
仕事もプライベートも充実しているのに、なぜわざわざ結婚して生活を変える必要があるのだろう?
そう考えるのは、決してあなたが結婚に向いていないからではありません。
現代において、女性が結婚のメリットを感じにくくなるのは、ライフスタイルの変化を踏まえると極めて自然な心理といえます。
とはいえ、結婚は人生を豊かにする選択肢のひとつ。
「自由がなくなりそう」「良い話を聞かない」というなんとなくの理由だけで、結婚という選択肢を捨てるのは、少しもったいないかもしれません。
この記事では、ツヴァイ編集部Sが、自立した女性が結婚するメリットや相手選びのポイント、結婚にデメリットを感じる理由について解説します。
最後まで読めば「結婚も悪くないかも」と思えるはずです。
かつての結婚は、生きていくためのセーフティーネットとしての役割がありました。
ですが、現代では、結婚は「必須」から「選択」へと性質を変えています。
ここでは、結婚にメリットを感じない理由を3つご紹介します。
多くの理由は、現在のあなたの生活が「一人で完結できるほど満たされている」という事実にあります。
ひと昔前までは、社会的な信用や経済的な安定を得るために「結婚(=夫の経済力)」が必要不可欠なケースが多くありました。
しかし、女性の社会進出が進んだ現代では、自身のキャリアで資産を築き、老後の資金計画を立てることも十分に可能です。
「現状維持バイアス」という言葉をご存じでしょうか?
現状維持バイアスとは、未知の変化によって何かを得る可能性よりも、現在の安定した状態を失うリスクを大きく見積もってしまう心理的な作用のこと。
転職をためらったり、サブスクリプションをやめられなかったりすることが、わかりやすい例です。
自立した女性の場合、
・自分で稼いだお金を自分のために使える経済的自立
・パートナーがいなくても孤独を感じない精神的自立
が揃っている状態なので、すでに「十分幸せ」と感じる人も多いのです。
リスクを負って今の幸せを手放してまで、結婚という新しいライフスタイルを取り入れたいと思わないのは、あなたが今の人生を充実させている何よりの証拠です。
結婚にメリットを感じられないのは、周囲からの情報が原因の可能性があります。
職場の先輩や友人、SNSから入ってくる結婚に関する話題は、ポジティブなものよりもネガティブなものが多くなりがちではありませんか?
・夫が家事をまったく手伝わない
・義実家との付き合いが精神的に負担
・パートナーの浮気や不倫のトラブル
これには、「ネガティビティ・バイアス」という心理が関係しています。
人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に対して強く反応し、記憶に留めやすい生き物。
既婚者は、ストレス発散のひとつとして愚痴を言っているのかもしれません。
しかし、聞いている未婚の立場からすれば「結婚=我慢の連続」「結婚=人生の墓場」という警告として受け取れるでしょう。
結果として「結婚しても苦労するだけで、損をする」というイメージが強くなり、結婚のメリットが見えなくなるのです。
実際に筆者の未婚の友人は「最近結婚した友達がみんな旦那さんの悪口を言っていて、結婚のメリットが本当にわからない」と言っていました。
もともと結婚願望があまりない友人でしたが、ますます結婚したい気持ちが遠のいたようです。
結婚願望がない人のなかには、「時間」と「自由」を失う怖さがある人も多いのではないでしょうか?
独身生活のメリットともいえるのが、時間・お金・労力といった自分のリソースを、100%自分の意思でコントロールできる点にあります。
・休日は昼まで寝ていても誰にも文句を言われない
・急な旅行や飲み会の予定も自分の判断だけで決められる
これらは、日々のストレスを解消し、自分らしく生きるために重要な要素。
結婚してパートナーと共同生活を送るとなると、時には自分が折れたり予定を調整したりする必要があり、「絶対的な自由」は少なからず制限されます。
論理的に考えれば考えるほど「今の快適な生活」を手放してまで、「不確実な未来」に投資する合理的な理由がないと感じるのは当然です。
この感覚は、あなたが自分の人生を大切にしているからこそ生まれる、健全な考え方といえるでしょう。
養ってもらう必要はないし、一人の時間は何より大切。
そう考える自立した女性にとって、従来の永久就職的な結婚のメリットは、意味をなさないでしょう。
ですが、現代における結婚の形は大きく変化しています。
ここでは、精神的・経済的に自立しているからこそ享受できる、大人の女性にとっての結婚のメリットを5つ解説します。
社会で責任ある立場になればなるほど、プレッシャーや孤独感は増すものですよね。
職場では常に気を張り、弱音を吐けない場面も多いのではないでしょうか?
そんな時、家庭に「無条件で自分の味方でいてくれる存在」がいることは、計り知れないメリット。
「何があっても帰る場所がある」「この人は自分の味方でいてくれる」という安心感は、ストレスを軽減します。
結果として、仕事でリスクを取ってでも挑戦しやすくなったり、パフォーマンスが向上したりと、キャリア面でもプラスの影響を及ぼすケースは少なくありません。
結婚は、社会で戦うために欠かせない「安全地帯を持つこと」と言い換えられるでしょう。
経済的に自立している女性にとって、結婚は「家計の自由度が下がる」と思われがち。
ですが、パートナー選びさえ間違えなければ、むしろ資産形成を加速させる最強の手段です。
共働きには、以下のようなメリットがあります。
・家賃や光熱費などの固定費を二人でシェアし、一人当たりの負担額を減らせる
・万が一、片方の収入が途絶えても、もう一方の収入があるため生活が破綻しない
・生活費の余剰分を二人分合わせることで、投資に回せる資金が増える
現代の結婚は、お互いの資産を目減りさせるものではありません。
二人の収入を合わせることで「一人では到達できない経済的な豊かさ」を目指すプロジェクトともいえるでしょう。
独身時代は、仕事に熱中するあまり食事を抜いたり、休日は昼夜逆転したりと、生活リズムが不規則になりがちではないでしょうか?
結婚してパートナーと暮らすことは、良い意味でお互いを監視する意識が働きます。
「パートナーがいるから食事を作ろう」「パートナーが寝るから自分も寝よう」という意識が自然と働き、生活リズムが整いやすくなります。
筆者はめんどくさがり屋なので、仕事に熱中すると食事が手間に感じられて「今日は食べなくてもいいや」「とりあえず納豆とご飯で済ませよう」と考えるタイプです。
ですが、パートナーがいれば「二人分なら作ってもいいか」「ちょっと足りないから、もう一品作ろう」というモチベーションが生まれます。
「食べてくれる人がいるなら作る」ということは母も言っており、同じように考える人は多いと思います。
体調の変化にパートナーが先に気づいてくれることもありますよね。
既婚者のほうが独身者よりも平均寿命が長いといわれることもありますが、精神的な安定に加え、生活習慣の改善が関係していると考えられます。
大人になると、付き合う友人も職場の人間関係も固定化され、どうしても自分の価値観の範囲内で物事を考えてしまいます。
ですが、結婚は、自分とは異なるバックグラウンドを持つ人と深く関わること。
パートナーの家族や友人関係、仕事を通じて、自分一人では決して出会えなかった、新しい知識や価値観に触れる機会が増えます。
世間一般では「義実家との付き合いが面倒」というネガティブな側面ばかりが強調されがち。
しかし、知的好奇心の旺盛な女性にとっては、「異文化交流」が仕事のアイデアにつながったり、人生の幅を広げたりする刺激的な体験となるのです。
今は仕事も趣味も充実しており、「一人が気楽」だと感じていても、人生の後半戦でもその感覚が続くとは限りません。
親を見送り、友人がそれぞれの家庭で忙しくなる40代、50代以降。
ふとした瞬間に訪れる静寂や寂しさを共有できる相手がいるかどうかは、幸福度に大きな影響を与えるでしょう。
高齢単身者の社会的孤立は、国の課題としても挙げられていますよね。
美味しいものを食べた時に「美味しいね」と言い合える相手が隣にいる日常は、若い頃には想像しにくいかもしれません。
しかし、年を重ねれば、何物にも代えがたい安心感につながるはずです。
「結婚すると自由がなくなる」「他人と暮らすのはストレスが溜まるだけ」そんな声を聞いたり、実際にそう感じたりするのは、決してあなたの思い込みではありません。
結婚にメリットがある一方で、結婚生活に息苦しさを感じ、離婚を選択するカップルがいるのも事実です。
ここからは、自立した大人の女性にとって、結婚が足かせになってしまう原因を見ていきましょう。
結婚生活におけるストレスの要因は、日々の些細な「価値観のズレ」です。
「性格の不一致」と聞くと曖昧ですが、実際の生活では、以下のような不快感として現れます。
・金銭感覚のズレで、お金の使い方が理解できない
・衛生観念のズレで、部屋の散らかり具合や水回りの使い方が気になる
・時間感覚のズレで、パートナーのマイペースさが許せない
自立して、自分のライフスタイルが確立されている女性ほど、自分のルールを乱されることに強いストレスを感じます。
恋愛感情が盛り上がっている時期は、こうしたズレも好意的に解釈されがち。
しかし、生活は何十年も続く日常です。
生活の相性よりもときめきを優先してパートナーを選ぶと、熱が冷めた後に残るのは、デメリットだけになってしまうのです。
より深刻な原因は、「問題が起きた時に、建設的な話し合いができない相手」を選んでしまうこと。
他人同士が暮らす以上、価値観の違いや意見の対立は必ず起こります。
問題なのは、歩み寄ろうとした時に、以下のような反応をするパートナーである場合です。
・「仕事が忙しい」と言って話し合いから逃げる
・自分の正当性ばかりを主張し、論破しようとする
・その場では「わかった」と言うが、行動が伴わない
とくに「自由を失いたくない」と考える女性にとって、自分の要望を論理的に伝え、お互いが納得できるよう話し合える能力が、パートナーにあるかどうかは死活問題。
既婚者の愚痴でよく聞く「夫が家事をしない」という不満も、突き詰めれば「家事分担について対等に話し合い、合意形成ができていない」というコミュニケーションの問題です。
結婚がデメリットになるか、メリットになるかの分かれ道は、トラブルが起きた時に「敵対するのではなく、一緒に課題を解決できる相手かどうか」にかかっています。
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結婚のメリットとデメリットを徹底解説!後悔しないために意識すべきことは?
結婚がデメリットになってしまう原因は、ミスマッチにあることを解説してきました。
逆にいえば、あなたのライフスタイルや価値観を尊重してくれる相手を選びさえすれば、結婚は、人生の可能性を広げる選択肢。
自立した大人の女性が、結婚で後悔しないための相手選びの基準をご紹介します。
キャリアを大切にしたい女性にとって、パートナーが家事・育児を「自分事」として捉えているかどうかは、結婚生活の幸福度を決定づける最重要項目です。
ここで注意すべきは、「家事を手伝うよ」という言葉に惑わされないこと。
「手伝う」という言葉には、「家事は女性の仕事」という意識が隠れている可能性があります。
賢い相手選びにおいて確認すべきは、以下のポイントです。
・家事や育児は「二人で分担して協力するもの」という認識を持っているか
・一人暮らしの経験があるなど、基本的な家事スキルがあるか
・あなたの仕事の状況を理解し、柔軟な対応ができるか
最初から「共働き・家事完全分担」を前提としている男性を選ぶことで、結婚してもあなたはキャリアを諦める必要がありません。
むしろ家庭という「安全地帯」ができることで、さらに飛躍するでしょう。
「一人が一番気楽」と感じているあなたが選ぶべきは、精神的に自立しており、依存心の低いパートナー。
常に「一緒にいたい」「何をしているか把握したい」と求めてくる相手では、あなたの自由は奪われます。
逆に、自分の趣味や世界を持ち、一人の時間を楽しめるパートナーであれば、あなたの一人の時間も尊重してくれます。
たとえば、
・それぞれの趣味に没頭する日があっても良いと思えるか
・各々の部屋があることに対して、「冷たい」ではなく「合理的」と考えられるか
などが判断基準になるでしょう。
現代では、「別居婚」や「週末婚」のように、籍は入れつつも、お互いの生活拠点を維持するスタイルを選択するカップルもいます。
「結婚=常に一緒」という固定観念にとらわれず、心地よい距離感が一致する相手を探しましょう。
好きになった人が、条件に合わなかったらどうしよう?
そう悩む女性は多いですが、結婚を「長期的なプロジェクト」として捉えるなら、順序を逆転させる発想をしてみてはどうでしょうか?
つまり「まず生活の条件を満たす人のなかから、気になる相手を探す」というアプローチ。
恋愛初期の燃えるような感情は、3年程度で落ち着くといわれています。
一方で、結婚生活は3年後も、30年後も続きます。
だからこそ、
・二人で希望する生活水準を維持できる経済力
・子どもを望むか、親との同居はどうするかなどの家族観
・一緒にいて自然体でいられる心地よさ
など、生活の条件を意識することが大切です。
「条件で相手を選ぶなんて冷たいのでは?」と躊躇する必要はありません。
条件を無視して結婚した結果、「お互いが幸せになれなかった」という結果のほうが、避けたいのではないでしょうか?
譲れない条件を最初に明確にして、クリアした相手と向き合うことこそ、最も合理的な選択なのです。
とはいえ「自分の希望する条件に該当する人はどのくらいいるのだろうか?」という疑問がある人もいますよね。
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結婚のメリットや、相手選びのポイントについて理解しても「やっぱりピンとこない」「今の生活を変えるほどの熱量は湧いてこない」と感じる人もいらっしゃるでしょう。
その感覚は、決して間違ったものではありません。
最後に、そんなあなたに向けたメッセージをお伝えします。
まず前提としてお伝えしたいのは、現代は「結婚しなければならない」という時代ではないということ。
経済的にも精神的にも満たされているあなたにとって、結婚は「義務」ではなく、数あるライフスタイルのなかの「選択肢のひとつ」に過ぎません。
周囲のプレッシャーや世間体だけを理由に、気乗りしないまま婚活を進めることは、最も避けるべき行動。
焦りから判断を誤り、妥協してパートナーを選んでしまっては、あなたが恐れていたデメリットだらけの結婚生活になりかねません。
「一生独身で生きる」と決めることも、立派な選択。
今の生活に心から満足しているのであれば、無理に自分を変える必要はありません。
一方で、もしあなたが「結婚=自由がなくなる」というイメージだけで、最初から検討していないのだとしたら、考え方を見直しても良いかもしれません。
ビジネスや投資の世界と同様、実態を知らずにイメージだけで選択肢を捨てるのは、将来の可能性を狭めることになります。
・結婚は面倒だと思っていたけれど、別居婚というスタイルなら意外と快適だった
・一人が好きだったけれど、パートナーと過ごす時間は別の癒やしになった
このように、自分に合う相手と出会うことで、結婚に対する価値観がガラリと変わるケースは珍しくありません。
「絶対に結婚する」と決める必要はありませんが、「いい人がいれば考えてもいい」程度の柔軟なスタンスを持っておくことが、より幸せな人生へとつながるでしょう。
結婚に対するモヤモヤを解消する最も有効な方法は、抽象的な「結婚」について悩むのをやめること。
具体的な「条件」に落とし込んで、シミュレーションしてみましょう。
一度、紙とペンを用意して、「もし結婚するとしたら、これだけは譲れない条件」を書き出してみてください。
・仕事は絶対に辞めないし、残業も制限しない
・財布は完全に別にしたい
・家事は完全に50:50で分担したい
どんなにワガママに思える条件でも構いません。
書き出したうえで、「もし、すべての条件を満たす人が目の前に現れたとしたら、結婚してみてもいいか?」と自分に問いかけてみてください。
もしそこで「それならアリかも」と思えるなら、あなたは結婚したくないのではなく、「自分の条件に合う人がいないと思い込んでいるだけ」の可能性があります。
まずは「結婚するかどうか」を決める前に、「自分の条件に合う人が、世の中にどれくらい存在するのか」というリサーチから始めてみてはいかがでしょうか?
最新の婚活情報もお伝えできるので、ぜひ、ツヴァイのマッチング無料体験をご活用ください。
結婚のメリットがわからない。
あなたが抱いていた感覚は、少し変化したでしょうか?
最後にもう一度強調しておきたいのは、結婚のメリットがわからないと感じるのは、あなたが自分の力で人生を切り拓いている自立した女性だからです。
決してネガティブなことではなく、むしろ誇るべきこと。
現代において、今でも十分幸せな人が結婚する意味があるとしたら、「一人の幸せ」を犠牲にすることなく、「二人でしか感じられない幸せ」を得ることでしょう。
「結婚するかどうか」で悩む必要はありません。
まずは、「自分の理想とするライフスタイルを崩さずに、一緒にいられる相手がどれくらい存在するか」を知ることから始めてみませんか?
食わず嫌いで選択肢を閉ざしてしまう前に、一度シミュレーションをしてみる。
その小さな一歩が、人生の可能性を大きく広げるきっかけになるかもしれません。
あなたが納得のいく人生を送れるよう応援しています!
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)