
こんにちは、ツヴァイ編集部のSです。
最近よく聞く「ミドサー」という言葉。
「アラサー」のように年齢を表す言葉だということは知っていても、具体的な言葉の意味を知っている人は少ないかもしれません。
ミドサーとは、アラサーの次に訪れる「30代半ば」のこと。
この年代は仕事で責任あるポジションを任される人が増えたり、結婚や出産をするかどうか悩んだりと、公私ともに転機と悩みが訪れやすい時期。
実際に「この先どうやって生きていこう」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「ミドサー」の言葉の意味から、30代半ばのリアルな悩みを解説します。
プライベートでは結婚という選択肢を真剣に考える方に向けて、婚活情報の記事制作に携わる編集部Sが自らの経験も交えつつご紹介します。
まずは「ミドサー」という言葉の意味を知っておきましょう。
ミドサーの基本的な意味から「アラサー」や「アラフォー」との違いまで解説します。
ミドサーとは、英語の「Middle(中間)」と「Thirty(30歳)」から派生した造語のこと。
先ほどもお伝えしたように「30代半ば」を意味する言葉です。
「ミドサー」という言葉が登場した時期ははっきりとはわかっていません。
ただ、よく似た言葉である「アラサー」は『現代用語の基礎知識』の2008年版に、「アラフォー」は同じ本の2009年版に登場しているので、「ミドサー」も同じ頃に登場した言葉だと考えています。
なお、「ミドサー」と「アラサー」「アラフォー」との違いは、後ほどご紹介します。
ミドサーとは「30代半ば」を意味する言葉とお伝えしましたが、具体的には何歳から何歳までを指す言葉なのでしょうか。
諸説はありますが、33〜37歳頃までを指すことが多いようです。
人によっては「33歳は30代半ばに含まれないんじゃない?」「38歳はミドサーじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、「ミドサー」にはそもそも厳密な定義がないもの。
「30代半ば」という言葉に対する個々人の感覚によって多少前後すると考えてください。
「ミドサー」のように年代を表す言葉には「アラサー」や「アラフォー」があります。
特に「アラサー」は語感が似ているため、「ミドサー」との違いが分かりにくいと感じる人もいるかもしれません。
まず「アラサー」は「30歳前後」という意味の言葉で、20代後半から30代前半までの人を指します。
続いて「アラフォー」は「40歳前後」を指す言葉。
具体的には30代後半から40代前半までが「アラフォー」にあたります。
これに対して「ミドサー」には33〜37歳頃までの「30代半ば」という意味があるため、「アラサー」と「アラフォー」の中間であり、どちらにも重なる年代なのです。
たとえば、34歳の人であれば「アラサー」であり「ミドサー」になりますし、37歳の人であれば「ミドサー」であり「アラフォー」でもあると言えます。
・アラサー(Around Thirty)
「30歳前後」を指す言葉で、20代後半から30代前半が「アラサー」にあたります。
・ミドサー(Middle Thirty)
「30代半ば」を指す言葉で、アラサーとアラフォーの間にあたる年代です。
・アラフォー(Around Forty)
「40歳前後」を指す言葉で、30代後半から40代前半が「アラフォー」にあたります。
ミドサーの意味が理解できたところで、今度はミドサー女性が直面しがちな悩みについて解説していきます。
先ほどもお伝えしたように、ミドサー女性は仕事でもプライベートでも転機が訪れやすい時期。
それだけ悩みが増える人もいます。
実はツヴァイ編集部Sも、ミドサー真っ盛りの年代。
この記事を読んでくださっているミドサー女性の皆様に向けて、この年代特有の悩みを共有します。
社会人年数が長くなると、仕事が安定してくる人も増えます。
一方で、悪く言えば仕事がマンネリ化し、なんとなくキャリアが停滞してくる感覚に陥ることも。
私自身も20代の頃は無我夢中で仕事に打ち込んできたものの、30代に入って少し経った頃から「このままでいいのかな?」「もっと頑張ったほうがいいのでは?」と迷いが出てくるようになりました。
それだけ余裕が出てきたとも捉えられますが、本人が停滞感を抱いているのは事実。
ミドサーの時期に感じやすい悩みの一つだと思います。
ミドサーに差し掛かる前の20代後半から30代前半は結婚を意識しやすい時期です。
同年代で“未婚の人”の割合が下がると、必然的に出会いの母数も減ってしまい、その変化に戸惑う人もいるでしょう。

20代後半から30代前半にかけてはお肌の変化を感じやすい時期です。
肌の機能が低下し、乾燥や肌のたるみ、シミなどを自覚することも。
実は私も肌の変化を感じているミドサー女性の一人。
これまではドラッグストアで購入した化粧水に乳液をパッティングするなど、自己流の簡単なスキンケアで済ませていた私も、毛穴の開きやシワが気になるお年頃に。
「基本から学び直さなくては」と今さらながら入門書を読んでいます。
以前は自分の見た目にそこまでこだわっていなかったのですが、最近はすっぴんで鏡を覗き込むたびに気持ちが沈むことも。
見た目の変化による自信喪失も、ミドサー女性の多くが抱える悩みと言えるのではないでしょうか。
20代後半から30代前半にかけては、結婚を選ぶ人が増える時期、といわれます。
それによって「私も結婚を考えたほうがいいのかも?」と自分自身が思うことも。
また、家族や親戚から「結婚はしないの?」「孫の顔が見たい」などと結婚や出産に関してプレッシャーを受けることもあるでしょう。
特に出産やライフプランを考える中で、年齢の節目を意識して将来設計を考える人も多いもの。
お付き合いしているお相手がすでにいる方はパートナーと具体的な話ができますが、そうでない人はお相手探しから始めなければならず、焦る気持ちもあるかもしれません。
先ほどミドサー女性が直面しがちな悩みとして、結婚や出産に関するものをいくつかご紹介しました。
ただし、ミドサー女性の婚活の前にはいくつかの課題が出やすいポイントがあります。
以下では、その理由について、長年婚活業界の記事執筆に携わってきたツヴァイ編集部のSが詳しく解説します。
先ほどお伝えしたように、男女ともに30歳前後で結婚する人が増えます。
そのため20代のときと比べて、30代のミドサー世代の独身者の数が減ってしまうのです。
厚生労働省の2024年の「人口動態統計」によれば、男性の平均初婚年齢は31.1歳となっています。
この結果からは多くの男性が30歳前後で結婚しており、年を重ねるごとに同年代で未婚の人の割合が下がることがわかります。
ただし、「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」によれば、男性の未婚者の割合を結婚している人の割合が上回るのは35〜39歳。
ちょうどミドサー世代の男性は未婚者と結婚している人が約半数になると考えると、可能性はあります。
引用元:
厚生労働省「令和6年(2024) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」
総務省統計局「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」
ミドサー女性の中には経験が増える中で、お相手選びの軸が定まってくると同時に、お相手に対して求める条件が上がってしまう人もいます。
たとえ素敵な人が現れても「昔出会った人はもっと〇〇だった」「もっといい人がいるんじゃないか」などと、迷いやすくなることがあるのです。
20代の頃は恋愛のドキドキ感を大切にしていた人も、ミドサーになって結婚を意識し始めると、結婚生活を心地よく過ごせる人を追い求めるようになるなど、価値観が変化することがあります。
ただし、先ほどお伝えしたように、結婚を意識する人ほど早めに行動する傾向があるため、日常生活の中でいわゆる“結婚向き”の男性に出会うのが難しくなってしまうのです。
婚活に興味はあっても、
「同世代で婚活している人はどのくらいいるの?」
「今から活動しても遅いんじゃない?」
などと考えて、行動に移せない人も少なくないかもしれません。
そこで以下では、結婚相談所ツヴァイのデータをもとに、ミドサー女性の婚活実態に迫ります。
まずはミドサーで婚活を始める女性の割合について、見ていきましょう。
ツヴァイの公式HPによれば、2022年の下半期(7月1日〜12月31日)にツヴァイに新規入会した女性会員のうち、50.5%が30代(30〜39歳)という結果が出ています。
このデータは30代の入会者数で、ミドサーに限定したものではありませんが、
引用元:ツヴァイ公式HP
また、同じくツヴァイの公式HPでは、2022年の下半期(7月1日〜12月31日)の成婚退会人数も紹介されています。
このデータによれば、成婚退会した女性の年齢構成では54.9%が30代という結果が出ています。
引用元:ツヴァイ公式HP
もちろんこれには31〜32歳など「ミドサー」よりも若い世代も含まれていますが、30代からの婚活にも可能性があると希望が持てる結果と言えるのではないでしょうか。
結婚相談所での婚活に興味があるミドサー女性が、婚活をしている人や成婚者の割合の次に知りたいのは、実際に結婚相談所で活動し、成婚退会した人の体験談ではないでしょうか。
結婚相談所ツヴァイでは成婚カップルの婚活体験談・エピソードをホームページ上で公開しています。
以下では、ミドサー女性の婚活体験談の一例として、Sさん(41歳)とEさん(34歳)の事例をご紹介します。
当初は結婚相談所への入会に抵抗があったとお話していたお二人ですが、出会って3ヶ月でプロポーズに発展。
入会からプロポーズに至るまでの経緯や、婚活をしてよかったことなどを語ってくださっているので、実際に結婚相談所で活動した人の声を知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
出会って3ヶ月でプロポーズ! 重要視していた3つのポイントとは?

ー婚活してよかったことを教えてください。
Eさん:こんなに素敵な人と巡り合えたことが一番よかったです。結婚相談所だからこそ、最初のデートから結婚観の話ができるし、1回1回のデートが有意義で充実したものになるので、スムーズにスピーディーに進められました。
Sさん:普段の生活では出会えない方と出会えたのはすごくよかったです。あとEさんと同じで、目的に向かって回り道がないというか、一番最短ルートで進められるように、カウンセラーの方々が取り計ってくれるので、そういうところがすごくよかったなと思います。
なお、結婚相談所ツヴァイでは、無料で婚活のプロと話せる機会を設けています。
「結婚相談所に興味はあるけど、入会の勇気が出ない……」
「今の年齢から婚活を始めてもお相手は見つかるかな?」
などと不安に思っている方はよろしければ、お気軽にご相談ください。
同年代の独身男性の減少や、自分自身の価値観などのさまざまな理由から結婚が難しいと言われるミドサー女性。
しかし、いくつかのポイントを押さえれば、理想のお相手に出会える可能性があります。
以下では、ミドサー女性の婚活成功の秘訣について、詳しく解説します。
お相手に魅力的な人だと思ってもらうためには、自分で自分をプレゼンできるようにならなくてはいけません。
そのため、まずは自分自身に自信を持つことが大切です。
たとえば、メイクの仕方や髪型を変えてみたりするのも方法の一つ。
トークに自信がない人は“話すネタ”づくりのために、新しい趣味を始めてみてもいいかもしれません。
ちなみに私事ですが、私は自己流で行ってきたメイクに自信がなかったとき、メイクレッスン講座を受けることで初対面の人と話すのが怖くなくなりました。
なにから始めればいいかわからない人は、身近な人や婚活のプロに相談してみるのもおすすめです。
ミドサー女性の中には出会いがあるにもかかわらず、婚活をなかなか終えられない人もいます。
その原因の多くは、お相手に多くを求めすぎてしまうことで一人に絞り込めないから。
これはミドサー女性の婚活に限ったことではありませんが、自分が求めるすべての条件に当てはまるお相手を探すのは難しいものです。
完璧な人はいないと考え、お相手を見極めるときは「〇〇ができていない」という「減点方式」で向き合うのではなく、「〇〇な良いところがあった」という「加点方式」を意識することが大切です。
また、「服選びに頓着がない」など一見すると短所と思われることでも「頓着がない分、アドバイスを素直に聞いてくれる」など、ポジティブな発想に転換すると、お相手選びの可能性が広がります。
ミドサー女性の婚活が難しい理由の一つは、同世代の独身男性の数が少ないことにあります。
ただでさえ、お相手候補の母数が少ない中から、結婚願望がある独身男性と出会うこと自体かなり難しくなってしまうのです。
そのため、婚活方法を選ぶときは、結婚への真剣度が高い人と出会えるかどうかを基準にすることが大切です。
お互いに「結婚したい」という意思を持っていれば、相性を確認するだけで済み、出会ってから結婚までの流れがスムーズに進められる可能性が高まります。
なお、結婚相談所は他の婚活方法よりも料金が高く、入会時に独身証明書の提出を求められるなどの手間もかかることから、「そうしたお金や手間をかけてでも結婚したい」と考える人が集まりやすくなっています。
結婚への真剣度が高い人と出会いたい人にとってはぴったりの婚活方法の一つなのです。
お相手に求める条件が高すぎたり多すぎたりすると、そもそも条件に当てはまる人を見つけることが難しくなってしまいます。
理想のお相手となかなか出会えない場合は、お相手に対して求める条件に優先順位をつけ、「本当に譲れない条件」を1つに絞り込むのがおすすめです。
そのためには、「そもそも自分が結婚生活やお相手になにを求めているのか」という自己分析が大切。
以下の記事では、自己分析の方法について詳しく解説しています。
どうやって自己分析するのかわからないという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事:
婚活成功のノウハウ!初心者でも実践できる理想の相手と出会う7つの秘訣
婚活での「本当に譲れない条件」を絞り込むには自己分析が大切とお話ししましたが、一人で考えるのはなかなか難しいもの。
視野を広げて考えたい場合は、第三者に客観的なアドバイスをもらってみましょう。
身近な友人にアドバイスをもらうのも方法の一つですが、人間関係を壊さないように遠慮して本音を話してくれないなど、よほどの信頼関係がないと、単なる励ましに留まってしまう可能性もあります。
また、身近な友人はあなた自身のことはよく知っていても、必ずしも婚活の知識があるわけではありません。
これはあくまで私見ですが、婚活のプロにアドバイスをもらうのがおすすめ。
たとえば、結婚相談所のツヴァイのカウンセラーは、さまざまな婚活の現場に立ち会い、たくさんのノウハウを持っています。
各会員さんと知り合ってからの期間が短くても、婚活の困りごとや求めるお相手像について丁寧にヒアリングしてくれるので、求める条件が整理しやすくなるのです。
ミドサーは、公私ともに悩みが多い年代。
特に同年代の男女が結婚して家庭を持つことが多いことから、プライベートの幸せと仕事におけるキャリアとの狭間で揺れやすくなります。
結婚に興味はあっても「今から婚活を始めても遅いんじゃないかな」などと、最初の一歩を踏み出せないこともありますよね。
しかし、結婚相談所ツヴァイでは、ミドサーから婚活を始めて理想のお相手を見つけた女性も少なくありません。
不安を「行動」に変えて、自分らしい幸せを見つけてみませんか?
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)