
「恋愛でも友人関係でも、一緒にいるとなぜか疲れる人がいる」
そんな悩みを抱えている人は意外と多いです。
はっきり意地悪をされているわけではないけれど、気づけばいつも自分が合わせている。
この違和感の正体を説明できる概念は、組織心理学者で、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの経営学教授・心理学教授でもあるアダム・グラントが著書『GIVE & TAKE』で紹介した「テイカー」です。
テイカーとは、与えるよりも受け取ることを常に優先する人のこと。
もともとはビジネスの文脈で広まった概念ですが、恋愛や婚活の場面でもテイカーの存在は関係が一方的になり、気持ちが疲れてしまう原因になることがあります。
この記事では、ツヴァイ編集部Iが、テイカーに共通する7つの特徴から、恋愛・婚活の初期段階で見抜く方法、自分を守るための対処法までをまとめました。
「あの人、もしかしてテイカーかも」と思い当たる相手がいる方は、ぜひ特徴を照らし合わせながら読んでみてください。
この記事は「臨床心理士・公認心理師:渡部和樹氏」が監修しています。
テイカーには共通する行動パターンや心理があります。
1つや2つ当てはまるだけで断定はできませんが、複数思い当たる節がある場合は注意が必要です。
なお、アダム・グラントが30,000人以上を対象に行った調査では、約19%。
およそ5人に1人がテイカー気質を持つとされています。
引用元:Adam Grant「GRANTED: January 2017」
意外と身近にいる存在だからこそ、恋愛や婚活シーンでの具体例も交えながら、7つの特徴をしっかり確認していきましょう。
テイカーの根底にあるのは、「この人は自分にとって利用価値があるかどうか」という損得のフィルターです。
たとえばデートの約束でも、自分都合での予定変更は平気でするのに、こちらが同じことをすると不満をあらわにします。
テイカーは人間関係を投資対効果で測っているため、自分にとってメリットがないと判断した相手には途端に冷たくなるのが特徴です。
婚活の場面では、相手のスペックばかりを気にして「年収は?」「家は持ち家?」と条件面の質問ばかり続ける人がこのタイプに該当しやすいでしょう。
一般的には人から何かをしてもらったとき、「ありがとう」の一言や、「次は自分が」という気持ちが生まれます。
しかしテイカーには、もらったら返すという感覚が極端にないのが特徴です。
テイカーの具体例
・誕生日プレゼントを渡しても反応が薄く、相手の誕生日はスルーする
・送り迎えをしてもお礼がない
・いつもお土産をもらうばかりで、自分は買ってこない
悪意があるというより、してもらって当然という感覚が根づいているため、本人に悪気がないケースが多いのも厄介なポイントです。
感謝がないだけでなく、もっと欲しがるのがテイカーの恐いところです。
テイカーの具体例
・毎日お弁当を作っていたのに「またこの料理?」と言われる
・記念日にレストランを予約したら「ミシュランに載っているような高級レストランが良かった」と不満を言われる
相手の好意を"ゼロ地点"に設定し、そこからさらに上乗せを求めるので、尽くす側はどれだけ頑張ってもキリがないと感じさせられてしまいます。
実はこれ、私自身にも経験があります。
当時付き合っていた一人暮らしの彼に喜んでもらいたくて、掃除や料理を率先してやっていました。
最初はすごく喜んでくれたのに、いつの間にかそれが普通になり、感謝の言葉もなくなっていったんです。
気づけば恋人というより、まるで彼のお母さんのような存在になっていました。
最初は、好きだからこそ見返りを求めず、無償の愛のつもりで尽くしていたんです。
ただ、感謝の言葉もなく、それが当たり前のように受け取られ続けるうちに、自分自身少しずつ寂しさや不満が積もりました。
彼をそうさせてしまったのではないかという罪悪感もありましたが、こちらの気持ちが返ってこないまま一方的に尽くし続けることにはやはり限界が。
結果として、少しずつ気持ちが冷めていった記憶があります。
連絡の頻度に極端な波があるのも、テイカーの典型的なパターンです。
テイカーの具体例
・愚痴を聞いてほしい、お金がないなど自分都合で連絡が増える
・相談される側になると素っ気ない、既読スルーが多い
このように、関係が自分のニーズを満たすためのインフラになっているわけです。
テイカーとの会話を振り返ってみてください。
主語の多くが「俺」「私」になっていないでしょうか。
テイカーの具体例
・仕事の愚痴、趣味の自慢、過去の武勇伝などいつも自分のことばかり
・こちらが話し始めても「それって俺もさ……」と自分の話にすり替えるか、スマホをいじり始めてしまう
「最近どう?」「仕事忙しい?」といった相手への質問がほとんど出てこないのは、そもそも他者への関心が薄い証拠です。
相手が調べたり努力したりした成果を、さも自分の功績のように語るのもテイカーの特徴です。
テイカーの具体例
・「あのデート場所、俺が見つけたんだよね」
・「あなたがうまくいったのは私のアドバイスのおかげ」
・「成功おめでとう。俺がいないとやっぱりダメだね」
恋愛では「お前が変われたのは俺のおかげだろ」という言い方で、相手の自信や自立心を奪うケースもあります。
これが続くと、尽くす側は自分の価値を自分で認められなくなっていくので注意しなくてはなりません。
テイカーにとって「NO」は想定外の出来事です。
断ると露骨に不機嫌になったり、罪悪感を与えるような言葉を投げてきたりします。
テイカーの具体例
・「俺のことが好きなら普通やるでしょ」
・「そんなに冷たい人だと思わなかった」
・「君がそんな態度ならもう別れようか」
こうした言葉は、あなたの境界線を壊すための"揺さぶり"です。
一度あなたが折れると「この人は押せば従う」と学習され、要求はどんどんエスカレートしていきます。
公認心理師 渡部和樹のコメント
テイカーという概念は、もともとビジネス心理学の文脈で注目されたものですが、恋愛や親しい人間関係の中でも参考になる視点です。
親密な関係になるほど、お互いの価値観や関わり方のパターンが見えやすくなるためです。
ただし、一つの特徴だけで相手を「テイカー」と決めつける必要はありません。
大切なのは、「この関係の中で自分はどう感じているか」という視点です。
テイカーが厄介なのは、最初のうちは感じが良く見えることです。
とくに恋愛や婚活の初期は猫をかぶっている場合が多く、「出会って3カ月では判断できない」とも言われます。
ここでは、初期段階でも相手のテイカー度を測れる3つのチェックポイントをご紹介します。
相手がテイカーかどうか見分けたいときは、あえて「任せるね」と相手にボールを渡してみましょう。
テイカー気質の人は面倒ごとを引き受けたくないため、店選びを丸投げし返してきたり、会計時にさっと財布を出さなかったりします。
一方で、相手への配慮ができる人は「じゃあ、こんなお店はどうかな」と自分から提案したり、会計の場面でも自然に気を配ったりするものです。
会話も同様で、相手に話を振ったときに「あなたはどう思う?」「最近楽しいことあった?」と聞き返せるかどうかは、他者への関心のバロメーターになります。
1回のデートで全てを判断する必要はありませんが、3回のデートを通じてこの傾向が続くなら、黄色信号と考えてよいでしょう。
日常のやりとりには、相手の本音が透けて見えます。
注目したいのは、連絡がくるのは用事があるときだけかどうかです。
テイカーのLINEは、頼みごと・日程調整・自分の報告など、用件ベースのメッセージがほとんど。
反対に、「今日こんなことがあったよ」「この写真見て!」といった共有のメッセージが少ないのが特徴です。
また、こちらの体調不良や落ち込みを伝えたとき、スタンプ1つで終わったり、数時間スルーされるようなら注意が必要です。
もちろんLINEの頻度は個人差がありますが、自分の用件のときだけレスが早いというパターンが続く場合は、テイカーの可能性を疑ってみてください。
テイカーの意外な特徴として、自分が少しでも何かをすると「してあげた」と強調する点があります。
「わざわざ時間作ってあげたのに」「前にプレゼント買ってあげたよね」など、普段は自分から与えないぶん、たまの行動を恩着せがましくアピールしてきます。
この口癖が出る人は、与える行為を投資として捉えており、リターンが返ってこないと損をしたと感じるマインドを持っていることも。
口癖は無意識に出るものだからこそ、その人の本質を映し出すので注意して観察してみてください。
テイカーの存在に気づいたら、次は「どう対処するか」です。
相手を変えようとするより、自分の行動と環境を変えるほうがはるかに効果的です。
ここでは今日から実践できる3つの方法をご紹介します。
テイカーへの最大の対抗手段は、「NO」を言えるようになることです。
断り方のコツは、理由を長々と説明しないこと。
「ごめん、それはちょっとできないな」とシンプルに伝えるだけで十分です。
テイカーは言い訳の隙間を突いてくるのが上手なので、理由を述べるほど反論の材料を与えてしまいます。
最初は罪悪感があるかもしれません。
しかし、断ったときに不機嫌になったり、態度を急変させたりする相手は、あなたの「YES」だけに価値を感じている人です。
その事実に気づくだけでも、断ることへのハードルはかなり下がるはずです。
テイカーは一対一の密室で力を発揮します。
逆に言えば、第三者の目があると途端におとなしくなるケースが多いのです。
やりとりはLINEやメールなど、記録が残る手段を中心にしましょう。
お金の貸し借りがあるなら金額と日付をメモしておくだけでも、後から「そんなこと言ってない」と言われたときの盾になります。
また、信頼できる友人や家族に状況を共有しておくことも重要です。
テイカーは巧みに被害者意識を持たせるため、一人で抱え込むとどんどん判断力が鈍ります。
「客観的に見てどう思う?」と聞ける相手がいるだけで、自分を俯瞰して見られるようになるでしょう。
最終的に大切なのは、「この人と一緒にいるとき、自分はイキイキ輝いているか」という問いに正直になることです。
恋愛や婚活では「せっかくここまで付き合ったのに」というサンクコスト(埋没費用)の心理が働き、関係を手放しにくくなります。
しかし、消耗する関係に使った時間は戻りません。
むしろ、今ここで区切りをつけたほうが、与え合えるパートナーに出会う時間が生まれます。
一人で決断が難しい場合は、カウンセラーや結婚相談所のアドバイザーなど、プロの力を借りるのも一つの手です。

公認心理師 渡部和樹のコメント
テイカーを繰り返し引き寄せてしまうパターンに気づくことは、自分を責めるためではなく、自分を守るためです。
臨床の場では、共感力が高く他者の感情に敏感な方ほど、相手を優先しすぎて関係のバランスを崩してしまうことがあります。
これはあなたの弱さではありません。
もともと持っている思いやりが、向ける相手や向け方によっては、自分を消耗させてしまうことがあるからです。
自分のパターンを知ることは、同じ苦しさを繰り返さないための大切な力となります。
テイカーが問題なのは間違いありませんが、何度もテイカーを引き寄せてしまう場合は、自分自身のパターンにも目を向ける必要があります。
ここに挙げる3つの傾向は、決してあなたが悪いという意味ではなく、自分を守るための気づきとして読んでくださいね。
「断ったら嫌われるかも」「ワガママだと思われたくない」という気持ちが強い人は、テイカーにとってターゲットになりやすいです。
断ることは冷たい行為ではなく、自分の時間とエネルギーを守る正当な行為です。
むしろ、NOを言えるからこそ、YESに本物の価値が生まれます。
断る練習は小さなことから始めれば十分。
コンビニの「袋いりますか?」に「大丈夫です」と即答するくらいの感覚で、日常から"断る筋肉"を鍛えていきましょう。
相手が不機嫌になると、反射的に「自分が何かしたかな」と考えてしまう人も要注意です。
テイカーはこの心理を無意識に利用します。
不機嫌な態度を見せることで、相手を自分に都合よく動かせると知っているからです。
覚えておきたいのは、他人の機嫌は他人の課題であり、あなたが管理するものではないということ。
これはアドラー心理学でいう「課題の分離」の考え方にも通じます。

「これだけ尽くせば、きっと愛してもらえる」
この思考パターンは、テイカーとの関係を長引かせる大きな原因になります。
尽くすこと自体は素晴らしい性質ですが、見返りとして愛情を期待しているなら、それは取引になってしまいます。
健全な関係とは、尽くさなくても一緒にいられる安心感があるもの。
「頑張らないと愛されない」と感じる関係は、そもそも相手選びの段階で見直す必要があるかもしれません。
公認心理師 渡部和樹のコメント
ここで紹介されている特徴は、「だから悪い」という意味ではありません。
むしろ、思いやりがあり、人との関係を大切にできる人ほど当てはまりやすいのではないでしょうか。
ただ、その優しさが自分を犠牲にする形になると、関係のバランスは崩れてしまいます。
大切なのは優しさをなくすことではなく、自分にも同じだけ優しさを向けることです。
相手を大切にすることと、自分を大切にすることは両立できます。
自分の気持ちや限界に気づき、それを尊重することも健全な人間関係を築くための大切な力です。
「まだ大丈夫」「相手もいつか変わるかも」と思いながらテイカーとの関係を続けた場合、どんな未来が待っているのでしょうか。
ここからは、決してあなたを脅すためではなく、早めに気づいて動くためのリアルな話をします。
テイカーの言動を浴び続けると、何が相手の問題で何が自分の問題なのか、その区別がつかなくなっていきます。
「相手が怒るのは自分がダメだから」「もっと頑張れば関係は良くなるはず」
こうした思い込みが日常化し、本来は相手の問題であることまで自分の責任だと感じるようになります。
この状態になると、友人に相談しても「でも、悪いのは私だから」と結論づけてしまい、外からの助けを受け取りにくくなるのが厄介なところです。
テイカーとの恋愛で深く傷つくと、「また同じ思いをするのでは」という恐怖が残ります。その結果、新しい出会いのチャンスが来ても無意識にブレーキをかけてしまうのです。
婚活アプリに登録しても返信が億劫になる、お見合いの席で過度に相手を疑ってしまうというような状態は、「恋愛トラウマ」とも呼ばれ、時間が経てば自然に治るとは限りません。
恋愛のトラウマを抱えていると感じた方は下記の記事も併せてご覧ください。
>>恋愛のトラウマの原因は?5つの克服方法と本当に安心できる恋愛の始め方
テイカーは恋愛中では「いい人」を演じていたのに、結婚後に以下のような本性が顕著になることがあります。
・婚姻届を出した途端に家事を一切しなくなる
・生活費を渡さない
・育児をすべて押しつける
「まさかこんなことが?」と思いますが、こうした話は珍しくありません。
結婚すれば変わるだろうという期待は、テイカーに関しては期待どおりに変わるとは限りません。
交際中に感じたモヤモヤは、結婚後に数倍になって返ってくると考えておくくらいでちょうどよいでしょう。
公認心理師 渡部和樹のコメント
「相手がいつか変わってくれるかもしれない」という期待は、消耗する関係を続けさせる大きな要因の一つです。
しかし、人の関わり方のパターンは、相手がどれだけ我慢したり尽くしたりしても、簡単に変わるものではありません。
臨床の場でも、「自分が変われば相手も変わるはず」と考え続けた結果、心身ともに疲れ切ってしまった方にお会いすることがあります。
変化が起こるとすれば、本人が自分の課題に気づき、それに向き合おうとしたときです。
だからこそ、「自分がもっと頑張れば関係は良くなるはず」という考えには注意が必要です。
まずは相手を変えることよりも、自分自身を守ることを優先してください。
ここからは、テイカーに関する内容をもう少し深掘りしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
A. 三者は重なる部分もありますが、それぞれ性質が異なります。
|
|
テイカー |
ナルシスト |
モラハラ |
|---|---|---|---|
|
心理 |
「受け取るのが当然」 |
「自分は特別な存在だ」 |
精神的に支配・攻撃 |
|
本人の自覚 |
無自覚なケースが多い |
自覚がないことも多いが、意図的に振る舞う場合も |
意図的な場合が多い |
|
動機 |
自分の利益を優先したい |
自分の優越性を維持したい |
相手を支配・コントロールしたい |
テイカー=ナルシスト=モラハラ加害者ではありませんが、テイカー傾向が強い人の言動がエスカレートし、モラハラに発展するケースはあります。
「最近ちょっと度を超えてきたかも」と感じたら、行動の深刻度に応じて対処を切り替えることが大切です。
A. アダム・グラントは著書『GIVE & TAKE』で、人の行動スタイルを3タイプに分類しました。
・ギバー(与える人):見返りを求めず相手に価値を提供しようとするタイプ
・テイカー(受け取る人):自分の利益を最優先し、与えるよりも多く受け取ろうとするタイプ
・マッチャー(バランスを取る人):もらった分だけ返す公平志向のタイプ
重要なのは、多くの人は場面や相手によってタイプが変わるという点。
職場ではマッチャーでも、恋人の前ではテイカーになる人もいます。
「この人はテイカーだ」とラベルを貼って終わりにするのではなく、この関係においてテイカー的な振る舞いが多いかどうかという視点で見ることが、より正確な判断につながります。
A. 職場のテイカーには、マッチャー戦略がおすすめです。
これは「最初は協力的に接し、相手がテイカー的行動を取ったら同じだけ引く」という方法。
具体的には、以下の戦法があります。
・頼まれごとを引き受ける前に「前回のお願い、あの件はどうなりました?」と過去の貸しを確認する
・自分だけに業務が偏っていると感じたら、上司やチームに状況を共有して"見える化"する
感情的になって対立するよりも、事実と記録をベースに冷静に線を引くほうが、職場という環境では効果的です。
A. 婚活においてテイカーを避けるポイントは、初対面の違和感を無視しないことです。
この記事で紹介した見分け方(店選び・会計・LINEの頻度・口癖)を、交際初期から意識して観察してみてください。
テイカーは一対一の閉じた関係の中で本性が出やすいため、第三者の目を入れるだけで状況は大きく変わります。
その意味で、結婚相談所のように専任のカウンセラーがつく環境に身を置くのが良いかもしれません。
たとえばツヴァイでは、専任のカウンセラーが交際の進め方やお相手の人柄まで一緒に見てくれるため、「一人で判断しなくていい」という安心感があります。
マッチング無料体験もできるので、ぜひお試しください。
「カウンセラーって実際どんな相談ができるの?」と思った方は、以下の動画も参考になりますよ。
【お悩み別カウンセリング】真剣交際手前だがお相手の気持ちがわからない
この記事でお伝えしたいのは、テイカーを見抜く力は「疑い深くなること」ではなく、「自分の心を守る力」だということです。
相手の行動パターンを知っていれば、違和感を覚えた時点で冷静に判断できます。
感情に流されて自分の気持ちが消耗する前に、立ち止まれます。
そしてなにより、与え合える関係がどんなものかを知ることで、本当に合うパートナーを選べるようになるはず。
もし今、誰かとの関係にモヤモヤを感じているなら、この記事がその答えの糸口になれば嬉しいです。
あなたの時間と気持ちを大切にしてくれる相手は、必ずいます。
公認心理師 渡部和樹のコメント
「なんかおかしい」「一緒にいると疲れる」など、そのぼんやりとした感覚は、あなたの心が発している大切なサインかもしれません。
テイカー的な関係の難しいところは、はっきりとした問題が見えにくいまま少しずつ疲れが積み重なっていくことです。
そのため、「自分が気にしすぎなのかもしれない」「相手も悪気はないのかもしれない」と、自分の感覚を疑うようになることがあります。
しかし、関係の中で自分らしさを失っていると感じるなら、それは十分に大切なサインです。
違和感を覚えた自分の感覚を、どうか軽視しないでください。
また、テイカーに振り回されやすい人は、決して弱い人ではありません。
むしろ、人を大切にできる優しさや共感力を持っている方が少なくありません。
ただ、その優しさが自分を犠牲にする方向へ向いてしまうと、関係のバランスは崩れてしまうでしょう。
テイカーを見抜く力は、相手を疑う力ではなく自分の心を守る力です。
自分の気持ちや限界を尊重しながら、人とつながることは十分に可能です。
その感覚を育てていくことが、対等に与え合える健全な関係への第一歩になると思っています。
臨床心理士・公認心理師 渡部和樹
恋愛相談やカップルセラピーに携わっている臨床心理士・公認心理師です。精神科病院・福祉施設での臨床経験を経て2013年に開業し、現在もスクールカウンセラーとして現場に立ちながら、毎年50件以上の恋愛・パートナー関係の相談を受けています。
「なんで気持ちが伝わらないんだろう」と悩む方に、恋愛はテクニックだけでなく、自分や相手の感情理解が土台となるという考えのもと、実践的かつ心理学的な観点から支援を行っています。
読者の方が気がついていない心理に自然と気づけるよう、専門家の視点から監修しています。
あなたに合った婚活計画を
一緒に立てましょう!
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)