
恋愛をすると、どうしても尽くしてしまう。そんな女性は少なくないようです。
一方で、 「彼に尽くしているのに、大事にされない」といった悩みも。
尽くし方によっては、相手にとって恋人というより家族のような存在に感じられたり、負担に思われたりする場合もあります。
この記事では、ツヴァイ編集部Aが恋愛において「尽くす」という意味や尽くしすぎると大事にされない理由、尽くす女性に対する男性の本音などをご紹介します。
「尽くす」という言葉があります。
「尽くす」とは、大切な人のために「何かしてあげたい」と動くこと。
恋愛における「尽くす」というと、たとえば、彼が仕事で疲れているときに好物を作って待っていたり、忙しい彼のスケジュールに合わせてデートの場所を考えたりする女性は、「尽くし型」と言えるかもしれません。
これらの行動は、あなたの心の奥にある「彼を笑顔にしたい」という純粋な愛情からあふれ出るもの。
ただ、「尽くす」という言葉の本当の意味は、決して「自分を犠牲にする」ことではありません。
本来の「尽くす」とは、心に余裕を持って、幸せを感じているからこそ、その溢れたハッピーを彼にもお裾分けする。
そんな、自分も相手も心地よくなれるポジティブなエネルギーの循環なのです。
大好きな彼のために一生懸命尽くしているのに、なぜか以前より大切にされていない気がしていませんか。
実は、良かれと思って注いだ愛情も、バランスを崩すと相手に「重荷」や「当たり前」と感じさせてしまうケースがあります。
あなたが自分を犠牲にすることなく、彼から長く愛され続ける存在になるために、なぜ尽くしすぎが裏目に出てしまうのか、その心理的理由を掘り下げていきましょう。
大切な人のために尽くしたい気持ちはわかりますが、あまりに最初からすべてを捧げすぎてしまうと、相手は手に入った安心感からあなたを追いかける意欲を失ってしまうことがあります。
何もしなくても、どこへ行っても、常に自分のためにすべてを与えてくれるあなたは、彼 にとって努力しなくても関係が続くと感じられる存在になっているかもしれません。
恋愛特有の「追いかけたい」「夢中にさせたい」といった意欲が薄れる原因になってしまうのです。
あなたが良かれと思って続けている献身的な行動も、毎日当たり前のように繰り返されると、相手にとってそれは日常の一部に。
人間は同じことが続くと、最初は喜び、感謝していたことでも次第に慣れて感動が薄れていくものです。
いつの間にか「やってもらって当然」という感覚に変わってしまうと、あなたが少ししないだけで、感謝されるどころか逆に「どうしてやってくれないの?」と不満を持たれてしまうことも。
せっかく尽くしているのに、感謝されないのは悲しいこと。
筆者Aの友人も、同棲当初から家事を色々やってしまい、次第に彼女が全部の家事をやることに…。
最初は感謝されていたものの、いつしか「当たり前」になり、感謝されるどころか何もかも任されるようになったそうです。
相手に嫌われたくないという一心で、自分の気持ちを押し殺してまで何でも受け入れてしまっていませんか。
そのような態度は、知らず知らずのうちに自分を「都合のいい存在」というポジションに置いてしまうことになります。
自分の意見を言わずに相手の顔色ばかりを伺い、彼の急な呼び出しやわがままにすべて応えていると、相手はあなたに対して一人の女性としての敬意を払うことを忘れてしまいます。
対等なパートナーではなく、思い通りに動かせる便利な相手だという甘えになり、大切に扱う必要性を感じさせなくしてしまうのです。
男性も「大好きな女性を喜ばせたい」「相手の役に立ちたい」という欲求を持っているものです。
ただ、あなたが先回りして掃除や洗濯、デートの準備まで何でも完璧にこなしてしまうと、彼が活躍できる出番を奪ってしまうことに。
男性が「自分の行動で女性を幸せにできた」と感じることで自信や愛情が深まるチャンスを、尽くしすぎることにより奪ってしまっている可能性があるのです。
自分を犠牲にしてまで相手に尽くしているという状況は、言葉にしなくても重たい空気として相手に伝わってしまいます。
どこかで「私はこんなに我慢して尽くしているんだから」という気持ちがあると、それは無言のプレッシャーとなり、相手にとっては見返りを求められているような息苦しさに。
あなたの献身が「彼への愛」ではなく彼に罪悪感を抱かせるものになると、一緒にいることへの楽しさが失われ、相手が距離を置きたくなる原因になってしまいます。
彼女からの尽くしは、最初はとても嬉しく感じるものですが、それが度を超えてくると、男性の心の中には少し複雑で切ない本音が芽生え始めてしまうもの。
良かれと思ってしている行動が彼の目にはどう映っているのか、その内面を解説します。
男性は、過度に尽くしてくれる女性を「退屈」に感じてしまうことがあります。
男性にとって、好きな女性は「攻略したい」存在。
そのため、男性の中には、どこかミステリアスな部分があったり、自分の思い通りにならない部分があったりする女性に強く惹かれる人もいます。
自分の努力なしにすべてが手に入ってしまう状況は、刺激がなくなり、次第に関係そのものを退屈に感じさせてしまう原因に。
次はどんな表情を見せてくれるだろうか、どうすればもっと喜んでくれるだろうかと試行錯誤する余地がなくなることで、恋愛の醍醐味であるはずの高揚感が、穏やかさを通り越して「物足りなさ」へと変わってしまうことがあります。
身の回りの世話を焼きすぎたり、彼の体調や生活態度に細かく干渉したりする姿は、彼にとって恋人というよりも母親のような存在に見えてしまうことがあります。
食事の準備から片付け、身だしなみのチェックまで先回りしてこなしてくれる姿に感謝はしても、一人の女性としてのドキドキ感や色気を感じる機会が減っていくことも。
「守ってあげたい」、「追いかけたい」の対象から、甘えてもいい身内のような存在に変わってしまうのです。
対等なパートナーというよりは「生活を支えてくれる保護者」のように思われてしまうと、男性の恋愛感情やときめきは少しずつ失われていってしまうことに。
あなたが彼を繋ぎ止めたくて必死に尽くすほど、彼はあなたを「何をしても離れていかない相手」だと認識し、無意識のうちにあなたを大切にする優先順位を下げてしまうことがあります。
多少の無茶をしても嫌われない、許されるという安心感は、感謝ではなく、彼の中にある誠実さを甘えさせてしまう結果に。
「このくらいなら怒られないだろう」や「放っておいても大丈夫だろう」という慢心を生んでしまうと、本来彼が持っているはずの「あなたを幸せにする責任感」がどんどん薄れていってしまうのです。
注がれる愛情があまりに大きすぎると、それに応えきれない自分にプレッシャーを感じるようになります。
あなたが自分を犠牲にして尽くしている姿を見れば見るほど、彼は同じくらいの熱量で返さなければならないという義務感に襲われます。
あなたの献身が「彼を喜ばせるため」ではなく「彼の負担」になってしまうと、彼はあなたと一緒にいる時間を心から楽しめなくなり、逃げ出したいという気持ちに。
特に、あなたが彼のために自分の予定や楽しみをすべて捨てて尽くしていると、彼は「自分のせいで彼女の人生を背負わされている」ような感覚にもなり、その責任の重さに耐えられなくなってしまうことも考えられるでしょう。
本来は感謝される行動も、度が過ぎると「重い」と感じられます。
尽くされる度に「自分も同じように返さなければいけない」と思うからこそ、どんどん重くなってしまうのでしょう。
一生懸命に彼を支えているつもりでも、なぜか対等なパートナーとして扱われず、存在を軽く見られてしまう。
そんな女性にはいくつか共通する特徴があります。
愛情のつもりでも、相手にとってはそれが甘えや慢心を引き起こすきっかけに。
ここでは、男性から軽視されやすい尽くしすぎる女性の特徴を見ていきましょう。
彼から誘われたら、どんなに先約があっても、あるいは疲れていても無理をして駆けつけてしまっていませんか。
常に自分の生活や仕事を後回しにして彼のスケジュールに合わせていると、彼はあなたをいつでも来てくれる「都合のいい存在だ」と認識するようになります。
わざわざ予定を調整してまで会う努力をしなくても、あなたが調整してくれるという安心感は、あなたと会う特別感が薄れていき、結果として適当に扱っても大丈夫だと思われてしまいます。
本当は気が進まない提案や、納得できない言動をされても、彼との空気が悪くなるのを恐れてつい笑顔で受け入れてしまうことも尽くしすぎる女性の特徴。
自分の意思を示さず、彼に合わせ続ける態度は、一見すると献身的に見えますが、男性からすると手応えのない相手に映ってしまうのです。
何を言っても反論されない、何をしても嫌われないという確信を与えてしまうと、相手の中であなたを一人の女性として敬う気持ちが薄れ、次第にあなたの感情を無視した身勝手な振る舞いが増えていくようになるかもしれません。
すべてを受け入れてしまうと、「何を言ってもいいんだ」と思われてしまいます。
それが「甘え」になって、どんどんエスカレートすることも。
「彼が困る前に問題を解決してあげたい」や「もっと快適に過ごしてほしい」という思いから、頼まれてもいない家事や身の回りの世話を完璧にこなしてしまうのも特徴の一つ。
たとえば、洗濯物を畳んだり、彼の代わりに調べ物をしたりと、まるでお母さんのように先回りして動いていないでしょうか。
こんな行動が続くと、彼にとってあなたは対等な恋人ではなく、便利なサポーターのような存在に。
それは、同時に彼が自分自身の力で何かを成し遂げたり、あなたのために動いたりする機会を奪ってしまうことにつながります。
あなたに対して感謝するどころか、やってもらうことが当然という無責任な姿勢を強めてしまいます。
彼からの感謝の言葉や、優しい反応があるかどうかで、その日一日の自分の価値が決まってしまうような感覚に陥っている女性もいるでしょう。
「彼に喜んでもらえないと自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうため、ますます過剰に尽くして承認を得ようと必死になります。
こうした自信のなさは相手にも自然と伝わるもので、あなたの価値を彼が決めるような関係性に。
自分で自分を大切にできない人を他人が心から大切にし続けるのは、実はとても難しいことなのです。
「彼にはだらしないところがあるから私が支えてあげなきゃ」や、「私がいなくなったら彼はダメになってしまう」といった強い使命感も、尽くしすぎてしまう女性にある特徴。
この思い込みは、一見すると深い愛情に見えます。
ですが、実際には彼を「一人では何もできない人」として扱っている側面もあり、結果として一人じゃ何もできない人に育ててしまう原因にもなります。
あなたが必死に彼の面倒を見ることで、彼はいつまでも成長する機会を得られず、あなたはますます苦労を背負い込むという、ループから抜け出せなくなってしまうのです。
「私がやらなきゃ」と思うことも、意外と彼はできることがあるはず。
それに気付かずに何でもやってしまうと、彼は何もできない人になってしまいます。
思い込みを捨てることが大切なのかもしれません。
本当はもっと肩の力を抜いて恋愛を楽しみたいのに、どうしても彼のために動きすぎてしまう。
自分がどうしてここまで尽くしてしまうのか、その理由を知ることで、今の苦しさを手放すきっかけになるかもしれません。
彼のために何かをしていないと、いつか愛想を尽かされて離れていってしまうのではないかという強い不安が、あなたを突き動かしているのかもしれません。
自分そのままの姿では愛される自信が持てず、役に立つことや貢献することで自分の居場所を必死に守ろうとしてしまいます。
尽くすということが、彼への純粋なプレゼントではなく、嫌われないための「お守り」のようになってしまっていると、いつまでも不安から解放されず、どんどん自分を追い込んでしまうことに。
「嫌われてしまったらどうしよう」という不安が大きいから、尽くしすぎてしまう。
次第に度がすぎてしまい、彼から大事にされなくなるという可能性も…。
尽くしすぎてしまう人は、「あなたがいなきゃダメ」と言われることに、何よりも幸せを感じることがあります。
自分の内側から自信を生み出すのが苦手な人は 、他者から必要とされることで「自分には価値があるんだ」と実感しようとするのです。
彼の身の回りの世話をして感謝されることで、ようやく自分の存在を肯定できるため、無意識のうちに彼を「自分がいなければ何もできない状態」につなぎ止めておきたくなってしまいます。
彼にとって自分を「手放したら損をする存在」にしたいという思いが、過剰な献身につながっているケースも。
こんなに尽くしてくれる女性は他にいないと思わせることで、彼の生活や心の中に深く入り込み、物理的にも精神的にも離れられない状況を作ろうとしてしまうのです。
これは愛情のようで見方を変えると、尽くすことで相手を縛り、自分のコントロール下に置きたいという、独占欲の裏返しかもしれません。
自分でも気づかないうちに、尽くすという行為を「愛情の取引」にしてしまっていることがあります。
「これだけ尽くしたのだから、同じくらい私のことを愛してほしい、大切にしてほしい」という強い期待が心のどこかにあると、彼が期待通りの反応をくれなかったときに、激しい怒りや悲しみがこみ上げます。
「やってあげた」という感覚が募るほど、二人の関係には恩着せがましい空気が流れるようになり、純粋な愛情のやり取りが難しくなってしまうのです。
尽くしすぎてしまうと、相手に見返りを求めやすくなってしまうもの。
見返りがないと、衝突の火種となり、彼との関係が悪化してしまう恐れもあるでしょう。
今のあなたの振る舞いは、子供の頃の過ごし方が影響していることも考えられます。
たとえば、親の期待に応えたり、顔色を伺って聞き分けの良い子でいたりすることで褒められてきた経験があると、大人になっても「尽くして役に立つ自分でなければ愛されない」というルールを自分に課してしまいます。
相手に甘えることよりも、期待に応えることの方に慣れているため、無意識のうちに自分を削ってでも相手に尽くす役割を最終的に選んでしまうのです。
過去に尽くした経験があるほど、「尽くす」のが当たり前になり、恋人にも尽くしてしまう。
ときには、尽くしすぎて大事にされないということも…。
幼少期からの習慣が恋人関係に影を落とすことがあります。
尽くしすぎて損をしてしまう状態から抜け出し、あなたの優しさがそのまま愛として受け取られるようになるためには、エネルギーの向け方を変えてみましょう。
彼を想う温かい気持ちを大切にしながら、同時に自分自身のことも労ってください。
二人の関係はもっと健康的で心地よいものに変わっていくでしょう。
彼から大切にされる女性の多くは、自分の意見や価値観をしっかりもっています。
彼の好みに合わせるのもよいですが、あなたが何に感動し、何が好きで、どんなことに譲れないこだわりを持っているかという、あなたらしさを失わないことが何より大切。
自分自身の軸がしっかりしていると、彼にとってもあなたは常に新鮮で、尊敬できる一人の人間として映るでしょう。
彼に嫌われないために自分を消す必要はありません。
一人の自立した女性として凛と立つ姿を見せることで、彼の「もっと知りたい」や「大切にしたい」という気持ちを自然に引き出すことができます。
それが自信を持つきっかけになり、不安から「尽くしすぎる」ということがなくなるはず。
大好きだからこそいつも一緒にいたい、彼のために時間を使いたいと思うのは自然なこと。
しかし、あえて自分一人の時間や友人との時間を充実させてみましょう。
あなたが自分の趣味や仕事に夢中になっている時間は、彼から見れば、あなたが自分なしでも人生を楽しめている自立した女性に見えます。
常に彼の手の届く場所にいるのではなく、お互いがそれぞれの場所で輝き、会ったときにその経験を分かち合う。
そんな適度な距離感があるからこそ、会えたときの喜びは大きくなり、彼はあなたとの時間をより特別なものとして大切に扱ってくれるようになるのです。
常に彼と一緒にいると、彼との時間がすべてになってしまいます。
そうならないために、彼と離れる時間が必要です。
一人の時間が苦手な場合は、友人や家族との時間を大切にしましょう。
筆者Aの周りを見ても、それぞれの時間を大切にしているカップルの方が上手くいっている気がします。
恋人との時間はもちろん大切ですが、それだけだとだんだんストレスが溜まってしまうことも…。
友人や家族との時間、もしくは一人の時間を充実させるからこそ、恋人と良好な関係が築けると思います。
尽くすことは、量よりも質とタイミングが重要です。
毎日当たり前のように何でもしてあげるのではなく、彼が本当に困っているときや、仕事で大きな壁を乗り越えようとしているときなど、ここぞという場面でそっと手を差し伸べてみましょう。
日常の些細なことは彼自身の力に任せて、あなたは一歩引いて見守る。
そして、彼が心から癒やしや支えを必要としている瞬間にだけ、とっておきの優しさを届けるようにします。
そうすることで、あなたの尽くしは「当たり前のサービス」ではなく「価値のある特別なもの」として、彼の心に深く刻まれるようになるでしょう。
タイミングは難しいですが、彼が必要としているときだけがポイント。
そのタイミングを見極めて尽くせば、相手にとって心強い存在として受け取られることもあるでしょう。
幸せな恋愛を長く続けるために大切なのは、彼を支えるのと同じくらい、あなた自身が毎日を心地よく過ごし、自分を大切に扱うこと。
あなたが自立した一人の女性として自分の人生を楽しみ、心にゆとりがあるときにだけ尽くす。
そんな適度な距離感こそが、彼の中に「あなたをもっと大切にしたい」という気持ちを自然に育てていくのです。
ZWEI編集部
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