
彼氏に「お金を貸して」と言われたとき、頭が真っ白になってしまった方もいるかもしれません。
「助けてあげたい」という気持ちと、「何か違う」という気持ちでどうすればいいかわからなくなりますよね。
好きな人の頼みだからこそ断りづらいし、でも簡単に「いいよ」とも言えない。
その葛藤を抱えているあなたは、それだけ彼との関係を大切に考えている証拠です。
この記事では、ツヴァイ編集部Aが男性が女性にお金を借りる心理やお金を貸すリスク、「お金を貸して」と言われたときの上手な断り方などを詳しくご紹介します。
後悔をしないためにも、お金を貸す前に一度立ち止まって考えましょう。
「どうして私にお金のことを頼むんだろう」そんな疑問が浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
彼の言葉の裏にどんな気持ちがあるのかを知ることは、これからの二人の関係を考える上で大切な手がかりになります。
ここでは、男性が女性にお金を借りるときに考えられる心理をいくつか見ていきましょう。
男性が女性にお金を借りる大きな理由の一つとして、あなたを「自分を絶対に受け入れてくれる、お母さんのような存在」だと心のどこかで思い込んで甘えていること。
本来、大人の付き合いというものは、自立した二人が対等に支え合うものですが、お金を借りようとする彼は、無意識に「困っている僕を見捨てないはずだ」という子供のような依存心を持ってしまっているのかもしれません。
あなたに対して「困ったときはこの人がなんとかしてくれる」と思えてしまうと、自分で解決しようとする気持ちが薄れてしまうもの。
あなたの優しさに頼りすぎることで、彼自身が自立する機会を失ってしまっている可能性もあります。
本来、あなたのことを大切に想い、二人の将来を真剣に考えている男性であれば、「彼女に心配をかけたくない」や「自分を情けない男だと思われたくない」という強いブレーキが働くものです。
そのブレーキが全く効かなくなっているということは、「彼女なら多少の無理を言っても嫌われないだろう」という、甘い考えが心のどこかにあるのかもしれません。
筆者Aが思うに、「お金を貸して」を気軽に言える関係になってしまうと、お金だけでは済まなくなることがあるのではないでしょうか。
「お金を貸して」と言う以外にもさまざまなことを軽視し、あなたを苦しめることにも…。
たとえば、デートの約束を当日にドタキャンされたり、あなたの意見を聞かずに大事なことを決められたり。
「この人なら怒らないだろう」という甘えは、少しずつ関係全体に広がっていくものです。
お金を借りてしまう人は、将来のことよりも今この瞬間の欲求を優先してしまう癖が染み付いていることがあります。
趣味やギャンブルに手持ち以上のお金をつぎ込んでしまったり、欲しいものを我慢できずに衝動的に買ってしまったりすることに、あまり罪悪感を感じていないケースも。
「来月になればなんとかなる」という根拠のない楽観的な考えを持っており、こうした計画のなさは、一度助けてあげたとしても、本人が痛い目を見ない限りなかなか直るものではありません。
一度お金を渡してその場が収まったとしても、根本的なお金の使い方の癖が変わらなければ、またすぐに同じような状況を繰り返してしまうでしょう。
「仕事でどうしても断れないトラブルがあって」「親戚が急に困っていて、僕しか頼れる人がいなくて」など、わざと切実な事情を話して、あなたの「助けてあげたい」という正義感や慈愛の心を利用する場合も考えられます。
これは、あなたが「断ったら彼がかわいそう」と罪悪感を抱えるようになったら、それは二人の関係のバランスが少しずつ崩れ始めているサインかもしれません。
筆者Aの個人的な意見ですが、「お金を貸して」って言う人は作り話が上手だと思います。
「かわいそう」と同情してもらうために、練りに練って話を作るのです。
本当に困っているなら、あなたに頼る前に何かしら別の手を打とうとした形跡があるはず。
社会で生きていく上では、自分の生活や責任を自分で守る姿勢が大切です。
しかし、安易に彼女にお金を借りようとする男性は、その「自分のことは自分でする」という責任感が薄れている可能性があります。
もしこれから結婚して、人生の荒波を一緒に乗り越えていこうと考えたとき、責任感を持って支え合うことが大切です。
「お金を貸して」という一言は、彼が今の自分の生活にどれだけ責任を持っているかが表れやすい場面でもあります。
その一言を、彼との将来を冷静に考えるきっかけの一つにしてみてもよいかもしれません。
ここまで読んでいて「私の彼にも当てはまるかも」と少しつらくなった方もいるかもしれません。
もちろんすぐに答えを出す必要はありません。
ただ、気持ちの整理とあわせて知っておいてほしいのが、実際にお金を貸した場合に二人の関係がどう変わるかです。
ここからは、お金の貸し借りが恋人関係にもたらすリスクについて見ていきましょう。
恋人同士というのは、お互いに支え合い、尊敬し合える対等な関係が一番心地よいもの。
しかし、そこにお金の貸し借りが加わると、どうしても貸した側が上で、借りた側が下という上下関係が生まれてしまいます。
あなたは無意識に彼の行動をチェックするようになり、彼はあなたに対して引け目を感じたり、逆に開き直ってしまったりすることもあるでしょう。
純粋に好きという気持ちだけで繋がっていた関係が、いつの間にか債権者と債務者という、どこか他人行儀で息苦しいものに変わってしまう可能性があります。
最初は申し訳なさそうに借りていった彼も、時間が経つにつれてその感覚が麻痺してしまうことも…。
約束の日に返済がなかったとき、あなたは催促することにストレスを感じ、彼は責められているような気分になって心の距離が開いてしまいます。
たとえ少額であっても、お金の約束が守られないことは、彼という人間への信頼を少しずつ削り取っていくでしょう。
これまでなら笑って許せた小さな不満も、お金のモヤモヤと重なることで大きなケンカに発展しやすくなり、穏やかな時間は次第に失われていくことも考えられます。
お金を貸すと、返済されるまで気になり続ける場合もあります。
あなたの優しさが、結果として彼の成長を止めてしまうかもしれません。
自分でなんとかしなければならない場面で、あなたという逃げ道があることを知ってしまうと、彼は無意識に自分を律する努力をやめてしまいます。
ピンチを自力で乗り越えることで人は強くなりますが、簡単に手を差し伸べてしまうことで、彼は自分の問題を他人のせいにする癖がついてしまうのです。
あなたの愛情が、彼を自立した男性から、誰かに頼りきりのだらしない人へと変えてしまうことも。
お金を借りることを覚えてしまったら、それ以外にも、日常のあらゆる場面であなたを頼ることが増えてくるでしょう。
次第に彼は何もしなくなり、どんどんだらしない人に…。
もしあなたが彼との結婚を視野に入れているなら、この問題はさらに深刻になります。
結婚生活は二人で協力して家計を営む共同作業ですが、独身の頃から金銭的な甘えがある彼を見てしまうと、将来への安心感が一気に崩れてしまう…。
子供のことやマイホームのことなど、これから二人で描くはずだった夢が、常に彼のお金の問題に振り回されるのではないかという恐怖に変わります。
一度植え付けられた不信感は、たとえ借金が完済されたとしても、心の奥底で消えない不安として残り続けてしまうもの。
二人で過ごした楽しかったデートや、記念日のプレゼント、旅行の思い出。
それら全てが、お金の貸し借り一つで色褪せてしまいます。
後になって振り返ったときや幸せだった思い出さえも、「でもあの時お金を貸していたんだよな」という苦い気持ちがセットになって思い出されるようになってしまうもの。
お金は頑張れば取り戻すことができますが、汚れてしまった二人の純粋な思い出や、心から信じていたあの頃の気持ちは、簡単には元に戻すことはできないはず。
大切な思い出をそのままの形で残しておくためにも、お金を介入させることには慎重でありたいものです。
大切なパートナーから「お金を貸して」と言われる瞬間は、ショックを受けるもの。
それと同時に、「力になってあげたい」という気持ちと、「こんなことを言わせる関係でいいの?」と立ち止まる自分が葛藤してしまいますよね。
その迷いを感じていること自体が、二人の関係を大切にしている証拠です。
だからこそ、ここでは関係を壊さずに気持ちを伝えるための上手な断り方をご紹介します。
角が立ちにくく、かつ納得してもらいやすいのは、彼個人の問題として捉えるのではなく、あなた自身の揺るぎない「自分のルール」として伝えることです。
そこで、「たとえ家族や親友であっても、お金の貸し借りは絶対にしないと心に決めているの」と勇気を持って伝えてみましょう。
彼だから貸さないのではなく、誰に対しても一貫した姿勢であることを示せれば、彼も「自分だけが否定された」と殻に閉じこもるのを防げます。
自分の誠実な価値観の一つとして提示することで、彼にあなたの境界線を正しく理解してもらうきっかけにも。
その際は、 誤魔化さずに、はっきりと伝えることがポイントです。
きちんと誠意が伝われば、その後も「お金を貸して」と言うことがなくなるでしょう。
感情論ではなく、物理的に「今は難しい」という事実を淡々と伝えるのも、自分を守るための賢明な方法の一つ。
将来のための貯蓄や決まった引き落としなど、お金にはそれぞれ大切な役割があることを詳しく言い訳しすぎずに淡々と伝えましょう。
鍵となるのは、「ごめんね、今は自由に動かせるお金が手元にないんだ」と短く、簡潔に済ませること。
あまり長く説明しすぎると、彼が「そこをなんとか調整できない?」と交渉する余地を与えてしまうことになります。
余裕がないという事実を一つのゴールとして置くことで、しつこい催促を未然に防げるでしょう。
お金という手段は選べないけれど、彼が直面している「困りごと」そのものには寄り添う準備があることを伝えましょう。
具体的には、借金の解決方法を一緒に調べたり、支出を見直す手伝いをしたり、あるいはただ話を聞いて励ましたりと、お金以外の方法で彼を支える姿勢を見せます。
これにより、あなたが彼を愛しており、「彼の幸せを願っている」という誠意は十分に伝わるでしょう。
もし、お金以外のサポートを提案したときに彼がガッカリしたり、怒り出したりするようなら、それは彼があなたの「お金」だけを見ていた可能性に気づくために必要なこと。
相手が押しに弱そうなところをあてにしている場合、中途半端な優しさはかえって事態を悪化させてしまうことも。
たとえば、「ちょっと厳しいかな」「今は余裕がないかも」といった濁した言い方は、彼に「もう少し頑張れば貸してくれるかも」という淡い期待を抱かせてしまい、結果として彼を追い詰めることにもなるかもしれません。
申し訳なさは表情で見せつつも、言葉では「今回は貸せない、ごめんね」と、逃げ道を作らないはっきりとした形で断りましょう。
一度はっきりした境界線を引くことで、彼も自分の力でなんとかしようと、前を向いてくれるはずです。
あなたが断った後の彼の振る舞いこそが、これから二人が共に歩んでいけるかどうかを見極める、重要なヒントに。
断られたことを真摯に受け止め、自分の至らなさを反省したり、自力で解決しようと前向きに努力を始めたりする男性であれば、今後も困難を一緒に乗り越えていけるパートナーである可能性があります。
しかし、断った途端に「冷たい」「見捨てるのか」とあなたを責めたり、無視をしてあなたをコントロールしようとしたりするなら、要注意。
彼の不機嫌に振り回されて「貸さなかった私が悪いのかな」と自分を責める必要はありません。
その姿こそが、想定外のトラブルに直面したときに見せる彼の本質です。
そして、それは、これからの人生を安心して預けられる相手かどうかを判断するきっかけになります。
ときには、どうしても彼を放っておけず、「今回だけは助けたい」という結論になることもあるでしょう。
もしやむを得ずお金を貸すという選択をするのであれば、それは「優しさ」だけで終わらせず、二人を守るための「けじめ」として向き合うことが大切です。
ここでは、後悔しないための守るべきポイントをチェックしていきましょう。
何に使われるのかが曖昧なままだと、彼の中でそのお金の価値が軽くなってしまい、返済の優先順位が下がってしまうことがあります。
具体的な使い道を聞き、「いつ、どのような形で手元に戻ってくるのか」というスケジュールを口約束だけでなく共通の認識として持つことで、彼自身の返済に対する意識を高められ ます。
たとえば、「私もやりくりがあるから、使い道と返せる時期だけ教えてもらえると安心できる」という伝え方なら、彼を問い詰める形にはなりません。
この二つがはっきりしていると、彼の中でも借りたお金としての意識が残りやすく、返済がうやむやになるのを防げます。
恋人同士で借用書を書くのは、少し抵抗があるかもしれません。
しかし、これは彼を疑っているからではなく、二人の間に甘えを残さないために必要なのです。
日付、金額、返済方法を記した簡単なメモを一通作るだけで、彼にとっては「借りた事実」が重みを持って残り、あなたにとっては万が一のときの証拠になるのです。
また、お金を渡す際は手渡しではなく振込を利用するなど、客観的な記録が残る形を選ぶことで、後々の言った言わないという衝突を避けられます。
借用書を作った方が彼自身も借りた意識を持つことにつながります。
そして、それは紛れもない証拠となり、返済されないときに借用書を見せて追い詰めることも。
また、借用書は無くさないようにきちんと保管しておきましょう。
彼を助けるために、あなた自身の生活が脅かされるようなことが絶対にあってはいけないこと。
たとえ彼がいくら必要だと言っても、あなたが無理なく出せる範囲、あるいは最悪の場合「返ってこなくてもあきらめがつく金額」の上限をあらかじめ自分の中で決めておくことが大切です。
その一線を越えてまで貸し続けてしまうと、あなたは次第に彼を憎むようになり、関係が壊れる可能性があります。
自分を守るためにも上限をしっかり決めておくことが、結果として彼を破滅させないための優しさにもつながります。
自分の生活が何よりも大事。
お金を貸してまで生活を圧迫する必要はありません。
もし、返ってこなくても生活に支障がない額を「上限」にしましょう。
もし約束の期限が過ぎても返済がなく、さらに彼から誠実な謝罪や説明がない場合は、これからの関係を考え直す時期です。
お金の約束を守れないということは、あなたとの信頼関係をそれほど重要視していないということ。
お金の問題は小さく見えても関係に大きく影響します。
一度の不義理を許してしまうと、彼は「この人なら裏切っても大丈夫だ」と思って、どんどんエスカレートすることも。
あなたの人生を大切にするために、お金が戻ってこないことを彼という人間の本質を見極め、最終的に「別れ」を決断するのも賢明な判断です。
独身時代の金銭トラブルは、結婚した後の未来を映し出す鏡のようなものです。
今、彼にお金を貸してなんとか収まったとしても、同じようなことが結婚後に起きたらどうなるかを想像してみましょう。
家計を共にする生活の中で、無計画な支出や隠れた借金に怯えながら過ごすのは、想像以上に過酷なもの。
今の彼の金銭感覚が、二人の理想とする家庭を築く上でどれほどのリスクになるのかを冷静に判断することが大切です。
パートナーからお金を頼まれたとき、断ることに罪悪感を抱く必要はありません。
本当の愛情とは、相手の要求をすべて受け入れることではなく、彼が自分自身の力で困難を乗り越える姿を信じて見守ること。
簡単にお金を貸すことは、一時的な解決にはなっても、彼の自立を妨げたり、二人の対等な関係を壊したりするリスクがあります。
もし断ったことで関係が悪くなるのであれば、それは二人の未来を冷静に見極めるための重要なサイン。
自分自身の価値観と生活を大切に守ることは、結果として良好なパートナーシップを築くことにつながります。
お互いを一人の大人として尊重し合い、お金に頼らなくても支え合える関係になるために、ときには勇気を持って「断る」という決断をしましょう。
ZWEI編集部
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