
結婚を目前に幸せいっぱいのはずなのに、憂うつで不安な気分が続いたり、ささいなことでパートナーにイライラしたり、「婚約破棄しようかな……」なんて考えたりしていませんか?
それ、もしかすると「マリッジブルー」かもしれません。
マリッジブルーに陥ったときは、その原因を理解し、あなたの未来を見据えたうえでどう適切に対処していくかが重要です。
この記事では、ツヴァイ編集部Mが自身の経験も交えながら、マリッジブルーの具体的な症状とその原因、結婚をやめたいと思ったときの対策、実際に婚約破棄をしたらどうなるのかなど、気になるポイントを解説していきます。
マリッジブルーとは、結婚を控えた時期に理由もなく憂うつな気分になったり、将来への強い不安に襲われたりする、精神的に不安定な状態のこと。
これは生活環境、家族関係、経済的な責任、自由時間の減少など、結婚という大きな変化に対するストレスによって生じやすいといわれています。
とくに結婚式の準備期間など、パートナーとすれ違いやすいタイミングで症状が顕著にあらわれる傾向です。
そんなマリッジブルーは女性特有のものだと思われがちですが、じつは男女問わず起こり得るもの。
基本的には一時的な症状と言われていますが、一度陥ると「もう結婚を取りやめるべきかもしれない」と深刻に悩んでしまう方も少なくありません。
しかし、マリッジブルーとは決して特別なことではなく、一般的に多くのカップルが経験するものだといわれています。
実際に筆者自身はもちろん、周りの友人もマリッジブルーを経験した人は多いです。
ここから、マリッジブルーの具体的な症状や原因、その対策や解決法についてくわしくみていきましょう。
心身ともにつらいマリッジブルーが続き、パートナーとの婚約破棄を視野に入れる方もいるでしょう。
筆者も複数の友人から、婚約期間中に「やっぱり結婚するのやめようかな」と相談を受けたことがあります。
とはいえ、実際にマリッジブルーをきっかけにして結婚をとりやめることになった場合は、法的・金銭的な影響が出てくる可能性にも気をつけなくてはなりません。
ここではマリッジブルーの婚約破棄が一般的にどのような扱いになるかを紹介します。
詳細は必ず弁護士などの専門家に相談してください。
マリッジブルーによる心身の症状がひどくなったり、長く続いたりすると、婚約破棄を考える人もでてきます。
しかし、マリッジブルーは「性格の不一致」にあたり、不貞行為やDV・モラハラのような正当な婚約破棄の理由として認められないことが多いのです。
マリッジブルーで婚約破棄すると、慰謝料の支払いを請求される可能性があります。
ケースバイケースではありますが、マリッジブルーは婚約破棄の正当な理由とは言えません。
そのため不当な婚約破棄となりやすく、慰謝料請求の対象になるのです。
そのほかにも、婚約破棄となれば、
・婚約指輪
・結納金
・結婚式
・新居
・家具家電
・引っ越し
・新婚旅行
といった費用の支払いを求められることもあります。
もちろん双方の話し合いのうえで決めることですが、不当な婚約破棄を申し出た側の負担が大きくなる可能性が大きいことは頭に入れておきましょう。
結婚を目前に、前の章で解説したような症状が気になりはじめたら、マリッジブルーに陥ってしまった原因を深掘りすることも大切です。
なぜ、幸せのピークにいるはずなのに心が不安定になってしまうのでしょうか。主な原因を3つの視点から解説します。
結婚とは、これまでの生活スタイルが一変する人生最大の転換点です。
男女問わず、いざ結婚を前にすると
「新しい生活に馴染めるだろうか」
「これまで自由に使えた時間やお金がなくなってしまうかも」
「夫・妻としての責任を果たし、幸せな家庭を築いていけるだろうか」
「親族づきあいはうまくいくだろうか」
など、漠然とした不安がいくつも湧き上がってくるもの。
こういった将来への不安が、マリッジブルーを引き起こす最大の要因といっても過言ではありません。
結婚の先にある「現実」と「責任」が急に重くのしかかってきたように思い、心理的なプレッシャーを感じやすくなるのです。
これまで安定していた自分の独身生活が失われることを無意識に恐れているともいえるでしょう。
マリッジブルーの大きな要因は、パートナーへの不満です。
交際中はそこまで気に留めなかった相手のささいな言動や価値観の違いが、結婚となると「一生付き合っていく問題」として浮き彫りになるためです。
すると、たとえば「この言動をする人と一生一緒にいれるのか?」「金銭感覚が合わずやっていけないかもしれない」といった疑念が大きくなり、一度気になり出すとモヤモヤが止まらなくなります。
筆者はこのタイプで、以前は許せたはずのパートナーの言葉や生活態度が、いやに目につくようになった時期がありました。
これは、「恋人」だったパートナーを、今度は生活を共にする「配偶者」としてシビアに見極める心理が働いているからでしょう。
だからこそ、将来のリスクを回避しようとして、相手のいやなところが目につきやすくなるのです。
結婚前の物理的な忙しさによる疲れも、マリッジブルーの原因になり得ます。
結婚前は、結婚式の打ち合わせ、新居への引越し、役所の手続きなど、仕事や家事などの日常もこなしつつ、短期間で膨大な決断と作業をこなさなければなりません。
この多忙な時期に、パートナーと話し合う時間が取れず協力体制がうまくいかないと「どうして自分ばかり結婚のために頑張っているんだろう」「結婚したいと思っているのは自分だけなのかな?」という不公平感や孤独感につながります。
心身が疲弊し余裕がないときは、感情のコントロールが難しくなるもの。
いつもなら乗り越えられるはずの小さなすれ違いがマリッジブルーを引き起こし、ひいては婚約破棄を検討するまでになってしまうこともあるのです。
マリッジブルーには、気分の落ち込みから身体的な不調までさまざまな症状があります。
これらは、人生の大きな転換期において脳や体が変化に適応しようとする反応のあらわれ。
以下に挙げるマリッジブルー特有の症状が当てはまるかどうか、あなたの心身の状態と見比べながら客観的にチェックしてみましょう。
もっとも多く現れる症状が、気分の落ち込みです。
幸せな気持ちの一方で、「本当にこのまま結婚していいのか?」と考え込む時間が増えてしまうのがマリッジブルーの特徴。
結婚後の生活や将来への漠然とした不安が募って、憂うつな気分が続いたり、訳もなく涙が止まらなくなったりすることがあります。
マリッジブルーのときは、普段なら気にならないパートナーの言動にイライラしやすくなることがあります。
過剰に攻撃的になったり、八つ当たりをしてしまったりすることはありませんか?
結婚準備では結婚式のこと、新しい暮らしのこと、あらゆる手続きなど、決めなければならないことやこなすべきタスクが多く、心の余裕を奪います。
すると、もっとも身近な存在であるパートナーへ不満が向きやすくなってしまうのです。
結婚に伴うめまぐるしい変化やタスクの連続によって蓄積されたストレスは、消化器系に直結することも。
食事が喉を通らなくなるほどの食欲不振に悩まされる方もいれば、反対に不安やイラつきを紛らわせるかのように暴飲暴食を繰り返し、食べすぎてしまう方もいます。
入籍や結婚式前といえば幸せの絶頂ともいえる時期ですが、夜になると結婚後の将来について考えすぎてしまう人も多いものです。
ひどくなると未来への不安で目が冴えて朝方まで寝つけなくなってしまったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりと、じゅうぶんな睡眠がとれなくなってしまうことも。
なかなか眠れず、心身が休まらない日が続いていると感じたら、マリッジブルーのサインかもしれません。
マリッジブルーでは、憂うつ、不安、イライラといった精神的な症状だけではなく、身体に不調があらわれる場合もあります。
たとえば、身体のだるさや長引く微熱、頭痛、吐き気、腹痛、さらには蕁麻疹などの肌トラブルまで、症状はさまざまです。
症状がひどいときは結婚準備よりも体調の回復を優先し、パートナーにもサポートを求めてください。
よくあるマリッジブルーの症状に、あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
「病気ではないから」「これはただのマリッジブルー」と軽視せず、心に負荷がかかっている事実を認めて自分をいたわることも、マリッジブルー解消への第一歩となります。
マリッジブルーが起きる原因や、結婚をやめたら発生するかもしれない責任のことを考えると、自分の不安な感情やパートナーとあらためて向き合って、もう一度考え直してみようと思った方もいるかもしれませんね。
ここでは、そんな方に向けて、マリッジブルーの対策と解消のヒントをお伝えします。
マリッジブルーへの最大の処方箋は、パートナーとの対話です。
結婚準備期間の忙しさと疲れ、将来への不安、そこから生じるパートナーへの不満やイライラ。
これらをひとりで抱え込むと、どんどんネガティブな気持ちが大きくなっていくものです。
「いまの生活が変わるのが怖い」「結婚式の準備の負担が大きくてしんどい」など、あなたの思いを具体的に言語化して伝えてみてください。
ここでパートナーがあなたの言葉を受け止めてしっかり話を聞いてくれるか、解決のために協力してくれるか、お互いの気持ちを正直に伝え合えるかどうかは、今後の結婚生活が円滑にいくかどうかを見極める指針にもなります。
あなたのマリッジブルー要因の多くを占めているのが結婚準備による忙しさなら、一度スケジュールを見直して調整するのも大切です。
たとえば、結婚式の準備に追われて疲弊しているなら、できることはパートナーと手分けをする、プランナーに相談して式の日程を延期する、準備の負担を減らせるプランに変更するなど、できる範囲で無理のないスケジュールに調整をしてみましょう。
すこし余裕が持てるだけでも心が軽くなったというケースは少なくありません。
完璧を求めすぎず、無理のない範囲で結婚準備を進めてみてください。
悩みすぎて煮詰まったときは、第三者の視点を入れることで解決の糸口が見えてくることもあります。
とくに、すでに結婚を経験している友人や親に話を聞いてもらうと「自分もそうだったよ」「私のときは◯◯すると楽になったよ」といった共感やアドバイスを得られるかもしれません。
実際、筆者はマリッジブルー真っ只中だったころ、婚約前からパートナーのことをよく相談していた既婚の友人に不安な思いを聞いてもらうことで気持ちを整理していました。
ぜひ試してみてくださいね。
あえて結婚のことやその後の将来について考えない日をつくるのも大事です。
その日はパートナーと会わず、結婚準備にも手をつけなくてOK。
趣味に没頭したり、ひとりでのんびりしたり、友だちと出かけたり。
自由に過ごしてリフレッシュを図りましょう。
適度な運動やゆっくり入浴するのもおすすめです。
心身がリラックスすると自律神経も整い、心理的な回復にも効果的ですよ。
「不安とイライラが収まらない」「もう婚約破棄したくなってきた」……そんなマリッジブルーに感情が支配されてしまったときは、初心に立ち返ることも必要です。
はじめて会ったときの印象やこれまでの思い出、プロポーズ時の喜び、これからふたりでどんな結婚生活を送りたいのかなど、本来持っていたはずのポジティブな気持ちを呼び起こして、パートナーへの愛情を再確認しましょう。
気持ちが不安定なときこそ「なぜこの人と結婚しようと思ったのか」という原点に、ぜひ立ち返ってみてください。
最終的には、結婚すべきか、婚約破棄すべきか、どちらを選ぶのがあなたにとって幸せなのかを冷静に考える時間も必要になります。
「世間体が悪いから」「準備が進んでいるから」といったうわべの理由ではなく、「5年後、10年後の自分が笑顔で過ごせているのはどちらか?」という視点で自分に問いかけてみてください。
結婚という大事な選択を曖昧に決めないことが、マリッジブルー解消への近道となります。
基本的にマリッジブルーは一時的なものですが、一方で単なるマリッジブルーだからと違和感を軽視せず婚約破棄するのが懸命なパターンも存在します。
真剣に婚約破棄を考えはじめている方向けに、のちに「婚約破棄してよかった」と思えるケースを紹介します。
パートナーとどれだけ話し合っても、将来のビジョンや根本的な価値観が噛み合わない場合は、マリッジブルーと関係なく、今後ともに家庭を運営していくのは難しいかもしれません。
たとえば、浪費癖や極端な制限など著しい金銭感覚の違い、子どもの有無や教育方針、キャリア形成に対する合意が得られない、家事分担に対する協力姿勢が皆無など。
生活の根幹に関わる不一致を抱えたまま結婚すると、日常生活がストレスの連続となり、ゆくゆくは破綻してしまうリスクが高くなります。
あなたがマリッジブルーで苦しんでいるときに、パートナーがどのような態度をとるかは重要なチェックポイントです。
「それってわがままじゃない?」「考えすぎだよ」「面倒だなあ」などと突き放したり、あなたの苦しみにまったく関心を示さなかったりするパートナーには注意すべきといえます。
結婚生活では、病気、育児、介護など、夫婦一緒に乗り越えなければならない壁がいくつも現れるものです。
その最初の壁が、プレ結婚期間のマリッジブルーといっても過言ではありません。
あなたが助けを必要としている局面で寄り添ってくれないパートナーとの結婚生活では、孤独感を感じやすくなるでしょう。
結婚はお互いの家族・親族も関わってくる人生の大きな転機です。
かといって、パートナーの親がふたりの決定に過度に口を出すのは、健全な結婚のかたちとはいえません。
とくに、親が介入してきた際にパートナーが毅然とした態度をとらず親の言いなりになるような場合は要注意。
顔合わせ、結納、式の段取りなど、結婚の準備段階で親の干渉が強く、パートナーもそれを受け入れているようなら、結婚後はさらに深刻化する傾向があります。
これはゆくゆく義実家トラブルのもとにもなりかねません。
あなたの心や将来の暮らしを守るためにも、この場合は結婚をやめたほうが結果オーライかも。
記事をとおしてみてきたように、マリッジブルーとは多くのカップルが婚約期間中に経験するものです。
大切なのは、あなたの心のSOSを無視せず、自分とパートナーとじっくり向き合い対策を講じること。
もちろん、たくさん考えた結果として結婚に進む方もいれば、婚約破棄を決める方もいるでしょう。
もしも心機一転して新しいパートナーを探すなら、ツヴァイのような結婚相談所でお相手探しをするのもおすすめ。
カウンセラーのサポートのもと、互いの詳細なプロフィールや価値観、バックグラウンドをよく知ったうえで結婚に向けて一緒に歩んでいけるので、マリッジブルーの原因となる不満やすれ違いを極力減らせるでしょう。
どのような選択をするにせよ、マリッジブルーの葛藤を乗り越えた先には、あなたにとってより納得感のある幸せな人生が待っているはず。
まずは焦らず、心身をいたわりながら、どうするのがあなたにとって最大の幸せなのかを見極めてみてください。
ZWEI編集部
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