こんにちは、ツヴァイ編集部のIです。
恋愛には、一目惚れや劇的な出会いから始まる情熱的なパターンもあれば、「付き合ってからゆっくり好きになっていく」というパターンもあります。
そう聞くと、「好きじゃないのに交際してうまくいくの?」「最初から恋愛感情をもって付き合うほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。
ですが、「付き合ってから好きになる恋愛」には、情熱的にスタートする恋愛にないメリットもあるのです。
そこで今回は、付き合ってから好きになる恋愛について徹底解説。
経験者の割合からメリット・デメリット、うまくいくコツまで詳しくお伝えしていきます。
「今好きな人がいないけど、恋人は欲しい」「意識してなかった人からアプローチされて迷っている」。
そんなあなたは、この記事を読むことで、「付き合ってから好きになる恋愛」に前向きになれるかもしれませんよ。
付き合った後、少しずつ恋愛感情が芽生えていく―。
そんな恋愛を経験した人は、実は少なくありません。
恋活・婚活トレンドサイト「ハッピーライフ」が成人男女200人に行ったアンケート調査によると、「付き合ってから好きになった経験がある」と回答した人は、200人中67人。
約3割の人が、最初から明確な好意がなくても、交際後に相手を好きになった経験があるとわかります。
引用元:付き合ってから好きになるのはダメ?男女200人に聞いた!確率はどのくらい?
この結果から、「最初から好きじゃないと恋愛は始まらない」という固定観念にとらわれる必要はないといえるでしょう。
かくいう私も、恋愛感情がない状態から交際をスタートした経験があります。
意外とそのパターンのほうが、長く続いたり。
大切なのは、自分の価値観に合った恋愛のスタイルを見つけることですよね。
恋愛感情がない状態で始まる恋愛にはどのようなパターンがあるのでしょうか。
ここでは、ありがちな3つの始まり方をご紹介します。
異性から交際を申し込まれ、その時点で特に恋愛感情はなかったものの、「嫌いなタイプじゃないし…」「そろそろ恋人が欲しいし…」といった理由でとりあえず付き合ってみたパターン。
この形で交際をスタートさせるケースは、少なくないのではないでしょうか。
特に相手からのアプローチが強力だったり、自身が押しに弱かったりすると、交際を断るのにも引け目を感じて受けてしまうかもしれませんね。
もともと友だち同士や同僚同士などフラットな関係性だった男女が、
お互いのフリーの時期、恋人が欲しい時期が重なったことで交際をスタートさせるパターン。
恋愛感情はなくても友だちとして好感を持っていれば、「付き合ってみる」ということにそれほど抵抗がないのかもしれません。
マッチングアプリや婚活といったツールで出会うと、お互いの目的が合致しているので、少しの好感触でも交際に発展する可能性が高いでしょう。
お互いに「これから少しずつ相手を知っていけばいい」という気持ちを持っているので、じっくり落ち着いた交際ができるのではないでしょうか。
結婚相談所ツヴァイでは、実際にマッチングやカウンセラーの紹介を通じて出会い、交際、結婚へと進んだ成婚カップルも多く誕生しています。
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では、いざ付き合ってみて、「嫌いじゃない」「好感触」という気持ちが恋愛感情へと変わるのはどのようなタイミングなのでしょう。
好きになるきっかけと、その心理について解説します。
交際前は、見た目や雰囲気といった部分が判断基準になりがちですよね。
しかし、実際に付き合って一緒に時間を過ごすうちに、相手の考え方や仕事への真摯な姿勢、他人に対する接し方など、その人の深い部分、内面に触れる機会が増えてきます。
交際したからこそ見えた知られざる一面に魅力を感じ、どんどん惹かれていくこともあるでしょう。
「好き」という感情は、必ずしも一瞬で生まれるものではありません。
穏やかで深い愛情は、一緒にいる時間の積み重ねによって育まれることがほとんど。
交際を始め、二人で過ごす時間が増えることで、相手との間に安心感や信頼感が芽生えます。
何気ない日常の会話や、お互いの存在が当たり前になっていく中で、心が満たされていく実感を得られるでしょう。
この安心感が、次第に相手を特別な存在だと認識させ、「好き」という気持ちに変わっていくのです。
交際すると、一緒に旅行したり、イベントに行ったり、はたまたトラブルを協力して解決したりと、共通の体験が増えていきますよね。
こういった共通の体験は、二人の関係性を強固にします。
同じ景色を見て感動したり、予想外のトラブルを一緒に解決したりすることで、お互いを必要な存在だと認識し、絆が深まっていくのです。
体験を重ねるごとに、単なる「付き合っている人」から「かけがえのないパートナー」へと気持ちが変化していくでしょう。
心理学の世界には、「返報性の原理」という考え方があります。
これは、人から何かをしてもらったときに、「お返しをしなければ」と感じる心理作用のことです。
恋愛においても、相手から大切にされたり、誠実な愛情を向けられたりすると、その好意に応えたいという気持ちが自然と湧いてくることがあります。
最初から好きではなかったとしても、相手からのひたむきな愛情を受け続けるうちに、心動かされて好きになるケースは少なくありません。
好きになって、その想いが成就して…そんな恋愛もすてきですが、付き合ってから好きになる恋愛ならではのメリットもあるのです。
付き合ってから好きになる恋愛のメリットとして、片想いの期間がないことが挙げられます。
片想いは、ドキドキわくわくすることばかりでなく、相手にどう思われているかわからない不安や、振り向いてもらえないかもしれないという焦りなど、精神的な負担が伴いますよね。
つらい片想いに涙を流した経験がある人もいるのでは?
一方、交際からスタートする恋愛では、最初から相手と対等な関係。
お互いが既に「パートナー」という関係性であるため、無駄な駆け引きや、相手の気持ちを探る必要がありません。
精神的なストレスを感じることなく、穏やかな気持ちで関係を築けます。
交際前から惚れ込んでいると、相手の良い面ばかりに目が向いてしまい、冷静な判断ができなくなることがあります。
雑な扱いを受けているのに、円満な交際を続けたいからと強く言えなかったり、相手の欠点に目をそむけてしまったり…。
しかし、好きという感情がまだ明確でない段階から始まる恋愛では、相手のことを客観的かつ冷静な視点で見極めることができます。
感情に流されず、自分にとって本当に相性の良いパートナーかどうかを慎重に判断できるので、恋愛で失敗する可能性が低い、といえるかもしれません。
一目惚れから始まる恋愛は、情熱的で盛り上がりが早い反面、関係が冷めるのも早いことも。
第一印象からのギャップが大きいと、その時点で冷めてしまうこともあるのです。
一方、「付き合ってから好きになる」恋愛は、最初から相手の表面的な部分ではなく、内面や人間性、一緒に過ごす時間の中で育まれる信頼を重視します。
時間をかけてゆっくりと愛情が深まっていくため、二人の関係は土台がしっかりとした、安定したものに。
感情の波に左右されにくく、長く続くパートナーシップを築きやすいでしょう。
交際を始める時点で相手のことを深く知らないからこそ、少しずつお互いのことを知っていく楽しさがあります。
一緒に過ごす時間が増える中で、相手の意外な一面や新たな魅力に気づくたびに、新鮮な驚きや喜びを感じられるはず。
長い期間新鮮な気持ちを保てるのはうれしいですよね。
メリットもあればデメリットもあるもの。
付き合ってから好きになる恋愛ならではのデメリットも知っておきましょう。
想いが実って交際へと発展するケースでは、その喜びから交際直後はお互いに気持ちが盛り上がっているもの。
いわゆる「ラブラブ期」と呼ばれる期間があります。
しかし、「付き合ってから好きになる」恋愛では、まだ恋愛感情が高まっていないため、その盛り上がりに欠けるという側面が。
これまで恋愛初期の盛り上がりを多く経験してきた人にとっては、少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
交際を始めた時点では、相手に「好き」という気持ちがまだはっきりないため、「本当にこのまま付き合っていてもいいのだろうか」という罪悪感を抱いてしまうことも。
特に、相手が自分に対して強い好意を抱いてくれていると感じるほど、その気持ちがプレッシャーとなり、つらいと感じるかもしれません。
誠実な人ほど、相手を傷つけてしまうのではないかという不安に駆られ、関係を続けるべきか悩んでしまう傾向にあります。
付き合ってから好きになる恋愛では、二人の気持ちの「温度差」が問題になることも。
相手はすでにあなたに夢中なのに、あなたはまだ相手のことを知る段階だと、その差からコミュニケーションのすれ違いが生まれてしまうリスクがあります。
たとえば、デートの頻度や連絡の取り方など、些細なことでもお互いの期待値が違うことで衝突してしまうかもしれません。
こうしたすれ違いが続くと、どちらか一方が疲れてしまい、関係がうまくいかなくなる可能性も考えられます。
「付き合ってから好きになる」という前提で交際を始めても、残念ながら最終的に相手を好きになれない可能性もゼロではありません。
ある程度の期間一緒に過ごし、相手の内面的な魅力に触れようと努力しても、どうしても恋愛感情が芽生えないこともあります。
そうなった場合、関係を続けることが難しくなり、結局お別れを選ぶことになるかもしれません。
このリスクを理解した上で、交際をスタートさせる覚悟が必要です。
最初は恋愛感情が無かったとしても、少しずつお互いを必要とし合って、すてきなパートナー関係を築きたいですよね。
続いては、付き合ってから好きになる恋愛がうまく続くためのコツをご紹介します。
いくら「これから少しずつ好きになればいい」と思っても、価値観が大きくずれていると、パートナーとして継続していくのは難しくなってくるのが実情。
私にも経験があるのですが、金銭感覚や時間の感覚、食の趣味など根本的な部分でずれが大きいと、恋愛感情の有無に関わらず、一緒に過ごすのがしんどくなってきますよね。
最初からすべてが一致する必要はありませんが、お互いが「この人とは一緒にいて心地よいな」「考え方に共感できるな」と思える相手を選ぶことで、その後の交際を通じて好意が芽生えやすくなります。
心理的現象のひとつに「単純接触効果」があります。
これは、接触する回数が増えるほどその対象に好感をもつようになるというもの。
恋愛においてもこの単純接触効果が働くことがあります。
できるだけ二人で会う時間を多くとり、一緒に過ごす時間を共にするのがおすすめ。
単純接触効果で相手への好意が高まっていくことが期待できるだけでなく、相手の新しい一面を発見する機会も増えるでしょう。
「好きになろう」と焦るのではなく、「相手のどんなところが素敵だろう」という視点で接してみるのがおすすめです。
相手がかけてくれた優しい言葉、困っている人を助ける姿、集中して何かに取り組む真剣な表情など、普段の行動や言動の中に隠された相手の良いところを意識して探すことで、相手への興味や尊敬の気持ちが芽生えやすくなります。
「付き合ってから好きになるなんてありえない」「すぐに好きになれない自分はおかしい」といった先入観を捨てることも大切です。
恋愛の形は人それぞれ。時間をかけて愛情を育むことは決して特別なことではないのです。
最初から「絶対に好きにならなければ」と自分にプレッシャーをかけるのもよくありません。
フラットな気持ちで相手と向き合い、ありのままの関係性を楽しむことが、結果的に自然な形で好意を抱くきっかけにつながります。
「付き合ってから好きになる」恋愛において、焦りは禁物。
交際を始めてもすぐの段階で、「やっぱり違うかも」と早々に結論を出してしまうのはもったいないかもしれません。
まずは3か月から6か月など、ある程度の期間交際を続ける気持ちで付き合うのがおすすめです。
その期間の中で、二人でさまざまな経験を積み、お互いを深く知ろうと努力することで、関係にも変化が表れてくるでしょう。
付き合ってから好きになる恋愛もあり!と感じたあなたへ。
もし、まずは交際スタートを目標に、未来のパートナーを見つけましょう。
友だち、同僚など身近な人に目を向けるのもよいですが、より効率的に出会うなら以下の方法がおすすめです。
マッチングアプリは、自分の好きなタイミングで相手を探すことができ、多くの人と手軽に出会えるのが最大のメリット。
趣味や価値観、ライフスタイルなど、プロフィールを通じて相手をある程度知った上でメッセージのやり取りを始められるため、価値観の合う人を見つけやすいでしょう。
ただ、利用者によっては恋人でなく遊び相手や異性の友だちを探しているケースもあるため、アプリの利用者層やマッチング相手の見極めは必要になってきます。
趣味関連のサークルやイベントは共通の趣味を通じて知り合うため、会話のきっかけに困ることがありません。
話が弾むので短期間で仲が深まりやすいのもメリット。
同じ興味を楽しめる相手と出会いたい人にはかなり効率的な場と言えます。
ただし、出会い目的の人ばかりが参加しているわけではないので要注意。
中には、単に趣味仲間を探していたり趣味に関する情報を得るために参加していたりする人もいます。
最初から出会い目的の姿勢で行くと、引かれてしまう可能性も…。
趣味が合うからといって、最初から距離を詰め過ぎないように気をつけましょう。
結婚を視野に入れた真剣な出会いを求めているなら、結婚相談所が特に効率的な選択肢といえます。
結婚相談所には、結婚を真剣に考えている人だけが集まっているため、交際後のゴールが明確で、話がスムーズに進みやすいのがメリット。
結婚が共通のゴールなので、まだ知り合ったばかりでも「相手の魅力的なところを見つけていこう」という前向きな気持ちがお互いにあります。
また、カウンセラーがあなたの個性や希望に合う人を紹介してくれるため、価値観が合う相手を効率的に見つけられるのもポイントです。
結婚相談所ツヴァイでは、AIを駆使したシステムで、あなたの価値観や結婚観に合うお相手をマッチングします。
マッチング後のデートや交際についてはプロのカウンセラーが徹底サポート。
迷ったときや悩んだときもカウンセラーに相談できるので安心です。
まずは無料のマッチング体験から、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
「付き合ってから好きになる」という恋愛は、決して珍しいことではなく、多くの人が経験している恋愛の形です。
最初から燃えるような恋心がなくても、焦る必要はありません。
時間をかけて相手の内面を知り、安心感や信頼感を育んでいくことで、表面的な魅力だけでは得られない、深く安定した愛情が芽生える可能性があります。
大切なのは、「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、自分に合った恋愛の形を見つけることです。
冷静な視点で相手を見極め、お互いを尊重し合いながら関係を築いていく。
もしあなたが今、出会いに悩んでいるなら、この記事で紹介したような効率的な出会い方を参考に、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
最初から「好き」じゃなくても大丈夫。あなたにとって最高のパートナーとの出会いは、意外なところから始まるかもしれません。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)