして求められるようになった時点で、そこに真のコミュニケーションはありません。
心に空いた穴を埋めるために、自分の気持ちを消耗しているような感覚は、関係の健全性を著しく損なうことに…。
休日をすべて二人で過ごすことを義務化し、一人で過ごす時間や友人との時間を一切認めない姿勢も、重いと感じさせる典型的な行動。
生活のすべてを恋人という狭い世界に集約させているため、少しでも外部の予定を優先しようとすると「見捨てられた」といった過剰な拒絶反応を見せます。
お互いの自立を尊重できない関係は、共依存的な状態を招き、結果として共倒れになってしまうことも。
筆者Aの友人に恋人と同棲中の人がいるのですが、この「常に一緒」がストレスに感じることがあるそうです。
特に同棲中はお互いの部屋がない限り、なかなか一人になる時間がありません。
それなのに、恋人が常に一緒にいたがったら、「重く」感じるのも無理ないでしょう。
元カノと自分を比較したり、過去の恋愛経験について執拗に問い詰めたりする行動は、根深い自己肯定感の低さを示しています。
すでに終わったはずの過去の出来事に対して激しい嫉妬を燃やし、今の自分への愛情を何度も証明しようとする姿勢は、終わりのない不毛な試験を受け続けているような感覚に。
過去にとらわれすぎて今現在の二人を大切にできない姿勢が修復不可能な溝を作るのです。
仕事や家事で手が離せないときでも、数時間返信が滞るだけで怒ったり、攻撃的な態度をとったりするのは、相手の個別の事情や生活リズムを尊重できていないサイン。
スマートフォンの向こう側にいる一人の人間としての生活を想像できず、自分の期待するレスポンスがないことを「裏切り」のように被害的に捉えてしまいます。
そのため、通知音に対して反射的にストレスを感じるようになり、心の平穏が失われていく結果に…。
何かに集中していると、返信できないことは誰にでもあること。
それを責めるなら、「重い」だけでなく、「信頼されていない」と受け取れます。
返信が遅れただけで不機嫌になるのは要注意。
大切な友人との関係や社交の場に対して否定的な意見を述べ、人間関係を整理させようとすることは、パートナーの社会的なつながりを断絶させるとても危うい行動。
恋人以外のコミュニティを排除させようとする動きは、あなたを自分の支配下に置きたいという独占欲の表れであり、社会生活を営む上で大きな支障となります。
自分の世界を共に広げるパートナーではなく、世界を閉ざしてしまう存在だと認識されると、関係の継続は難しいでしょう。
自分のキャリアやプライベートを犠牲にしてでも、何よりも恋愛を優先する姿勢は、一見すると深い愛情に見えますが、実際には相手にも同等の自己犠牲を求める無言の圧力を生み出しています。
「私はこれだけ尽くしているのに、なぜあなたはそうしてくれないのか」という見返りを求める感情が芽生えやすく、あなたが自分の人生を楽しむこと自体に罪悪感を抱かせるように…。
喧嘩の際や自分の思い通りにいかない局面で、簡単に「もう別れる」と口にするのは、相手の愛情を試すための典型的な揺さぶり。
本当に別れたいわけではなく、相手が慌てて引き止める姿を見ることで自分の価値を再確認しようとする「試し行動」ですが、これを受ける側の心は確実に疲れていきます。
何度も繰り返される別れという脅しによって、二人の間にあったはずの信頼はすっかり消え去り、関係はいつ壊れてもおかしくない状態になってしまうでしょう。
恋人の気を引くために「別れ」をすぐ口に出されたら、実際に別れなくても心の距離は徐々に離れていくものだと思います。
彼女の言動が重くなってしまう背景には、単なる性格の問題だけではなく、心の中に抱えている根深い不安や過去の経験が大きく影響しています。
なぜ彼女が過剰な執着を見せてしまうのか、その心理的なメカニズムを理解することは、二人の関係を客観的に見つめ直すきっかけになるでしょう。
彼女の重い行動の根底にある最も大きな原因の一つは、「いつかあなたがいなくなってしまうのではないか」という強い恐怖心。
この不安が強いと、少し連絡が遅れたり、あなたの態度がいつもと違ったりするだけで、自分が見捨てられる前兆だと過敏に反応してしまいます。
あなたを「つなぎ止めておきたい」という必死な思いが、結果として過度な連絡や束縛といった形にも。
彼女自身も苦しんでいることが多いのですが、失いたくないという思いが強すぎるあまり、逆効果な行動を止めることができなくなってしまうのです。
かつての恋人にひどい裏切り方をされたり、突然別れを告げられたりした経験があると、「今の幸せがいつ壊れるかわからない」という不安を抱きやすくなります。
過去に負った心の傷が癒えていない場合、今の彼氏であるあなたに非がなくても、過去の相手と重ね合わせて疑いの目を向けてしまうことに…。
二度と同じ悲しみを味わいたくないという防衛本能が働いてしまい、必要以上に相手の行動を管理したり、愛情を確認し続けたりすることで、心の平穏を保とうとしてしまいます。
過去に傷つけられた経験は、なかなか消えないもの。
今が幸せだからこそ、「壊したくない」と思い、裏目の行動を取ってしまうのかも…。
彼女自身の生活において、趣味や仕事、友人関係といった自分一人の時間が充実していないと、意識のすべてが恋愛に向けられてしまいます。
自分を支える柱が恋愛一本しかない状態では、彼氏の存在が文字通り自分の世界のすべてに。
自分の幸せが完全に相手の言動に委ねられているため、あなたが他のことに時間を使おうとすると、自分の居場所を奪われたような感覚になるでしょう。
これは、世界が狭いために、あなたへの依存度が高まり、それが重さとなって表に出ている状態です。
自分には価値がないと感じている人は、他人からの承認なしには自信を保てません。
彼女が自分自身のことを愛せていない場合、あなたがどれだけ言葉で愛を伝えても、心の底から安心できないのです。
常に「自分のような人間が愛されるはずがない」という不安があるため、それを打ち消すために何度も愛情を確認し、あなたの時間や行動を独占することで自分の存在意義を感じようとします。
自己肯定感の低さが、底の抜けたコップに水を注ぎ続けるような終わりのない愛情確認を求めてしまうきっかけに。
「重い」という感覚は、実は二人の間にある恋愛観や距離感のズレから生じている場合も少なくありません。
彼女にとっては当たり前だと思っている連絡頻度や愛情表現が、あなたにとっては過剰であるというだけというパターン。
どちらかが間違っているわけではなく、単に大切にしたいペースが異なっているのですが、その違いを埋めるためのすり合わせができていないと、一方は尽くしているつもりなのに、もう一方は重いと感じるという悲しい食い違いが起こります。
お互いが理想とする付き合い方の形が根本的に異なっていることが、摩擦の原因となっているでしょう。
また、元カレとの価値観をそのままにしているケースも…。
元カレから特に指摘されなかったため、彼女の中で「普通」だと思っていることも考えられます。
彼女の言動を重いと感じてしまったとき、多くの男性は波風を立てないようにと距離を置いたり、その場しのぎの対応をしたりしてしまいがち。
しかし、根本的な解決を避けるような振る舞いは、かえって彼女の不安を煽り、状況を悪化させる原因となります。
二人の関係を健全なものへと立て直すためには、逃げるのではなく誠実かつ戦略的なコミュニケーションが大切です。
彼女の追及をかわそうとして、はっきりしない答えを返したり、面倒になって連絡を無視したりすることは、避けるべき行動です。
不安を感じやすいタイプの女性にとって、連絡が途絶えることは拒絶されたという恐怖に直結し、その恐怖を解消しようとしてさらに激しい連絡や行動を誘発してしまいます。
忙しいときは「今は仕事に集中したいから、夜の21時まで連絡できない」といったように、理由と時間を明確に伝えましょう。
曖昧なままにされると、余計「重さ」が加速してしまう場合も。
面倒でも、ちゃんと「連絡できない」理由を伝えることが大切です。
彼女が重い言動をとった際、すぐにそれを否定したり責めたりすると、彼女は自分を理解してもらえない悲しみからさらに感情的になってしまいます。
まずは、「不安にさせてごめんね」や「そんな風に感じていたんだね」といったように、彼女の抱いている感情そのものを一度受け止める姿勢を見せること。
相手の心が落ち着いたら、「でも、僕は仕事の時間も大切にしたいと思っているんだ」というように自分の意志を冷静に伝えることで、ようやくお互いが納得できる話し合いの入り口に立つことができます。
日々の絶え間ない連絡に疲弊しているのなら、単に連絡を減らすよう求めるのではなく、直接会って過ごす時間の質を向上させる代わりの案を出し合ってみましょう。
たとえば、平日のやり取りは控えめにする代わりに、「週末のデートではスマートフォンを置いて全力で二人の時間を楽しむ」といったルールを提案します。
彼女にとって、「連絡が減ることは愛情が減ることではない」と実感させることが重要。
会っているときに十分な愛情を感じられれば、離れている時間の不安が軽減され、依存心が和らぐきっかけになるはず。
色々な対策を試しても状況が良くならない場合は、二人の関係をどうしていくか真剣に話し合う場を設ける必要があります。
そのとき、はっきりしないまま現状を続けるのではなく、たとえば「次の1ヶ月間で、お互いにこのルールを守れるか試してみよう」というように期限を決めるのが効果的。
期限を設けることで、あなた自身も自分の限界を見極められますし、彼女にとっても「今のままではいけない」という強い自覚を持つきっかけに。
曖昧にせず、お互いの幸せのために正面から向き合う姿勢を見せることが最終的な解決へとつながります。
彼女の重さに悩み続けていると、このまま努力を続けるべきか、それとも別の道を選ぶべきか判断が難しくなるもの。
関係を修復できる可能性が残っているのか、それともお互いのために終止符を打つべきなのか、
判断の基準となる重要なポイントを整理していきましょう。
関係を続けていく上で大切なのは、お互いの気持ちを言葉にして伝え合い、歩み寄れるかどうか。
あなたが自分の負担や不満を伝えたとき、彼女が感情的に取り乱すばかりでなく、あなたの言葉を最後まで聞き、改善しようとする姿勢を見せてくれるでしょうか。
もし話し合いをしようとするたびに泣き叫んだり、逆上して話が全く進まなかったりするのであれば、今後も同じ問題を解決することは難しいでしょう。
対等な立場で意見を交わし、解決策を共に探れるかどうかが関係を維持するための最低限の条件となります。
恋愛は仕事や友人、家族とのつながりを壊してまで優先すべきものではありません。
彼女の束縛や嫉妬が原因で、大切な友人との縁が切れてしまったり、仕事のパフォーマンスが落ちて職場での評価に響いたりしている場合は危険なサイン。
パートナーがあなたの世界を広げる存在ではなく、あなたの周りにいる大切な人々を排除しようとする存在になっているのであれば、その関係は健全とは言えないはず。
自分の大切な居場所が彼女によって奪われ始めているなら、冷静な判断が大切です。
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愛情が過剰な執着へと変わり、行き過ぎた行動が見られる場合は、もはや性格の問題では済まされません。
勝手にスマートフォンのロックを解除して中身を覗き見たり、あなたの家や職場付近で待ち伏せをしたり、SNSのアカウントを特定して四六時中監視したりする行為は、プライバシーの侵害やストーカー行為に該当します。
こうした行為は一度容認してしまうとエスカレートする傾向があり、あなた自身の生活の安全を脅かすことになりかねません。
法的、あるいは社会的なルールを逸脱した行動が見られる場合は、自分を守ることを最優先に!
今の悩みを超えた先に、彼女と結婚・家族になるイメージが持てるかどうかも大きな判断材料になります。
一時的な重さであれば改善の余地もありますが、彼女の性格や価値観が根本的に自分と合わないと感じている場合、この先何十年も続く人生を共にするのはかなりの苦痛に。
今この瞬間の情だけで繋がっているのではなく、数年後の隣に彼女が笑顔でいて、自分も幸せを感じている姿が想像できるでしょうか。
将来に希望が持てない関係に時間を費やし続けることは、お互いの人生にとって幸せな選択とは言えません。
何よりも重要なのは、あなた自身の心身の状態です。
彼女からの連絡が来るたびにビクビクしたり、彼女と会う約束の日が近づくと憂鬱な気分になったり、常に監視されているような息苦しさを感じていたりしませんか。
恋愛は本来、活力や安らぎをくれるものですが、今のあなたが疲弊しきって自分を見失っているのなら、それは心が限界を伝えている証。
あなたが健康で自分らしくいられない関係であれば、どんなに彼女を大切に思っていても、無理を続けるのは限界があります。
一度、壊れた心を戻すのは大変で時間がかかるもの。
あなたの心を守れるのは、あなただけです。
別れを決意したとしても、相手への伝え方やその後の接し方を誤ると、かえって執着を強めてしまったり、大きなトラブルに発展したりすることも…。
特に愛情が深く、相手に依存している傾向がある女性との別れでは、相手の心に過度な衝撃を与えすぎないように、慎重な手順を踏むことが重要です。
重いと感じる相手から逃げ出したいあまり、突然連絡を絶つ「自然消滅」を狙ったり、一方的に別れを告げてブロックしたりすることはとても危険。
理由もわからず拒絶されたと感じた彼女は、パニックから必死にあなたを追いかけ、家や職場にまで押しかけてくるといった過激な行動に出てしまう可能性があります。
どれほど気が重くても、対面あるいは状況が許さなければ電話でも良いので、自分の言葉で直接別れの意思を伝える場を設けるべき。
納得はしてもらえなくても、終わったという事実を認識させる工夫が結果として執着を断ち切る近道となります。
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別れを切り出すとき、「お前のこういうところが重いんだ」といったように相手の性格や行動を否定して責めるのは避けましょう。
相手は良かれと思って尽くしていたり、不安ゆえに一生懸命だったりすることが多いため、人格を否定されると激しい絶望感や怒りを抱き、逆上を招く恐れがあります。
別れの理由は、あくまで自分の価値観との違いや自分自身の力不足にあるという伝え方を心がけましょう。
「君が悪いのではなく、今の自分では君の求める愛情に応えきることができず、お互いに苦しくなってしまうから」というトーンで話すことで、相手の自尊心を過剰に傷つけることなく決断を伝えられるはず。

別れが決まった直後から、一気にすべてのつながりを完全に断ち切ることは、依存傾向のある相手にとってあまりに過酷な変化となります。
もちろん恋人としての関係は終わらせる必要がありますが、まずは連絡の頻度を段階的に落としていったり、会う約束の間隔をあけていったりと、少しずつ彼女がいない日常に慣れてもらう期間を設けるのも一つの方法。
恋人ではない関係性への移行期間を意識することで、彼女の心も徐々に現実を受け入れる準備が整っていきます。
急激な別れよる反動を避けながら、時間をかけて彼女の生活からあなたの存在感を薄めていくことが最終的にお互いが穏やかに新しい人生へ踏み出すための準備となります。
重い彼女との別れを乗り越え、自分自身の心に余裕が戻ってきたら、次の新しい出会いに目を向けてみましょう。
適度な距離感を保ちながら、お互いの人生を尊重し合えるパートナーを見つけるための方法を紹介します。
マッチングアプリは、実際に会う前に相手の価値観や生活リズムをある程度把握できます。
プロフィール欄を読み込むときは、趣味や仕事、友人関係についての記述が充実しているかを確認しましょう。
自分の世界をしっかり持っている人は、恋愛だけに依存しにくい傾向があるからです。
また、マッチングした後のメッセージ交換においても、返信の早さを強要してこないか、まだ親しくない段階から過度にプライベートな質問を繰り返してこないかを観察することで、相手の心理的な距離感の取り方を事前に推測できます。
ただ、恋愛の真剣度は人それぞれ。
真剣に恋人を探している人もいれば、遊び相手や友人を探している場合もあるので、プロフィールやメッセージ、そして電話などから吟味しましょう。
メッセージのやり取りでは「価値観が合う」と思ったのに、電話で直接話したら違ったというケースもあります。
趣味のサークルや習い事の場での出会いは、恋愛以外の共通の関心事を通じて相手を知ることができるため、依存度の低いパートナー探しに適しています。
活動に熱心に取り組んでいる姿からは、その人が自分一人で楽しむ力や、集団の中での適切な振る舞いを持っていることがわかるでしょう。
特定の相手をすぐに独占しようとせず、周囲の仲間ともバランスよく交流できる人であれば、交際が始まってからもあなたの自由を尊重してくれる可能性が高いです。
自分の性格や過去の失敗をよく知る友人からの紹介は、信頼できる方法の一つ。
友人はあなたの好みを理解しているだけでなく、紹介する相手の人柄も客観的に知っているため、極端に依存心が強かったり、束縛が激しかったりする人をあらかじめ避けてくれることが期待できます。
紹介を頼むときには、「次は自立した付き合いができる人がいい」といった希望を具体的に伝えておくと、よりミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
真剣に結婚を考えるなら、「結婚相談所」もおすすめです。
結婚相談所は、結婚を真剣に考える方のみが登録しているため、出会いから成婚までのスピード感が早いのが特徴。
独身証明書などの提出が義務付けられており、身元が保証された中で、性格やライフスタイルといった深い価値観の重なりを重視しながらお相手を探せます。
その中でもツヴァイは、価値観に基づいた精緻なマッチングが魅力であり、希望条件だけでなく「価値観マッチング」を通じて内面の相性が良い相手を見つけ出すことが可能です。
そのほかにも、カウンセラーによる紹介やパーティーなど出会い方が多種多様。
さらに、カウンセラーによる丁寧なカウンセリングも受けられるため、自分一人では気づけなかった相性の良いパートナーとの出会いを期待できるでしょう。
プロフィールの書き方や初デートの会話など、婚活のあらゆる悩みにもカウンセラーが寄り添います。
現段階の婚活の悩みをツヴァイのカウンセラーに打ち明けてみませんか?
お互いに自立した関係を望むなら、趣味や夢中になってることがあるパートナーを選ぶことが大切です。
実際に、ツヴァイの会員には、そういったパートナーに出会い、結婚した人がいます。
そのエピソードを見てみましょう。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「自分と同じ尖った趣味を持った人に出会えるなんて」趣味に生きるアラフォーカップルが成婚退会するまで

―婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Iさん:家族が欲しくなったというのが一番の理由ですね。私自身はずっと一人で暮らしていたのですが、10年ぐらい前に家族連れが多いマンションに引っ越したんです。
日常の中で同じマンションの住むご家族とすれ違うことが増えていく中で、自分の中で結婚願望のようなものが溜まっていったのが結婚相談所に入会するきっかけだったかなと思います。
Hさん:ぶっちゃけてしまいますと、2年少し前までお付き合いしている人がいたんですが、お別れしまして。私の趣味はインドアなこともあって、あまり外に出ないので、仕事以外で知り合う男性なんていないんですよ。
さらに40歳になると、一人で生きていく人生が見えてきてしまって……でも、それはちょっと寂しいじゃないですか。最後のチャンスのつもりでやってみようという気持ちで婚活を始めました。
―お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Iさん:私から申し込みました。一番惹かれたのは、猫ですね。私は猫を飼っているので、猫と暮らすことに抵抗がない方じゃないとどうしようもなくて。Hさんも猫を飼っているので、その点は100%クリアじゃないですか。しかも、ゲームが好き。話が合いそうだなと思って、申し込みました。
Hさん:実はIさんは最初に声をかけてくださった方なんですよ。説明を受けて、必要書類を提出する前後でメッセージが来ていて。お声掛けいただいた方には会うと決めていたので、まずは会ってみることにしました。
―どのようなデートをされたんですか?
Iさん:その後のデートでは、動物園や同人誌のイベント、フィギュアのイベント、私が好きなバイクが見られる東京モーターショーなんかにも一緒に行きました。2人ともオタク的な趣味がけっこう合うので、楽しいんですよね。
Hさん:私が趣味に生きている人なので、私の趣味を理解してくれない人だと困るなという気持ちがあって。だから、私の趣味の中でもディープなほうのイベントに一緒に行ってもらって、どんな反応をするのか見てみたかったこともあります。思った以上に受け入れてくれて、すごくうれしかったのを覚えています。
―真剣交際に進むことになった日のことについて教えていただけますか。
Iさん:正式にお付き合いするときも、プロポーズのときも、「付き合ってください」「結婚してください」といった言葉があったわけではなくて、自然な流れというか。
Hさん:普通に会って遊んでる状態が楽しくて「これからどうしようか」みたいに軽く話し合った感じです。お互いに40年生きていると、自分のこともよくわかっているので、自分はどういう人で、どういう懸念があるのかといったことを包み隠さず話したりとか。
IさんもHさんも多趣味で「自分の世界」を持っているよう。
しかも、お互いの趣味を理解し、一緒に楽しむなんて、まさに理想的!
結婚後も二人で趣味を楽しんだり、それぞれの「趣味の時間」も尊重し会えたりする様子がわかります。
やはり、「自分の世界」を持っていると、相手に執着しないのはもちろん、相手の大切さやありがたみがわかることも。
何より、相手とほど良い距離感で付き合っていけるはず。
彼女を重いと感じてしまうのは、あなたが冷酷だからではなく、お互いの求める距離感や自立心のバランスが崩れているサイン。
愛情とは本来、相手を縛り付けるものではなく、お互いの人生をより豊かにするためのエネルギーではないでしょうか。
もし、今の関係に限界を感じているのなら、自分自身の心の平穏を最優先に考えましょう。
過去の経験を糧に、次は自分の世界を大切にし、相手の自由も尊重できるパートナーを選ぶことで、本当の意味で安らげる関係を築けますよ。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)