
結婚相談所の成婚率を調べると「10%で低い」と出てきて、「結婚相談所に入っても、本当に結婚できるの?」と思ったことのある人もいるのではないでしょうか。
一方、結婚相談所の各社サイトには「成婚率50%」「70%」などの数字が並び、どれを信じればいいのか混乱してしまう人も多いかもしれません。
この記事では、ツヴァイ編集部のOが、成婚率「10%」と「50%」を生む計算式の違いから、年代別成婚データと傾向、そして信頼できる結婚相談所の選び方を解説していきます。
数字のカラクリを一つずつほどきながら、理解を深めていきましょう。
結婚相談所の成婚率は10%。
こちらはどの機関が、どのように算出した数字なのでしょうか。
まずは、この計算式のカラクリからほどいていきましょう。
「結婚相談所の成婚率は10%」という数字は、経済産業省の資料で、暫定的な計算方法により算出されたもの。
経済産業省が、結婚相談所を経営している事業者(企業)を対象に1年間の成婚者数を尋ねたところ、平均で男性会員が40.3 人、女性会員が40.9人という結果になりました。
そこから暫定的な計算に基づく成婚率は、男性会員8.4%、女性会員10.1%という結果になります。

引用元:経済産業省
これを聞くと「女性会員10人中、1人しか結婚できないの?」「絶望的すぎる…」と感じるかもしれません。
筆者としても、「なぜそんなに少ないんだろう…」と思ってしまいました。
しかし、ここには「数字の出し方(分母と分子)」によるカラクリが隠されています。

この計算式のように、経済産業省の資料では、「1年間の平均成婚者数」を「調査時点の平均会員数」で割る暫定的な計算方法により、暫定成婚率として成婚率の目安を算出しています。
この計算では、分子には1年間の成婚者数、分母には調査時点の会員数という異なる時点のデータを用いています。
さらに、分母の中には入会直後や休会の会員を含む可能性があります。
以上のことから、この数字を「結婚相談所を利用した人が最終的に成婚する確率を示すもの」とは言えません。
つまり「10%」は業界全体をざっくり平均した数字であり、あなたが本気で活動したときの確率とは意味合いが異なるのです。
よく広告で「成婚率50%超!」という高い数字を見かけますよね。
経済産業省の10%とあまりにかけ離れているため「嘘なんじゃないか」と疑いたくなりますが、これも計算式が違うだけです。
大手連盟や多くの結婚相談所では、以下の式を採用していることが多いです。

これは「相談所を辞めた人のうち、結婚が決まって辞めた人は何割か」という計算です。
この計算法では、分母が「退会した人だけ」に絞られるため、数字が50%〜70%と高く出ます。
こちらの計算式のポイントは、まだ活動を続けている「在籍会員」を分母に入れない点。
入会したばかりの人や、現在活動中・休んでいる人などは全員分母から除外され、すでに退会した人だけで計算します。
たとえば、年間に「成婚で辞めた人が100人」「途中で諦めて辞めた人が100人」いた場合、退会者は合計200人となり、「100÷200=50%」という高い成婚率になります。
経産省(10%):在籍している全員を分母にするから低くなる
相談所(50%〜):辞めた人(結果が出た人)だけを分母にするから高くなる
どちらも嘘ではありませんが、切り取り方によって見え方がまったく変わるというカラクリです。
「分母に誰が入っているか」を理解すると、婚活市場のリアルな見え方が変わってきます。
成婚率と同様に気になりやすいのは「自分と同じ年代の人はどうなんだろう」という点ではないでしょうか。
ちなみにIBJでは、きちんとプロポーズをして結婚を約束した状態のことを「成婚」と定義し、年間成婚退会者数÷年間退会者数(主要コース実績)という算出方法をしています。

引用元:IBJ「2024年版成婚白書」
IBJのデータからは、成婚率は年齢が上がるにつれて少しずつ下がる、という傾向が見られます。
統計データを見ると、20代は男女ともに比較的高い水準で、男性は40%超、女性も約36%と、成婚につながりやすい年齢層といえます。
また、年齢を重ねると婚活にエネルギーがかかるため、早い段階で始めることはメリットになります。
この年代の会員がつまずきやすいのは、「理想が高すぎる」というよりも、「まだ結婚の具体的なイメージが固まっていない」という点が理由として考えられます。
同じくIBJの統計データによると、30代は男女ともに結婚相談所の中で会員数のボリュームが多い年代。
仕事も落ち着き、結婚への意識が本格化する時期ですから、この年代の活動の活発さが、相談所全体の流れを作っていると言ってもいいかもしれません。
成婚率は20代に次いで高い水準ですが、活動が二極化し始めるのもこの年代の特徴。
早く成婚する人がいる一方で、「理想の条件」を譲れずに活動が長引いてしまう人も増えてきます。
関連記事:結婚相談所で求める条件は?男女で違う「求めがちな結婚相手の条件」
40代になると、成婚率は他の年代と比べて少し低くなる傾向が見られます。
これは、単に年齢だけでなく、お相手の範囲が狭まることや、自分のライフスタイルや価値観が確立され、条件を変えるのが難しくなることも関係しています。
しかし、40代の婚活には、人生経験の豊かさや、経済的な安定といった強みを持つ人も多いです。
だからこそ、20代・30代と同じ婚活をするのではなく、40代ならではの魅力を活かし、自分に合った進め方をすることが成婚への近道になるでしょう。
計算式のカラクリがわかったところで、「他の出会い方と比べて、結婚相談所の出会いってどうなの?」という点が気になる人も多いのではないでしょうか。
マッチングアプリや友達の紹介など、出会いの場によって、結婚に至るスピードや確率はちがいます。
ここでは代表的な出会いの場を比較しながら、結婚相談所の位置づけを見ていきましょう。
国立社会保障・人口問題研究所の調査では、SNSやマッチングアプリなどインターネットを介して出会い結婚した夫婦の平均交際期間は2.8年でした。
つまり、アプリやネットなどで出会った場合でも、交際から結婚までには一定の時間がかかる傾向があります。
出会ってから1年以内に結婚するケースは決して多いとはいえず、結婚を急ぎたい人にとっては、結婚を前提とした出会いの場を選ぶことも重要なポイントといえるでしょう。
引用元:国立社会保障・人口問題研究所(40P 夫妻の結婚過程)
同じ調査では、恋愛結婚をした初婚夫婦の平均交際期間は4.9年という結果でした。
職場や友人の紹介、趣味の場など自然な出会いでは、交際を重ねながら結婚を決めるケースが多く、結婚までには4〜5年ほどかかることが多いようです。
さらに、交際相手がいない状態から出会いを探す期間も含めると、実際に結婚するまでにはさらに長い時間が必要になることも少なくありません。
引用元:国立社会保障・人口問題研究所(40P 夫妻の結婚過程)
では、結婚相談所で結婚できる割合はどれくらいなのでしょうか。
2023年に結婚した人のうち、各婚活を利用した人を母集団とした際の割合を見てみましょう。
結婚相談所で結婚した人の割合は2番目に多く、合コンや知人の紹介といった身近な出会い方よりも高い数値となっています。

引用元:リクルートブライダル総研
成婚率とは直接比較できないものの、実際に結婚した人が、どの婚活サービスを利用していたのかを知るうえで参考になるデータです。
結婚相談所で結婚相手を見つけている人も多く、有力な婚活の選択肢の一つであることがわかります。
同じ相談所に入っても、スムーズに成婚する人となかなか進まない人がいます。
その違いは、ちょっとした考え方や行動のクセにあることも。
ここを押さえておくと、活動がスムーズになり、結婚相談所での成婚率を高めることができます。
自分に当てはめながら読んでみてください。
成婚が早い人に共通するのが、加点方式で相手を見ていること。
マッチングアプリでの活動が長いと、つい減点方式になりがちです。
たとえば、「身長がちょっと」「メッセージが遅い」と気になる点を探して、会う前から候補を減らしてしまったり…。
しかし、少しだけ視点を変え、「この人のここ、いいな」を探してみましょう。
話をちゃんと聞いてくれる、時間を守ってくれる。
そんな小さな良さに気づける人は、良い縁を逃さずに捕まえやすくなります。
プロフィールのみで判断しない。
これも大切なことです。
紙の上のスペックと、実際に会ったときの印象は割と違うことがあります。
「思ったより話しやすい」「写真より雰囲気がやわらかい」。
会ってみて初めてわかることはたくさんあります。
もちろん無理に全員と会う必要はありません。
ただ「ちょっと迷うな」というときは一度会ってみましょう。
その一歩の軽さが、出会いのチャンスを増やしていくことになります。
結婚相談所には、あなたを担当するカウンセラーがいます。
この存在を活かせるかどうかも大きなポイント。
カウンセラーはたくさんの成婚を見てきたプロです。
プロフィール写真の選び方、お見合いでの会話、交際の進め方について、客観的なアドバイスをくれます。
自分では気づけない魅力やちょっとした改善点を教えてもらえるのは、一人で活動するアプリにはない強み。
「言われた通りにやってみたら、申し込みが増えた」という声は結婚相談所ツヴァイでも、よくあることです。
素直に試してみて、合わなければまた相談してみましょう。
その繰り返しが成婚への近道になります。
ここでひとつのエピソードを紹介させてください。
表面上の数字に惑わされることなく、実際に活動した会員の声から、結婚相談所での活動を具体的にイメージしてみましょう。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
積極的でなかった自分が『何かしてあげたい』と思える相手に出会った!推し活と換気扇の故障が導いた運命のプロポーズ

―婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由を教えてください。
Jさん:周りの友達が早くから結婚して子どもを産んだりしていたので、25歳ぐらいから結婚を意識し始めて、ずっとマッチングアプリをしていたんです。ですが、なかなか結婚までには至らず、昨年姉が結婚したことで、そろそろ本気を出さなきゃと思って相談所を検討し始めました。
最初は硬いイメージがあったし費用も高いしで迷いもありました。でも、話を聞きに行ったら、真剣に結婚相手を探すならいいかもしれないと思って入会を決断しました。
Yさん:僕も25歳を過ぎたぐらいから漠然と結婚したいとは思っていましたが趣味や友達と遊んでいるほうが楽しかったので、本気では活動していませんでした。けど、高校から仲がいい友達がどんどん結婚しはじめて。最後になるのはイヤだなと思って婚活を始めました。
筆者がこの体験談を読んで思ったのは、結婚相談所に入会する人の多くが、最初から特別な覚悟を持っていたわけではないということ。
Jさんも、マッチングアプリで思うような結果が出なかったり、お姉さんの結婚をきっかけに「そろそろ本気で婚活しよう」と踏み出しています。
結婚相談所は、結婚への真剣度が同じ相手と効率的に出会える環境だからこそ、スムーズな成婚につながりやすいと感じられるエピソードです。
ここでは、後悔しない結婚相談所選びのコツをお伝えします。
数字に惑わされず、自分に合う場所を見極めるための4つのポイントを整理しました。
順番にチェックしてみてください。
まず確認したいのが、成婚率の中身です。
前半でお伝えした通り、成婚率は計算式で数字が変わります。
だからこそ「その数字がどう算出されているか」を公開している相談所は信頼できます。
さらに大切なのが「成婚の定義」。
相談所によって、「婚約」を成婚とするところもあれば、「交際が真剣になった段階」を成婚とするところもあります。
高い数字の裏にゆるい定義が隠れていることもあるため、数字の大きさだけで判断せず、中身を見せてくれるかどうかで判断しましょう。
出会いの数は会員数に直結します。
どれだけ活動を頑張っても、出会える相手がいなければ始まりません。

引用元:ツヴァイ
たとえばツヴァイは、約11.0万人*という会員基盤を持っています。
これだけの人数がいれば、出会いの選択肢は自然と広がります。
ただ、数だけを見るのも危険です。
自分と同じ年代、希望する属性の人がしっかりいるか、そのバランスも確認しましょう。

引用元:ツヴァイ
年代別の構成比を見ると、自分の希望する年齢層がどれだけ在籍しているかわかります。
このように、属性も幅広い相談所は、活動しやすい環境と言えるでしょう。
* 2025年9月末日時点のツヴァイとIBJの会員数合計
出会いは「量」も「質」も、どちらも大切です。
人数が多くても真剣度の低い人ばかりでは疲れてしまいます。
逆に真剣度が高くても、出会いの数が少なすぎると縁がなかなか広がりません。
結婚相談所では、入会時に独身証明書(本籍地の市区町村が発行する、独身であることを公的に証明する書類)などの提出が求められます。
つまり、身元がしっかりした人だけが登録できる仕組みです。
このように身元確認があったうえで、十分な出会いの量があるかをチェックしてみてください。
「この人にお返事していいのかな」「交際を進めるべきか、迷う」。
そんなとき、相談できる相手がいるかどうかは活動の続けやすさに直結します。
システム上の条件マッチングだけでなく、あなた自身の魅力や「実は譲れない価値観」を深く理解し、アドバイスしてくれるようなカウンセラーがいると心強いでしょう。
ツヴァイでは、婚活のプロであるカウンセラーに、お相手探しからプロポーズまで、丁寧なサポートが受けられます。
婚活の進め方に悩んだときや、お相手の気持ちがわからず不安なとき、いつでもプロに相談できる環境が整っている相談所を選べば、成婚へつながりやすくなるでしょう。
たとえば、こちらの動画では、マッチングアプリではうまくいかなかった女性が、ツヴァイのカウンセラーに相談している様子がわかります。
【マッチング無料体験】アプリでは上手くいかず…本気度が高い出会いを求める20代後半女性
マッチング体験が気になる人は、こちらから無料で体験することができますのでお気軽にご利用ください。
結婚相談所の成婚率は、解説してきたように、計算式を理解すれば正しく読み解けます。
「成婚率10%」という言葉に不安を感じてしまったかもしれませんが、その正体は計算式の違い。
そのため、表面的な数字の低さに惑わされる必要はありません。
大切なのは、「十分な会員数がいるか」「納得できる出会いのスタイルか」「カウンセラーとの相性は良いか」など、多角的な見方で自分に合う相談所を探すこと。
システムやサポートの質をじっくり比較して、納得のいく場所を選んでいきましょう。
ZWEI編集部
あなたに合った婚活計画を
一緒に立てましょう!
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)