
別れたはずなのに、ふとした瞬間に思い出してしまう元恋人。
もう終わった恋だと頭では分かっているのに、「あの頃は楽しかったな」と気持ちだけが残ったまま。
そんな感覚を覚えたことはありませんか?
恋愛の未練は、誰かに相談しづらく、正解も見えにくい感情です。
この記事では、ツヴァイ編集部Jが、恋愛における「未練」とはどんな感情なのか、未練があるときに見られやすい行動や心理、男女で違う未練の感じ方の傾向・原因と、その整理の仕方をご紹介していきます。
未練がある状態から、少しずつ前を向くための考え方もあるので、「早く忘れなきゃ」と自分を追い込む必要はありません。
まずは、今の自分の気持ちを理解することから始めたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
未練とは、恋愛が終わったあとも気持ちが残ってしまう状態を指します。
頭では区切りをつけたつもりでも、心のほうが追いついていない。
そんなときに生まれやすい感情とも言えます。
よくある誤解が、未練=まだ復縁したい気持ちだと思われがちだということ。
実際には、未練にはいくつかの形があります。
たとえば
・「もう一度やり直したい」「関係を戻したい」という復縁への気持ち
・相手そのものというより、一緒にいた時間や安心感、思い描いていた未来に気持ちが引っ張られている状態
つまり未練とは、相手への気持ちそのものだけでなく、失った時間や感覚への引っかかりが混ざった感情。
気持ちの整理がまったくできていないというより、整理の途中で自然に生まれるものでもあるのです。
未練があるかどうかは、自分では意外と判断しづらいものです。
「もう平気なはず」「引きずっていない」と思っていても、行動や考え方にその気持ちがにじみ出ていることがあります。
ここでは、恋愛で未練があるときに見られやすい特徴や行動を紹介します。
未練が残っていると、日常の中でふとした瞬間に、元恋人を思い出す回数が明らかに増えます。
たとえば、仕事が一段落した瞬間や、帰宅後にスマホを見ているとき、寝る前のぼんやりした時間など、気を抜いたタイミングで浮かんでくるのが特徴です。
思い出す内容も、楽しかった記憶に限りません。
中には、「あのときの返し、まずかったかな」「あれを言わなければ別れなかったかも」と、会話や出来事を何度も脳内で再生して後悔してしまうことも。
また、SNSで検索をして、相手の近況を確認してしまったり、共通の知人から情報が入ると気持ちが揺れたりする場合も、心がまだ過去に引っ張られている状態と言えます。
意識して考えているというより、気づいたら考えてしまっている──この無意識性が、未練が残っているときの大きな特徴です。
別れた事実は理解しているものの、「もう終わった関係」と実感できていない状態が続きます。
相手がすでに自分の人生から離れているのに、「しばらく時間を空けてから謝れば、またやり直せるかもしれない」と考えてしまうことがあります。
その結果、何度も連絡を取ろうとしてしまうこともあるでしょう。
心のどこかで、別れを終わりとして受け止めきれず、「今は一時的に距離ができているだけ」と無意識に希望を持ち続けてしまうのです。
新しい出会いを見つけたり、友達から新しい人の紹介話があったりしても、知らず知らずのうちに条件や性格を元恋人と比較してしまうことがあります。
その結果、家に帰って一人になった瞬間に「やっぱりあの人が一番だった」と結論づけてしまう。
こうした未練があると、相手の欠点や別れに至った理由よりも、良かった部分だけが強く残りやすくなります。
冷静に考えているつもりでも、感情が残っているうちは、他の選択肢があったとしても他の人のことは頭から離れづらいのは自然です。
付き合っていたころの写真、プレゼントでもらった思い出の品、LINEの楽しかったトーク履歴などを削除せずに残している場合、特別意識をせず「捨てるほどではない」「今じゃなくてもいい」と思いながら、そのままになっているでしょう。
見返すつもりはなくても、ふと目に入った瞬間に気持ちが引き戻されることがあります。
物理的な距離が取れていないことで、気持ちの切り替えが進みにくくなるケースもあります。
用事がないにもかかわらず、「これなら急に久しぶりに連絡しても不自然じゃないか」と考えてしまうのも、未練があるときの特徴です。
たとえば、誕生日、共通の知人の結婚式、ちょっとした近況報告など、理由を頭の中で組み立ててしまうなど、どこかに連絡できる口実がないか探してしまう。
実際に連絡するかどうかに関わらず連絡を前提に考えている時点で、気持ちがまだ整理されていないことがうかがえます。
未練がある状態だと、次の恋に前向きになれず、新しい出会いにも消極的になってしまいます。
マッチングアプリを開いてもすぐ閉じてしまったり、誘われても「今はいいかな」と断ってしまったりする状態です。
これは、恋愛に対して消極的になっているというよりも、心の中にまだ忘れられない相手がいることが影響している場合があります。
次の恋をしないと前に進めないと頭では理解していても、無意識のうちに元パートナーと似た人を選んでしまったり、新しく出会った相手と比べて「やっぱり前の人のほうが好きだった」とより未練を感じてしまうことも。
その結果、出会いを重ねても気持ちが前に向かず、同じところで立ち止まってしまう。
こうした行動は、未練が残っているときに見られやすい特徴のひとつと言えるでしょう。
友達や仕事先の人、家族などには「もう吹っ切れた」「大丈夫」と伝えているものの、家に帰って一人になると、急に気持ちが落ち込んだり、夜になると涙が出てきたりする。
このように、強がって平気なふりをしてしまうのも、未練がある人に見られやすい特徴のひとつです。
話題にしないことで乗り越えたつもりになっていても、感情そのものが消えたわけではありません。
その結果、未練や寂しさの行き場がなくなり、ひとりになったときに気持ちがあふれやすくなってしまうのです。
我慢強く、周囲を気遣える優しい人ほど陥りやすい特徴でしょう。
仕事や予定を詰めて、考える時間をできるだけ減らしている。
忙しくしている間は気が紛れますし、行動量が増えることで、新しい出会いが生まれることもあります。
実際、動いているうちに少しずつ気持ちが落ち着いたり、結果的に前に進める人もいます。
その意味で、忙しさが悪いわけではありません。
ただ、予定が空いた瞬間や、夜ひとりになったときに、ふと気持ちが戻ってくることがある。その場合、気持ちが消えたというより、向き合うタイミングを後回しにしている状態に近いかもしれません。
忙しくしている間は楽でも、心の整理までは終わっていない。
そのようなズレを抱えたまま走り続けていることもあります。
未練の感じ方には個人差がありますが、男女で当てはまりやすい心理の傾向には違いが見られることがあります。
特に差が出やすいのは、別れた直後よりも、少し時間が経ってからの気持ちの動き方です。
ここでは、男女それぞれに見られやすい未練の表れ方を整理していきます。
男性は、過去の恋愛を「終わったもの」として完全に切り離すよりも、思い出として心の中に残しやすい傾向があると言われます。
別れた直後は、「自由になった」「気が楽になった」と感じ、周囲からは前向きに見えることもありますが、別れた実感が薄い分、未練が後から表に出やすいのも男性に多い特徴です。
また、男性にとって恋人は、感情面だけでなく生活の一部になっていることも。
ひとりで過ごす時間が増えたり、日常の中でふとした空白を感じるようになったとき、孤独を強く意識し、「あのとき、ちゃんと話を聞いていればよかった」「当たり前だと思っていたけれど、あれは特別だったのかもしれない」と後悔が芽生えることもあります。
女性の場合、未練が残るかどうかは「どう別れたか」「別れるまでに気持ちを使い切れたか」に強く影響されやすい傾向があります。
恋愛を将来のイメージや生活と結びつけて考える人が多いため、別れに至るまでの過程が、その後の気持ちの整理に直結しやすいのです。
たとえば、何度も悩み、話し合いを重ね、「これ以上は無理だ」と自分なりにやり切ったうえで別れを選んだ場合は、別れた直後から比較的気持ちが整理されていることもあります。
この場合、未練が長く残るケースは多くありません。
一方で、本音を言えないまま関係を続けていたり、突然別れを告げられたりした場合は、「もっとできたことがあったのでは」と後悔が残りやすくなります。
また、将来への不安が強いときほど、元恋人そのものよりも「この先どうなるのか」という不安に引っ張られ、過去を美化しやすくなります。
うまくいかなかった理由よりも、安心できた思い出が強く残るのは、そのためです。
別れた理由は理解していても、「少なくとも、あの頃は先が見えていた」と感じてしまう。
この状態は、相手そのものへの未練というより将来への不安が、過去を美化させている状態と言えます。
未練が残るかどうかは、気持ちの強さだけで決まるものではありません。
多くの場合、「どう別れたか」「なぜ別れることになったのか」という点が、あとから気持ちを引き戻す原因になっています。
ここでは、恋愛で未練が残りやすい代表的な理由を5つ紹介します。
突然別れを告げられたり、十分な話し合いがないまま関係が終わった場合、気持ちの整理が追いつかないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。
「なぜ別れることになったのか分からない」「納得できないまま終わってしまった」 など、こうした状態では、別れそのものを受け止めきれず、未練が残りやすくなります。
気持ちが残っているというより、区切りがついていない感覚が原因になっているケースも。
一緒に過ごした時間が長いほど、恋愛は生活の一部になっていきます。
習慣、価値観、休日の過ごし方、将来の話。
それらが突然なくなると、気持ちの問題だけでなく、生活そのものに空白が生まれます。
この空白を埋めきれないまま過ごしていると、相手そのものというより、一緒にいた日常への未練が残ることがあります。
結婚や将来の話が出ていた関係ほど、別れたあとの未練は強くなりやすい傾向があります。
それは相手への気持ちだけでなく、「この人となら大丈夫だと思えていた未来」まで、一緒に失われてしまうからです。
「この人となら、この先が見えていた」
「将来を一緒に考えるほど、大好きで信頼していた相手だった」
といった感覚が残っていると、気持ちの切り替えは、なかなか簡単ではありません。
また、結婚を意識するほど信頼していた分、別れ方によって「もう人のことを信用できないかもしれない」「次に誰かを同じように信じられる気がしない」と感じてしまう人もいます。
この場合、未練の正体は相手そのものだけでなく、一度築いた信頼や安心感を、もう一度持てるのかという不安に向いていることも少なくありません。
嫌いになったわけでも、関係が壊れたわけでもなく、転勤や親の反対などの事情によって別れを選ばざるを得なかった場合、未練が残るのは当たり前です。
気持ちの問題ではなく、自分たちではどうにもできない理由で終わってしまった恋ほど、納得のしようがありません。
このタイプの未練は、相手にしがみついているというより、本当は続けられたかもしれない関係を、自分の意思とは関係なく手放した悔しさに近い感情です。
だからこそ、時間が経っても「しょうがなかった」と割り切れず、可能性だけが心に引っかかったまま残ってしまうのです。
「もし状況が違っていたら」「あと少しタイミングがずれていたら」そんな考えが浮かんでは消え、答えの出ない想像を何度も繰り返してしまうこともあります。
別れたあとに、「あのとき、あんな言い方をしなければ」「もっとお互について話し合ってればよかった」「ちゃんと伝えていれば違ったかもしれない」などの、”タラレバ”で自分を責め、未練を引きずっているケースもあります。
過去の場面を何度も頭の中で再生して、そのたびに自分を責める必要はありません。
未練を感じているときほど、「このまま引きずるのはよくないし、前に進まなきゃ」「早く忘れたほうがいい」と焦ってしまいがち。
しかし、未練は無理に消そうとすると、かえって長引いてしまうこともあります。
ここでは、未練があるときの自分との向き合い方を整理していきます。
まずは、無理に相手のことを忘れようとせず、自分の気持ちを自分で認めることが大事です。
それ以上のことを、今すぐ考える必要はありません。切り替えるかどうか、前に進むかどうかは、このあとで十分です。
今はただ、未練が残っている自分の状態を、そのまま受け止めておくだけで構いません。
自分はなぜ未練があるのかを言語化すると、気持ちが少しずつ整理できます。
たとえば、
「彼が人生の中で一番タイプで、たくさん喧嘩もしたけれど、悪いところも含めて大好きだと思えた相手だった」
「彼女は、自分の人生の中で一番自分の事を理解してくれて、落ち込んでいる時も笑いにいつの間にか替えてくれた事が忘れられない」
というように、未練のきっかけになっている相手のことや思い出を、思うまま書き出してみてください。
未練の理由を言語化したら、感情と事実を分けて考えてみましょう。
未練の理由:
「彼が人生の中で一番タイプで、たくさん喧嘩もしたけれど、悪いところも含めて大好きだと思えた相手だった」
では、実際によりを戻したいのか?
→違う。(感情)
→またそこまで好きだと思える人に出会えるのか不安(事実)
この場合、よりを戻したいという相手への気持ちではなく、将来への不安が未練として残っていると言えます。
未練の理由:
「彼女は、自分の人生の中で一番自分の事を理解してくれて、落ち込んでいる時も笑いにいつの間にか替えてくれた事が忘れられない」
では、実際によりを戻したいのか?
→ 正直、戻りたい気持ちはある(感情)
→ でも、現実にはもう連絡が取れていない(事実)
このように分けて考えると、未練の正体が「相手」なのか、「不安」なのかが見えやすくなります。
未練の正体が「好き」なのか、それとも「執着」なのかを考えてみます。
未練の理由:
「彼が人生の中で一番タイプで、たくさん喧嘩もしたけれど、悪いところも含めて大好きだと思えた相手だった」
この場合は、相手そのものというより、「また同じように好きになれる人に出会えるのか」「もうあの安心感は手に入らないのではないか」と執着している場合もあります。
相手が好きだから忘れられないのか、それとも、失った関係や感覚にしがみついているのか。
この違いを考えることで、気持ちの整理が進むこともあります。
ここで言う新しい出会いは、必ずしも恋愛相手との出会いを指しているわけではなく、
新しい趣味や環境、人との関わりを少しだけ増やすという意味です。
たとえば、これまで興味はあったけれど後回しにしていたことを始めてみたり、いつもとは違う場所や人の中に身を置いてみたりする。
それだけでも、気持ちが切り替わったり、自分の視野が少し広がる感覚を持てることがあります。
また、他人の価値観や選択に触れてみるのも、一つの方法です。
結婚相談所ツヴァイは、実際に活動を始める前に、価値観マッチングを体験できるマッチング無料体験を用意しています。
実際のマッチング無料体験の動画は、こちらで公開中。
【マッチング無料体験】結婚直前で破談に…自分の価値観に悩む20代後半女性
自分はどんな価値観を大切にしているのか、どんな関係性に安心できるのかを、
第三者の視点から、自分の価値観を整理するきっかけになります。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
未練が残るのは、その恋愛に本気で向き合い、相手のことを大切に想っていたからです。
もし適当に付き合っていたり、最初から期待していなかった関係なら、ここまで気持ちが残ることはありません。
未練は、それほど相手に誠実で真剣だった証拠。
その経験があったからこそ、次に何を大切にしたいのか、どんな関係を築きたいのかが見えてきます。
今は、無理に前へ進まなくても大丈夫です。未練があるという事実そのものが、あなたが人を大切にできる人だという証です。
もし、少し時間が経って、心に余裕が戻ってきて、「また恋愛をしてもいいかも」と思える瞬間が来たら。
そのときに、一人で全部考えなくてもいい選択肢として、結婚相談所ツヴァイがあります。
ツヴァイは今すぐ婚活を始める場所というより、自分の価値観や恋愛の向き合い方を、第三者と一緒に整理できる場所です。
いきなり誰かと付き合う必要も、決断を迫られることもありません。まずは、自分はどんな関係を心地いいと感じるのかを知るところから始めてみてください。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)