価値観は違って当たり前。結婚8年目夫婦の「最高のパートナー」でい続けるヒント

2017年入籍

大阪府

結婚生活8年目を迎えたMさんとCさん。3匹の愛犬に囲まれ、思い描いた理想の生活を楽しんでいるお2人ですが、結婚当初はケンカも多々あったそう。今や笑い話になったという「冷蔵庫事件」や、思いやりがあるからこそすれ違った経験を振り返り、今後2人が叶えたいことも語っていただきました。どうすれば、お互いをリスペクトし合える夫婦になれるのか?結婚相手探しのポイントも必読です!

この記事のポイント

  • ツヴァイの「価値観マッチング」が出会いのきっかけ
  • ケンカの中にも成長のヒントがある
  • 「ありがとう」を日常にできる夫婦関係

プロフィール紹介

2017年入籍

Mさん

(開発業務)

Cさん

(事務)

家族構成

Mさん(54歳)、Cさん(49歳)
※2025年10月現在

趣味・休日の過ごし方

Mさん:散歩、犬と遊ぶ
Cさん:散歩、犬と遊ぶ、音楽鑑賞
買い物、食事にでかける、ドッグカフェ巡り

お二人の年表

2016年11月 交際開始
12月 プロポーズ
2017年2月 婚姻届提出
10月 結婚式
2018年6月 弟わんこのお迎え
2024年7月 妹わんこのお迎え

今でも見返す!ツヴァイの価値観マッチング

振り返ってみてツヴァイの活動はどうでしたか?

Cさん:自分の性格と相性がいい方を紹介してもらえる価値観マッチングがすごく印象的でした。それで入会してすぐにMさんに出会えたので嬉しかったですね。今でも結果の紙を取っていて、たまに見返しています。

Mさん:入会してすぐは申し込みがたくさんくると聞いていたんですけど、「選べない」っていうぐらいきてビックリしました。そこから何人かの方とお会いしましたけど、彼女と初めて会ったとき「今まで会ってきた人と感じが違うな」と思ったんです。約2年ほど在籍した中で、もちろん合わない人もいたけど、活動を続けていれば、自分に1番しっくりくる人に巡り合えるんだなと思いました。

前回のインタビューの中で、Mさんが「月がキレイですね」というメールを送られたエピソードがとても素敵でした。

Cさん:単純に「月がキレイですね」っていう感性っていいなと思いました。昔の人が告白するときのフレーズだったことは2人とも知らなかったんです。

Mさん:せっかく四季がある日本で生きているので、自然を一緒に感じられるような間柄になりたいなという願望があったので、そういうのをできるだけ彼女に伝えるようにしていたんです。

Cさん:私も前々から四季を楽しみたいとは思っていたんですけど、なかなか実行するのは難しかったので、結婚して一緒に楽しめるようになって嬉しいです。

お2人が結婚を意識するようになったきっかけを教えてください。

Mさん:10月に初めて会って、11月にお付き合いを始めて、お正月Cさんのご実家に挨拶に行ったら、お父さんに「お付き合いするのはいいけど、いつ結婚するの?」って言われたんです。もちろん「結婚を前提にお付き合いしてください」と伝えていましたけど、そのスピードではなかったというか。

Cさん:1年ぐらい付き合う想定をしていたんです。

Mさん:それで、2月の彼女の誕生日の前日に籍を入れたので、実質3ヶ月のスピード婚でした。

Cさん:出会ってまだ3ヶ月だし、少しだけ不安はあったんですけど、ご家族とも自然に話ができて。元々、犬好きな人や動物好きの人と結婚したいという思いがあったので、マッチングしたあと会う前から「犬を迎えました」というショートメールがきて「本物の犬好きだ!」とテンションが上がりました。

自然と2人でいられることを楽しめる夫婦になりたかった

結婚する前「こんな夫婦になれたらいいな」というイメージはありましたか?

Mさん:周りの既婚者を見ていると、普段から自然に接し合うのが仲のいい夫婦だなと思っていたんです。どちらかが無理をしていると、軋轢が生まれてケンカになるので、くだらないことでも一緒にやりながら、ゆっくりした時間を過ごしたい。そういう奥さんができたらいいなと思っていたら、その通りになって本当によかったです。

Cさん:こんな夫婦というか、「好きだと思った人としか結婚したくない」と思っていました。具体的な生活というより、犬を飼ったり、家を建てたり、今はできないことが結婚したらできると思っていましたかね。Mさんが飼っていなかったら、自分で飼い始めたかどうかはわからないので、もともと飼っているワンちゃんと一緒に生活ができるようになって、マイホームも建てることができて、今では3匹のワンちゃんに囲まれて、すべてを叶えてくれましたし、本当に大感謝です。

「結婚してよかった」と感じる瞬間は、どういうときですか?

Mさん:やっぱり2人でいられる時間を大事にできるっていうことが1番幸せですかね。その時間を一緒に楽しんでくれる奥さんがいることが「結婚してよかった」と思います。

Cさん:よく一緒にスーパーへ行くんですけど、旬の食材を買ってきて、義理のお母さんに教えてもらいながら料理を作るときですかね。あとラーメン屋とか、行きつけのお店ができたことも、「この人と結婚してよかった」と思います。

Mさん:それまでチェーン店に行くことが多かったらしくて、自分が小さい頃から通っている喫茶店や居酒屋に一緒に行くようになって、常連になれたことに感動していました。

すごく仲よしで素敵ですね。ケンカをされることはあるんですか?

Cさん:あります、あります。ケンカというか、結婚した当初は、食べることをすごく楽しみにしていると知らなかったので、「食べすぎちゃう?」とか「そろそろやめとき」とか軽く言っていたんです。そうしたら「楽しみにしていたのに…」ってすごく悲しんでいて。楽しみにしていたものを奪うのはよくないから、そういうことは言わないようにしようと思いました。あと、仕事場まで距離もあったので、どうしても帰りが遅くなることが多くて。ご飯を作れなかったり、体調を崩したりして、いろんな面で「もっと早く帰ってきたらいいのに」って言われてケンカになったこともありました。

Mさん:妻は溜め込みやすい性格で、帰りが遅くなるのは、大抵ストレスが溜まっているときなんです。ぐっと溜め込んで、爆発していたから、「早く帰れるときは帰ってストレス発散したほうがいいよ」という意味で言っていました。

Cさん:しっかり仕事を終わらせて帰りたい一方で、もっと効率よくできるのでは?という考えもあったりして…。それで転職して家から近いところで働くようにしたら、早く帰れるようになってケンカはなくなりました。

大きな波紋を呼んだ「冷蔵庫事件」

Mさん:あと大きなケンカというと「冷蔵庫事件」ですね。それまで彼女は1人暮らしで、僕は実家にいたんです。彼女が使っていた冷蔵庫はワンドアで2人では足りないので、冷蔵庫を買うことになって。彼女は忙しかったので、僕が買いに行って、「これにするよ」と、カタログを見せたら、「なんでこんな高いのにするの?こんな大きな冷蔵庫いらない」って言われて。結婚前ということもあってマリッジブルーもあったのか、大ゲンカになりましたね。

Cさん:そんなケンカしたっけ?そんなに怒ってた?

Mさん:うん、あなたが1人で怒ってた(笑)。結局、とりあえず生活のためにそれを買ったんです。しばらくして、彼女の妹さんが遊びにきて、結婚して子どももいるんですけど、「これ、私欲しかったやつ」と言われたら、「使い勝手いいし、買ってよかったわ〜」ってコロッと態度を変えたんです。「決めたん俺や」と思いました(笑)。

Cさん:物を買うときに、夫は「高くていいものを買いたい」派なんですけど、私は今でも「安くていい」っていうのが根底にあるんです。でも、結局高いほうがいいんですよね、結果としては。

Mさん:最終的には時短になるからね。でも、まあいいケンカだったね。私の場合、開発の仕事をしているから、「高いほうが便利で、使い勝手もいい」と思って、提案するんですけど、妻は時間をかければ「そんな機能は要らない」っていう考え方で。

Cさん:今は、やっぱりいいものはいいんだなと思うようになりました。たまに、もっと安いのでよかったかなって思うものもあるけど(笑)。

Mさん:まず自分の時間を作ることが大事だから、そこにお金かけると、ゆとりのある生活ができる。そうすると、自分の趣味の時間できて、豊かな生活もできる。時間はなんぼあってもいいんですよね。

Cさん:Mさんは、豊かな生活っていうのが軸にあって、私はそこに無頓着なんです。でも、最終的に憧れとか「いいな」という気持ちもあるので納得しているのかもしれないですね。

値段って、わかりやすく目についちゃいますよね。でも、Mさんはその先を見据えて考えられているんですね。

Cさん:そうですね。ていうのを最近ちょっとずつわかってきました。

Mさん:最近やったんかい(笑)。

結婚当初と8年経った今、変わってきたことは何かありますか?

Mさん:あんまり当初と変わらないかなあ。8年前と変わらず、お互い自然体だと思います。あ、でも妻の影響で、田舎に暮らすのもいいなと思うようになりました。彼女の実家は、奈良の山奥で、すごく田舎が好きなんです。私はずっと大阪市内に住んでいて、田舎には旅行でしか行ったことがなかったんです。

Cさん:それこそ、価値観マッチングの診断結果で、私は「田舎好き」で、夫は「都会好き」って出ていました。

「死ぬまで一緒に過ごす相手としてベストな人」に出会えた

お互いに尊敬しているところや感謝している部分を教えてください。

Cさん:尊敬している部分は、考えが深いところです。悩みごとというか愚痴も含め、親身に聞いてくれて、聞いていないようでしっかり覚えていて、ちゃんとアドバイスを的確にくれるのはありがたいです。

Mさん:感謝の言葉じゃ足りないかな。すごく尊敬できるし、よく気が利いてくれるし、パートナーとして妻として、これから死ぬまで一緒に過ごす相手として、すごくベストな人に出会えたと思っています。時折、鬱陶しいなと思うこともあるんですけど(笑)、それ以上に、一緒にいてくれて助かっています。そうやって感じさせてくれることに対して、尊敬できるし、感謝しています。別に、惚気てるわけじゃないんですけど、本当によく気を遣ってくれるなっていうのを、いつも感じられるんです。

具体的にどういったときに、そう感じられるですか?

Mさん:具体的にこのシーンとか印象的な言葉を挙げるのは難しいんですけど、「ああ、今自分を気遣って喋ってくれているのな」と思うことが、日常の節々にあるんです。あと、うちのことをよくやってくれて感謝しています。

Cさん:普段から感謝の言葉はよく言ってくれます。あと怒ったときも「何で怒っていたかわかる?」って、ちゃんと教えてくれたりとか。「ありがとう」っていう感謝だけじゃなくて、それがまた自然体でいられる理由なのかもしれないです。

Mさん:妻に限らず、誰でにもでそうだけど、感謝の気持ちは表現するほうが正しいと思っていますね。

運命の相手は「本能が教えてくれる」

今、ツヴァイで婚活を頑張っている方がたくさんいらっしゃるので、先輩からアドバイスをお願いします。

Mさん:どうしても、「早く決めたい」とか「できるだけいいお相手を見つけたい」とか、容姿や、内面など、いろいろ希望の条件はあると思うんですど、自分の経験からして、やっぱり自分に合う人っていうのは、おそらく本能的にわかると思うんですよ。だから、話したときの空気感というか、違和感があったり、「ちょっとこの人苦手だな」と思うところがあるようだったら、それはいつまでも引っかかる可能性がある部分なんですよね。会ったときに、お互いが気持ちよく話せるっていうのが運命の人じゃないのかなと思うので、そいうった感覚を大事にしてほしいです。

Cさん:そうですね。「誰でもいいから絶対会ったほうがいい」とまでは言わないですけど、会わないとわからない。お会いしてみて、ちゃんと自分の価値観というか、自分自身で、また会うかどうかを判断したほうがいいと思います。

Mさん:プロフィールで想像は膨らむけど、やっぱり会わないとわからないことも、ありますからね。そうやって、たくさんの人に会っていると、自分に合う人が必ず見つかると思います。

Cさん:うん。第一印象だけで判断するのは難しいので、喋って、その人のことを理解した上で、決めるのがいいと思います。人に会うって、すごく疲れますけどね。本当に大変だと思うんですけど、会わないことには何も始まらない。

ありがとうございます。これから先、お2人で挑戦してみたいことはありますか?

Cさん:行きつけのお店に連れて行ってもらったりして、私の世界は広がったので、今度は夫を私が好きなUSJに連れて行きたいですね。なかなか行ってくれないので。

Mさん:絶対イヤというわけではないんですけど、「行きたい。行きたい」っていうから、わざと「行かない。行かない」って言っているんです(笑)。自分は、もうちょっと余裕ができたら、台湾とか九州とか旅行に行きたいですね。

Cさん:2人で何か挑戦するっていうよりは、日常を楽しみたいですね。

幸せは追い求めるものではなく、日常にあるもの

最後に10年後、20年後、どんな夫婦でいたいですか?

Mさん:20年となると、2人の生活になっているのかな…。どういう生活かはまったく想像つかないですけど、お互いこのまま延長した関係性でいられたらいいなと思います。今の距離感、お互いを尊敬し合える、お互いに思いやれる関係を大事にしつつ、年を取っていけたらいいなと思っています。

Cさん:本当に日々の小さなことでも笑って過ごしているので、それが続けばいいなと。何が起きようが、どんなときでも楽しいことってあると思うので。

Mさん:逆に求めに行くと失敗すると思うので、完璧を求めない。「こうしないと幸せになれない」と思ったら、それしか選択肢がなくなるけど、そうじゃなくて日常の中で、お互いちょっとしたことで幸せだなって思えるようなことを積み重ねていきたいなと思います。

(大阪府吹田市 吹田旭通商店街で撮影)

結婚相談所での出会いが、結婚後も続く安心と幸せにつながることを、今回のインタビューから感じていただけたのではないでしょうか。

あなたも一歩踏み出せば、未来のパートナーとの物語がすでに始まっているかもしれません。

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