
恋愛には、思い通りにいかない瞬間がつきものです。
たとえば、告白をしたのに返事を保留される瞬間。
気持ちを伝えたのに、お相手の反応がはっきりしないと、不安やモヤモヤでいっぱいになってしまいますよね。
ここで大切なのは「相手の答えを待つ時間そのもの」を恐れすぎないこと。
不安に押しつぶされそうになる心の中でも、落ち着いて状況を見つめることで、お相手の気持ちや自分の気持ちの整理が少しずつ進みます。
この記事では結婚相談所ツヴァイの編集部Mが、そんな「答えを待つ期間」を前向きに過ごすためのヒントをまとめました。
心理の理解や「脈ありか脈なしか」の見極め方、焦らずにできるアプローチ、そして次の一歩を踏み出す方法まで、安心して読める内容になっています。
恋のモヤモヤを整理して、前に進むための心の準備を一緒にしてみましょう。
勇気を出して気持ちを伝えたのに、「少し考えさせてほしい」と返事を保留にされると、不安な気持ちになりますよね。
ただ、結論からお伝えすると…
返事を保留にする理由はひとつではなく、さまざまな心理が入り混じっていることが多いんです。
たとえば、女性向けWebメディアOggi.jpによると…
20~30代の女性100人に「告白の返事を保留したことはある?」と質問したところ
ある…27.5% ない…72.5%
との結果となりました。
【女性100人に聞いた】告白の返事を保留したことはある?

出典元:告白の返事を保留にしたことはある?【女性100人に聞いた】理由やその後の返事を紹介 | Oggi.jp
さらに、セキララゼクシィのアンケートでも…
「告白され返事を保留したことがある」と答えた男性は27.2%。
出典元:告白したのに保留って脈なし?返事を待たせる男性心理とは? -セキララゼクシィ
女性も男性もだいたい同じくらいで約3割の人が、告白の返事を保留にしたことがあるんですね。
つまり、男女を問わず一定数の人が「すぐに答えられない」と感じるのです。
では、なぜ返事をすぐにできないのでしょうか?
そんな「告白を保留する人」の心理とは?
ひとつずつ一緒に見ていきましょう。

これが最も多い理由のひとつなのではないでしょうか。
予想していなかったタイミングで告白されると、気持ちが追いつかず、冷静に答えを出せないことがあります。
思い返してみてください。
突然の出来事に直面したとき、一瞬「どうしたらいいかわからない…」
と固まってしまうことがありますよね。
告白も同じ。
驚きと戸惑いの気持ちの延長で、「ちょっと考えさせて」と返事を保留にしてしまうのです。

お相手が仕事で手いっぱいの時期だったり、
まだお互いのことを十分に知らない段階だったり…。
「今は答えを出す余裕がない」と感じることも、保留の理由になります。
恋愛や結婚は「気持ち」だけでなく「タイミング」もとても大切。
だからこそ、気持ちがあってもその瞬間には決められない、ということもあるんですよね。

こちらは、前向きなケース。
「好き」という気持ちはあるけれど、いざ恋人としてやっていけるのか、将来を考えられるのか…そう悩むケースです。
特に婚活中の方の場合、「この人と本当に人生を重ねられるか」という視点が強くなる分、答えを急ぐのが難しくなります。
焦らず、じっくり答えを出したいと考えているのかもしれませんね。

残念ながら、他に気になる人がいる、あるいは複数の人と同時にやりとりしている可能性もあります。
この場合、「あなたからの告白と、他の相手とを比較検討したい」という心理から保留を選ぶことも。
でも、「ごめんなさい」とはっきり振られるのではなく「少し考えさせてほしい」ということは、もしかしたらチャンスなのでは…?
ちなみに、私自身もこの理由で告白の返事を保留された経験があります。
正直、天秤にかけられているようで切ないですが、「自分に気持ちが傾いてくれるかもしれない」という時間も恋愛の醍醐味なのではないかと思います。

友人や仕事仲間など、これまで築いてきた関係を大切にしたいあまり、告白を受け入れるかどうかに悩む場合も。
「もし断ったら、これまでの関係がぎこちなくなってしまう…」
そんな不安が強くなると、つい返事を引き延ばしてしまうのです。
ここまで見てきたように、告白を保留する理由は「気持ちの整理」や「タイミング」、「将来をどう見据えているか」など、人によってさまざま。
もしあなたが今、返事を待たされている立場なら…
「きっとこんな気持ちがあるのかもしれない」と冷静に想像してみることで、不安が少し軽くなりますね。
ただし、お相手の心理を無理に推測しすぎないこともポイントです。
いろんなパターンを考えすぎると心が疲れてしまうので、まずは自分の気持ちも大切にしてくださいね。
告白の返事を保留されると、「このままどうなるんだろう…?」と不安になったり、もやもやした気持ちになることも。
返事を待っている間に、この告白が成功するのかしないのか少しでもわかったら嬉しいですよね。
ただし人の心を正確に知ることは難しいもの。
あくまでも、「可能性」のお話にはなってしまいますが。
ここでは、脈あり・脈なしの見分け方を一緒に考えていきましょう。
まずは、脈ありのサインから。
保留期間中でも、LINEやメッセージのやり取りが途切れず、気さくに会話を続けてくれるときは好意の可能性大。
「昨日のドラマ見た?あのシーンすごく面白かったんだよね」
「仕事で疲れたけど、〇〇の話聞いて少し元気出た」
こんな風に、返事を保留にしているのに日常的な会話を自然に続けてくれるなら、あなたとの関わりを大切にしているサインかも。
もし完全に断るつもりなら、気まずさから連絡を控える人が多いため、変わらない頻度やトーンで接してくれるのは脈ありと考えられますね。
返事を保留している状態でも、会うことを提案してくれたり、予定を調整してくれるなら脈ありのサインです。
「週末に〇〇行ってみたいんだけど、一緒にどう?」
「新しいカフェ見つけたんだ、今度行ってみない?」
こんな風に、自分の時間や予定を使ってでも会おうとしてくれるのは、あなたへの関心がしっかりある証拠。
「少し考えたい」と言いつつも、距離を置かず関わろうとしてくれる行動に注目してみてください。
照れたり恥ずかしがったりしながらも、笑顔や優しい反応があれば、心の中では悪い印象ではないはず。
「正直、嬉しかった」
「真剣に考えてくれてありがとう」
というような感謝や喜びを伝えてくれた場合は、気持ちが前向きであるサインと考えてみましょう。
逆に、無表情でそっけなく返したり、話題をすぐ変えたりする場合は、まだ気持ちが定まっていない可能性も。
それでは、次は脈なしサインを考えてみましょう。
返事が遅い、既読スルーが増えるなど、コミュニケーションが減ってきたときは要注意。
残念ながら、保留という形で返事を遠ざけようとしているケースも少なくありません。
「今日どうだった?」と送っても返事が数日後
会話を振っても「うん」「そうなんだ」など一言で終わる
こういうやり取りが続くと、「返事を急ぐ必要がない」と思われている可能性があります。
あるいはこのまま自然消滅を望んでいる…ということも。
保留中の告白について一切触れない、話題にもしない場合は、気持ちが向いていないサインかも。
告白後に会って
「ところで、あの話どうなった?」と聞いても「え?別に…」と流される
会話の中で告白の話題はスルーされる
こうした場合、あなたと真剣に向き合うことから逃げている可能性があります。
保留期間が長引いているにもかかわらず、返事についてまったく触れてこない場合も注意が必要です。
「最近こういう人と会う機会があって…」といった話を匂わせる場合、遠回しにあなたが恋愛対象ではないことを伝えていることもあります。
「職場で〇〇さんと飲みに行ったんだ」
「友達に紹介されて、今度会うかも」
こうした発言が出てくると、心が他に向いている場合も。
このようなサインが見られるときは、今の恋が思うように進まないこともあるかもしれません。
でも、焦らずに気持ちを少し整理して、次の一歩に目を向けるチャンスだと考えてみてもいいでしょう。
たとえば、気持ちを整理したり、将来の出会いについて少し考えてみたいときには、婚活の情報を気軽にチェックしてみるのもひとつの方法として覚えておきましょう。
結婚相談所ツヴァイでは、無料でどんなお相手が自分に合うのかを知る体験も用意されているので、ちょっと覗いてみるだけでも参考になりますよ。
あなたに合う人がどんな人か知るチャンス
告白の返事を待つ期間は、不安や緊張からつい焦った行動をとってしまいがち。
でも、このときのあなたの行動一つひとつが、相手の最終的な気持ちに影響することがあるんです。
ここでは、NG行動をチェックしていきましょう。
「返事はまだ?」と何度も聞くのは避けましょう。
たとえば、LINEで何度も「どう思ってる?」と送ってしまったり、会ったときに直接催促するのは逆効果です。
保留期間中はお相手も気持ちを整理している最中。
催促すると、「早く答えなきゃ」とプレッシャーを感じて、関係がぎくしゃくしてしまいます。
友人や同僚に「告白したけどまだ返事がない」と話すのも控えたい行動。
何気なく友達に相談した内容がお相手の耳に入ってしまうと、「自分のプライベートなことを他人に話された」と思われ、信頼を損なうことも。
また、周囲の人が無意識にお相手に探りを入れたり、圧をかけたりする可能性も…。
二人の間のことは二人だけの問題として、そっとしておくのが賢明ですね。
ちなみに、お相手や友人とつながっているSNSに気持ちを投稿するのも避けてくださいね。
返事をもらえず気まずさを感じても、避ける態度や冷たい対応は避けましょう。
お相手にその気持ちが伝わると、ますます返事がしづらくなります。
私の場合、返事を待っている間に気まずい態度を取りすぎて、お互いの関係がぎこちなくなったことがあります。
その結果、いつの間にか告白が無かったかのように…。
対応を間違えると、返事すらもらえなくなることもあるんです。
普段通り、自然に接することを意識するのが大切ですね。
さて、NG行動をチェックしたところで
「告白の返事を待っている間ってなにかアプローチした方がいいの?」
「ただ待つだけで本当に大丈夫?」
と、思った方もいるかもしれません。
ここで大切なのは、無理に何かを変えたり、急いでアプローチしたりすることではありません。
最も大切なアプローチは、「普段通りのあなた」でいること。
告白前と比べて、急に連絡を増やしたり、お相手の様子を伺うような内容のLINEを送ったりすると、かえってお相手を警戒させてしまいます。
日常的な、心地よいコミュニケーションの頻度とトーンを維持することで、「付き合うことになっても、今の良い関係性は変わらない」という安心感を与えられます。
返事を保留している理由は、真剣に考えているからかもしれません。
ぜひ、その気持ちを尊重する姿勢を見せてください。
ここで、少しだけ注意。
お相手のペースを尊重することは大切ですが、「いつまでも待ちます」と伝えると、逆に「重い」と感じさせたり、だらだら保留期間を長引かせたりする原因になることも。
期限を設けずとも、「あなたのペースで、後悔のないようしっかり考えてね」とお相手の意思決定を後押しするようなメッセージを意識したいですね。
たとえば
「プレッシャーになっていたらごめんね」
「返事は忙しくないタイミングで大丈夫だよ」
など、気遣う一言があるといいでしょう。
もし会う機会があるときは、言葉で伝えるよりも、行動で魅力を示すチャンスです。
告白の話題は避けつつ、会っている間は楽しそうに過ごすことを意識しましょう。
「この人といると楽しい、リラックスできる」と感じてもらうことが、最も強力なアプローチになりますよ。
お相手が落ち込んでいるサインを見せたら励ます、体調を気遣うなど、思いやりを込めた行動をしましょう。
これは、恋人になった後も大切にしてくれるというイメージを持ってもらうことにつながります。
この保留期間は、ただ待つだけの時間ではなく、「あなたがどれだけ魅力的な人かを改めて伝える時間」だと捉えてみましょう。
焦らず、落ち着いた大人の対応を心がけることが、成功率を高めるための最善のアプローチです。
では、「返事を待つ期間」には、目安ってあるのでしょうか?

まずは、最低でも1週間待ってみるのがおすすめです。
短すぎると焦ってしまいますし、長すぎると不安が募るばかり。
ちょうど心のバランスを保ちながら待てる期間として目安にしてみてください。
では、実際に告白された側はどのくらいの期間で返事をしているのでしょうか?
参考にしてみましょう。
マイナビウーマンのアンケート調査によると…
【Q.告白されてから、いつOKの返事をしましたか?】
第1位 当日(71.1%)
第2位 1日以上~4日未満(17.7%)
第3位 4日以上~1週間未満(6.8%)
第4位 1週間以上~1カ月未満(3.0%)
第5位 3カ月以上(1.1%)
出典元:これって長い? 「告白の保留期間」男性はどれくらい待ってくれる?
つまり、OKの場合は多くの人が数日以内に返事をしているんですね。
まだ返事が来ないからといって焦りすぎる必要はありませんが、長期間返事を保留するケースは、かなり少ないと考えてよさそうです。
同アンケートでNGの場合は以下のとおり。
【Q.告白されてから、いつNGの返事をしましたか?】
第1位 当日(64.0%)
第2位 1日以上~4日未満(13.5%)
第3位 返答をしなかった(9.0%)
第4位 4日以上~1週間未満(7.9%)
第5位 1週間以上~1カ月未満(5.6%)
出典元:これって長い? 「告白の保留期間」男性はどれくらい待ってくれる?
告白の保留期間が長引くほど、残念ながら脈なしである可能性が高まるよう。
「もしかしたら…」と期待しすぎず、心の準備をしておくことも大切です。
このデータから考えると、1週間を目安に待ってみるのが安心です。
もしも、それ以上返事が来ない場合は、気持ちを整理して次の一歩を考えてみるタイミングかもしれません。
返事をずっと待っていると、だんだん気持ちも疲れてきますよね。
恋愛や婚活では、ときには「ここで気持ちを切り替える勇気」も大切。
お相手の返事を待ち続けることに固執するのではなく、自分の心や幸せを最優先に考えて、新しい恋に目を向けることも立派な選択なのではないでしょうか。
では、どんなときに次の恋愛に進むことを考えたらいいのでしょうか?
①脈なしサインがはっきりしたとき
お相手の行動や態度から、はっきり興味が向いていないと感じたら、無理に待つよりも自分を守ることが優先です。
「ここまで待ったのに…」という気持ちもあるかもしれませんが、自分の時間や心を大切にしましょう。
②気持ちが焦ったり前向きになれないと感じたとき
返事を待つあいだに不安や焦りが募ってしまうと、日常生活や他の人との関係にも影響が出ることがあります。
そんなときは、少しずつ新しい出会いに目を向けて、自分の気持ちを整えるのがおすすめ。
③気持ちの整理が出来て新しい出会いに興味がわいたとき
「そろそろ次に進んでもいいかも」と思えたタイミングがチャンス。
無理に気持ちを切り替える必要はありません。自然と前向きな気持ちが出てきたときに、新しい恋愛に目を向けてみましょう。
次の恋に進むときは、焦らずゆっくりで大丈夫です。
過去の恋愛のことを引きずらず、自分が楽しいと思えるお相手や時間を優先することがポイントです。
たとえば、趣味や習い事、友人との時間を通して出会いの幅を広げるのもいいですね。
自然体でいられるお相手だと、会うたびに安心感や楽しさを感じやすくなります。
また、少し意識的に出会いの幅を広げたいときには、婚活サービスやお見合いの場も、自然な出会いのひとつとして活用できます。
自分の価値観やライフスタイルに合った人と出会うきっかけとして、軽く情報を覗いてみるだけでも、次の一歩を考えるヒントになりますよ。
気持ちが整ったときに、新しい出会いに目を向けられる自分になれるよう、自分のペースで準備していきましょう。
もしも新しい恋を探すときは、まずは身近なところから少しずつ目を向けてみましょう。
①身近な場所で自然な出会いを探す
趣味や習い事、仕事の延長など、普段の生活の中でふと誰かと話すきっかけがあるかもしれません。
②友人からの紹介で出会う
信頼できる友達からの紹介は、お相手の人となりがわかる安心感も。
③イベントやパーティーで出会う
気軽に参加できるイベントやパーティーは、同じ興味を持つ人と出会いやすい機会です。
④マッチングアプリで出会う
忙しい日常の中でも、自分のペースでお相手を探せる手段として活用できます。
⑤結婚相談所で出会う
「将来を真剣に考える人」と出会いたいときに、安心して利用できる場のひとつです。
「まだ返事を待っている段階だから…」と気持ちが落ち着かないときでも、情報を見たり知ったりするだけなら、少し肩の力を抜いて楽しめるのではないかなと思います。
前向きな一歩として、ツヴァイのマッチング無料体験では、どんな人と出会えるか気軽にチェックできます。
「体験してみたら意外と自分に合う人がいた!」なんてこともあるかもしれませんよ。
新しい出会いの一歩はここから
告白の返事を保留されると、不安やモヤモヤでいっぱいになってしまうのは自然なことです。
「自分のことをどう思っているんだろう…?」と、つい考えすぎてしまう気持ちも、よくわかります。
でも、この期間はただの「待ち時間」ではなく、自分の気持ちを整理する時間や、お相手との関係性を見つめ直す時間に変えられるんです。
返事を保留にする理由は人それぞれ。
考えすぎると心が疲れてしまうので、自分の気持ちもぜひ大切に。
もしも、待つ期間が長引いてしまって心が疲れてしまったときは、次の一歩として新しい出会いに目を向けるのもアリです。
自分にとって無理なく自然に始められる場を活用してみましょう。
大切なのは、返事を待っている間もあなたの恋愛力を育てるチャンスになるということ。
少し前向きな気持ちで行動することで、保留された告白も、あなたにとって素敵な経験になるはずです。
恋の答えは、お相手だけでなく、自分の心とも向き合った先に見えてくるもの。
まずは自分を大切に、次の一歩を少しずつ踏み出してみましょう。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)