【令和の花嫁修業】結婚前にやるべきことは?今どきスキルとチェックリスト

【令和の花嫁修業】結婚前にやるべきことは?今どきスキルとチェックリスト

こんにちは!ツヴァイ編集部のSです。
結婚という人生の一大イベントを前に「花嫁修業」という言葉が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか?
でも、「花嫁修業は今さら必要?」そう感じるのも、ごく自然なことです。

夫婦共働きが当たり前になり、多様な生き方が尊重される現代では、その意味合いも大きく変わってきています。

令和の「花嫁修業」とは、特定の誰かのために自分を犠牲にすることではありません。
それは、自分らしく輝きながら、パートナーと一緒に幸せな未来を築くための自己投資なんです。

この記事では、そんな現代の花嫁修業の考え方から、結婚前に知っておくべき具体的なスキルや心構えまで分かりやすくご紹介していきます。


《目次》

  1. 1.令和の「花嫁修業」とは何?
    • 今どきの花嫁修業とは?伝統と現代の違いを解説
    • 今でも「花嫁修業」が注目される理由
  2. 2.料理編:効率と栄養バランスを両立するスキル
    • 「一汁三菜」の基本レシピ
    • 共働きは「作り置き」を意識
    • 料理のレパートリーを増やすコツ
  3. 3.家事編:二人で分担できるスマートな家事術
    • 掃除はスマート家電で時短をする
    • 洗濯の手間を減らすテクニック
  4. 4.お金編:未来を築くためのマネープラン
    • 家計の"見える化"スキルを習得する
    • ライフプランニングの知識を身につける
    • 保険や貯金の見直しをする
  5. 5.マナー・教養編:自信を持って結婚生活を迎えるために
    • 冠婚葬祭のマナー
    • 両親や親戚との上手な付き合い方
  6. 6.【ツヴァイ独自の視点】結婚はゴールじゃない!婚活から始める「花嫁修業」
    • 婚活は最高の「花嫁修業」である理由
    • 婚活をするなら結婚相談所ツヴァイがおすすめ
  7. 7.花嫁修業に関するQ&A:みんなが気になる疑問を解決
    • Q1. 花嫁修業は、結局必要?
    • Q2. 結婚する相手が家事全般をできる人でも、花嫁修業は必要?
    • Q3. 忙しくて時間がなくてもできる「花嫁修業」はありますか?
  8. 8.【まとめ】「花嫁修業」は幸せな結婚生活を築く自己投資

1.令和の「花嫁修業」とは何?

「花嫁修業」と聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか?
料理や裁縫、完璧な家事を身につけること…そんな伝統的なイメージは、現代のライフスタイルには少し合わなくなってきているのも事実ですよね。

この章では、現代社会における「花嫁修業」の新しい意味を、伝統的なものとの違いを交えながら解説していきます。

今どきの花嫁修業とは?伝統と現代の違いを解説

「花嫁修業」と聞くと、多くの人が料理や家事全般を完璧にこなす、古風な女性像を思い浮かべるかもしれません。
かつては、夫が外で働き、妻が家庭を守るという性別役割分業の考え方が主流でした。

このような時代には、家庭を円滑に運営するためのスキルを身につけることが、結婚前の重要な準備とされていました。
しかし、現代の社会構造は大きく変化しています。

国立社会保障・人口問題研究所が発表した「第7回全国家庭動向調査」のデータによると、共働き世帯の割合は70.8%に達し、「夫は仕事、妻は家事・育児」という専業主婦世帯の1.2%を大きく上回っています。
この統計データからも明らかなように、現代では夫婦が共に働き、協力して生活を築くことが一般的となりました。

引用元:国立社会保障・人口問題研究所「第7回全国家庭動向調査」

こうした社会の変化に伴い、現代における花嫁修業は、「二人で協力して幸せな家庭を築くための準備」へとその意味合いが進化しています。

料理や家事も、完璧を目指すのではなく、効率よく、そして二人で楽しくこなすためのノウハウへと変化しました。
また、お金の管理や将来のキャリアプランについて話し合うことも、今や重要な「花嫁修業」の一環と捉えられています。


ここからは筆者の話になりますが、実際に私の友人たちも「共働き」が増えているのを感じます。
女性だけではなく、男性も独身時代から自炊をしていることが多くなってきていますよね。
友人の家庭でも、役割分担を取り入れています。
現代ではお互いを支え合う必要があるため、「花嫁修業」は今後の役割分担のためになるのではないかと感じています。

今でも「花嫁修業」が注目される理由

「結婚すれば自然と身につくのでは?」と思う人もいるかもしれません。
それにもかかわらず、なぜ今も花嫁修業が注目されているのでしょうか?

その背景には、多くの人が感じる「結婚生活への漠然とした不安」が関係しています。

多くのカップルは、交際期間中に楽しい時間を共有しますが、結婚後の生活について深く話し合う機会は意外と少ないものです。
しかし、結婚は共同生活の始まりであり、家事、お金、仕事、親戚付き合いなど、今まで一人で考えていたことを二人で向き合っていく必要があります。

このような状況で、花嫁修業は単なるスキル習得の場ではなく、「結婚後のギャップを埋めるための予行演習」として機能します。

例えば、料理のスキルを身につける過程で食の好みを話し合ったり、家計簿をつける練習を通じてお金に対する価値観を共有したりすることができます。
この準備期間は、お互いの価値観や考え方を理解し、尊重し合うための貴重な時間です。
そして、これはパートナーとの信頼関係を築く上で欠かせないプロセスです。

次の章からは、具体的な令和の花嫁修業をご紹介します。 


2.料理編:効率と栄養バランスを両立するスキル

料理編:効率と栄養バランスを両立するスキル

花嫁修業で身につけるべきなのは、日々の食卓を支えるための基本的な料理スキルや、食費を管理する知恵。
大切なのは、パートナーと自身の健康を考えた、自分たちらしい食生活を続けるための工夫を身につけることなのです。

この章では、現代のライフスタイルに合わせた料理のコツを紹介します。

「一汁三菜」の基本レシピ

結婚後の食生活を考えたとき、毎日パートナーのために料理を作ることを想像して、プレッシャーを感じる方もいるかもしれません。
でも、料理は何もプロ級の腕前が必要なわけではありません。

大切なのは、日々の食事を無理なく、そして栄養バランスを意識して続けること。
そこで基本となるのが、「一汁三菜」の考え方です。

一汁三菜とは、主食(ご飯)に、汁物1品と主菜1品、副菜2品の合計3品のおかずを組み合わせた、和食の基本となる献立形式。
 たとえば、以下のような内容です。


※画像はイメージです

【栄養満点!基本の献立例】

  •  ・主食: ご飯

  •  ・汁物: 豆腐とわかめの味噌汁      

     ・主菜: 鶏肉の照り焼き

     ・副菜1: きのこソテー

     ・副菜2: ほうれん草のおひたし


このような献立は、食材の組み合わせを変えるだけで、無限にアレンジが可能です。
例えば、鶏肉を魚に、きのこを他の野菜に変えるだけで、飽きずに続けられます。

筆者の意見ですが、上記の献立はまさに「理想」です。
できる日にやってみる!や、近づけた献立でいいと思います。
どんな献立でも手作りには変わりないので「満点」ですよ!


共働きは「作り置き」を意識

現代の共働き夫婦にとって、毎日の料理は時間との戦いになりがちです。
そんなとき、結婚前に身につけておきたいのが「作り置き」のスキルです。
週末にまとめて数品作っておくことで、平日の料理時間を大幅に短縮し、心にゆとりが生まれます。

【初心者でも簡単!作り置きメニュー例】

  • ・ひじきの煮物: 乾物なので常備しやすく、具材を工夫すれば栄養価も高い一品。

  • ・きんぴらごぼう: きんぴらは日持ちが良く、お弁当の隙間埋めにも便利です。

  • ・ゆで鶏: 鍋で鶏むね肉をゆでておけば、サラダや和え物、麺類のトッピングなど、幅広く活用できます。

  • ・野菜のマリネ: 玉ねぎ、パプリカ、ブロッコリーなど、好きな野菜をマリネ液に漬け込むだけ。


これらのレシピは、クックパッドやクラシルなど、多くのレシピサイトで「作り置き」「常備菜」と検索すれば、たくさんのバリエーションを見つけることができます。


料理のレパートリーを増やすコツ

料理は、日々の生活を豊かにし、パートナーとの絆を深める素晴らしいコミュニケーションツールです。
レパートリーを増やすことで、マンネリ化を防ぎ、食卓を新鮮なものに保つことができます。

レパートリーを増やすためのヒントをいくつかご紹介します。

  • ・好きな料理から始める
    まずは自分が好きな料理、得意な料理をいくつか極めましょう。それが自信につながり、料理が楽しくなります。


  • ・レシピサイトや料理本を活用する
    多くのレシピサイトや料理本には、初心者でも挑戦しやすい簡単なレシピが豊富に掲載されています。新しいレシピに挑戦する習慣をつけましょう。


  • ・パートナーと一緒に料理する
    料理を二人で楽しむ時間にするのも良い方法です。
    役割分担をしたり、新しい食材を試したりすることで、共同作業の楽しさを感じられます。


  • ・「冷蔵庫の残り物」チャレンジをする
    決まったレシピに縛られず、冷蔵庫にある食材で何を作るか考えるのも、創造性を養う良い練習になります。


料理は「やらなければいけない家事」ではなく、「二人の生活を彩る自己表現」です。
完璧を目指す必要はありません。
美味しいものを「美味しいね」と二人で分かち合う喜びを、結婚前に見つけてみませんか。


3.家事編:二人で分担できるスマートな家事術

家事編:二人で分担できるスマートな家事術

結婚生活は、家事の役割分担について考える良い機会です。
特に家事は、それぞれの習慣や価値観が大きく影響する部分。

この章では、完璧を目指すのではなく、パートナーと協力して効率的に家事をこなすための具体的なヒントを紹介します。

掃除はスマート家電で時短をする

家事の基本を覚えることは、効率を上げ、二度手間を防ぐための大切なポイントです。
お掃除は「上から下へ、奥から手前へ」の順番を意識しましょう。
高い場所にあるホコリを先に払い、その後に床を掃除することで、ホコリが落ちた場所を再度掃除する手間が省けます。

また、キッチンや洗面所などの水回りの掃除は、汚れが固まる前にこまめに行うのが鉄則です。
日頃から少しずつ掃除しておくことで、大がかりな掃除の手間を大幅に減らせます。

さらに、便利グッズも活用して、日々の負担を減らしましょう。
最近では、家事の負担を軽くする便利なアイテムがたくさんあります。

  • ・ロボット掃除機:留守中に床掃除を自動で行ってくれるので、忙しい毎日でも部屋をきれいに保てます。

  • ・コードレス掃除機:軽くて小回りがきくので、思い立った時にサッと掃除ができます。

  • ・マイクロファイバークロス:水拭きや乾拭きで、洗剤を使わずに汚れをしっかり落とすことができます。


これらの便利グッズも活用して、家事の時間を減らすことができれば、趣味や休息に使える時間が増え、日々の生活がもっと豊かになります。


洗濯の手間を減らすテクニック

毎日発生する洗濯は、日々の暮らしに欠かせない家事です。
ここでも、効率的なテクニックを知っているかどうかが、家事の負担を大きく左右します。

【洗濯を時短するコツ】

  1. 1.脱ぎっぱなしをなくす:汚れがひどいものは下洗いし、それ以外は洗濯カゴにためる、というルールを二人で決めておくのが大切です。

  2. 2.オールインワンタイプの洗剤を選ぶ:洗濯物を分類する時間がない場合は、オールインワンタイプの洗剤を選ぶと手間が省けます。

  3. 3.乾燥機を活用する: 乾燥機付き洗濯機や浴室乾燥機、衣類乾燥機を上手に活用することで、干す手間や時間を削減できます。


アイロンがけは、特に苦手な方が多いかもしれません。
しかし、すべての衣類にアイロンをかける必要はありません。

【アイロンがけを楽にするコツ】

  1. 1.干し方を工夫する:洗濯物を干す際にシワを伸ばしたり、服を振ったりするだけで、アイロンがけが楽になります。

  2. 2.アイロンいらずの衣類を選ぶ:最近は、防シワ加工が施されたシャツやブラウスが増えています。そういった衣類を積極的に選ぶようにするのも有効です。

  3. 3.部分的にアイロンをかける:全体をかけるのが大変な場合は、襟や袖口など、目につきやすい部分だけをアイロンがけするだけでも、印象は大きく変わります。


家事は完璧を目指すものではなく、二人で分担し、暮らしを快適にするための手段です。
結婚前にこうした効率的な家事術を身につけ、パートナーと協力することで、より良い生活を築いていけるでしょう。


4.お金編:未来を築くためのマネープラン

お金編:未来を築くためのマネープラン

結婚は、経済的なパートナーシップの始まりでもあります。
今まで一人で管理していたお金を、二人でどう管理していくか話し合うことは、結婚生活を円滑に進める上で非常に重要です。
この章では、共働き夫婦の家計管理や、結婚前に見直したいお金のポイントを解説します。

家計の"見える化"スキルを習得する

豊かな家庭を築く第一歩は、お金の流れを正確に把握するスキルを身につけることです。
まずは自分自身の家計を題材に、最新のアプリを使って、収入、支出、資産のすべてを「見える化」してみましょう。

家計の見える化とは、漠然としていたお金の動きをグラフや数字で明確にすることです。
毎月の収入がいくらで、何にどれだけ使っているのかを把握することで、将来の目標に向けた貯蓄計画も立てやすくなります。
また、アプリを使うと、レシートを撮影するだけで自動的に記録してくれたり、銀行口座やクレジットカードと連携して支出を分類してくれたりするので、手軽に始めることができます。

おすすめの家計簿アプリ

  • ・マネーフォワード ME:銀行やクレジットカード、電子マネーなどと連携して、お金の動きを自動で記録してくれるのが最大の魅力です。
    手入力の手間が省けるので、忙しい人でも続けやすいでしょう。資産全体を把握したい人にもおすすめです。


  • ・Zaim:レシートを撮影するだけで自動的に品目を読み取ってくれる機能が便利です。
    無料でも金融機関の連携数が無制限なので、多くの口座を管理したい人に向いています。
    家計簿をつける習慣がまだない方でも、手軽に始められます。


  • ・らくな家計簿:手入力のしやすさやシンプルなデザインが特徴で、利用満足度が高いアプリです。
    操作が簡単なので、複雑な機能よりもシンプルさを求める方におすすめです。


家計の「見える化」を続けるコツ

  • ・目的を明確にする:「何のために家計簿をつけるのか?」をはっきりさせることが重要です。
    「新婚旅行でハワイに行くために50万円貯める」「将来のために毎月〇円貯金する」など、具体的な目標があるとモチベーションを保ちやすくなります。


  • ・無理のない範囲で始める:最初からすべての支出を細かく記録しようとすると挫折しがちです。
    まずは「食費だけ」「1000円以上の買い物だけ」など、記録する範囲を限定してスタートしましょう。慣れてきたら徐々に項目を増やしていくのがおすすめです。


  • ・キャッシュレス決済を活用する:クレジットカードや電子マネーをメインにすると、アプリとの連携で自動的に記録が完了するため、手入力の手間が大幅に減ります。買い物のたびにアプリを立ち上げる必要がなく、継続しやすくなります。


これらのアプリやコツを活用して、楽しみながら家計管理を身につけていってください。


ライフプランニングの知識を身につける

夢を語るだけでなく、それを数字に落とし込み、実現までの道筋を描くのがライフプランニングです。
結婚、出産、住宅購入、子どもの教育…人生の大きなイベントにいくらかかるのか、基本的な知識を学びましょう。

将来パートナーと夢を語り合う時、具体的な資金計画を提示できれば、二人の未来はより現実的になります。
家計の見える化で現在のお金の流れを把握した後は、未来のお金の流れを計画するライフプランニングに挑戦します。

  • ・人生の三大支出を把握する:教育・住宅・老後にかかる費用は人生の三大支出と呼ばれます。
    これらの費用が平均してどのくらいかかるのかを知ることで、漠然とした不安が解消されます。


  • 人生の三大支出とは、以下の通りです。

    1. 1.教育費:お子様1人あたり、幼稚園から大学卒業までにかかる教育費の総額は、進路によって大きく異なります。

      • ◦すべて公立の場合: 約1,000万円

      • ◦すべて私立の場合: 約2,500万円


    2. 2.住宅費:住宅の購入費用も地域や種類(新築/中古、一戸建て/マンション)によって幅があります。

      • ◦新築マンションの全国平均: 約5,000万円

      • ◦注文住宅(土地取得費を含む)の全国平均: 約4,000万円


    3. 3.老後費用:総務省の家計調査によると、夫婦がゆとりある老後を送るためには、公的年金以外に約2,000万円の貯蓄が必要という試算が発表されています。これは、退職から95歳まで生きることを想定した目安の金額です。


    これらの数字は、個々のライフスタイルや地域によって大きく変動することを覚えておいてください。
    ご自身の具体的な人生設計を考える際の第一歩として活用してください。

  • ・理想のライフプランをシミュレーションする:「いつまでに・いくら必要か」を明確にすることで、貯金や投資の目標が立てやすくなります。
    例えば、「5年後に海外で結婚式を挙げるために300万円貯める」といった具体的な目標を設定しましょう。


  • ・自分自身の幸福も予算に組み込む:「推し活」や「自己投資」など、自分自身の幸福に不可欠な予算も計画に含めることが大切です。
    無理のない計画を立てることが、継続する秘訣です。


これらの知識を身につけることで、未来のパートナーと協力して、お二人の夢を現実のものにしていくことができます。


保険や貯金の見直しをする

結婚後の生活設計において、お金はとても重要なテーマです。
保険や貯金は、二人の将来を支える基盤となります。

パートナーとしっかり話し合うことはもちろん大切ですが、その前に、基本的な知識を勉強しておくことも必要です。
二人で幸せな未来を築いていくためにも、結婚を機にマネーリテラシーを高めていきましょう。

  • ・生命保険・医療保険:独身時代に加入していた保険が、結婚後のライフプランに合っているか確認しましょう。
    特に、パートナーや将来の子供のために保障を厚くしたい場合は、見直しが必要です。


  • ・貯金・資産運用:二人の収入を合わせた貯蓄目標を立てましょう。
    住宅の購入や子どもの教育費、老後資金など、将来の目標を具体的に共有することで、お金を貯めるモチベーションが上がります。


  • ・奨学金・ローン:もし、結婚前に抱えている借金やローンがある場合は、正直にパートナーと共有しましょう。
    結婚後は二人で返済していくことになるため、お互いの状況を理解し、計画を立てることが不可欠です。


お金の話はデリケートですが、夫婦として「チーム」になるためには避けて通れないテーマです。
結婚前に率直に話し合うことで、将来の不安を減らし、信頼関係を深めることができます。


5.マナー・教養編:自信を持って結婚生活を迎えるために

マナー・教養編:自信を持って結婚生活を迎えるために

結婚は、社会的な付き合いの幅を広げる機会でもあります。
特に、冠婚葬祭や家族のイベントに二人で参加する機会が増えると、正しいマナーを知っているかどうかが問われる場面も出てきます。

この章では、大人の女性として知っておくべき基本的なマナーと、新しい人間関係を円滑にするためのヒントをご紹介します。

冠婚葬祭のマナー

結婚すると、今まで以上に冠婚葬祭に招かれる機会が増えます。
パートナーの友人や職場の同僚、親戚の結婚式や葬儀に参列する際、マナーを知らないと戸惑ってしまうかもしれません。

こうしたフォーマルな場での振る舞いは、パートナーの顔を立てることにもつながるため、事前に基本的なマナーを身につけておくことが大切です。

【結婚式で知っておきたいマナー】

  • ・服装: 主役である新郎新婦より目立つ派手な服装や、全身真っ白なドレスは避けましょう。


  • ・ご祝儀: 新札を用意し、ふくさに包んで持参するのがマナーです。金額は関係性によって異なります。
    最近では、招待状にQRコードが記載されており、クレジットカードなどで事前にご祝儀を支払えるサービスを導入するカップルが増えています。
    指定があれば積極的に利用して問題ありません。


  • ・言葉遣い: 「切れる」「別れる」「終わる」といった忌み言葉や重ね言葉は避けましょう。


  • 【葬儀で知っておきたいマナー】

    • ・服装: 派手な色や柄は避け、地味で落ち着いた服装を選びます。メイクも控えめに。

    • ・香典: 袱紗に包んで持参するのがマナーです。

    • ・お悔やみの言葉: 「この度はご愁傷様でございます」など、定型句を覚えておくと安心です。


    これらのマナーは、知識として知っておくことで、いざという時に落ち着いて行動する助けになります。


    両親や親戚との上手な付き合い方

    結婚は、二人の関係だけでなく、それぞれの家族との関係を築くことでもあります。
    特にパートナーの両親や親戚との関係は、結婚生活の満足度に大きく影響するでしょう。

    良好な関係を築くために、結婚前に意識しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

    1. 1.相手の家族を尊重する:家族の習慣や考え方は、育った環境によってさまざまです。自分の価値観を押し付けず、まずは相手の家族の文化を理解しようと努めることが大切です。


    2. 2.積極的にコミュニケーションをとる:記念日や誕生日にはメッセージを送ったり、困ったことがあれば相談に乗ったりするなど、日頃からこまめに連絡を取ることで、信頼関係が深まります。


    3. 3.感謝の気持ちを伝える:何かお世話になったときは、「ありがとうございます」と素直に感謝を伝えましょう。感謝の気持ちは、人間関係を円滑にする一番の潤滑油です。


    4. 4.パートナーと連携する:もしパートナーの両親との関係に不安がある場合は、一人で抱え込まず、パートナーに相談しましょう。二人のチームとして、どのように関わっていくかを話し合うことが重要です。


    マナーや教養は、一夜にして身につくものではありません。
    日頃から少しずつ意識し、学ぶ姿勢を持つことが大切です。

    こうした努力は、結婚後の自分にとって大きな自信となり、パートナーやその家族との関係をより豊かにしてくれるでしょう。


    6.【ツヴァイ独自の視点】結婚はゴールじゃない!婚活から始める「花嫁修業」

    【ツヴァイ独自の視点】結婚はゴールじゃない!婚活から始める「花嫁修業」

    ここまで、結婚前に身につけておきたいさまざまなスキルや知識について解説してきました。
    でも、どんなに準備をしても、一番大切なのは「誰と結婚するか」ですよね。

    そして、その相手と出会うための「婚活」こそ、実は最高の「花嫁修業」だと言えます。
    この章では、婚活がなぜ自己成長につながるのか、その理由を解説していきます。

    婚活は最高の「花嫁修業」である理由

    婚活が最高の「花嫁修業」といわれる理由は、婚活は自分自身と向き合う時間だからです。
    多くの人が婚活を通じて、「自分が本当に大切にしている価値観」「結婚相手に求めるもの」「将来どんな家庭を築きたいか」といった、普段は深く考えないような問いと向き合うことになります。

    たとえば、

    • ・自己分析:相手を探す前に、まずは自分のことを深く知ることが重要です。「どんな性格か」「どんなときに幸せを感じるか」を言語化することで、自分に合ったパートナー像が明確になります。


    • ・コミュニケーション能力:出会いを重ねる中で、初対面の人と信頼関係を築くスキルが磨かれます。これは、結婚後のパートナーとの対話や、新しい家族との関係を築く上で非常に役立ちます。


    • ・決断力:多くの人と出会う中で、誰と真剣に向き合うか、いつプロポーズを受けるかなど、人生の大きな決断を下す経験を積むことができます。


    婚活は、単に相手を探す活動ではありません。
    それは、結婚という人生の新しいステージに向けて、自分を成長させるための貴重な自己投資なのです。


    婚活をするなら結婚相談所ツヴァイがおすすめ

    結婚は、ゴールではなく、二人の新しい人生の始まりです。
    結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、結婚前から二人の未来について具体的に話し合うことが不可欠です。

    これらの「花嫁修業」は、一人で黙々と取り組むものではありません。
    婚活を通じて出会ったパートナー候補と、あるいは結婚が決まった相手と、二人で一緒に取り組むことで、より深い絆が生まれます。

    もし、こうした婚活や結婚準備を一人で進めることに不安を感じるなら、専門家のサポートを借りるのも一つの賢い選択です。
    特に、結婚後の幸せまで見据えた婚活をサポートしてくれる場所があれば、安心して活動を進められるでしょう。

    そして、例えばツヴァイのような結婚相談所では、これまでに述べたような自己分析やコミュニケーションのサポートを通じて、多くの方の婚活を支援してきた実績があります。

    特に、価値観を重視したマッチングや、成婚後も安心して生活を始められるよう、専門のカウンセラーが相談に乗ってくれる点が心強いです。
    ツヴァイは、無料相談を実施しているのでぜひ、利用してみてください。
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    7.花嫁修業に関するQ&A:みんなが気になる疑問を解決

    花嫁修業に関するQ&A:みんなが気になる疑問を解決

    結婚は新しい人生の始まりです。
    この章では、未来への一歩を踏み出す皆様の不安を解消し、自信を持って結婚生活をスタートできるよう、よくある疑問にQ&A形式でお答えしていきます。

    Q1. 花嫁修業は、結局必要?

    A.「結婚したらなんとかなる」「別に完璧な家事を求められていない」と考える人もいるかもしれません。
    でも、花嫁修業の本質は、完璧な家事スキルを身につけることではありません。
    その目的は、結婚後の生活をスムーズにスタートさせるための準備です。

    結婚生活では、価値観の違いや予期せぬトラブルに直面することが多々あります。
    そうした時に、「自分のことは自分でできる」という自立した姿勢は、パートナーとの対等な関係を築く上で大きな強みとなります。

    また、家事やお金の管理、親戚との付き合い方など、二人の未来を具体的に想像し、必要なスキルを身につけておくことは、将来への不安を減らし、自信を持って結婚生活を始めることにつながります。

    Q2. 結婚する相手が家事全般をできる人でも、花嫁修業は必要?

    A. はい、必要です。パートナーが家事全般を得意としていても、花嫁修業の価値は失われません。
    この場合の「花嫁修業」は、「相手に甘えきるのではなく、二人で協力して家庭を築く」というマインドセットを養うことだからです。

    パートナーが家事を得意とするなら、そのスキルを尊敬し、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
    例えば、得意な家事について教えてもらったり、お互いの家事分担を話し合ったりすることも、立派な「花嫁修業」と言えるでしょう。

    Q3. 忙しくて時間がなくてもできる「花嫁修業」はありますか?

    A. はい、あります。
    花嫁修業は、まとまった時間を取る必要はありません。
    日々の生活の中で少しずつ取り組むことが可能です。

    • ・料理:週末の朝食作りや、お弁当のおかずを一つ作るだけでも構いません。
      料理の楽しさや、作る大変さを知ることが大切です。


    • ・家事:「帰宅後すぐにテーブルを拭く」「寝る前に洗面台をきれいにする」など、小さな習慣から始めるのがおすすめです。


    • ・お金:アプリの家計簿ツールを使って日々の出費を記録したり、パートナーと将来の夢について話したりするだけでも、お金に対する意識を高めることができます。


    重要なのは、「完璧にこなすこと」ではなく、「結婚後の生活を具体的にイメージし、行動すること」です。
    自分にできる範囲から、楽しみながら始めてみましょう。


    8.【まとめ】「花嫁修業」は幸せな結婚生活を築く自己投資

    【まとめ】「花嫁修業」は幸せな結婚生活を築く自己投資

    ここまで、令和の時代における「花嫁修業」の多岐にわたる側面を見てきました。
    料理や家事、お金の管理、マナー、そして婚活という視点から、結婚前に身につけておきたいスキルや心構えについてご紹介しました。

    「花嫁修業」は、決して「結婚したら家事を完璧にこなさなければいけない」というプレッシャーを感じるものではありません。
    それは、パートナーと協力してより良い未来を築き、自分自身が自信を持って結婚生活をスタートさせるための自己投資です。

    結婚後、パートナーを尊重し、お互いの気持ちを大切にできる人が、幸せな家庭を築いていけるのではないでしょうか。

    • ・自分のことを大切にし、パートナーを尊重できる人。

    • ・自分の気持ちを正直に伝え、相手の気持ちに耳を傾けられる人。

    • ・二人で一緒に課題を乗り越えていける人。


    結婚は、二人が対等な立場で、それぞれの得意なことを活かしながら歩んでいくものです。
    完璧を目指す必要はありません。
    大切なのは、結婚という新しいステージに向けて、少しでも前向きに行動することです。

    この記事が、あなたの結婚準備のヒントとなり、自信を持って幸せな結婚生活を迎えるための一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。


    この記事の監修者

    ZWEI編集部


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