
「条件は良いはずなのに、どうしてもピンとこない」
「お見合いを繰り返すうちに、もはや自分が誰を好きなのかすらわからなくなってきた」
婚活を真剣に頑張っている人ほど、こんな風に深く迷って立ち止まることがあるのではないでしょうか?
婚活疲れや婚活迷子から抜け出せない原因は、自分軸を見失っているからかもしれません。
親の期待や世間の正解といった他人軸で相手を選ぶと、自分の本音が後回しになります。
この記事では、ツヴァイ編集部Sが、幸せな結婚に欠かせない自分軸の意味や、他人軸で生きるデメリット、今日からできる自分軸の育て方について解説します。
あなたが今どちらの傾向にあるかが客観的にわかる、診断チェックもご用意しました。
まずは自分の現在地を知り、記事のアドバイスをもとに、あなたの自分軸を見つけましょう。
そもそも「自分軸」とはどのような状態を指すのでしょうか?
ここでは、言葉の正しい意味や概念を整理します。
自分軸とは、自分自身の価値観や本音、快・不快の感情を最優先の基準にして、物事を決断する生き方のこと。
「私はこうしたい」「私はこれを心地良いと感じる」という自分の内なる声にしっかりと耳を傾け、人生のハンドルを自分で握っている状態を指します。
自分軸が確立している人は自己肯定感が安定しており、他人の言動に過剰に振り回されないといわれています。
恋愛や婚活における「自分軸」とは、年齢や年収、学歴、職業など、世間一般の正解とされる条件ではなく、
・一緒にいて自然体でいられるか
・自分がどんな結婚生活を送りたいか
という、自分の基準でパートナーを選ぶこと。
自分軸のある人は、自分の取扱説明書をよく理解しているので、価値観がブレることなく相手と向き合えます。
自分軸の対義語が「他人軸」です。
他人軸とは、自分の意思よりも、親の期待や世間体、友人の評価などを優先して決断する状態のこと。
自分軸と他人軸には、判断基準や行動の結果に違いがあります。
以下の表で比較してみましょう。
|
比較項目 |
自分軸 |
他人軸 |
|---|---|---|
|
判断の基準 |
「自分が」どうしたいか |
「他人が」どう思うか |
|
優先する |
・自分の心地良さ |
・親の期待 |
|
婚活での |
・価値観の合う人 |
・スペックが高い人 |
|
結果への |
自分で決めたことだからと、 |
他人のせいにして、 |
|
人間関係の |
適切な距離感を保てるため、 |
常に相手の顔色をうかがうため、 |
他人軸で生きるのは、決してあなたが不真面目だからではありません。
・波風を立てたくない
・親を喜ばせたい
・失敗したくない
といった、優しい気遣いや防衛本能が過剰に働いた結果です。
ですが、結婚という何十年も続く生活において、他人の期待に応え続けるのは現実的に不可能です。
だからこそ、自分の人生の幸福感や納得感を高めるために、自分軸が求められます。
「自分軸で生きたいけれど、ただの自己中心的なわがままな人になって嫌われたくない」と不安に感じる人も多いでしょう。
ですが、自分軸とわがままはまったくの別物です。
<わがまま(自己中心的)>
自分の思い通りにするために、他人の都合や感情を無視し、相手をコントロールしようとする状態。
「私の言うことを聞いてくれないなら付き合わない」と自分の意見を押し付けるのは、単なるわがままです。
<自分軸>
自分の本音や価値観を大切にすると同時に、相手にも相手の自分軸(価値観)があるということを尊重できる状態。
自他の境界線がはっきりしているため「私はこう思うけれど、あなたはどう?」とフラットな対話ができます。
婚活において自分軸を持つことは、相手に自分の理想を押し付けることではありません。
「私はこういう人間で、こういう生活を心地良いと感じます」と素直に開示し、お互いの価値観をすり合わせるための土台を作ることです。
万が一意見が合わなかったとしても、相手を否定するのではなく、価値観の違いを受け入れて、お互いのために潔く別の道を歩む決断ができる。
それが、本当の意味で自分軸を持っている人の姿です。
自分軸を持っている人とは、心地良いこと・不快なことなど、自分の取扱説明書をよく理解し、他者との間に適切な距離感を保てる精神的に自立した人です。
では、婚活や恋愛において、自分軸を持っている人にはどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、5つの特徴を詳しく解説します。
自分軸を持っている人は、世間一般の正解や常識よりも、自分がどう感じるかを最優先の判断基準にします。
自己理解が深い人は、何が自分を満たし、何が自分をすり減らすのかという感情の動きを、正確に把握しているのです。
婚活や恋愛では「親が安心するから」「年収が500万円以上あるから」といった、第三者から見た条件に振り回されることがありません。
もちろん最低限の希望は持ちつつも、最終的には
・一緒にいて自然体でいられるか
・金銭感覚や休日の過ごし方に違和感がないか
といった、自分自身のリアルな心地良さを基準に相手を選びます。
だからこそ、条件は良いのに好きになれないという婚活迷子に陥りにくいのです。
自分軸が確立している人は、人からどう見られるかよりも、自分がどうありたいかを重視します。
自分の価値を自分で決めるため、他人の評価や世間の声によって、自己肯定感が上下しません。
SNSの普及で、他人の幸せと自分の現状をつい比較して疲弊する人もいるでしょう。
ですが、自分軸を持つ人は比較の罠に陥りません。
婚活や恋愛では、親戚からの「まだ結婚しないの?」というプレッシャーや、SNSで友人の華やかな結婚報告を見ても「人は人、自分は自分」と割り切って考えられます。
過度な焦りや劣等感を抱くことなく、自分のペースを守って冷静にパートナー探しを進められるのが特徴です。
自分の時間や感情、エネルギーの維持は、他者を大切にすることと同じくらい重要です。
自分軸を持っている人は、断る重要性を理解しているため、自分の限界を超えた要求や価値観に合わないことには、しっかりと「NO」を言えます。
相手を攻撃するのではなく、お互いのために誠実に断る技術を持っています。
婚活や恋愛においては、気が乗らないお誘いや、どうしても価値観が合わないと感じた相手に対して、無理をして関係を長引かせません。
相手を不必要に傷つけないよう配慮しつつも、きっぱりとお断りの意思を伝えられます。
良い人を演じて我慢し、後からどっと疲弊することがないため、婚活疲れを起こしにくい傾向にあります。
他人の自分軸を尊重できるかは、わがままと自分軸の決定的な違いでもあります。
自分軸を持っている人は、自分と他人は違う人間であり、それぞれ異なる価値観があるという境界線がはっきりと引けています。
そのため、自分の意見を相手に押し付けたり、相手を自分の思い通りにコントロールしようとしたりしません。
お見合いや交際中に意見が食い違った際「普通はこうするべき」と相手を非難するのではなく、「私はこう思うけれど、あなたはどう考えている?」とフラットに対話できます。
結婚において不可欠な歩み寄りや、建設的な意見のすり合わせができるため、長く安定した関係を築きやすいといえます。
自分軸を持つ人は、出来事の原因を環境や他人のせいにせず、自分の内側に求めます。
自分で決めたことだからこそ、失敗したとしても「今回はご縁がなかっただけ。自分の糧にしよう」と前向きに捉え、自己責任として引き受ける覚悟があります。
婚活や恋愛で交際を迷った際、「親が反対したからやめる」「カウンセラーが勧めたから付き合う」と、決定権を他人に丸投げしません。
自分で情報を整理し、自分で決断します。
もし相手とうまくいかなかった時でも、「あの人の言う通りにしたのに」と人のせいにして恨み言を言うことがなく、次のステップへとスピーディーに進めるのです。
自分が今、自分軸で生きているのか、他人軸に傾いているのかを把握することは、自己理解を深めるための重要な一歩です。
長年、世間体や周囲の期待に応えようと頑張ってきた人ほど、他人軸が癖になり、自分自身の状態に気づきにくい傾向があります。
ここでは、婚活で多くの人がつまずきやすいポイントや、日常生活での思考の癖を元にした診断リストをご用意しました。
以下の10項目のうち、直感で「はい」と感じるものがいくつあるか、数えながら読み進めてみてください。
【ライフスタイル・人間関係編】
□休日の予定がぽっかり空いた時「自分が何をしたいか」がパッと思い浮かばない
□友人や同僚と意見が食い違った時「自分が我慢すれば丸く収まる」と飲み込んでしまう
□買い物をする時、自分が好きかどうかよりも「周りから浮かないか」「流行っているか」を重視する
□転職など、人生の大きな決断で迷った時、最終的な判断を誰かに委ねたくなる
□SNSで友人の幸せそうな投稿を見ると、焦りや落ち込みを強く感じる
【恋愛・婚活編】
□交際相手や結婚相手を選ぶ時、無意識に「親が賛成・安心するか」を基準にしている
□「〇歳までに結婚すべき」という世間一般のタイムリミットに縛られている
□年収や学歴、職業など、相手の条件が良くないと、会う前から「なし」と決めつけてしまう
□デート中、相手に嫌われたくないあまり、本当は食べたくないものや行きたくない場所を言い出せない
□交際でお断りされると、自分は価値がない人間だと全否定された気持ちになる
「はい」の数はいくつでしたか?
【「はい」が0〜2個:自分軸しっかりタイプ】
あなたは自分の「快・不快」の基準をしっかりと持っており、自分軸で生きられている状態です。
世間の声や条件に過度に振り回されず、自分にとっての幸せが何かを理解しています。
婚活においても、現在の直感や自分の価値観を信じてパートナー選びを進めると、自然体でいられる相手と巡り会える可能性が高いでしょう。
【「はい」が3〜6個:他人軸の入り口タイプ(少しお疲れ気味)】
基本的には自分の意思を持っていますが、時と場合によって他人の目を気にしすぎてしまう傾向があります。
「周りにどう見られるか」「親をガッカリさせないか」という思考が時折顔を出し、恋愛や婚活で少し無理をして疲れているかもしれません。
まずは日常の小さな選択から、自分がどうしたいかを優先する練習を取り入れてみるのがおすすめです。
【「はい」が7〜10個:他人軸が強いタイプ(婚活迷子に要注意!)】
あなたは、他人軸が強い状態です。
ですが「はい」が多い自分を責める必要はありません。
「はい」の数は、あなたがこれまで周囲の期待に応えようと気遣い、優しさを発揮してきた証拠でもあるからです。
とはいえ、優しさが裏目に出て、自分の本音がわからなくなっています。
このまま世間体や条件だけで婚活を続けると、心身ともに疲弊する婚活疲れに陥るかもしれません。
これからは少しずつ、外側に向いている意識を自分の内側へ向ける時間を増やしましょう。
自分軸の育て方をすぐに知りたい人は「今日からできる!自分軸を見つけて育てる5つの方法」をご確認ください。
現状に気づけた今この瞬間から、意識は変えられます。
自分軸を育てて、自分の本音を基準に判断できるようになると、生きやすくなるだけでなく、悩ましかった恋愛や婚活においてもポジティブな変化が訪れます。
ここでは、自分軸を持つと得られる3つのメリットを解説します。
自分軸で生きられるようになると、日々の人間関係におけるストレスが軽減されます。
他人軸で相手の顔色ばかりをうかがう状態は、他人がどう感じるかまでを自分が背負い込んでいる状態です。
結果的に「嫌われたくない」「良い人だと思われたい」という思いから、自己犠牲につながりかねません。
しかし、自分軸が確立されると「自分は自分、他人は他人」という境界線が引けるようになります。
婚活でも、お見合いやデートのたびに、相手に好かれるための自分を無理に演じることがなくなるため、人と会うことへの疲労感が減ります。
お断りされたとしても「ご縁がなかっただけで、私の人間性を否定されたわけではない」と割り切れるようになり、感情の波に振り回されにくくなるでしょう。
「年収は高いほうがいい」「親が安心する職業がいい」といった、世間一般の条件でパートナーを探すと「もっと良い条件の人がいるかもしれない」と目移りして、いつまでも決断を下せません。
自分軸を持つということは、
・自分がどんな生活に幸せを感じるか
・どんなパートナーとなら心地良く過ごせるか
という、自分だけの明確なゴールを設定することです。
ゴールが明確になれば、世間的には普通でも、私にとっては最高の相手だと迷いなく決断できるようになります。
物事を自分で決定したという自己決定感は、人生の幸福度や自信に直結するといわれています。
誰かに言われたからではなく、私が選んだという揺るぎない自信は、結婚という人生の大きな決断を後押ししてくれるでしょう。
「素の自分を出したら、わがままだと思われて嫌われるのではないか?」と不安に感じる人もいるでしょう。
たしかに、本音を見せると離れる人もいるかもしれません。
ですが、自分の価値観を最初から素直に開示できる人のほうが、結果的に自分にぴったり合う相手と早く巡り会える傾向にあります。
なぜなら、自分を偽らないことで、はじめから素のあなたに共感し、受け入れてくれる人だけが残るからです。
逆に、相手の理想に合わせて自分を押し殺したまま結婚すると、何十年も続く結婚生活で、いずれ息苦しさを感じるようになります。
自分軸を明確にし、お互いの価値観をフラットにすり合わせることは、無駄なミスマッチを防ぐということ。
結婚後も対等で安らげる、本当に相性の良いパートナーを引き寄せるための近道です。
他人の顔色や世間の正解を優先する他人軸のままでいると、日常生活や婚活でどのような弊害が生じるのでしょうか?
ここでは、他人軸のまま生きることの6つのデメリットを解説します。
他人軸が強いと、物事の価値を自分がどう感じるかではなく、世間から見てどう映るかで判断します。
たとえば仕事を選ぶ際にも、本当にやりたい仕事よりも「親が安心する大手企業か」「友人に誇れる肩書きか」を優先しがちです。
婚活でも同じで、相手の人間性よりも、年収や職業といったスペックを絶対的な判断基準にします。
条件を重視すること自体が悪いわけではありません。
しかし、世間体という他人軸を基準にする限り「もっと良い条件の会社があるかも」「もっと良い条件の人がいるかも」という比較のループから抜け出せなくなります。
結果的に、目の前の仕事や人と真剣に向き合えず、常に不満を抱えやすくなるのです。
筆者の周りにも、親の期待に応えるために、誰もが知る超一流企業に勤める、高年収の男性と結婚した友人がいます。
周囲からは羨ましがられていましたが、いざ生活がはじまると金銭感覚や休日の過ごし方が合わず、常に相手の顔色をうかがう生活に疲れ果てていました。
友人の姿を見て、どれほど条件が完璧でも、自分がどう感じるかが欠け落ちた結婚は、決して幸せな結果を生まないのだと痛感しています。
他人軸の人は「波風を立てたくない」「相手に嫌われたくない」という思いが強いため、無意識のうちに自己犠牲を選びます。
職場で本当はキャパオーバーなのに仕事を断れなかったり、行きたくない友人との飲み会に愛想笑いで付き合ったりした経験はないでしょうか?
婚活のデートでは、相手の行きたい場所にばかり合わせる人もいるかもしれません。
ですが、常に相手に合わせるコミュニケーションは、一時的な摩擦を回避できても、長期的には深いストレスを生み出します。
本当の自分を出せない息苦しさが限界に達し、仕事に行きたくなくなったり、交際相手との関係を続けるのがつらくなったりする原因にもなります。
自分のなかに「これが私の幸せの形」という確固たる基準がないため、常に世間一般の平均や周囲の状況と自分を比較します。
とくに現代は、SNSを開けば、他人の昇進や海外旅行、マイホーム購入、結婚や出産など、華やかなライフイベントが簡単に目に入る時代です。
「〇歳までに結婚しなければ」「同年代はもっと稼いでいるのに」といった世間のタイムリミットや他人のハイライトに過剰に反応し、焦りや劣等感を抱きやすくなります。
自分の人生を豊かにするための仕事や結婚が、世間に認めてもらうための義務や、マウントを取られないための防衛にすり替わり、生きづらくなるのです。
自分で決断して失敗し、傷つくことを恐れるあまり、人生の重要な選択を自分以外の誰かに委ねるのも、他人軸の大きなデメリットです。
「親が勧めた大学・会社に入った」「友人が良いと言ったから付き合った」というように、決定権を他人に明け渡していると、うまくいかなかった時に納得できません。
「あの人の言う通りにしたのに」と、会社や相手、環境のせいにします。
他責のままでは失敗から教訓を得られず、深い後悔だけが残ります。
自分で選んだ道という納得感がないため、困難にぶつかった時に乗り越える力や、次のステップへ進む勇気も削がれるのです。
社会に出たり初対面の人と会ったりする場では、誰しも少なからず、自分を良く見せたいと思うもの。
ですが他人軸が強すぎると「優秀な社員」「良い友人」「良い妻(夫)になりそうな人」という仮面を被りすぎてしまい、自分の本来の魅力や人間味が伝わらなくなります。
就職活動や結婚式といったゴールまでは、仮面で乗り切れるかもしれません。
ですが、そこから先は何十年も飾らない日常が続きます。
職場でも家庭でも、常に他人の目を気にして気を張っている状態では、心から安らげる居場所を作ることは難しいでしょう。
長年にわたり「〜すべき」「親や上司はどう思うか」という他人軸を優先し続けると、自分の心に蓋をするのが癖になります。
やがて自分の「快・不快」を感じるセンサーが麻痺するのが深刻なデメリットです。
いざ「休みの日は何をしたい?」「どんな人生を歩みたい?」と聞かれても、自分の本音がどこにあるのか、自分でもわからなくなります。
「自分が誰を好きかわからない」「どんな仕事をしたいのか思い描けない」という悩みの根底には、自分の快・不快がわからない状態が潜んでいるのです。
まずは現状に気づき、少しずつ自分の感覚を取り戻すことが、生きづらさや婚活疲れを抜け出す第一歩です。
なぜ多くの人がパートナー選びで行き詰まり、自分が誰を好きなのかわからなくなるのでしょうか?
大きな理由は、相手を選ぶ基準が自分軸ではなく、他人軸にあるからです。
なぜ自分軸を明確にすることが恋愛や婚活で重要なのか、3つの視点から解説します。
婚活の場には、たくさんの魅力的な人がいます。
だからこそ、他人軸に従って年収や職業、年齢といった目に見える条件だけで探そうとすると、上には上がいるため、目移りします。
ですが、自分軸がある人は、
・一緒にいてたくさん笑い合える人が良い
・週末はのんびり過ごせる人が良い
といった、自分だけのブレない判断基準を持っています。
そのため、膨大な人数のなかからでも、自分の基準に合う相手を迷わず見つけ出せるのです。
「もっといい人がいるかも」という底なし沼から抜け出し「世間的にはどうあれ、私にとってはベストな人だ」と自信を持って決断できるようになります。
結婚生活は、何十年も続く日常です。
住む場所やお金の使い方、子育ての方針など、時には夫婦で価値観をすり合わせ、問題を解決しなければならない場面が訪れます。
その際、嫌われることを恐れて自分の本音を隠したままでは、建設的な話し合いができません。
自分軸を持っている人は、「私はこう思う」と素直に自分の意見を伝えつつ「あなたはどう思う?」と相手の意見を尊重して引き出せます。
お互いに自己開示をすると、深い信頼関係を築けるといわれています。
どちらか一方が我慢して相手に合わせるのではなく、お互いの違いを認め合い、歩み寄れる対等なパートナーシップを築くことが大切です。
筆者の個人的な意見にはなりますが、結婚生活でもっとも大切なのは、休みの日に、お互いパジャマのままダラダラしていても罪悪感がないことだと思っています。
「休日はお出かけすべき」「いつも綺麗な妻(かっこいい夫)でいるべき」と気を張っていては、いつか限界がくるものです。
「素の自分、ダメな自分を見せても大丈夫だ」と思える安心感こそが、条件には代えられない本当の幸せではないでしょうか。
婚活では、限られた時間とエネルギーをどこに注ぐかの判断が大切です。
自分の譲れない価値観や結婚観を早い段階で相手に伝えることは、わがままだと思われないか不安になるかもしれません。
ですが、自分軸の開示は、自分に合わない人を遠ざけ、ぴったり合う人を引き寄せるためのフィルターです。
素の自分を見せた結果、離れる人がいたとしても、決して失敗ではありません。
むしろ、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するようなミスマッチを未然に防げた成功の証です。
最初から自分軸をオープンにして婚活をすると、気疲れするだけのデートや不毛なやり取りが減ります。
結果的に、あなたの価値観に心から共感してくれる本当に相性の良い人とだけ、深く向き合えるようになるのです。
とはいえ「自分の自分軸が何かわからない」「私の価値観に合う人なんて本当にいるのかな?」と不安に思う人もいるかもしれません。
そんな人は、第三者の客観的な視点を取り入れるのがおすすめです。
結婚相談所ツヴァイでは、マッチング無料体験を実施中です。
マッチング無料体験では、カウンセラーと話しながら、あなたの本当の希望や価値観を整理できます。
さらに、実際にツヴァイで活動している人のなかから、あなたの軸に合う相手の情報を一部見られます。
【マッチング無料体験】結婚直前で破談に…自分の価値観に悩む20代後半女性
自分一人では気づけなかった本当の理想を知り、リアルな情報を確認して、無駄なミスマッチを防いだ婚活をはじめませんか?
長年、他人軸で生きてきた人が、いきなり「今から自分軸で生きる」「自分にぴったりの結婚相手を見つける」と大きな決断をするのは難しい話です。
まずは日常の小さなことから自分軸を意識する必要があります。
ここでは、ブレない自分軸を少しずつ育てるための5つの方法をご紹介します。
他人軸で生きていると、世間的にどうすべきかばかりを頭で考えてしまい、自分が今どう感じているかという心の声が聞こえません。
まずは、鈍ってしまった「快・不快」のセンサーを取り戻すことからはじめましょう。
難しく考える必要はありません。
日常のほんの些細な瞬間に目を向けてみてください。
「お風呂に入ってホッとした」「コーヒーの香りに癒された」といった、心がゆるむ瞬間があなたの「快(幸せ)」です。
逆に「この人とLINEをしているとどっと疲れる」「この話題は胃が重くなる」と感じたら、それは「不快」のサイン。
体の反応は、頭で考える理屈よりも正直に本音を表すといわれています。
誰かと一緒にいると、優しくて気遣いができる人ほど無意識に「相手は何を食べたいかな」「私がこう言ったらどう思うかな」と他人軸のスイッチが入ります。
他人軸から強制的に離れるために、誰の意見も入らない一人の時間(ソロ活)を意図的に作ってみましょう。
博報堂生活総合研究所が2023年に実施した調査「ひとり意識・行動調査 1993年/2023年比較データ集」によると、「一人でいるほうが好き」と答える人が現代では56.3%と過半数に達しています。
1993年は43.5%であったことから、30年間で、一人の時間を好む人が増加していることがわかります。

出典:博報堂生活総合研究所「ひとり意識・行動調査 1993年/2023年比較データ集」
現代において一人の時間を楽しむことは、孤独や寂しいことではなく、自分らしさを保つための前向きな行動として定着しているのです。
一人で映画を観る、気になっているカフェに行くなど、スケジュールから行動まですべてを自分のためだけに決定し、結果を一人で味わいます。
他者の情報を物理的に遮断すると、世間がどうしているかではなく、自分が今どうしたいかという内なる声に集中できる時間が生まれます。
引用元:博報堂生活総合研究所「ひとり意識・行動調査 1993年/2023年比較データ集」
「どんな人と結婚したいか」「どんな生活が理想か」が思い浮かばない時は、過去の経験を振り返る自己分析が有効です。
これまで生きてきたなかで「時間を忘れるほど夢中になったこと」や「心底嫌だったこと、理不尽だと感じたこと」を紙に書き出してみてください。
とくに、他人軸の人は、やりたいことよりも、絶対にやりたくないことを見つけるほうが得意な傾向にあります。
強い怒りや悲しみを感じた出来事の裏には、自分が絶対に守りたい価値観が隠されています。
過去の棚卸しは、未来のパートナーに求める譲れない条件を明確にしてくれるはずです。
他人軸の人は、決断の責任を負うことを恐れ、無意識に「なんでもいいよ」「合わせるよ」という言葉を口癖にしがちです。
これを封印し、日常の小さな選択を自分で決める習慣をつけましょう。
たとえば、毎日のランチ選び。
「一番安い」「早く出てくる」といった条件ではなく、「今の私は、本当にこれを食べたいか?」と自分に問いかけ、純粋な欲求に従って選んでみてください。
たとえ食べたいものが、少しだけ高いメニューだったとしても構いません。
自分が心から望んだものを選べたという小さな成功体験の積み重ねが、結婚という大きな決断を下す際の揺るぎない自信へとつながります。
自分軸を育てるためには、誰かに認めてもらうのではなく、自分で自分を認める習慣をつけることが重要です。
おすすめなのが、夜寝る前に、その日の自分を1つだけ褒めてあげること。
大きな行動である必要はありません。
・今日は人に流されず、まっすぐ家に帰って休む決断ができた
・気が乗らない誘いを上手に断れた
・ランチで、自分が本当に食べたいものを選べた
このように、自分で決めた自分を労ってあげましょう。
他人の承認がなくても、自分で自分を満たせるようになることの積み重ねが、周囲の目に振り回されないブレない自分軸へと育ちます。
自分軸とは、自分自身の心地良さや本音を理解し、他者の価値観も尊重しながら、自分の人生のハンドルを自分で握るという精神的な自立を意味します。
婚活において自分軸がないと、どんな人が良いのかがわからず、婚活疲れを引き起こします。
もし今、あなたが実際に婚活疲れを感じているのなら、出会いの数をこなすのを少しだけお休みして、自分自身の内側に意識を向けてみてください。
まずは「今日のランチに何を食べるか?」といった、日常の小さな選択を自分で決めることからはじめてみましょう。
自分で選ぶ経験を積み重ねると、見失っていた自分の価値観が見えてくるはずです。
結婚はゴールではなく、人生を豊かにするためのスタート地点。
他人の正解ではなく、あなたにとっての正解を見つけて、無理なく自然体で笑い合えるパートナーとの幸せな未来を手に入れてくださいね!
ZWEI編集部
あなたに合った婚活計画を
一緒に立てましょう!
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)