「理想の夫婦」と聞いて、あなたはどんなカップルを思い浮かべますか?
テレビで見る芸能人夫婦のように仲睦まじい姿?
それとも、ご両親や身近な友人のようなお互いを支え合う夫婦?
漠然とした憧れはあるものの、具体的にどんな夫婦になりたいのか、そのために何をすれば良いのか、わからずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、世間の人々が「理想」と考える夫婦像のデータや、幸せな夫婦が実践している具体的な行動を、ツヴァイ編集部Yがカウンセラーにインタビューした内容を交えながら解説します。
この記事を読むことで、漠然としていた理想の結婚生活がより明確になり、あなたが心から求めるパートナーと出会うためのヒントが見つかるはずです。
一緒に理想の夫婦像を具体的にイメージし、幸せな結婚への第一歩を踏み出しましょう。
「理想の夫婦」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのが芸能人夫婦ですよね。
テレビやSNSを通して仲睦まじい姿を目にするたび、「こんな夫婦になりたいな」と憧れてしまいます。
では、具体的にどんな夫婦が「理想」として選ばれているのでしょうか?
株式会社オミカレが婚活中の男女を対象に調査した「2024年度版 理想の夫婦ランキング」では、以下のような夫婦がランクインしています。
引用元:2024年オミカレ婚活実態調査
第1位:DAIGO・北川景子夫妻
1位は「心が通じあっている」という意見もあったDAIGOさんと北川景子さんのご夫婦。
結婚会見での仲睦まじい様子が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
SNSでも夫婦の微笑ましいやりとりを公開されていることもあり、多くの人が理想の夫婦に挙げました。
第2位:反町隆史・松嶋菜々子夫妻
プライベートは公にはされていませんが、ドラマやCMでの共演で、夫婦としても俳優としても相性の良さが光るおふたり。
反町さんは「お互い尊重しあって思いやる気持ちが夫婦円満の秘訣」だと語っています。
お互いに干渉し合うことなく、支え合う。まさに理想的ですよね。
第3位:ヒロミ・松本伊代夫妻
長年にわたる絆の深さは、多くの人が知るところ。
お互いを支え合う姿が「本当に素敵」と支持されています。
特に、松本伊代さんが怪我をした際に、ヒロミさんが献身的にサポートする様子は、多くの人の心に響きました。
このランキングを見てわかるのは、上位にランクインする夫婦が、単に仲が良いだけでなく、「お互いを尊重し、精神的に自立している」という共通点を持っていることです。
派手な愛情表現よりも、信頼や尊敬といった内面的な絆の深さが、多くの人にとっての理想。
お互いへの感謝を忘れず、パートナーを尊重する姿勢は、幸せな夫婦関係を築くための普遍的なヒントになります。
男性と女性では、結婚生活に求めるものや、夫婦の関係性に対する考え方に大きな違いがあることが、マイナビウーマンが行ったアンケート調査で明らかになっています。
パートナーの理想を知ることは、より良い夫婦関係を築くための第一歩。
男女それぞれの理想の夫婦像について見ていきましょう。
「夫婦として一緒にいる年数が長くなっても、お互いを思いやる気持ちを持ち続けたい」という意見が最も多い結果となりました。
たしかに、手をつないで歩く高齢のご夫婦を見かけると、なんだかほっこりしますよね。
女性は精神的なつながりを大切にしたいと考える傾向が強く、深い信頼関係の上に成り立つパートナーシップを理想とします。
困った時に頼りになり、喜びを分かち合える、心の支えとなる人生のパートナーを求めているんですね。
結婚して「妻」になっても、子どもが生まれて「母」になっても、ひとりの女性として愛し、愛されたい。
そんな意見も多数挙がりました。
名前で呼び合ったり、ふたりだけでデートを楽しんだり、記念日をお祝いしたり…
家族になると薄れてしまいがちなときめきをいつまでも感じられるよう、お互いに工夫していきたいという女性が多いようです。
一方、同アンケート調査で、多くの男性が理想の夫婦像として挙げたのは、お互いに干渉しすぎない関係性。
「いつまでも恋人のように仲良しでいたい」という女性と比べると、男性はより現実的で冷静な印象です。
男性は、仕事や趣味といった自分の時間や空間を大切にしたいと考える人が少なくありません。
そのため、お互いを尊重し、束縛しすぎない適度な距離感を保つことを理想とするんです。
自然体で居心地の良い結婚生活を送るために、「自立」は重要な鍵になりそうですね。
友人同士のような、対等で気兼ねなく過ごせる関係性を重視する男性も。
長く続く結婚生活の中で、隠し事をしたり、言いたいことを言えなかったりすると、たしかに苦しくなっていきそうです。
どんなに些細なことでも気になることがあれば話し合いの時間を設ける。
それが、夫婦としての信頼関係を強くしてくれるのかもしれません。
男女それぞれの理想の夫婦像を見てみると、女性はより精神的なつながりを重視するのに対し、男性は居心地の良さや自立した関係性を重視する傾向があることがわかりますね。
引用元:理想の夫婦像とは? 男女が憧れる「夫婦の関係性」について調査
理想の夫婦像は人それぞれ違いますが、幸せな結婚生活を長く続けている夫婦には、いくつかの共通点が見られます。
そこで、数多くのカップルを成婚に導いてきたツヴァイのカウンセラーKに、その秘訣を聞いてみました。
理想的な夫婦関係を築く上で大切なことのひとつが「何でも話し合える関係性」。
カウンセラーKも次のように話します。
やっぱり何でも話し合える関係性が1番ですね。
大事なのは相手に対する不満を溜め込まないこと。
不満に思うことは、その場で解消していくことが必要です。
前述のアンケート調査結果で男性が挙げていた「言いたいことは言える仲」という意見とも合致していますね。
単に会話が多いだけではなく、
「これは言ったら嫌われるかな?」
「こんなことを聞いたら迷惑かな?」
と不安に思うことなく、お互いの意見や気持ちを正直に伝え合える信頼関係があるかどうかが大切。
小さな不満でも、積もり積もるとやがて大きな溝になってしまいます。
違和感を覚えたときにその都度、オープンに話せる関係こそが、健全な夫婦関係の基盤となります。
家事や育児、仕事など、さまざまな役割を分担することが求められる結婚生活。
カウンセラーKは、すべてを完璧にこなそうと無理をするのではなく、できることとできないことを言い合える関係性を築くことが大切だと言います。
あまりにも相手に合わせすぎて、どちらかに負担が偏っている関係っていうのも良くないですからね。
「できる」「できない」を伝え合えるといいと思います。
互いの得意・不得意を理解し、できないことは素直に頼り、相手が困っている時は「できること」でサポートする。
そんな柔軟な協力体制を築くことが、お互いの負担を軽減し、ストレスのない生活につながります。
当たり前のように聞こえますが、最も深く、長く夫婦の関係を支えているのが、「ありがとう」と「ごめんね」の2つだとカウンセラーKは言います。
「ありがとう」は、相手の行動を認め、感謝を伝える最もシンプルな言葉。
家事や育児、仕事でのサポートなど、どんなに些細なことでも感謝の気持ちを伝えることで、相手は「自分の存在が認められている」と感じ、自己肯定感が高まります。
「ごめんね」は、自分の非を認め、関係を修復するための重要な言葉。
夫婦関係において、意地を張って謝らないことで、関係がこじれてしまうことは少なくありません。
素直に謝れる勇気は、良好な関係を維持するために不可欠ですよ。
「話し合うことの大切さ」や「感謝を伝え合うことの重要性」は理解できても、「そもそも出会いがない」と悩む方もいるかもしれませんね。
そんな方におすすめの選択肢として結婚相談所があります。
例えば、ツヴァイでは、データマッチングやプロのカウンセラーによるサポートを通じて、お互いの価値観や理想の夫婦像を共有できる相手と出会うことができます。
自分では気づけなかった潜在的な価値観まで踏み込んでサポートしてくれるので、よりあなたに合ったパートナーを見つけやすくなりますよ。
一口に「仲良し夫婦」といっても、その関係性は多様なタイプに分けることができます。
あなたがどのような夫婦になりたいのかを具体的にイメージすることで、婚活で重視すべきポイントや、パートナー選びのヒントが見えてくるはず。
ここでは、代表的な3つの夫婦タイプと、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
「親友型」夫婦は、お互いに何でも話せるオープンな関係を築きます。
恋愛感情というよりは、信頼できる友人として、互いのありのままを受け入れ、支え合うことを大切にします。
【メリット】
・関係性が安定しやすい
恋愛感情に依存しないため、喧嘩や意見の食い違いがあっても、関係が破綻するリスクが低いのが特徴。
・コミュニケーションがとりやすい
遠慮なく本音で話せるため、不満を溜め込むことなく、問題解決をスムーズに行うことができます。
気兼ねせずに話せる相手と夫婦になると、精神的な負担も軽くなります。
【デメリット】
・マンネリ化しやすい
恋愛的なドキドキ感が薄れるため、新鮮さに欠け、結婚生活がマンネリ化してしまう可能性も。
愛情表現が減り、寂しさを感じることもあるかもしれません。
「恋人型」夫婦は、結婚後もデートやサプライズを楽しみ、いつまでも恋愛感情を大切にします。
お互いを異性として意識し続け、結婚生活に情熱や刺激を求めるタイプです。
【メリット】
・ときめきを感じられる
恋愛感情が続くため、結婚後も相手にときめきを感じ、新鮮な気持ちでいられます。
・愛情表現が豊か
「好き」という気持ちを頻繁に伝え合うため、愛情を実感しやすいです。
【デメリット】
・関係性が不安定になりやすい
常に恋愛感情を求めすぎるあまり、些細なことで嫉妬したり、相手への不満が募ったりして、関係が不安定になることも。
・現実とのギャップがある
家事や育児、仕事の忙しさといった現実的な問題に直面した際に、恋愛感情を維持するのが難しくなる場合があります。
「同志型」夫婦は、お互いを人生のパートナーとして、対等な立場で協力し合います。
キャリア、子育て、資産形成など共通の目標に向かって、力を合わせることを喜びと感じるタイプです。
【メリット】
・経済基盤が安定する
お互いが自立しているため、経済的にも精神的にも安定した生活を築くことができます。
・絆が強くなる
共通の目標を持つことで、協力し合いながら困難を乗り越える喜びを共有でき、強い絆で結ばれます。/li>
【デメリット】
・仕事優先になりがち
お互いが仕事に熱中しすぎるあまり、夫婦の時間を大切にする余裕がなくなってしまうことがあります。
・成果主義になりがち
目標達成が最優先となり、相手の気持ちや感情を軽視してしまうことがあるかもしれません。
3つのタイプを紹介しましたが、どの夫婦タイプが「正しい」ということはありません。
大切なのは、あなたがどんな結婚生活を送りたいのかを具体的にイメージし、その価値観を共有できるパートナーを見つけること。
まずは、どのタイプが自分に最も合っているのか考えてみましょう。
ここまで、理想の夫婦像や幸せな夫婦に共通する特徴についてお伝えしてきました。
漠然とした憧れだったものが、少しずつ具体的なイメージになってきたのではないでしょうか?
ですが、「理想の夫婦像は描けたけれど、どうやって理想の相手と出会えばいいの?」と次の悩みに直面する人もいるかもしれませんね。
ここでは、理想の夫婦になるための第一歩として、ツヴァイが考える「出会いを叶えるための3つのステップ」を紹介します。
まず、最初にするべきなのは、自己分析を通して、自分の価値観を客観的に知ること。
「自分は何を大切にしたいのか?」
「どんな時に幸せを感じるのか?」
「どんな結婚生活を送りたいのか?」
などを深く掘り下げてみましょう。
自己分析ツールを使ったり、信頼できる友人や家族に相談してみるのもおすすめ。
自分自身を深く知ることで、理想のパートナーのタイプもより鮮明になり、婚活のミスマッチを防ぐことができます。
次に、自己分析で明確になった自分の価値観をもとに、それを叶えられる理想の夫婦像を言語化していきましょう。
「優しくて、話が合う人」といった漠然としたイメージだけでなく、
「休日は一緒にハイキングを楽しみたい」「将来は子どもと家庭菜園をしたい」
といった具体的な行動や、結婚生活で大切にしたい価値観を言葉にしてみてください。
紙に書き出してみるのも有効ですよ。
理想を具体的にすることで、パートナーに求める条件が明確になり、婚活の方向性が見えてきます。
自分の価値観を客観的に知り、理想の夫婦像を言語化できたら、いよいよそれを共有できる相手を探すステップに移ります。
どれだけ条件が合っていても、お互いの結婚観や価値観が違えば、幸せな夫婦になるのは難しいですよね。
結婚生活を具体的にイメージし、それをオープンに話し合える相手と出会うことが重要になります。
ツヴァイでも、プロフィールに仕事や性格、休日の過ごし方、結婚観などをできるだけ具体的に記述するようにアドバイスしています。
結婚生活をイメージできる工夫を交際前からしておくことで、結婚観や価値観が合う相手と効率的に出会い、スムーズに進展することができるんです。
ここまで解説してきた自己分析や、理想の相手との出会いをサポートしてくれるのが結婚相談所の役割。
結婚相談所の会員は真剣に結婚を考えている人ばかりなので、結婚観や価値観のすり合わせもしやすいんです。
「まだ自分の価値観や結婚観が曖昧だけど大丈夫かな?」という方も安心してください。
ツヴァイの無料マッチング体験では、自分では気づかなかった潜在的な価値観や結婚観をカウンセラーが深掘りします。
そして、あなたに合う理想のお相手候補のプロフィールを写真付きで見ることができるんです。
実際にカウンセラーと話し、マッチングを体験してみることで、どんな結婚生活を送りたいか、どんな夫婦になりたいかをイメージしやすくなるはずですよ。
あなたと同じ「理想の夫婦像」を描くお相手との出会いを、ぜひツヴァイで見つけてみてくださいね。
ここからは多くの方が抱える結婚生活の疑問にツヴァイのカウンセラーKが回答!
長年、多くのカップルを見守ってきたカウンセラーの言葉には、幸せな結婚生活を築くためのヒントが詰まっていますよ。
A:結婚後の現実的な生活について深く話し合うことが大切です。
例えば、多くのカップルが聞きにくいと感じる、資産、借金の有無、家族構成、宗教、持病など、デリケートな内容もしっかり話し合っておきましょう。
後のトラブルを未然に防ぎ、信頼関係を築くことができます。
おすすめは、結婚生活の確認リストを事前に作っておくこと。
ツヴァイでも住まいに関する希望から仕事や家事・育児、子どもを望むか否かといった細かなリストを作成し、成婚前にふたりで話し合ってもらっています。
「結婚相談所のカウンセラーからこんなリストをもらったから一緒に確認しよう」と言うと、聞きにくい内容もスムーズに確認できますよ。
A:喧嘩をしない夫婦は本当にいます!
特に「このふたりはこれから先も喧嘩しないだろうなぁ」と印象に残っているのは、男性がとにかく穏やかで包容力のあるカップル。
女性が感情的になった時でも、冷静に話を聞く姿勢を持つことで、口論に発展しにくいんです。
もちろん、女性も冷静に話す努力をすることで、建設的な話し合いができるようになります。
A:徹底的に話し合い、不安ならプロに頼りましょう。
お金の価値観は、結婚生活において非常に重要な要素。
真剣交際に入ったカップルには、独身時代の趣味や外食にかける金額、貯金額などを具体的に話し合うことを促しています。
それでも不安な場合はプロによる家計相談を受けてみるのもおすすめです。
ツヴァイでは、成婚後のカップルに向けてファイナンシャルプランナーが無料の家計相談を行うサービスも実施しています。
専門家の視点から具体的な家計管理についてアドバイスをもらうことで、お互いの価値観を深くすり合わせることができます。
A:理想と現実のギャップをどう乗り越えるかが肝心!
家事の協力体制やキャリア、子育てなど状況が変わると理想通りにいかないこともあります。
でも、そこで諦めるのではなく、状況に応じて柔軟に協力体制を構築できるかが重要です。
お互いの状況や気持ちを尊重し、助け合う姿勢があれば、思い描いていた理想と違う現実もふたりにとっての幸せな形に変えることができます。
A:最も大切なのは、お互いの立場に立って思いやりを忘れないこと。
感謝の気持ちを言葉で伝えるだけでなく、相手の気持ちを想像し、行動に移しましょう。
日々の小さな積み重ねが、深い信頼関係と揺るぎない絆を育んでくれますよ。
夫婦円満の秘訣は特別なことではなく、日々のコミュニケーションと思いやりにあるんです。
インタビューの回答にもあったように結婚相談所では、出会いから交際、成婚、そして成婚後まで充実したサポートが受けられます。
価値観のすり合わせやお互いの経済状況などは、ひとりで婚活をしていると聞きにくいものですが、カウンセラーが間に入ってくれると安心です。
ここでは5つのよくある疑問にお答えしましたが、「もっと詳しく知りたい」「他にも疑問がある」という方はぜひカウンセラーと直接話してみませんか?
この記事では、理想の夫婦像が男女で異なること、幸せな夫婦に共通する特徴、そして、あなたにぴったりの夫婦タイプを見つけるためのヒントをお伝えしました。
幸せな結婚生活は、最初から完璧な相手を探すことではなく、ふたりで協力し、理想の関係を築いていくプロセスにあります。
理想の夫婦像を具体的に描き、それに合うパートナーと出会うために行動を起こすこと。その積み重ねが、やがてあなたにとって最高の出会いを引き寄せるでしょう。
あなたの理想の結婚生活は、どのようなものでしょうか?
その答えを見つけるために、ぜひ今日から行動を始めてみませんか?
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)