
婚活中の話題で、意外と悩むのが「デートの支払い、どうする?」という割り勘問題。
一見ただのお金の話に思えるかもしれませんが、その一瞬にはお互いの価値観や人生観がにじみ出ます。
この記事では、なぜ婚活では「割り勘問題」が話題になるのか、初デートで印象を左右する支払いマナー、男女それぞれのリアルな本音と、すれ違いが起こる原因を解説。
そして結婚相談所の視点から見る“金銭感覚の相性”を通して、これからの婚活デートで迷わないための方法を紹介します。
婚活を始めたばかりの人なら、「初デートって、やっぱり男性が奢るのが普通なのかな?」
「でも、婚活って恋愛と違うし…割り勘ってどうなんだろう?」一度はこのような疑問を抱いたことがあるはず。
実際、SNSや婚活サイトの口コミでも“割り勘問題”はいつも議論になる話題です。
ここでは、「なぜ婚活では割り勘がこれほど話題になるのか」を整理してみましょう。
結婚を前提とした出会いの婚活では、ただの恋人候補ではなく、将来のパートナー候補として相手を見ます。
だからこそ、支払いの場面も「今だけの関係」ではなく「この先の暮らし方」まで想像しながら見られるのです。
たとえば、
・毎回全額を奢る男性に対して、「無理していないかな?」と心配になる女性。
・一方で、初デートから割り勘を提案されて「堅実だけど脈がないと感じた」と思う女性。
このように、感じ方は人それぞれでも、共通しているのは「お金=信頼のバロメーターになる」ということです。
そのため、支払いを通して見られているのは、「この人と暮らしたら、金銭感覚が合うか」「将来、お金のことで衝突しないか」といった日常生活の延長線にあるシビアな視点です。
婚活における“割り勘問題”は、単なる会計の話ではなく、「結婚観」や「人生観」が映し出される瞬間でもあります。
たとえば、同じ“奢る”という行動でも「相手に喜んでもらいたい」という気持ちから、行動する人もいれば、「自分がリードしたい」「格好をつけたい」と考える人もいます。
一方で、“割り勘”を選ぶ人の中には、「対等な関係でいたい」「無理のない関係を築きたい」と思っている場合もあります。
婚活では、恋愛のような感情の勢いではなく、“現実的な暮らし”を見据えた価値観が重視されます。
だからこそ、お金の使い方は「どんな関係を望み」「どんな暮らしを築きたいか」を映す、生活力や将来設計の象徴になります。
そして、その“価値観”が最初に表れるのが、初デートの支払いの瞬間です。
次の章では、第一印象を左右する支払いマナーと、相手に好印象を残すためのポイントを見ていきましょう。
婚活での初デートは、“これから先をともに歩むかもしれない相手”との最初の接点。
そのため、支払いのスマートさや金銭感覚の見せ方は、あなたの「頼りがい」や「誠実さ」を伝える絶好のチャンスとなります。
ここでは、お見合いやデートのシーン別に、男性が迷わず行動できる「自然で好印象なマナー」を紹介します。
アプリでの出会いや、お見合い後のランチ、2回目以降のデートといった「カジュアルなデート」では、ガチガチに形式張る必要はありません。
「男が絶対に払わねば」と気負いすぎると相手に圧を与えてしまいますし、かといって1円単位で割り勘にするのは興ざめです。
場の空気を読んだ、軽やかで温度のあるやり取りが好印象につながります。
スマートに奢る場合は、「ここは僕が出すね」「美味しかったね、じゃあ行こうか(=店を出ようか)」と、支払いを特別視せずにさらりと済ませましょう。
次につなげる提案をするなら、もし女性が財布を出して支払う素振りを見せたら、「じゃあ、次のカフェ代はお願いしてもいい?」と提案するなど、柔軟なコミュニケーションが取れると、「一緒にいて居心地が良い人」「現実的でバランス感覚がある人」という安心感を相手に与えられます。
一方で、結婚相談所などを通じた「お見合い」の場では、男性が支払うケースが圧倒的に多いのが現状です。
ただし、明確なルールがあるわけではなく、慣習的に以下のような理由から「マナー」として定着しています。
お見合いは恋人同士のデートとは異なり、初対面の二人が将来を見据えて出会うフォーマルな場です。
そのため、男性が会計を担うことで「誠実さ」「リード力」「礼儀正しさ」といった印象を相手に与えやすく、スムーズなコミュニケーションにつながるという考え方が根強く残っています。
また、結婚相談所を通したお見合いでは、カウンセラーの立ち会いや第三者の紹介が前提となるため、初対面でのスマートな対応が重要視されます。
そうした場では、男性が支払いを済ませることで場の流れを整え、女性が気持ちよく会話に集中できるようにするという配慮の意味合いもあります。
シーンを問わず、もし相手の女性に対して「いいな」「また会いたいな」と思うのであれば、迷わずご馳走することをおすすめします。
あなたが「いいな」と思う素敵な女性は、他の男性からもアプローチされている可能性が高いでしょう。
ライバルの多くが食事をご馳走している中で、割り勘を提案してしまうと、それだけで「大切にされていないのかも」と比較され、不利になるリスクがあります。
奢るといっても、毎回高級店に行く必要はありません。
大切なのは、金額ではなく楽しんでほしいという気持ちと行動。
自分が出せる範囲のお店を選び、そこではスマートにご馳走することが、無理なく相手に誠意を伝え、交際へと繋げるための最短ルートになります。
「割り勘」「奢り方」など、わずかなやり取りの違いがきっかけで誤解やすれ違いが生まれ、どんなに会話が盛り上がっても、最後の支払いの瞬間で印象が一変して、気まずい空気のまま終わってしまうこともあります。
ここでは、婚活シーンで実際に起こりやすいトラブルや、印象を下げてしまうパターンを整理して見ていきましょう。
婚活の場では、相手のちょっとした行動を“性格の一部”と捉えてしまいがちです。
たとえば、男性が会計を済ませた後に女性が当然のように「あ、ご馳走さまでした。」と目も合わさず言われると、「奢られ慣れているのかな?」「普段から感謝がない人かもしれない」と受け取られてしまうことがあります。
一方で、男性が割り勘を提案した場合でも、女性から「この人ケチなのかな」「誠意が足りないのかも」「奢るまでもない関係ってこと?」と誤解されるケースもあります。
こうしたすれ違いは、どちらかが悪いというより、気持ちの伝え方が不足していることが原因です。
支払いの方法そのものよりも、「ご馳走してくれてありがとう。次はカフェ行くなら、今度は私に払わせて。」や、男性側も「今日は会えて嬉しかったありがとう。
気を遣わせたくないし、ちゃんと付き合うまで割り勘がいいかと思って。だめかな?」など、相手を思ったひとことを添えるだけで、印象は大きく変わります。
何気ない一瞬ほど、人柄がにじむもの。
その意識の差が、次のデートにつながるかどうかを左右します。
これは、普通に人間的にアウトですよね。
どんなに外見の印象がいい人でも、感謝をしない人だと、何もしたいと思う気さえ起きないと思います。
そして、“何をしても響かない人”には、誰ももう一度会いたいとは思わないです。
支払ってもらったときに「ごちそうさま」「今日は本当に楽しかったです」と笑顔で伝えるだけで、“この人、ちゃんと気持ちを受け取れる人だな”と思ってもらえます。
割り勘の場合も「気を使ってくれてありがとう」と言葉を添えることで、温かい印象を残すことができます。
金額よりも「どんな気持ちで関わっているか」が伝わることが、婚活の段階では大切です。
よくあるのが、支払いの場面での“押し問答”。
「いいよ、ここは出すよ」「いえいえ、割り勘で大丈夫です」と譲り合いが続くうちは微笑ましいけれど、お互いが本気で引かない雰囲気になると、途端に空気がピリッとしてしまうもの。
「結局じゃあ、どうするの?」という気まずい沈黙が生まれてしまい、せっかく楽しかった時間が少し冷めてしまった経験、ありませんか?
だからこそ本当に大切なのは、“どちらが払うか”よりもスムーズに終わらせることを優先する姿勢。
相手が支払ってくれたら素直に感謝し、次の食事でお返しするなど“自然な形でバランスを取る”方が印象は良くなります。
婚活ではその場の完璧さよりも、「気持ちよく終われる空気づくり」が重要です。
お金の価値観のズレで「交際が終了してしまった…。」というケースもあります。
たとえば、節約志向の男性と「経験にお金を使いたい」タイプの女性が交際すると、考え方の違いがじわじわ浮き彫りになり、「この先の生活リズムが合わないかも」と感じてしまうのです。
婚活では“好き”だけでなく“暮らし”を意識するからこそ、金銭感覚のズレは将来のイメージに直結しやすいです。
筆者自身も、以前お金の価値観が合わない相手と交際していたことがあります。
私は「貯金して将来に備えたい」タイプ、彼は「その時の経験に使いたい」タイプ。
どちらも決して悪いことではないのに、若かった当時は“合わない”と感じて距離を置いてしまいました。
今思えば、価値観が違うのは当たり前のこと。
結局どのことにも共通しますが、大切なのは、お互いの意見を否定せず、まず一旦飲み込み、その後感謝や話し合える関係を築けるかどうかだと私は感じます。
でも、「出会ったばかりの相手と“金銭感覚の相性”なんて、どうやって見抜けばいいの?」
そんなふうに感じた人も多いのではないでしょうか?
結婚相談所では、最初から“価値観のすり合わせ”ができる仕組みが整っているんです。
次の章では、そんな“結婚相談所だからこそ分かる金銭感覚の相性”について、実際のマッチングの流れやカウンセラーの視点を詳しく見ていきましょう。

引用元:ツヴァイ公式HP
婚活では「割り勘」をどう捉えるかが話題になりやすいですが、実はその根底には“お金の使い方の価値観”が深く関わっています。
結婚相談所ツヴァイでは、この“金銭感覚の相性”を最初から見極められる仕組みが整っているため、「奢る・奢られる」に過敏になりすぎず、お互いを尊重し合える関係性を築きやすいのが特徴です。
ここでは、ツヴァイがどのようにして「お金に対する考え方」や「支払いマナー」を可視化し、婚活でのミスマッチを防いでいるのかを3つのポイントで紹介します。
「婚活での割り勘」にモヤモヤしてしまう背景には、相手の経済状況や価値観が見えにくい不安もあります。
結婚相談所ツヴァイでは、会員が登録時に年収・職業などを明示し、さらに収入証明書の提出が必須となっているため、出会う前からお互いの経済的な前提を知ることができます。
この仕組みにより、「相手がどんな金銭感覚の人か」がある程度見通せるため、初デートでの支払いが割り勘だとしても奢りでも、安心して自分らしく振る舞える環境が整っています。
結婚相談所ツヴァイのマッチングは、単なる条件だけでなく、「お金の使い方」「将来の家計イメージ」といった価値観も重視した設計になっています。
そのため、婚活中によくある「支払いの考え方が違う」「割り勘への感覚がズレる」といったギャップを、出会いの初期段階から軽減できるのが大きな特徴。
あらかじめ価値観の近い相手と出会えることで、「奢る・奢られる」といった表面的な行動よりも、お金に対する考え方の相性を重視した関係を築けます。
婚活中は「初デートで割り勘にしていいの?」「どう提案すれば印象が良い?」など、
支払いに関する迷いが生まれやすいものです。
結婚相談所ツヴァイでは、専任のカウンセラーが会員一人ひとりに対して、デート時の費用負担や支払いマナーについてもアドバイスを行っています。
「最初は男性が支払う方がスムーズ」「次回に女性が感謝の形でお返しする」など、
お互いに気持ちよく過ごせる振る舞い方を具体的にサポートします。
そのため、割り勘をめぐるすれ違いや気まずさを防ぎ、“支払い方”よりも“思いやりの伝え方”を大切にする関係を育てやすいのです。
結婚相談所ツヴァイでは無料マッチング体験を実施中。
「価値観重視のマッチング」や「カウンセラーの支払いアドバイス」を、実際に体験してみませんか?
具体的なカウンセリング内容を知りたい方は、以下の動画をぜひ確認してみてくださいね。
【結婚相談所の面談をのぞき見】2025年上半期成婚数トップ!人に寄り添う期待のルーキー
ツヴァイは全国に54店舗展開する大手結婚相談所。
所属連盟はIBJで11.0万人*の会員がいるため、出会いのチャンスが多いのが特徴です。
* 2025年9月末日時点のツヴァイとIBJの会員数合計
出会いの選択肢が広いからこそ、あなたの感情に合った「この人かも」が見つかる可能性も広がります。
プロフィール作成から価値観チェックまで
“割り勘への考え方が合う人”と出会える仕組みをぜひ体感してみてください。
婚活での支払い場面では、「奢る」「割り勘にする」といった方法よりも、相手への思いやりや感謝の伝え方が印象を左右します。
金額のバランスよりも、「どう受け取り、どう返すか」という姿勢が信頼を生むポイント。
ここでは、相手に好印象を与える自然な振る舞い方を紹介します。
支払いの場面では、素直な感謝の言葉が一番のマナー。
「今日はありがとうございます」「次は私がご馳走しますね」と伝えるだけで、“気持ちを受け取れる人”という好印象を残せます。
割り勘でも、「誘ってくれて嬉しかったです」「素敵なお店でしたね」と一言添えることで、支払いが“ただの作業”ではなく、心のやりとりになります。
婚活では、相手によく見られたいあまりに見栄を張ってしまうことも。
しかし、大切なのは、無理のない誠実な姿勢です。
「今日は自分が」「次は一緒に」など、自然な言葉で気持ちを伝えることで、お互いに安心できる関係へとつながります。
婚活では、「割り勘」「奢る・奢られる」という話題がたびたび注目されますが、本当に大切なのは支払い方法ではなく気持ちの伝え方です。
相手に対して「ありがとう」と伝えること、無理をせず誠実な姿勢で向き合うこと。
その積み重ねが、信頼や安心感を育て、将来をともに考えられる関係へとつながっていきます。
「思いやり」や「価値観の近さ」を感じられる相手と出会うためには、表面的な条件ではなく、人柄や金銭感覚の相性まで見極められる環境が必要です。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)