
恋愛で相手を「減点方式」で見てしまう…。
それは、決して悪いことではありません。
「減点方式」で相手を見極めることで、自分の理想に限りなく近づけます。
ただ、幸せを見逃してしまうかもしれないというデメリットも理解することが大切です。
この記事では、ツヴァイ編集部Aが恋愛における「減点方式」と「加点方式」の意味、「減点方式」のメリットやデメリットなどをご紹介します。
後悔しない恋愛をするためにも、「減点方式」について深く知りましょう。
恋愛における「減点方式」「加点方式」とは、相手への「心の持ち点」をどう扱うかという評価基準のこと。
「減点方式」は、出会った瞬間や交際初期の状態を「100点満点」の理想的な状態とし、そこから相手の欠点や自分と合わない部分を見つける度に、持ち点を削っていく考え方。
期待値が高い状態でスタートするため、初期の熱量は高いものの、時間が経つにつれて「思っていた人と違う」や「こんなはずじゃなかった」と、がっかり感や冷めやすさを感じやすいです。
自分に厳しい完璧主義な人や失敗を恐れている人ほど、この減点方式に陥りやすい可能性があります。
一方で「加点方式」は、相手を「0点」あるいは「フラットな状態」からスタートさせ、交流を通じて知る素敵な一面や共通点、思いやりのある行動などを一つひとつ積み上げていく考え方。
最大のメリットは、関係が深まるほどに相手への好意や信頼が増していくため、心理的な幸福度が持続しやすいところ。
最初はタイプではないと感じていた相手でも、時間をかけて内面の魅力に気づき、結果として深い絆で結ばれるケースはこのタイプに多く見られます。
また、相手の不完全さを許し、プラスの側面を見つけ出そうとする姿勢は、お互いに「ありのままを受け入れられている」という安心感を与え、自然体の関係を築きやすくなることもあります。
あなたは、異性を「減点方式」と「加点方式」のどちらで見ていますか。
この記事を通して、どちらが幸せなのかを考えてみましょう。
「女性は100点満点から差し引いていく減点方式」「男性は0点から積み上げていく加点方式」とよく言われます。
そもそも、どうして性別によって評価の仕方が違うと言われているのでしょうか。
そして、今の女性たちは本当にみんな「減点」で相手を見ているのでしょうか。
ここでは、「男女の評価スタイルの違い」の背景にある心理や、最新の調査結果から見える現代女性のリアルな傾向について見ていきましょう。
恋愛のシーンで昔から言われる「女性は減点方式、男性は加点方式」。
これにはさまざまな理由がありますが、ひとつには大昔からの「身を守る本能」が関係しているという考え方があります。
女性は自分や大切な子どもを守るために、無意識のうちに「この人は本当に信頼できるかな?」「何か危ないところはないかな?」と、リスクを避けるために相手を厳しくチェックする性質が備わったといわれています。
それが現代において、相手のちょっとしたマナーや言動をマイナスとして捉えてしまう「減点方式」として現れやすいということ。
一方で、男性は「魅力的な相手を射止めたい!」というエネルギッシュな狩猟本能が働きやすいため、相手の素敵な部分をどんどん見つけてポイントを足していく「加点方式」になりやすいのです。
実際に女性は「減点方式」で相手を見るのでしょうか。
Oggi.jpが20〜39歳の女性に実施した調査によれば、「恋愛する際に「減点法」で考えるか」の質問に対し、50%が「加点方式」、50%が「減点方式」という半々の結果でした。

引用元:Oggi.jp「減点法の恋愛をする人って?【100人に聞いた】加点法の理由や減点法の人の特徴」
つまり、「女性だから絶対に減点する」ということはないということ。
現代の女性たちは、相手のダメなところを探して守りに入るだけでなく、相手の良いところを見つけて大切に育てていこうという、ポジティブな姿勢も同じくらい大切にしているようです。
相手のことを好きになりたいと思っているはずなのに、会えば会うほど「ここが嫌だ」「あそこも気になる」と減点方式で見てしまう人もいるはず。
しかし、理由もなく相手を厳しくジャッジしているわけではありません。
実は、減点方式で相手を見てしまう背景には、その人の真面目な性格や繊細な心理状態が深く関わっているのです。
いつも仕事やプライベートで「こうあるべき」「ちゃんとしなきゃ」と自分を律して頑張っている人は、知らず知らずのうちに、相手に対しても自分と同じくらいの高いハードルを課してしまいがち。
自分が常に気を張って生きているからこそ、パートナーのちょっとしたルーズさや、人間らしい「隙」、あるいは「甘え」を目にしたときに、それを「微笑ましい個性」ではなく「直すべき欠点」として捉えてしまうのです。
自分の弱さを許せないストイックな姿勢は、相手の持ち点を削り続ける厳しい視線に変わってしまうことも。
筆者Aも完璧主義なこともあり、つい相手を「減点方式」で見てしまうことがあります。
知らず知らずのうちに自分の「当たり前」を相手にも求めているのだと思います。
「こんなふうに愛されたい」「こんな価値観を持った人と歩みたい」という、細かいところまで描き込まれた素敵な理想像を大切に持っている人ほど、現実の相手がそのイメージから少しでも外れると、衝撃を受けてしまうことがあります。
心の中に「100点満点の完成予想図」という基準がはっきりとあるため、そこから一歩でもはみ出すと、それを補って余りある魅力が相手にあったとしても「ズレ」や「不足」としてカウントしてしまうのです。
パズルのピースを無理やり当てはめるような感覚になってしまい、相手がもともと持っている輝きに光を当てる前に、理想との違いばかりがノイズのように気になってしまいます。
失敗したくない気持ちが強いと、心は無意識に強力なブレーキをかけます。
相手と深く関わってから「やっぱり違う」と傷つくリスクを避けるために、あえて早い段階で欠点を探し出し、交際しない理由や別れるための正当な根拠を作り出す。
減点方式は、心が傷つかないために、自分自身を守るべく身につけた「心の鎧」なのかもしれません。
慎重に相手を見極めようとする姿勢は大切ですが、あまりに厳しくチェックしすぎると、本来なら育っていたはずの縁まで自ら断ち切ってしまう可能性も。
自己肯定感が低いと、他人の好意を素直に受け取るのが難しくなってしまうことがあります。
せっかく素敵な相手が現れても、「自分のような人間にこんな人が合うはずがない」や「いつか愛想を尽かされるに違いない」という底知れぬ不安に襲われてしまいます。
その不安から逃れるために、あえて相手の落ち度を探して評価を下げることで、無意識のうちに「相手もたいしたことがない存在だ」と思い込む。
いつか去っていかれるかもしれない恐怖を和らげようとする、複雑な心理が隠されています。
恋愛を、映画やドラマ、あるいはSNSで見るような、常にドキドキしてキラキラした毎日を約束してくれるものと捉えすぎていると、現実に横たわる「生活感」をマイナスに捉えてしまいがち。
ちょっとした食べ方の癖、週末の気の抜けた服装など、生活感のある飾らない姿を目にした瞬間に「夢が覚めてしまった」と一気に冷めてしまうことがあります。
恋愛を人生のすべてを彩る魔法のように期待しすぎるあまり、等身大の人間同士が不器用ながらに歩み寄っていくプロセスの愛おしさを見落とす。
そして、少しの生活感も「理想を壊すもの」として減点対象にしてしまうのです。
SNSを開けば、誰かの「幸せの絶頂」だけを切り取った投稿がいつでも目に入る昨今。
つい自分の隣にいる人と誰かを比べてしまうのは、現代ならではの悩みなのかもしれません。
「もっと自分にふさわしい正解がどこかにあるはず」や「あっちの人のほうが優しそう」と、存在しない「完璧な誰か」を追い求めてしまうと、目の前の人が一生懸命に届けてくれている唯一無二の愛情が色あせて見えてしまうことがあります。
現状に100%満足することを怖がるあまり、相手の足りない部分ばかりを熱心に探して、自分を納得させる理由を探し続けてしまうことに…。
筆者Aの友人も、「もっといい人がいる」と理想を求めるばかりで減点方式で判断していたそう。
でも、一向に彼氏ができず、もう一度考え直して、「加点方式」を意識するようになったら、彼氏ができました。
「もっといい人がいる」という理想が減点方式を導いているのかもしれません。
相手を厳しく見てしまう減点方式は、一見マイナスの要素が大きいように見えるかもしれません。
ですが、、実は自分自身の人生を守り、納得のいく未来を選ぶために必要な場合もあります。
欠点に目が向くのは、自分の価値を低く見積もらず、大切に扱おうとしている証。
ここでは、減点方式が持つメリットを見ていきましょう。
自分がパートナーに求める条件を妥協せず、細かくチェックしていく姿勢は、最終的に自分が心から納得できる相手を選ぶことに繋がります。。
なんとなくの雰囲気や一時的な感情の昂ぶりに流されるのではなく、自分の揺るぎない価値観に照らし合わせてしっかりと吟味するため、いざ交際や結婚という深いステップに進んだ後に、「こんなはずじゃなかった」という後悔を抱えるリスクを最小限に抑えることができます。
自分の理想を追求し続ける強さは、自分自身の人生を主体的に選び取り、より質の高い生活を築こうとする表れでも。
自分の理想ではない相手を外していくので、限りなく理想に近い相手を選ぶことができます。
後悔のない、本当に求める相手を選ぶことができます。
出会って間もない時期に相手の些細な違和感や自分との不一致に気づけるのも「減点方式」のメリット。
少しでも「自分とは合わない」と感じたポイントを早めに察知することで、将来性のない関係にずるずると貴重な時間を費やしたり、無理をして相手に合わせ続けたりすることがなくなります。
自分の将来につながらない恋愛を回避できるため、結果として遠回りをせず、誠実に未来を歩める相手を効率よく探すことができます。
減点方式の最も大きいメリットは、将来に重要な影響を与えかねない問題点に敏感になれること。
店員さんへの横柄な態度、金銭感覚のわずかなズレ、あるいは感情の起伏の激しさなど、加点方式で「良いところ」ばかりを見ようとしていると見逃してしまいがちな微かな危険信号を見逃しません。
借金や暴力、虚言癖といった、愛情や優しさだけでは決して解決できない深刻なトラブルを抱えた相手を、情に流されて深入りする前に冷静に切り離すことができます。
自分を守るための盾として機能する減点方式ですが、その視線が鋭くなりすぎると、本来なら手にできたはずの幸せを遠ざけてしまうことも…。
リスクを避けようとする慎重さが、いつの間にか自らの手で幸せの幅を狭めてしまう結果になっていないか、一度立ち止まって考えてみることが大切です。
ここでは、減点方式を使い続けることで直面しやすいデメリットをご紹介します。
素敵なレストランで食事をしていたり、綺麗な景色を眺めていたりしても、心のどこかで常に相手を採点していると、目の前の幸せを見落としてしまいます。
たとえば、相手がくれた優しい言葉よりも、箸の持ち方が少し気になるといった些細なマイナス面に意識が集中してしまう。
そのため、本来なら心が温まるはずのデートが、ただの確認作業のような味気ないものに…。
幸せを見つけるための時間のはずが、欠点を見つけるための時間になってしまうのは、とてももったいないこと。
目の前の恋愛を楽しめないのは「減点方式」の大きなデメリットです。
人は誰しも、「ありのままの自分を受け入れてほしい」という願いを持っています。
常にジャッジされているような空気感や、一つのミスも許されないような緊張感は、言葉にしなくても相手に伝わってしまうもの。
相手はあなたと一緒にいるときに、まるで試験を受けているようなプレッシャーを感じ、次第に心が休まらなくなっていきます。
どれほどあなたが魅力的であっても、常に背筋を伸ばしていなければならない関係に相手は疲れ果て、もっと自分らしくいられる場所を求めて去ってしまうでしょう。
心の中で相手を採点しているつもりでも、表情などにそれが出て、相手に伝わってしまうことがあると思います。
気付いたら、「重苦しい空気」になっているということも…。
この世に完璧な人間は一人も存在しません。
減点方式を極めてしまうと、出会う人すべてに対してどこかしらマイナスポイントを見つけてしまい、結果として合格点を出せる相手がいなくなってしまいます。
一つの欠点を見つけただけでご縁を断ち切ることを繰り返しているうちに、気づけば年月だけが過ぎ、本当に支え合えるパートナーと出会うチャンスを自ら狭めてしまうことも…。
理想の100点満点を追い求めすぎるあまり、手に届く穏やかで温かい幸せを見落としてしまう恐れがあるでしょう。
減点方式そのものが決して悪いわけではありません。
大切なのは、その「使い方」と「バランス」。
減点方式にも加点方式にも、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
減点方式は、重大なリスクを回避するための自分を守る盾になりますが、一方で相手の良い面を見つけにくく、縁を逃してしまうリスクがあります。
加点方式は、その逆のことが言えるでしょう。
どちらか一方が正解ということではなく、状況に応じて両方の視点を持ち合わせることが、賢明なパートナー選びには欠かせません。
ただし、注意が必要なのは、欠点ばかりに目を向けてすぐに相手を切り捨ててしまうということ。
完璧な人間がいない以上、減点を繰り返していては、いつまで経っても幸せを掴むことはできないでしょう。
相手の持ち点を削ってばかりいると、せっかくの出会いも色あせて見えてしまいます。
重要なのは、加点や減点という極端な評価の波に飲み込まれない、あなたなりの「心の持ち方」を見つけること。
ここでは、相手の言動に一喜一憂せず、落ち着いて幸せな関係を育んでいくための具体的な方法をご紹介します。
ただ漠然と「今よりももっと良い人と付き合いたい」と考えていると、心は無意識に「もっといい人がいるはず」という証拠探しを始めてしまいます。
その結果、目の前の相手を他と比較して、足りない部分ばかりを減点対象として数えるようになってしまうことに。
これを防ぐには、自分にとって譲れない条件をあらかじめ具体的に決めておくことが大切です。
基準が明確であれば、そこを満たしている限り「この人でOK」と心から納得できるようになります。
自分の中にしっかりとした「合格ライン」を引くことで、必要以上に相手を厳しくジャッジし続ける必要がなくなるでしょう。
交際が始まると、一緒に過ごす時間が長くなる分、どうしても相手の欠点が目に付きやすくなってしまうもの。
しかし、気になった行動をすぐに「減点」として処理してしまうのはもったいないこと。
相手がなぜそのような行動をとったのか、一度その背景や理由をじっくり聞いてみましょう。
一見理解できない行動であっても、相手なりの理由や事情を知ることで、「それなら納得できる」と受け入れられることもあるかもしれません。
簡単に切り捨てる前に言葉を交わすことで減点対象だったはずの出来事が、お互いの理解を深める大切なステップに。
減点をする前に話し合うことが大切です。
もしかしたら、その「減点」が「加点」になることも。
欠点を見つけたら、すぐ切り捨てるのではなく、話し合うことを意識しましょう。
自分一人で相手を評価していると、どうしても個人的なこだわりや思い込みが強くなり、判断が偏ってしまうことも。
自分にとっては「信じられない」「減点だ」と感じる相手の振る舞いも、友人に話してみると「それはよくあることだよ」や「そんなに気にしなくて大丈夫じゃない?」と意外な答えが返ってくることもあるでしょう。
第三者のフラットな意見を取り入れることで、狭くなっていた視野が広がり、自分がいかに厳しい基準で相手を縛っていたかに気付きます。
客観的な視点は、過剰なジャッジを緩め、穏やかな気持ちで相手と向き合うための手助けをしてくれるはず。
誰かに話してみることで、「減点ではない」と気が付くことも。
まずは、信頼できる相手に話してみることが大切です。
もし、専門的な話が聞きたい場合は、恋愛に詳しいカウンセラーに聞いてみるのも手。
カウンセラーと話していくにつれて、解決の糸口が見つかることもあるでしょう。
恋愛における「減点方式」は、自分自身の理想や安全を守るための大切な防衛本能でもあります。
しかし、完璧な人間が存在しない以上、終わりなき欠点探しはあなたを幸せから遠ざける壁にも…。
大切なのは、相手をジャッジし続けることではなく、自分にとっての「幸せの軸」をはっきりとさせること。
「これだけは譲れない」という具体的な基準が自分の中に定まれば、それ以外の細かな違いをわざわざ「減点」として数える必要はなくなるはず。
自分なりの基準を信じて、相手と向き合えるようになったとき、点数に縛られない自由で穏やかな恋愛ができるでしょう。
ZWEI編集部
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