
「今付き合っている彼と考え方が合わない気がする」
「価値観の違いを感じているけど別れるべきなのかわからない」
「そもそも価値観の違いって何?」
恋愛や結婚生活において、「価値観の違い」は避けて通れないテーマです。
パートナーに対して、価値観の違いを感じたことがないという人の方が珍しいかもしれません。
ただ、ひとことで「価値観が違う」といっても、それが見過ごせるものなのか、別れたほうがいいレベルのことなのか、判断に迷う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、全国54店舗を展開する結婚相談所ツヴァイの編集部Mが、価値観の違いに悩まされている方にとって、そもそも価値観の違いとは何かをご紹介します。
また、価値観の違いで、今後の人生をどう判断すべきかも解説しているのでぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
・価値観の違いで別れることはありかなしか
・価値観のズレを感じる5項目
・価値観の違いを乗り越えるための4つのステップ
・価値観の違いで別れたほうがいいケース
・後悔しないための心構え
価値観の違いには、大きく分けて「話し合いで調整できるズレ」と「関係の土台を崩してしまうズレ」の2種類があります。
大切なのは“違うこと”そのものではなく、その違いが信頼関係や将来のプランに影響するレベルかどうかです。
女性誌『Oggi』の調査によると、恋人との別れの原因として「価値観の違い」を挙げた人は全体の約9割にも上りました。
このことからも、多くの人が「価値観の違い」を別れを選ぶに足る正当な理由として認識していることがわかります。
ただし「価値観の違い」とひとことで言っても、それは日常の好みの違いから、
人生観といったレベルの深いズレまで、大きく括られています。
そのため「どのレベルの違いなのか」を見極めることが、感情だけで大事な決断をしないための重要なポイントになります。
引用元:Oggi.jp
さらに興味深いのは、「価値観の違い」が別れの原因として常に上位に位置しているという事実です。
別の調査では、恋人との別れの経験がある人に理由を尋ねたところ、「価値観の違い」が最も多い回答となりました。
単純に「ケンカが増えた」「冷めた」といった感情的な理由だけでなく、もっと根本的な、人生の方向性や考え方のズレが別れに直結する重要な問題となっていることを示しています。
価値観の違いは、一見すると些細なことのように思えても、長年積み重なると2人の信頼関係を脅かし、将来一緒にいるとつらくなるかもしれません。
そのため、多くの場合、この問題は無視できないほど重要であり、別れを考えるきっかけとして非常に大きなウェイトを占めるのです。
引用元:Oggi.jp
これから紹介するのは、単なる好みの違いではなく、将来の生活や信頼関係に直結しやすいテーマです。
もしすでに違和感を感じている項目があれば、「気のせい」で済ませずに向き合うことが大切です。
深刻な価値観のズレのひとつが、浮気やモラルに関する認識です。
認識のズレが起こるテーマとして、さまざまなところで問題に上がる「どこからが浮気か?」という問題が挙げられます。
「2人でご飯に行った時点でアウト」「キスをしたらアウト」というように、2人の中で許容範囲が異なると、些細な異性との交流が深刻なトラブルに発展することも。
また、社会的なルールやマナーの価値観の違いも大きな影響を及ぼします。
公共の場での振る舞いや、友人・知人への接し方など、お互いの「許せないライン」が異なると、信頼関係が崩れる原因に。
信頼関係の根幹に関わる部分であり、ここでのズレは関係の継続を難しくします。
また生活を共にする上で、金銭感覚の違いは常に問題になり得ます。
お金の使い方は育ってきた環境によって、人それぞれ違うものです。
節約を重視するか、多少高くても質のいいものを求める、また浪費癖の有無など、金銭感覚の違いは1人で暮らしていると、比較対象がないため分かりづらいですが、同居を始めると、はっきりと違いが分かります。
貯金や投資に対する考え方も、価値観の相違が出る部分です。将来のためにどれだけ貯蓄すべきか、リスクを取って資産運用すべきか、安定志向か冒険家志向かによって、さまざまな考えがあるでしょう。
また、家計の管理方法も意見が分かれるところです。
生活費の分担や管理はどちらが行うか、2人の話し合いがうまくいけばよいですが、衝突すると簡単に問題解決できず、根深い問題になりやすいです。
特に結婚生活では、経済的な価値観の不一致が原因で夫婦関係が悪化するケースは少なくありません。
そのため、結婚する前に同棲して2人の金銭感覚を確かめるカップルもいます。
自由な時間に対する考え方も重要な価値観のひとつです。
休日は、家でゆっくり過ごしたいインドア派か、積極的に外出して活動したいアウトドア派か、その人の性格によって変わるでしょう。
また時間の使い方も大事です。デートで常に一緒にいたいか、1人の時間や趣味を大切にしたいか、どちらかが我慢をして合わせていると、いつかストレスが溜まってしまうでしょう。
朝型か夜型かの生活スタイルや、仕事とプライベートのバランスをどう考えるかも、その人の価値観によって、大きく変わります。
これらが合わないと、「一緒にいる時間が苦痛」「大切にされていない」といった不満につながりやすくなります。
結婚は、本人同士だけでなく、お互いの家族や人間関係にも関わってきます。
たとえば、家族との距離感への連絡頻度は、考え方によって相違があります。また結婚後の同居の可能性、親戚付き合いへの考え方など、あらかじめすり合わせをしておきたい部分です。
友人・知人との付き合い方も、人それぞれです。
友達の人数、交友関係の広さ、付き合いをどの程度優先するかなど、人生における優先順位の違いが表れるものです。
恋愛だけならば、そこまで気にする必要はありませんが、結婚を考える相手ならば、家族に関する価値観のズレは、将来的に大きな軋轢を生む可能性があるので、要注意です。
またキャリア、住居、子育て、老後など、将来に対する具体的なビジョンが合致しているかどうかも、関係を長く続ける上で不可欠な要素です。
将来的に、自身のキャリアアップを強く望むか、ワークライフバランスを重視して、仕事はほどほどにするかなど、仕事への考え方は知っておきたいものです。
また将来的に住みたい場所は都市部か地方か、マイホームか賃貸のままでいいのか、一戸建てかマンションかなども、価値観が大きく関係しています。
結婚相手ならば、子どもが欲しいかどうか、人数、教育方針、子育てへの参加度について、価値観が異なると大きく揉める部分です。
多少は個人差があれど、将来の目標が大きく異なると、2人の人生のベクトルが合わず、一緒に歩むことが難しくなるでしょう。
ここで気になるのが、実際の婚活の場では「どのような価値観が重要視されているのか」ということではないでしょうか。
ツヴァイ婚活研究所で調査したところ、婚活中に重視した価値観・条件のトップ3は、下記の結果が出ています。
1位 誠実さ(79.7%)
2位 対話力(71.9%)
3位 金銭感覚(68.3%)
この結果は、結婚相談所という結婚を前提とした出会いの場において、恋愛といったときめきよりも「信頼関係」「話し合える関係性」「生活感覚の一致」といった価値観が、将来を考える上で重要視されていることを示しています。
引用元:3-2.婚活中に「重視した」価値観・条件ランキング
ここまで読んで、「価値観のすり合わせって大事なのはわかったけど、恋愛の中で一から確認するのは大変」と感じた方もいるかもしれません。
これらの項目は、一緒に長い時間を過ごしていけば自ずとわかっていくものです。
しかし、人生の時間は限られています。そこで、手っ取り早く相手の価値観がわかり、人生のパートナー探しを効率的に行えるのが結婚相談所です。
実際の相談所のプロフィールでは相手を知るために必要な基本的な部分から、結婚観まで、会う前からわかるようになっています。
【基本的な情報】
・年齢
・住んでいるところ
・仕事
・婚姻歴
・年収
・趣味
・親と同居をしているか
・きょうだいの有無
【結婚観】
・結婚後子どもを欲しいと思っているか
・婿養子はOKか
・婚者との結婚はOKか
・結婚後の趣味などへのお金の使い方は今よりも控えたいか、変えずにいたいか
・結婚後の家事分担について
・育児分担に
何を隠そう私も結婚相談所で結婚をしたのですが、出会って2ヶ月で成婚退会し、5ヶ月目には婚姻届を提出しました。
それだけのスピード感で物事を進められたのは、あらかじめ自分の希望条件に合う人だけに絞り込み、お見合いを重ね、お互いの価値観を事前に擦り合わせることができたからだと自負しています。
ツヴァイには、価値観がピッタリな相手を探せるマッチングサービス「価値観マッチング」というサービスがあります。
マッチング度がパーセンテージで表示され、相手との相性を確かめられます。ボイスメッセージ機能もあり、声の印象で相手とのフィーリングを確かめられます。
「百聞は一見にしかず」ということで、結婚相談所がどんなところか気になる方は、マッチング無料体験も行っているので、ぜひお試しください。
ここまで価値観のズレが大きく左右される5つをご紹介しましたが、価値観が違うからといって、すぐに別れを選ぶ必要はありません。
価値観の違いは「すり合わせ調整するもの」で、お互いの価値観にしっかり向き合うことで、今より強固な関係を築けます。
まず最初にやってほしいことは「何が、なぜ自分にとって重要なのか」を客観的に把握し、相手に伝えられるようにすることです。
「いつも家が散らかっているのはイヤだ」ではなく、「私は家でリラックスした時間を過ごすことを大切にしており、そのためには週に1度、この場所だけは整理したい」など。
一旦感情を抜きにして、自分が大事にしている価値観の根拠を明確にしましょう。
自分の優先順位や考え、志向を整理して、言語化することで、相手に伝えるべき本質的な部分が見えてきます。
自分の思っている意見を伝えたら、次は相手の価値観を深く理解する番です。
ここでやってはいけないのは、相手の価値観を「間違っている」と否定することです。
「どうしてそんなにお金を使うの?」ではなく、「あなたがお金を使うのは、どんなこと、どんな経験に価値を置いているから?」というように、その価値観が生まれた背景や、相手にとっての重要性を確認しましょう。
このプロセスを通じて、相手の性格や思考傾向、過去の経験に触れることで、どこまでなら共感できるのか、どこまで受け入れられるかという受容の土台ができます。
お互いの価値観を理解し合った上で、どこまでなら譲れるか(妥協点)と、ここだけは譲れない(境界線)を明確にします。
妥協点とは、「外食の回数を少しでも減らし、その分、質の高い旅行に年に1度行く」「家事分担はきっちり半分に分けるのではなく、得意な方が多めに担当する」といった、柔軟に対応できる部分です。
境界点は、「浮気は絶対に許せない」「子どもが欲しい」といった、2人の関係を継続させるために不可欠な部分です。
このように交渉のタイミングを設けることで、どちらか一方だけの主張を通して、我慢するような関係を避けることができます。
ステップ3の話し合いで決めた内容を、具体的な行動の「ルール」として生活に取り入れます。
ここで重要なのは「お金のことで揉めない」というように抽象的なルールではなく、「毎月1日に収支を確認し、貯蓄の目標額をクリアしたら残りは自由に使う」など、具体的なアクションを決めることです。
たとえば休日の過ごし方が合わないのであれば、「月に2回ずつ2人で出かける日、それぞれが1人で自由に過ごす日を設ける」などルーティン化していきます。
このように具体的な行動習慣が、価値観のズレから起こるトラブルを減らす緩衝材になります。
乗り越えるためのステップを紹介しましたが、ステップを踏んだからといって、必ずしもすべての価値観のズレが乗り越えられるわけではありません。
特に以下のような状況に陥っている場合は、残念ですが別れを選ぶことも賢明な選択肢となります。
人それぞれ価値観が異なるのは当然ですが、「理解しようと努めても、その思考回路がまったく理解できない」「相手の価値観に合わせようとすると強いストレスを感じる」といった状態が続く場合は、調整することは難しいです。
先ほどステップ2でご紹介した「なぜそう考えるのか」という相手の背景に、まったく共感や納得ができない状態では、お互いの意見が交じり合うことは厳しく、将来にわたって平行線をたどり、軋轢を生み続けます。
相手を尊重できず、常に否定的な感情を抱いてしまうのであれば、関係を続けるのは困難だと判断しましょう。
倫理観や道徳観など、自分にとっての「正しさ」や「正義」に関わる価値観が、相手の行動によって侵害されていると感じる場合も同様です。
モラルハラスメント、ハラスメントに対する認識の違い、社会的秩序を軽んじているなどといったことが、これに該当します。
いわゆる「許せないライン」は、それぞれの人生観や性格の土台になるベース部分に関わるため、目をつぶって我慢を続けると、最終的に自己肯定感を失う原因になりかねません。
また価値観のズレを解決する唯一の方法は、「話し合い」ですが、肝心の相手が努力しようと向き合わない場合、それ以上関係の改善は見込めません。
「それはお前の価値観だろ」「理解できない」などと一蹴されたり、話し合いから逃げたりと、自分の意見だけを一方的に押し通そうとするといった態度は、相手への敬意を欠いています。
片方だけが歩み寄ろうとしても、相手にその気がなければ、関係性は一方的に破綻していきます。
価値観のズレが生じる5つの項目でご紹介したように、浮気・不倫に対する認識、また金銭感覚のズレは、関係を構築する上で欠かせない「信頼」を根本から揺るがす価値観です。
「約束を破って異性関係を持つ」、「借金癖・浪費癖が直らない」、といった勝手な行動は、信じてくれた相手の気持ちを踏みにじる行為なので、信頼を取り戻すのが極めて困難になっていきます。
また信頼のない関係を続けることは、常に不安や疑念を抱えながら生きることになり、心の問題となり精神を蝕まれるでしょう。
心の問題がエスカレートすると、単なる精神的なストレスだけでなく、金銭的な損失、健康の悪化、社会的な評価の低下など、具体的な悪影響が出始めている場合も、別れを決断するタイミングです。
相手の浪費癖が原因で貯蓄が底をついた、相手の生活習慣のせいで自分の睡眠時間が削られている、相手の言動であなたの大切な友人との関係が壊れたなど、実生活に被害が及んでいる状態は正常とはいえません。
自分の人生や幸せを犠牲にしてまで、相手との関係を維持する必要はないのです。
関係を再構築するよりも、別れた方がいいケースをご紹介しました。
ひとつでも当てはまるのであれば、別れを検討したほうがよいですが、別れを選んで後悔するのではないかという不安を持つ人もいるでしょう。
ここでは、価値観の違いを乗り越える努力をしたけれど、別れを選ぶ決断をした場合、後悔しないために必要な心構えを解説します。
別れの原因を「もっと努力できたのではないか」「自分のわがままではないか」と自分を責める必要はありません。
価値観の違いは、2人の問題であり、お互いの人生のベクトルが合わなかったというだけの、シンプルで正当な避けがたい別れの理由です。
自分さえ我慢すればいいんだと、無理に相手に合わせ続けることは、自分自身の価値観や人生を否定することにつながります。
別れるという決断は、どちらかが悪いわけではなく、ただ「その人とは合わなかっただけ」という客観的な事実として受け止めましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
好きだけど別れる理由は?決断基準と別れる際の心構え、前を向く方法
別れる決断に至るまでの経緯の中で、「自分が本当に大切にしているもの」が明らかになったはずです。
次の出会いを探す際や、これからの人生を歩む上で、自分が大事にしている価値観を尊重し、それらを守ることを最優先に考えましょう。
価値観を曖昧にせず、ここだけは譲れないという部分を明確にすることは、より自分にピッタリの未来のパートナーを見つけるための重要なステップになります。
別れた直後は、そういう気分になれないかもしれませんが、この経験をムダにせず、新しい出会いにつなげるように目を向けることが大切です。
今回の相手と付き合い、別れた経験によって得た「自分が譲れないと思う境界線」や「自分らしくいられる心地よいと感じる価値観」を新たな基準にすることで、それまでの自分とは違う、今の自分に合った相手を見つけやすくなるのです。
勇気を出し、一歩踏み出すことで、自分の価値観を理解して、あなたを尊重してくれる新しい関係を築く機会が得られます。
さまざまな観点から紹介したように「価値観の違い」は、多くのカップルが直面し、別れの大きな原因となる問題です。これは、決して軽視してはいけない、2人の人生と密接に関わる重要なテーマです。このことから、価値観の違いで別れるのは「あり」、多くの人がそうやって判断しています。
まずは、いったん冷静に自分の価値観を言語化し、相手の価値観を否定せず理解しようとする努力が重要です。
その過程にある妥協点と境界線を明確にする話し合いは、関係を続けるための大事なカギとなります。
しかし、信頼関係に支障が出るほどのズレや、実害が出ている場合、またお互いに歩み寄る意思がない場合は、別れを選ぶことも、お互いの未来にとってベストな選択となるでしょう。
別れるか否かに関わらず、大切なのは問題を曖昧にせず、お互いの価値観について真剣に、そして感情的にならずに話し合うことです。
その上で、自分自身が納得できる決断をすることが、後悔のない未来につながります。
もし、自分の価値観に合った相手と出会うことが難しいと感じているなら、第三者のサポートを受けながら、価値観の合う相手と効率的に出会う方法を検討してみるのもいいでしょう。
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