成婚カップルの婚活体験談・エピソード

独身ライフを謳歌していた30代の二人が婚活を始めた理由と、出会って3ヶ月でゴールインした秘訣

30代前半から真剣に結婚を考えはじめたYさんと、40歳を目前にして婚活を始めたTさんご夫妻。ハイキングが好きという共通点でつながり、出会ってからプロポーズまで3ヶ月というスピード婚でしたが、お二人とも、もともとは結婚願望が強いほうではなかったといいます。それぞれ独身ライフを謳歌していたYさんとTさんが婚活を始めた理由は一体なんだったのでしょうか。お二人が婚活を始めた経緯や、結婚の決め手について、お話をお聞きしました。

お二人のプロフィール

  • Yさん

    年齢
    39歳
    出身地
    長野県松本市
    職業
    会社員(金融機関)
    趣味
    ハイキング、登山、囲碁
    入会期間
    1年
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Tさん

    年齢
    38歳
    出身地
    長野県北安曇郡
    職業
    会社員(製造業総務)
    趣味
    旅行、ハイキング、トレッキング、美術館めぐり
    入会期間
    4ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ松本店

3年間で何も変わっていない自分に愕然として、婚活を決意

婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?

Yさん30を過ぎて、この先の人生を考えたときにやっぱり一人でいるのは寂しいので、結婚は必要かなと思って婚活を始めました。最初は婚活のパーティーやマッチングアプリなんかをいろいろと試してみたんですけれども、うまくいかなくなかったので、最終的に結婚相談所に入会することにしました。

Tさん私は結婚願望がそんなに強くなくて、一人で旅行に行くなど独身ライフを楽しんでいました。ただ、コロナ禍に入る前の自分と今の自分と比べてみたときに、約3年間で何も変わってないことに気がついて愕然としたんですよね。そのときに初めて「あ、このままじゃちょっとヤバいかな」と思って、新しい人に出会ってみたいっていう気持ちが芽生えたんですよね。でも、マッチングアプリには何となく怖いなっていうイメージがあって。結婚相談所で出会って結婚したという話を周りの知人2~3人から聞いていたので、結婚相談所一本に絞って活動してみることにしました。

実際に入会されてみて、いかがでしたか。

Yさん結婚相談所って敷居が高いものだと思っていたので、入会するのに勇気がいりましたが、いざ入ってみたら全然そんな感じではなかったですね。

Tさん私もちょっと失礼な言い方になっちゃうんですけど、モテない人が行くところかなっていうイメージでした。40代以上の人が多いのかなとも思っていたのですが、実際に入会してみると、20代の方も30代の方も多くて、私ももっと早くから始めればよかったなって(笑)。

ハイキング帰りに届いた“元山岳部”からのお申し込み

    

お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。

Yさん僕からお申し込みをしました。Tさんは年齢が僕と同じくらいですし、住んでる地域も近くて、希望していた条件に合致していたんですよね。プロフィールの印象も良かったので、最初は軽い気持ちで申し込みました。

Tさんタイミングが良かったんですよね。私は入会直後にたくさんの方に申し込みいただいて、最初はプロフィールをお一人ずつじっくり読んでいたんですけど、だんだんと疲れてきて、リフレッシュがてら友人とハイキングに行ったんです。
山に登ったのが久しぶりだったこともあって、すごく楽しくて。「結婚するなら山に一緒に登ってくれる人がいいな」なんて思いながら帰ってきてアプリを開いたら、Tさんからお申し込みが来ていて、しかも山岳部だったと書いてあったので、「ぜひ」と思ってすぐにOKしました。

お見合いに進んだ決め手は「山岳部」だったんですね。実際にお会いになられたときの第一印象はいかがでしたか。

Yさん良い方だとは思ったんですけど、お会いするのは初めてですし、場所もホテルのラウンジだったということもあって緊張していて……すぐに「この人と付き合いたい!」という気持ちになったわけではありませんでした。

Tさん私も緊張しすぎて、その日のことはほとんど覚えていないですね。その場では1時間ほど会話したんですけれど、正直なところ、次に会うかどうかもちょっと悩んだくらいでした。それでも仮交際に進んで、カジュアルな喫茶店で会ったら話がすごく弾んで、「この人、いいな」と思いました。

Yさん喫茶店に行った後、車に乗ってドライブしながらお話できたのがよかったですね。仕事の話とか休みの日何しているのかとか。大きな花屋さんにも行きましたし、そこでだいぶ打ち解けられた気がします。

夜景が見える場所で語り合い、「この人なら大丈夫」と思えた

真剣交際に進んだ経緯について、教えていただけますか。

Yさん夕飯を食べた帰り道、駐車場に停めた車の中で、自分から告白しました。結婚相談所だと出会って半年以内に結婚、ということもあるじゃないですか。そう考えると、仮交際から1ヶ月で真剣交際に進むのも珍しくないのかなと思って、そろそろいいかなと。

Tさん私のほうは「思ったより早かったな」っていうのが正直な感想でした。Yさんのことをいいなとは思っていたんですけど、ハンカチとハンドクリームのセットのプレゼントをいきなり「はい」って渡されて、びっくりしました。

真剣交際に進みたいと思った決め手があれば、教えていただけますか。

Tさん2回目のデートですね。その日はご飯を食べに行ったんですが、その後に私が夜景が見える場所にYさんを連れて行って、そこで将来の話とか結婚観とか、けっこう深い話をしたんですね。そのときに「もう大丈夫」っていう確信を持てたかな。

Yさんその日は夜景を見に行く予定はなかったんですよ。彼女の積極性に驚きつつも惹かれていましたね。

「娘さんと結婚させてください」と言う前に⁉

結婚を意識し始めたきっかけはありましたか。

Yさんお会いしていく中で、真面目なお人柄で、生活力があるところに魅力を感じました。でも、やっぱり婚活中にいろいろな人に断られ続けたこともあって、彼女が僕を理解して受け入れてくれたことが一番大きいですね。

Tさん私が不安に思っていることや心配なことについて話すと、ちゃんと向き合って聞いてくれたっていうのが、やっぱり結婚を決めるにあたって一番大きい要素だったかなと思います。

プロポーズはどちらから、どのようにされましたか。

Yさんフレンチレストランで食事をしているときに、デザートのケーキのプレートにメッセージで「Will you marry me?」と書いてもらったものをサプライズで出してもらいました。その後にプロポーズリングをパカッと開けて「結婚してくれませんか?」と。
緊張はしましたけど、結婚相談所の担当の方に教わった通りにやったので、スムーズでしたね。プロポーズのタイミングについても、「そろそろプロポーズの予定を組んだ方がいいよ」と強く後押しされました。僕は早いなと思ってたんですけど(笑)。

Tさん私がだいぶ早い時期に、ツヴァイの担当の方に「プロポーズを受ける準備できました」ってお伝えしちゃったので、それがYさんの担当の方に伝わってしまったのかもしれないですね(笑)。
ある日突然、「この日空いてる?」って言われたので、「あ、これは何かあるな」とは思っていたんですが、どのタイミングでどういう言い方で来るかはわからなかったので、ドキドキワクワクでしたね。当日はレストランに行くと聞いていたのでオシャレをしていたのですが、突然土砂降りになってしまって、2人でずぶ濡れになってレストランに行ったことは一生笑える思い出になりました。

お互いのご両親の反応はいかがでしたか。

Yさん婚活していることもほとんど話していなかったので、驚いていましたけど喜んでいましたね。ただ、うちの親はちょっと固めなので、Tさんに釣書を書いてもらったり、お相手がどういう人なのかを説明するための準備が少し大変でした。

Tさん真面目な方なんだなと思っていたので緊張しましたが、いざお会いしてみるととてもやさしくしていただいて安心しましたね。
うちの両親は逆にゆるくて、プロポーズされる少し前くらいに、母には結婚を前提にお付き合いしている人がいるという話をしたら手放しで喜んでくれて。2人で挨拶に行ったときに「もう入籍しろ」くらいの感じでした。私がいない間に話が進んでいたよね(笑)。

Yさんご両親へのご挨拶って、和室で使っていた座布団をどいて、「娘さんと結婚させてください」と頭を下げることを想像していたんです。そのつもりでいたら、部屋に通してもらって、Tさんやお義母さんがお茶を用意しているタイミングで、お義父さんから「結婚考えてるらしいね」と言ってくれてホッとしました。

「成婚まで最短3ヶ月」も嘘じゃなかった

お二人はご入籍されて、現在一緒にお住まいなんですよね。結婚生活はいかがですか

Yさん新しい家に引っ越して、その家がとても快適なので、いいことしかないですね。料理はほとんどTさんがしてくれて、毎日おいしいご飯が食べられています。

Tさんもともと自炊もよくしていたので、一人分も二人分も変わらないからという感覚でつくっています。何をつくっても「おいしい、おいしい」と食べてくれるのでうれしいですね。
今二人で住んでいる家は、両親の別荘として建てた家を私の住居として使っていた一軒家です。たまたまお互いの職場の中間点で、通勤もだいぶ快適になったんじゃないかな。私が家事分担の割合について不満を溜めすぎてときどき爆発することはありますが、彼自身は穏やかなのでケンカはほとんどないですね。

これから、どのような家庭をつくっていきたいですか。

Tさん2人とも結婚した年齢が遅かったので、2人で金婚式を目指そうと言っています。90歳近くなっちゃいますけど、2人で一緒に長生きできたら。

Yさん僕も明るく楽しく、毎日過ごせたらいいなと思っています。

婚活を経て良かったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。

Yさん振り返ると、やっぱり大変だったなと思いますね。お相手がなかなか見つからなくて活動期間が長くなってしまったこともそうですが、結婚相談所って仮交際から6ヶ月以内に結論を出さなければいけないじゃないですか。後押ししていただいたから前に進めたという部分はありますが、僕の感覚的にはちょっと忙しかったなという感じです。

Tさん私も「成婚まで最短3ヶ月」みたいな謳い文句を見て、「こんなの絶対無理だ」って思っていたんですけど、実際にできちゃったので「あ、本当だったんだ」って思いました(笑)。

Yさんいざ自分がなってみると驚くよね。ただ、マッチングアプリや婚活パーティにはサポートがないので、告白のタイミングやプロポーズの仕方など、いろいろとアドバイスをしていただけたのはよかったなと思いました。

Tさん私の担当の方は年齢が近い女性だったので、デートの報告をさせてもらうたびに、恋バナの交換日記をしているような感じですごく楽しかったですね。

ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。

Yさんでも、婚活をするなら早くやるに越したことはないと思いました。29歳と30歳ではイメージがだいぶ違いますし。

Tさん 確かに1歳でも若いほうがいいというのは一理ありますね。たとえば、システム上でお相手を検索したときに年齢制限で弾かれることもありますから。

Yさん年齢が若ければ、まだまだ時間に余裕がありますから、断られても「長い目で見ていい人を選ぼう」と気持ちに余裕が持てる気がします。とは言え、僕もTさんと結婚できたわけですから、40歳を目前にして入会を迷っている方も前向きに検討してほしいですね。

お二人の年表

                

                 

2023年 5月 初対面
初デート
6月 告白
8月 プロポーズ
10月 両家顔合わせ
婚姻届提出
2024年 3月 結婚式
Yさん活動期間
1年
Tさん活動期間
4ヶ月

(2024年6月30日取材 長野県松本市 あがたの森公園で撮影)

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