今の彼氏と結婚していいのか迷うあなたへ|後悔しないための10のセルフチェックリスト

今の彼氏と結婚していいのか迷うあなたへ|後悔しないための10のセルフチェックリスト

「今の彼氏が大好きだけど、本当にこの人と将来結婚して大丈夫かな…?」
そんな迷いを抱えていませんか?

周りの友達が結婚していったり、SNSで理想のカップル像を見かけたりすると、「もっといい人がいるのかも」「今のままで大丈夫かな」と、なぜか不安になってしまう…そのように感じる方へ。

この記事では、ツヴァイ編集部Jが、婚活のプロである結婚相談所ツヴァイのカウンセラーにインタビューした情報をもとに、なぜ「今の彼氏と結婚していいのか」迷ってしまうのか、見極める前に自分に問いたい10のこと、結婚前に必ず話し合っておきたいテーマ、迷いが消えないときの心の整理法を解説。

あなたの中にある“心の不安”をひとつずつ紐解きながら、「何に迷っているのか」「どんな気持ちを大切にすればいいのか」が見えてくる内容です。
読み終えるころには、きっと今の自分の気持ちを、少し優しく受け止められるはず。


《目次》

  1. 1.なぜ「今の彼氏と結婚していいのか」迷ってしまうの?
    • 「恋愛と結婚の違い」を意識しすぎて不安になる
    • 他人の意見に左右されてしまう「他人軸」の恋愛
  2. 2.今の彼氏と結婚していいのかを“見極める”前に、自分に問いたい10のこと
    • ①相手に“完璧”を求めていないか
    • ②「譲れないこと」と「譲ってもいいこと」を仕分けられているか
    • ③嫌なところを見ても「まぁいっか」と思える瞬間があるか
    • ④もめたとき、自分の感情を伝えられるか
    • ⑤彼といる自分を好きだと思えるか
    • ⑥彼を変えようとしていないか
    • ⑦一人でも生きていけるけど、この人と一緒にいたいと思えるか
    • ⑧ 不安があっても努力して歩み寄りたいと思えるか
    • ⑨自分が変わる覚悟を持てているか
    • ⑩条件ではなく、「一緒にいたいから」選べているか
  3. 3.結婚前に彼と絶対に話し合っておきたい5つのテーマ
    • お金の管理・支出分担
    • 仕事と家庭のバランス
    • 子どもを持つかどうか
    • 親・家族との関わり方
    • 住む場所・ライフスタイル
  4. 4.「今の彼氏と結婚していいのか」迷う人によくある勘違い
    • 「不安がある=相性が悪い」ではない
    • 完璧な相手を探そうとしていないか
    • 「今の幸せ」が続く保証を求めすぎていないか
  5. 5.それでも決められないときの心の整理法
    • 一度距離を置いてみる
    • 自分の「結婚観」を書き出してみる
    • 別れもひとつの選択肢にする
  6. 6.【まとめ】「この人と生きたい」と思えるかが最終判断基準

1.なぜ「今の彼氏と結婚していいのか」迷ってしまうの?

なぜ「今の彼氏と結婚していいのか」迷ってしまうの?

「今の彼氏が大好きだけど、本当にこの人と将来結婚して大丈夫かな…?」
そんなふうに心が揺れる瞬間は、誰にでもあります。

実は、その迷いの本質は、ちゃんと現実を見ようとしている証拠
ただ、その迷いの中にはいろいろな種類があって、整理されていないと余計に混乱してしまうと思います。
たとえば「恋愛と結婚の違い」に振り回されてしまったり、周囲の意見に影響されて“自分の本音”が見えなくなったり…。

ここでは、まずはそんな迷いを一緒にほどいていきましょう。

「恋愛と結婚の違い」を意識しすぎて不安になる

恋愛は“好き”を感じる時間、結婚は“暮らす”時間。
そう頭ではわかっていても、「恋愛と結婚は別もの」と思い込みすぎると、逆に不安が大きくなってしまいます。

たとえばこんなふうに考えていませんか?

  • ・「結婚するなら、もっとしっかりした人じゃないと」

  • ・「彼の短所を許せない私は、結婚に向いてないのかも」

  • ・「今は幸せだけど、これが一生続くのか不安」


でも、どんな夫婦も最初から“完璧”ではありません。

不安は「愛が足りないサイン」ではなく、「これからどう育てていく?」という始まりのサイン
その不安を責めずに、「自分は何を怖がってるんだろう?」と静かに言葉にしてみるだけで、少しずつ不安な気持ちを整理できます。

大切なのは、「不安があっても、この人と一緒に考えていけるか」という関係の柔らかさです。


他人の意見に左右されてしまう「他人軸」の恋愛

彼のことは大好きだけど、親や友達、SNSの“誰かの正解”が気になって、「自分の選択が本当に正しいのかわからない」と立ち止まってしまう人もいるはず。

たとえば、仲のいい友達に彼との関係を相談したとき。

  • ・「え、まだプロポーズされてないの? それ本気なの?」

  • ・「優しいのはわかるけど、もうちょっと頼りがいある人の方が良くない?」

  • ・「私ならその年収はちょっと不安かも」


そんな言葉を言われた瞬間、本当は自分の中で答えが出ていたのに、誰かの一言で「自分の感じたことが間違ってるのかも」と思ってしまうこと、ありませんか?

でも、それは、人に流されやすいというわけじゃなく、人とのつながりを大切にしてきた優しさの裏返しなのです。
人の意見を参考にするのは悪いことではありません。
けれど、自分の気持ちを置き去りにしてまで他人の価値観に合わせる必要はないのです。

彼との関係を続けていくのは“親”でも“友達”でもなく、あなた自身
大切なのは、”あなたがどう感じているか”なので、まずは、「自分はどう感じてる?」と心の声を聞いてみましょう。

迷いが生まれたときは、他人に相談する前に、「私はどうしたい?」という自分軸で考えるクセをつけていきましょう。
それが、これからの恋愛にも結婚にも、大きな力になります。

そして覚えておきたいのは、“他人軸”はあなたが誰かを守る立場になったとき(たとえば、子どもができたときなど)に、やさしさとしてちゃんと活かされるもの。


でも今は、まだあなたの番。
人のためじゃなく、自分のために選んでいいのです。

2.今の彼氏と結婚していいのかを“見極める”前に、自分に問いたい10のこと

今の彼氏と結婚していいのかを“見極める”前に、自分に問いたい10のこと

結婚を考えるとき、どうしても「この人でいいのかな」と相手のことを見極めたくなるものです。
けれど本当に大切なのは、「自分はどんな関係を築いていけるか」を見つめること。

ここでは、今の彼氏と結婚していいのかを見極める前に、自分に問いたい10のことをご紹介します。
「今の彼氏と結婚していいのか?」と考える前に、あなた自身はどうなのかを一緒に見ていきましょう。

①相手に“完璧”を求めていないか

誰かと一緒に生きていくとき、「もっとこうしてくれたら」「もう少し頼りがいがあれば」と思う瞬間は少なからずあります。

けれど、“完璧な人”を探し続けても、答えは見つかりません。
人は誰でも得意・不得意があり、違いがあるからこそ補い合えるものです。

大切なのは、相手を変えることではなく、お互いの違いを受け止めながらどう関係を育てていくか。
相手の足りない部分を見て不安になるよりも、「この人となら、たとえ喧嘩しても、困難がどちらかに訪れても、少しずつ歩み寄っていけるか」を感じ取ってみてください。

②「譲れないこと」と「譲ってもいいこと」を仕分けられているか

長く一緒に過ごすほど、考え方や価値観の違いが見えてくるもの。
すべてを相手に合わせるのではなく、自分の中にある“軸”を整理しておくことが大事です。

そこでおすすめなのが、「譲れないこと」と「譲ってもいいこと」を次の4ステップで仕分ける方法です。

  • ①思いつく条件をすべて書き出す
    気持ち・価値観・生活条件。
    どんなに小さなことでもOKです。
    「年収◯万円以上」「実家との距離」「家事分担」「地元に住みたい」なども全部書き出します。


  • ②その条件が“なぜ必要なのか”を深掘りする
    条件に固執してしまうのは、背後に“本当に求めているもの”が隠れている事があります。

    たとえば、
    ・「年収600万円以上がいい」
    →「生活の不安を感じたくないから」という深層心理が含まれている。


  • ③本質的な欲求を見つける
    上の理由をさらに一段深く見ます。

    たとえば、
    ・「生活の不安を感じたくない」
    → 「安心できる暮らしがしたい」
    → つまり、絶対に“年収600万”でなくても、
    ・世帯年収で800万円あればOK
    ・金銭感覚が合うなら安心
    など、別の形で満たせる可能性がある。


  • ④“絶対に必要な条件”と“形が変わっても満たせる条件”を分ける
    本質がわかると、譲れない軸が自然と浮き上がります。
    このように、条件そのものではなく、その奥にある本音を見つけましょう。



③嫌なところを見ても「まぁいっか」と思える瞬間があるか

同棲や長いお付き合いをしていると、最初は気にならなかった小さな違いが、ふと目につくようになるものです。

たとえば、

  • ・「ペットボトルを捨てるゴミ箱まであと3歩なのに、なぜかテーブルの上に置きっぱなし。」

  • ・「今洗面台をきれいに拭いたばかりなのに、ヘアスプレーでまた白くなっている。」

  • ・「トイレは立ってしないでね」とお願いしたのに、気づいたら床が少し汚れている


……なんてことも。

そんなとき、心の中で「もう…」と思う瞬間、ありますよね。

けれど、結婚したとしても、そうした“ズレ”は誰にでも起こるもの
内容はそれぞれ違っても、完璧にかみ合う関係なんて存在しません。

だからこそ、そのたびに完璧を求めて正しさをぶつけ合うよりも、「まぁいっか」「次はお願いしようかな」と思える余白が、関係を柔らかく保つ大切な力になります。

ちなみに、ちょっとした工夫で空気を和らげる方法もあります。

たとえば、ペットボトルを見つけたら、「あっ!(指をさして)これは誰かな〜? 捨ててない人〜!」と軽く笑いに変えて、本人に捨てさせたあと、思いきり拍手して褒めるというやりとりも、意外と効果抜群です。

完璧さよりも、笑い合える余裕。
その空気があるだけで、ふたりの関係はあたたかくなります。


④もめたとき、自分の感情を伝えられるか

一緒に過ごす時間の中で、小さなすれ違いや不満が生まれてしまう時は、誰しもがあるはず。
そのときに大切なのは、「もめないこと」ではなく、もめたあとにどう向き合えるかです。

でも実際には、うまく感情を伝えるのって簡単ではありませんよね。
たとえば、もめたときの女性側の反応にもいくつかパターンがあります。

  • ・【タイプ①】我慢して黙ってしまうタイプ
    →無理にその場で言おうとせず、落ち着いたあとに切り出すのがポイント


  • ・【タイプ②】泣いてしまって、伝えたいことがまとまらないタイプ
    →LINEでもメモでもいいので、自分の気持ちを短くまとめてから伝えるのがポイント


  • ・【タイプ③】ヒートアップして、つい言いすぎてしまうタイプ
    →感情のエネルギーが強くて、愛情も深い人。
    だからこそ、次に同じ状況が来たときは、「少しだけ時間を置こう」と意識するのがポイント



⑤彼といる自分を好きだと思えるか

長く一緒にいると、気づかないうちに、笑うタイミングや話題の選び方まで、“彼にとっての正解”で動いているという人もいませんか?

たとえば、彼が機嫌の悪いときに空気を読んで黙ったり、本当は違う意見を持っていても、「そうだね」と合わせてしまったり…。
そんな日が続くと、いつのまにか「“彼といる時の自分”と“本当の自分”が違うかも…。」と感じることがあります。

反対に、彼と過ごす時間の中で、何でもない会話で笑えたり、「彼といる時の自分は、素直になれる」と思える瞬間があるなら無問題。
“彼と過ごしている時の自分を、自分自身が好きでいられるか”ということは、恋愛や結婚を考えるうえで、実はとても大切です。

「誰かと生きること=自分を消すこと」ではありません。
お互いを思いやりながらも、“自分らしさ”を守れる関係かどうか。
それが、長い結婚生活を考えるうえで大事な指標になります。

⑥彼を変えようとしていないか

意見が合わないとき、つい「〇〇君のこういうところ変わった方がいいと思う」と相手に変化を求めてしまうこと、ありませんか?

たとえば、喧嘩のたびに「もう少し優しく言ってよ」「なんで気づかないの?」と、彼にだけ歩み寄りを求めてしまう。
でもその裏で、自分はいつも通りのまま。

そのようなことが続くと、気づかないうちに関係が“どちらかが我慢する形”に偏ってしまうことがあります。

もちろん、「直してほしい」と思う気持ちは悪いことではありません。
しかし、結婚を考えるうえで大切なのは、相手を変えようとするより、自分の向き合い方を少し変えてみること。

たとえば、

  • ・「どうしてできないの?」ではなく「どうしたらやりやすい?」と聞いてみる。

  • ・「なんでわかってくれないの?」ではなく「私はこう感じてる」と伝えてみる。

  • ・「あなたが悪い」ではなく「私も言い方を考えたい」と伝えてみる。


完璧にできなくても大丈夫。
相手を変えようと力を向けるより、自分の伝え方や受け止め方を整えるだけで、関係は少しずつ柔らかくなります。


⑦一人でも生きていけるけど、この人と一緒にいたいと思えるか

仕事も生活も、自分の力でちゃんと回せる今。
「結婚しなくても生きていける」という現実は、もう特別なことではありません。

でも、そんな自立した今の自分でも、ふと感じることはありませんか?

たとえば、

  • ・彼といると、何気ないご飯が一人の時より美味しく感じる

  • ・新しい発見をしたときに真っ先に共有したくなる

  • ・一人でいる時はテキパキ日々を過ごしてたけど、彼と一緒にいると心がやわらかくなる


そのように思えるなら、一人でも生きていけるけど、この人と一緒にいたいと思えるサインです。


⑧ 不安があっても努力して歩み寄りたいと思えるか

どんな関係にも、不安やすれ違いはつきもの。
でも「価値観が合わないかも」「将来の考え方が違う気がする」といった不安を前にしたとき、「それでもこの人と向き合いたい」と思えるかどうかが大切です。

たとえば、意見がぶつかったときに、「わかってくれない」で終わらせず、「どうしたらお互いが気持ちよく過ごせるか」を一緒に考えようとする。
そうした歩み寄りたいという気持ちは、関係を長く続けていくうえで、愛情以上に大切なものです。

完璧な相手を探すより、不安や違いを前にしても、お互いが努力したいと思えるか。
その想いがあるなら、きっとあなたの中で“この人と生きていく”覚悟は、もう育ち始めているのかもしれません。

⑨自分が変わる覚悟を持てているか

関係を長く続けるほど、「相手にわかってほしい」「もっと変わってほしい」と思う瞬間は必ずあります。
でも、ふと立ち止まって考えてみてください。
自分の方から変わろうとしたことは、最近ありましたか?

恋愛も結婚も、“片方だけが努力する形”では続きません。
どちらかが変わるのを待つより、
自分の考え方や受け止め方を少し変えてみることが、関係を変える一番早いきっかけになることもあります。

たとえば、

  • ・相手の癖を「理解できない」と切り捨てずに、「なぜそうするのか」を知ろうとしてみる。

  • ・意見が食い違ったとき、「勝つ・負ける」ではなく「どうすれば心地いいか」を考える。

  • ・つい感情的になりそうなとき、深呼吸ひとつして言葉を選んでみる。


そういう小さな“変わる覚悟”の積み重ねが、ふたりの関係を少しずつ柔らかくしていきます。

誰かを変えるより、自分が変わる方がずっと難しい。
でも、その一歩を踏み出せる人は、きっとどんな関係も大切に育てていける人です。


⑩条件ではなく、「一緒にいたいから」選べているか

「この人と結婚したら、経済的に安心できそう」「浮気の心配もないし、連絡もマメ。穏やかに暮らせそう」
そう感じる相手は、きっととても誠実で、優しい人。
そして、結婚を考える上で“安心できる人”を選ぶのは、当然のことです。

けれど、少し立ち止まってみてください。“安心できる”という感情の奥に、あなた自身の「ときめき」や「希望」はありますか?

安心はもちろん大切。
でも、“安心だけ”で心が満たされるわけではないのが人の気持ちです。

「仕事や生活に追われる日々の中でも、一緒に笑える時間が増えそう」
「この人とならどんな環境でも楽しめそう」
そんな小さな未来への期待がある関係こそ、本当の意味で“長く続く安心”をくれます。

結婚は、条件の安心を得ることではなく、条件が変わっても「この人となら大丈夫」と思える関係を選ぶこと。
経済的な安定や誠実さの上に、“心が動く瞬間”があるかどうか。

それが、「この人と結婚していいのか」に迷ったとき、自分に問いかけたい最後のサインです。

性格の相性や価値観の違いは、誰と付き合っても、結婚しても少なからずあります。
育ってきた環境も、考え方も違うのですから、完全に一致することはありません。

だからこそ、相手の短所やズレに目を向ける前に、「自分はどこまで譲れるか」「どんな違いなら受け止められるか」「相手とどう歩み寄れるか」を知ることが大事です。

3.結婚前に彼と絶対に話し合っておきたい5つのテーマ

結婚前に彼と絶対に話し合っておきたい5つのテーマ

どんなに仲のいいふたりでも、結婚生活が始まると、現実的な課題は必ず出てきます。
「愛があれば大丈夫」と思っていても、話しておくべきことを避けてしまうと、あとから小さなズレが大きな溝になることも…。

ここでは、結婚を決める前に必ず話し合っておきたい5つのテーマをご紹介します。

お金の管理・支出分担

結婚生活を続けるうえで、もっともすれ違いが起こりやすいのが“お金”。
収入や支出、貯金の考え方は人それぞれです。

  • ・「共働きの場合、生活費はどう分ける?」

  • ・「家計管理はどちらが担当する?」

  • ・「貯金や投資の目標は共有する?」


こうした話題は、なんとなく避けたくなるものですが、きちんと話しておくことで信頼関係が深まります。
お金はタブーではなく、“ふたりの未来を形にする手段”として前向きに話し合っておきましょう。


仕事と家庭のバランス

共働きが当たり前の今、“仕事と家庭のバランス”は結婚生活を左右する大きなテーマです。

  • ・「家事や育児の分担はどう考えている?」

  • ・「お互いの仕事が忙しい時期、どう支え合う?」

  • ・「転勤・転職・産休など、ライフイベントにどう向き合う?」


どちらかが“我慢する形”になると、関係が疲れてしまいます。
お互いのキャリアを尊重しながら、「助け合えるリズム」をすり合わせておくことが大切です。


子どもを持つかどうか

このテーマは、早い段階で話しておきたい大切な項目です。

  • ・「子どもがほしいか」

  • ・「いつごろ考えているか」

  • ・「できなかった場合、どう向き合うか」


こうした価値観は、結婚後に初めて話すとズレが大きくなりやすい部分。
正解や一般論よりも、お互いの“気持ちの温度”を確かめることが大切です。
まだ明確に決められなくても、「いずれ話したいね」と共有しておくだけでも、安心感が違います。


親・家族との関わり方

実家との距離感は、意外と多くの夫婦が悩むポイントです。

  • ・「お互いの両親との付き合い方はどうする?」

  • ・「行事や介護、将来的なサポートはどう考える?」


どちらかの家族に偏った関係性になると、ストレスを感じやすくなります。
“家族ぐるみの関係”をどう築くかは、ふたりで一緒に考えていく課題です。

「自分の家族を大切にしながら、相手の家族も尊重する」そのバランスを話し合っておきましょう。


住む場所・ライフスタイル

結婚後の暮らしをイメージするとき、意外と盲点なのが住む場所と生活リズムです。

  • ・「実家の近く? それとも職場重視?」

  • ・「都心で便利に暮らしたい?自然の多い場所で落ち着きたい?」

  • ・「休日の過ごし方や趣味の時間はどう取る?」


日々の生活スタイルは、結婚後の満足度を大きく左右します。
お互いの“心地よい暮らし”を具体的に話しておくと、理想の生活像が少しずつ現実的な形になっていきます。


4.「今の彼氏と結婚していいのか」迷う人によくある勘違い

「今の彼氏と結婚していいのか」迷う人によくある勘違い

ここまで、自分の気持ちやふたりの関係について整理してきましたが、それでも「この人でいいのかな」と迷うこと、ありますよね。

実はその迷いの中には、ちょっとした勘違いが潜んでいることもあります。
ここでは、そんなよくある勘違いについて見ていきましょう。

「不安がある=相性が悪い」ではない

恋人といて不安を感じた瞬間、「合ってないのかも」と思ってしまう。
でも、不安は“関係が悪いサイン”ではなく、「現実を見始めたサイン」です。

恋愛初期の「楽しい・嬉しい」から、一歩深く関係を築こうとすると、誰でも少しの違和感や距離を感じる時期が訪れます。
それは、恋愛から“生活を共にする”段階に進もうとしている証拠です。

完璧な相手を探そうとしていないか

「もう少し理想の人がいるかも」「この人のこういうところがなければ完璧なのに」
そんな考えが浮かぶとき、私たちは無意識に“減点方式”で相手を見ています。

でも、結婚は“理想の人を見つける”より、“現実の人と心地よく過ごす”こと。
相手の欠点を直そうとするより、「そこも含めてこの人」と受け止められるかどうかが、関係の安定を左右します。

「今の幸せ」が続く保証を求めすぎていないか

「今のままが一番いい」「この関係が変わったら怖い」そう思うほど、未来にブレーキをかけてしまうことがあります。

でも、変わらないことよりも、変わっても一緒にいられることの方が大切です。
なぜなら、結婚は、ずっと同じ日々を繰り返すことではなく、ふたりで変化を受け止めながら生きていくことだから。

どんなに穏やかな関係でも、仕事の忙しさ、家族の事情、健康、気持ちの波など、日々の中には小さな変化が生まれます。
そのたびに不安を感じるのではなく、「大丈夫。少しずつ軌道修正すればいい」と思える関係が、本当の安心につながります。

未来の保証は、誰にもありません。
でも、変化しても一緒にいたいと思える気持ちがあるなら、それが何より確かな保証
になります。

5.それでも決められないときの心の整理法

それでも決められないときの心の整理法

ここまで考えても、やっぱり答えが出ない方へ。
それは、あなたが真剣に考えている証拠です。「好き」も「不安」も、どちらも本音。
白黒つけられない気持ちでも大丈夫。

ここでは、一度立ち止まって心の整理の仕方をご紹介します。

一度距離を置いてみる

迷いの中にいると、相手を好きかどうかよりも、「どうすべきか」「間違ってないか」という思考でいっぱいになってしまいます。
そんなときは、一度ほんの少し距離を置いてみるのもひとつの方法です。
物理的に会う頻度を減らしてもいいし、連絡の間隔を少し空けて、自分の時間を優先してもかまいません。その間に感じる「会いたい」や「意外と平気かも」という感情こそ、 本音のヒントになります。
離れてみてわかる”気持ちは、頭で考えるよりもずっと正直です。

自分の「結婚観」を書き出してみる

最後に試してほしいのが、シンプルですが、悩みを書き出すこと。

心理学では、この方法を「エクスプレッシブ・ライティング」と呼び、感情を紙に書き出すことで、ストレスの軽減や自己理解が深まることが実証されています。
(アメリカの心理学者ジェームズ・ペネベーカー氏による研究が有名です。)

頭の中で考えていることを言葉にすると、モヤモヤが「具体的な形」になります。

筆者自身も、過去に不安や迷いを感じたとき、ひとつずつ文字として書き出したところ、自分はどこが不安なのか、どこに対して悩んでいるのかが明確になり、悩みに対しての解決法が見えました。

そして、その不安に対して調べて知識をつけることで、不安は去っていくことが分かった経験があります。

迷っている今の自分を責めずに、まずは書き出して心を見つめる時間を作ってみてください。

別れもひとつの選択肢にする

どれだけ向き合っても答えが出ないとき、「別れを選ぶ」というのも一つの選択です。

結婚は、いまの関係を続けられるかどうかだけでなく、これからの自分が無理なく心地よく生きられるかが何より大切。
「このまま進むことに不安がある」「将来のイメージがどうしても見えてこない」
そう感じるときは、一度“出会い方そのもの”を見直すのもひとつの方法です。

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6.【まとめ】「この人と生きたい」と思えるかが最終判断基準

【まとめ】「この人と生きたい」と思えるかが最終判断基準

「この人と結婚していいのか」と迷うのは、彼との関係をきちんと見ようとしている証拠です。
結婚を決めるときに大切なのは、「条件がそろっているか」でも「周りにどう見えるか」でもなく、この人と生きたいと思えるかどうか。

完璧な人はいません。
けれど、一緒にいると素直になれたり、未来を考えたときに少し前向きな気持ちになれるなら、この人と生きていきたいという心のサインです。

この記事の監修者

ZWEI編集部


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