さまざまな婚活方法をそれぞれに試されたうえで、同時期に活動を開始したSさんCさんご夫妻。

初回のお見合いで楽しくおしゃべりした直後に仮交際をスタートし、真剣交際、プロポーズ、入籍と順調に進んで入会からわずか4カ月でゴールインしました。そんなお二人に、入会のきっかけや結婚するまでの経緯をお聞きしました。

自治体主催の婚活サポートから結婚相談所へ

婚活をはじめたきっかけを教えてください。

Sさん35歳にもなると友人のほとんどが結婚してしまって、焦り始めたのがきっかけの一つですね。それに加えて、近くに住む祖母も顔を合わせるたびに「いつ結婚するんだ」と言うんです（笑）。自分としてもそろそろ結婚したいなとも思っていたのですが、普段の生活では出会いがなかなかないので、結婚相談所への入会を検討し始めました。

Cさん私はもともと結婚への憧れがあったのですが、職場が女性ばかりなうえに、勤務日が不規則で他の方と休日が合わず、出会いがなかなかなかったんです。そんな中、身近な友人の2人目出産ラッシュが続いて「うらやましい」という気持ちが募って。自分の仕事もようやく落ち着いてきましたし、コロナ禍以降の生活も定着してきて、そろそろ本格的にお相手探しをしようかなと思ったのがきっかけです。

お二人はそれ以前には、婚活されていなかったのでしょうか？

Sさん実はツヴァイに入会する以前にも、市が主催する街コンに参加したことがありました。ただ、男性も女性も40代の方がメインと年齢層が高めで、年がもう少し近い人と出会いたいなと思い、ほかの方法を探すことにしました。
ツヴァイの前にも小さな結婚相談所を見学しに行ったこともあるのですが、その相談所も年齢層が高くて。入会するなら大手が安心かなと思い、ツヴァイに相談に行って良さそうだったので、その日のうちに入会を決めたかたちです。

Cさん私も自治体の出会いサポート相談を利用していたのですが、お酒があまり飲めないこともあって、飲食をともにする出会いの場に行ってもあまりなじめなかったんです。それで、2021年11月ころに、IBJ加盟店に電話で一度相談させてもらったら、すごく魅力的に感じて。ただ、ちゃんと活動できないともったいないので、数カ月の間に仕事や生活の状況を整えて、活動できそうだなと感じて入会を決めました。

プロフィール欄の「釣り」に惹かれて会うことに

お二人が出会った経緯について教えてください。

Sさん入会から1カ月間は毎週末にお一人ずつお会いしていたのですが、誰とも仮交際に進めずにいたんです。そんな中、Cさんのプロフィールを見つけて、僕から申し込みをしました。まず素敵な笑顔に惹かれたのですが、趣味欄に「釣り」と書かれていたことも、個人的にはうれしいポイントでした。

Cさん釣りは興味があっただけでしたことはなかったんですが、プロフィールに書いておけば、釣り好きの方が釣りに連れて行ってくれるんじゃないかなと思って書いたんです（笑）。願った通り、釣り好きの人からのお申込みがあって、楽しそうだなと思ってOKしました。私のほうは入会直後にお申込みが殺到する「入会バブル」で100人以上からの申込があったのですが、年齢が離れているなど条件が合わない方も多くて。最終的にはSさんさんを含めて3～4人にまで絞ったのですが、Sさんさんがダントツでしたね。

お互いにどういったところに惹かれましたか？

Cさん私は初対面の人と会うときに緊張してお腹が痛くなるタイプなのですが、Sさんは相づちが上手で、お話ししやすかったんです。いい人そうだなという印象でしたし、「すごく幸せ」と思って帰った記憶があります。

Sさん常に自然体でいこうと思っているので。あとは、「写真で見ていた通りの笑顔がかわいい方が来た」と思ったことで、違和感なく話せたのも大きいんじゃないかな。帰り際にプチギフトとしてお菓子までいただいて、すごく丁寧な子だなと印象はめちゃくちゃ良かったですね。

Cさん1時間半ほど話した後、担当者の方に仮交際に進みたい意向を伝えたら、その後すぐに仮交際に進むことが決まってすごくびっくりしました。

プロポーズ当日も「捨てられる」と思っていた

その後はどのように交際を重ねられたのでしょうか？

SさんLINEは毎日のようにしていて、毎週末デートをしていました。強く印象に残っているのは、2回目のデートです。天気の良い日にスカイツリーの展望台から景色を眺められて最高の日だったんですけど、その後に食べたもんじゃがおいしくて。
そして何より、彼女がおいしそうに食べる姿が本当にかわいくて、こちらまで幸せな気持ちになったというか。

Cさんうふふ、ありがたいですね。私もこの人となら苦楽をともにできそうだなと早々に思っていました。ただ、もしもお別れすることになったらと考えたら怖くて、「折り合いがつかなくなったらいつでも引き返せる」と自分に言い聞かせながら、真剣交際に進むことを決めました。

どのようなタイミングで結婚を意識されたのでしょうか。

Sさん真剣交際を7月にスタートした段階で、担当者の方から「8月末には成婚退会を」と言われていましたし、両親にも「今お付き合いしている人と結婚すると思う」と伝えていました。

Cさん私も6月ころ、母から「そろそろ夫になる人見つけなさいよ」と言われたときに、Sさんとお付き合いしていることを伝えていました。ただ、私はプロポーズされる直前まで不安で仕方なくて……。それ以前に両家の顔合わせも済ませていたのですが、プロポーズされた日のデートも2週間以上前から改まって誘われたので、婚約破棄されるんじゃないかと思っていました（笑）。

Sさんそうだったの⁉ 僕はむしろプロポーズされると勘づかれて残念な感じになっちゃうんじゃないかなということのほうが心配でした。だから、事前準備やスケジューリングにはかなり周到に行いましたね。

プロポーズはどのように行われたのですか？

Sさん「車に乗って遠いところに出かけるよ」とだけ事前に伝えまして、予約していたちょっといいお店で食事をすることにして。プレートに「一緒に楽しい人生にしましょう」と書かれたデザートを出してもらって、そのときに婚約指輪を渡しました。

Cさんすごく素敵なレストランに着いて、「ご飯がおいしいけど、これは何なの？」と思っていました。確かに紙袋を持っているなとは思っていたのですが、まさか婚約指輪だとは思わなくて、「わぁ！」と声をあげて驚いてしまったのを覚えています。お車に戻ってからは後部座席からバラの花束を持ってきてくれて。プロポーズのときはお花をもらえたらいいなと思っていたので、そのサプライズが一番うれしかったですね。

Sさん担当者さんがプロポーズの流れについても丁寧にアドバイスをくださったので、僕としてはそこに乗っからせてもらうかたちで、すごく心強かったですね。

はじまりはお見合いでも、恋愛を経て結婚できた

11月22日に入籍された後、夫婦生活はどんな感じですか？

Sさんもう何をしても楽しくて。

Cさんほんとにね。それから、彼は家事をよく手伝ってくれています。私が司令塔になってあれこれお願いするのはちょっと苦手なので、自分で気づいて自ら動いてくれるのはありがたいですね。

おふたりで、どんな家庭を築いていきたいですか。

Sさん自然体で毎日楽しいなって思えるような過ごし方ができる家庭を築いていきたいなと思います。と言っても、Cさんさんはいつもニコニコニコニコしてるので、すでに癒されているというか。どこに出しても恥ずかしくない、すごくいい嫁さんだなと思います。

Cさん私も楽しく過ごせればいいなと思っていたので、先に言われちゃいました。でも、今は楽しいを通り越して幸せですね。

ありがとうございます。最後に、これから婚活をされる方にメッセージがあればお願いします。

Sさんツヴァイで婚活してよかったと思っています。入会する前は、結婚相談所で出会った人とは恋愛結婚できないんじゃないかと思っていたんですけど、僕たちは入口こそお見合いでしたが、恋愛を経て結婚できたので。

Cさん成婚退会を幸せにされる方々はみんな同じことを感じていると思います。私も登録してよかったなって本当に思うので。婚活って自分の心をどうケアしたらいいかわからなくなることもあるし、無料相談の電話や登録に勇気がいる気持ちもすごくよくわかりますが、がんばって登録さえすれば担当者の方のサポートもありますし、「どんどん行っちゃえ！」と勝手ながら応援しています。

（2022年11月23日取材　埼玉県行田市古代蓮の里で撮影）