
「結婚したい、でも自分1人の時間がどうしても必要」
「パートナーとずっと一緒だと疲れてしまいそうで不安…」
と、結婚に向けて不安な気持ちを持つ方は多いのではないでしょうか。
しかし、ご安心ください。現代の夫婦の形は、本当にさまざま。
常にべったり密着していることだけが幸せではないんです。
「1人の時間」を大切にしたいと考える方はあなただけではありません。
この記事では「1人の時間がないと無理だ」と感じる方の具体的な特徴を見ていきます。
そして、結婚後に直面しがちな課題と、その乗り越え方についても解説します。
価値観を認め合える最高のパートナーと出会うためのヒントもご紹介しますよ。
一緒に戦略的な婚活と時間確保のコツを学んでいきましょう!
「1人の時間がないと無理」だと感じてしまうのは、決してわがままではありません。
これは、あなたの生まれ持った性格や、その時の状況から生まれるごく自然な欲求。
そのため、結婚生活や未来のパートナーを考える際、まずこの特徴を理解しておくことが、トラブルを防ぐポイントになるんです。
1人の時間を必要とする人の特徴として、まず内向的な性格が挙げられます。
これは、インドア派、アウトドア派といった単純なくくりではありません。
心理学では、外向的な人が人との交流など外部の刺激からエネルギーを得るのに対し、内向的な人は静かな環境での内省や集中によってエネルギーを回復させる傾向があります。
そのため、人見知りや内向的な性格の人は、人との交流や大人数の場では、特に消耗しやすく、その分、1人になって心を休ませる時間を強く求めてしまうんです。
誰かがいる環境で緊張や疲れを感じやすい人は、相手の気持ちを察する能力の高さ、また他者への配慮が強い優しい人が多いです。
たとえば、誰かが近くにいるだけで、意識せずとも相手の感情や状況を察知しようと神経を使ってしまう。
その結果、知らず知らずのうちに精神的な疲労をため込んでしまうんです。
このタイプの人は、常に「相手に気を遣わなければ」「期待に応えなければ」「自分の存在は邪魔じゃないか」といったことを頭の中で考え続けてしまう状態です。
編集部Oも、こういった「人がいる場所での緊張や疲労」には、とても共感します。
たとえば、友達と二泊の旅行に行ったときのこと。
友達は仲の良い子で、旅行自体も楽しかったのですが、常に一緒にいることで少し疲れてきたと感じる瞬間がありました。揉め事も一切なく、とても楽しかったのに、なぜかたまに1人になりたいと思ってしまうんですよね。
自立心が非常に強く、何事も自分が決めた手順や、ベストなタイミングで進めたいと考える人も、1人の時間を大切にする傾向があります。
これは、仕事でも日常生活でも、集中力や効率を維持したいと思ってしまうんですよね。
たとえば、「スーパーでの買い物を最短で済ませるために、買うものをリスト化し、順路通りに回りたい」と思っているとします。
もし、誰かと一緒に行動し、その人がリストにないものを長時間見て回ったり、別の順路を辿ることを要求したりすると、あなたの「完璧にやりたい」という思いが乱されるでしょう。
自分のペースで物事をコントロールできることが、そのまま安心感や自己肯定感につながっているケースも多くあるんですよね。
人との交流以外に、1人で完結する趣味などの個人の活動に強い充実感を感じる人も、1人の時間を求めることが多いです。
たとえば、読書、集中力のいる手芸、プログラミングなどに没頭するのが好きな人は、誰かに途中で中断されたくはないですよね。
この「没頭している時間」は「フロー状態」とも呼ばれます。
フロー状態は、最高の幸福感や自己実現の感覚をもたらしてくれます。
1人の時間で趣味に没頭するのは、ただの暇つぶしではなく、自己成長や精神的な安定を保つための重要な手段。
これを奪われることは、生きがいの一部を奪われるのと同じように感じてしまうんですね。
1人の時間を大切にする人が結婚生活をスタートさせると、生活様式の変化によって、いくつかの「あるある」といえる課題に直面することがあります。
事前にその影響を理解し、パートナーとの幸せな関係を築くための準備をしておきましょう。
結婚後、パートナーとの「共有時間」が増えていくのはイメージできますよね。
しかし、1人の時間が必要な人にとって、これはエネルギーの消耗に直結してしまいます。その結果、無意識のうちに夫婦の時間を短くしようとしたり、約束した共有時間よりも自分の時間を優先しようと動いてしまうことが起こりやすくなります。
パートナーに理解がない場合、「私といるのが楽しくないの?」「結婚したのに一緒に過ごしてくれない」と愛情不足や拒絶だと誤解されてしまうかもしれません。
独身の頃は、家事も仕事も休息も、すべて自分のペースで進めることができました。
しかし、結婚生活が始まると、協力や分担、そして何より「相手の都合に合わせる」必要性が必ず出てきます。
たとえば、「平日の夜に家事を一気に終わらせて、週末は完全に自分の時間に充てる」というルーティンを持っていたとしましょう。
しかし、パートナーの帰宅時間が遅かったり、家事に協力的でない、家事の手順が違うといった点があると、自分の集中力や効率が邪魔されたと感じてしまいやすくなります。
自分の思い通りに進まないことへのイライラや不満が積み重なり、「なぜ自分だけがこんなにペースを乱されなきゃいけないんだ」という感情から、パートナーシップそのものにネガティブな気持ちを抱いてしまうリスクもあるんです。
1人の時間が生命線である人にとって、常に誰かが同じ空間にいることは、「緊張状態」を抜け出せない状況。
家にいても、パートナーに配慮したり、会話にいつでも対応したりする義務感から、本当に心から休める時間が得られにくくなってしまいます。
人間は、安全で安心できる場所でなければ深くリラックスできません。
1人の時間がないと、家が「気を遣わなくていい場所」ではなくなり、慢性的な緊張状態が続いてしまうことになります。
この慢性的なストレスは、心身の不調につながる可能性も。
疲れが取れない、集中力が続かない、理由もなくイライラしてしまうなど、結婚生活の満足度を大きく下げてしまう要因になりかねません。
一般的には、結婚や子育てが始まると「家族が第一」「夫婦は常に一緒にいるべき」という価値観や圧力を感じることが少なくありません。
「ただ1人になりたいだけなのに」というシンプルな欲求が、「家族を大事にできない自分は冷たい人間なのではないか」という罪悪感を生み出すことがあります。
もしパートナーが外向的で共有時間を何より重んじるタイプだと、「なぜ自分はそれができないのだろう」と、この罪悪感はさらに強まってしまうかもしれません。
しかし、パートナーの希望を優先し続けてしまうと、最終的に燃え尽き症候群につながり、かえって夫婦関係を壊す原因になりかねません。
結婚後も自分らしさを失わずにいられるためには、パートナーとのコミュニケーションの取り方と、生活空間での工夫が大切。
「1人の時間がないと無理」という思いを大切にしながら、それを具体的に確保していく戦略が必要です。
「ちょっと1人にして」という曖昧な伝え方では、パートナーにわがままや拒絶と受け取られてしまう可能性もあります。
そのため、共有のスケジュールやカレンダーに「パーソナル・タイム(個人時間)」として明確に組み込む方法が、とても効果的でおすすめ。
たとえば毎週日曜日の午後3時から5時、平日の帰宅後30分など、時間と場所を具体的に特定し、その時間は干渉しないというルールを設定しましょう。
パートナーは「いつまで1人でいるんだろう」と不安を感じる必要がなくなり、あなたも安心感を得ることができます。
編集部Oの例でいうと、休日、「スーパーに食材を買いに行ってくる」と言って近所のスーパーに行くのですが、その際に少し遠回りをして1人時間を作っています。
休日に家にいる時間が長いと「常に子どもと」「常にパートナーと」という空気になってしまいがち。
しかし、1人で好きな音楽を聴きながら散歩をすることで、気持ちもリフレッシュでき、すがすがしい気持ちで家に戻れる気がします。
また、「1人時間がほしい」と言ってしまうことに罪悪感を感じる人は、「スーパーに行ってくる」のほうが伝えやすいです。
こういった工夫をどんどん入れていくことで、結婚生活がうまくいきますよ。
1人の時間をしっかり確保する代わりに、一緒に過ごす時間の「質」を上げることで、パートナーの満足度は高まります。
ただ同じ空間にいるだけでなく、お互いが「心地よい」「楽しい」と感じる時間を意識して作りましょう。
たとえば共通の趣味を一緒に楽しむ、お互いに関心を持って会話に集中する、美味しい外食をするなど、お互いの関心や愛情をしっかりと伝え合える時間にするのがおすすめ。
こういった「短時間でも濃い時間」を通じて、「あなたのことを大切に思っているからこそ、回復に1人の時間が必要なんだ」というメッセージを間接的に伝えられます。
これにより、1人時間を取ることに伴う罪悪感が軽減され、バランスの取れた夫婦関係を維持しやすくなります。
1人時間がないとダメな人は、もしかしたらパートナーもまた1人の時間を求めている可能性があることに、気づきにくいかもしれません。
結婚生活で対等な関係を保つためにも、パートナーが望む個別の時間や空間も配慮し、お互いに自由を認め合うことがとても大切。
お互いが「自分で自由に使える時間」を持つことで、「自分だけが我慢している」という不満を防ぐことができます。
これは、「ギブ・アンド・テイク」の関係性を築く上で非常に大切なポイント。
たとえパートナーが外向的なタイプであっても、内省や自分の趣味のための時間は必要です。
相手の時間も尊重することで、対等で健全な関係が維持され、結果として、あなたの「自分の時間を大切にしたい気持ち」もより自然に受け入れられやすくなります。
住居の選び方や家具の配置といった物理的な工夫も、1人時間を確保する上で非常に有効な手段。
特に内向的な人にとって、「自分のテリトリー」があることは、精神的な安定に直結します。
可能であれば、書斎や趣味の部屋など、完全に1人になれる個室を用意することが理想的。もし難しければ、パーテーションで区切られたデスクスペースや、特定のソファを「1人時間専用」とするルールを設けるだけでも、効果があります。
また、リビングなどで一緒に過ごす場合でも、お互いにヘッドホンをつけて読書や作業をする「準・1人時間」を作るなど、「物理的に近くにいても、精神的には独立している」状態を認め合うことが、長い夫婦関係を維持するコツです。
1人の時間を必要とする人にとって、どのようなパートナーを選ぶかは、結婚生活の満足度に直結する、大切な選択。
自分の時間を大切にしたい気持ちを理解してくれるだけでなく、お互いを認め合える相手を選ぶことが後悔しない方法です。
では、どのような人であれば価値観を尊重しあえるのか、見ていきましょう。
結婚相手を探す上で、ぜひ重視したいのが、精神的に自立していること。
つまりパートナーに依存しすぎない人を選ぶことです。
依存度の高い人は、常に一緒にいることや、自分の時間や行動をすべて共有することを強く求めてしまう傾向があります。
健全な大人の関係性は、相互依存(必要な時に支え合える)であり、共依存(相手がいないと精神的に成り立たない)ではありません。
自立しているパートナーであれば、あなたが1人でいることを「必要な充電期間」として客観的に見てくれるでしょう。
✔チェックしたいポイント
・1人での趣味や活動を持っているかどうか
・自分の都合ではなく、あなたの仕事や趣味を理解し、干渉しない姿勢があるか
「夫婦はいつでも一緒でなければならない」「休日は必ず夫婦で過ごすべき」といった固定観念や、理想の家族像を無理に押し付けない人かどうかは、長い結婚生活において重要です。
価値観を押し付ける人は、「自分は正しい」と信じて、相手を変えようとしますが、尊重し合える人は「違いがあること」を認めます。
✔チェックしたいポイント
・「なぜ1人でいたいのか」と問い詰めず「あなたはそういう人なんだね」と受け止めてくれる包容力があるか
・異なる考え方に対して、否定から入るのか、質問から入るのかを観察してみる
どんなに相性の良いカップルでも、生活を共にすれば、必ず意見の食い違いや価値観の違いは出てきます。
その際、「1人時間」の確保を含め、建設的な話し合いを通じて、納得できる解決策を見つけられる相手であるかがポイントです。
目の前の感情にとらわれず、「今、パートナーが求めていること」と「二人の関係を長く続けるために必要なこと」という大きな視点で物事を捉えられること。
これができる人は、一時的に寂しさを感じたとしても、「ここはパートナーの自由な時間が必要な時だ」と、大人として割り切れる心の余裕があるといえるでしょう。
✔チェックしたいポイント
・感情的にならず、冷静な話し合いができるか
・「どうすればお互いが満足できるか?」という問題解決の姿勢を示せるか
1人の時間を大切にする人が、価値観を理解してくれるパートナーと出会うためには、やみくもな行動ではなく、戦略的なアプローチが必要。
ここでは、ツヴァイの婚活サービスをどのように活用し、効率的に相手を見つけるべきかをご説明しますね。
内向的で1人の時間を求めるタイプの人は、マッチングアプリなどを利用し、自力で多くの人に会って疲弊するよりも、専任のカウンセラーから質の高い紹介を受ける方法が適しているかもしれません。
ツヴァイでは、あなたの性格や「1人時間」へのニーズを理解した上で、データ分析と豊富な経験に基づき、あなたに合うと判断したお相手をご紹介する仕組みがあります。
このプロセスを経ることで、「大切にしている考え方が近い相手と出会いやすくなる」ため、無駄なエネルギーを消費することなく、効率的に活動を進められるでしょう。
事前にカウンセラーを通じて、「1人の時間を尊重してくれること」をパートナーへの希望条件として事前に明確に伝えておくことができます。
これにより、初対面で「私は特殊なんです」などと説明する心理的な負担が軽減されるのは、大きなメリットですね。
ツヴァイでは、収入や容姿といった条件面だけでなく、性格や価値観を重視したマッチングシステムを取り入れています。
価値観の合うお相手を検索し、趣味やお人柄を見てお申込ができるシステムとなっています。
また、価値観のマッチング率が表示されるので、相性が一目でわかります。
これにより、恋愛の初期段階ではなかなか気づきにくい性格の根本的なズレを、出会う前にはじくことが可能になります。
ツヴァイでは無料のマッチング体験予約も行っていますので、気になった人は是非お気軽にご利用ください。
「内向的で人見知り」「1人の時間ばかりで婚活には自信がない…」
そういったお悩みを持つ人も多いでしょう。
しかし、内向的な人だからこそ、結婚相談所での活動が有利に働く側面もあるんです。
ここでは、具体的なお悩みについて、ツヴァイカウンセラーIに聞いた内容をお伝えします。
Q:人見知りな人でも、結婚相談所で活動できますか?
A:まず大前提として、人見知りだから気後れして相談所に来れないと思う必要はまったくないです。
とくにツヴァイでの出会いはプロフィールを見てその人と会いたいかで申し込みをしますが、その後お見合いの設定まで全てスタッフ側が行います。
プロフィール作りもカウンセラーが一緒に見ていくので、「こんなふうにアピールした方がもっと興味持ってもらえるんじゃないかな」というのは一緒に相談しながら作れますよ。
結婚相談所で活動する場合、カウンセラーがどのようなことでも寄り添ってサポートしてくれるため、心強いですね。
不安なことはその都度聞くことで、どんどん婚活を前に進めていくことができそうです。
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Q:緊張したり、会話が続かないときはどうすればいいですか?
A:会ったときも、やはり緊張するのは当たり前だし、話せなくなるのは当たり前のことなんです。
何を話そうかな、とプロフィールはあらかじめ見ておくと良いですよ。
また、当日お話をする話題をあらかじめ準備しておくと安心できるかもしれません。
そのうえで、「こんなふうにお話をすると相手に印象がいいよ」というのはカウンセラーからもお伝えできますし、一緒に面談で練習することもあるんですよ。
緊張したり、会話が続かないのは誰しも起こりうること。
事前にカウンセラーと練習できるのは、とても自信がつくと思います。
また、こちらの動画を見ていただくと、はじめての結婚相談所で戸惑う会員に、カウンセラーが寄り添っている姿が実際にわかりますよ。
【お悩み別カウンセリング】入会したて…何から始めればいいの?
「1人の時間がないとダメ」というあなたの気持ちは、全くわがままなどではありません。それどころか、「1人の時間」は、夫婦の関係を長く幸せに続けるための、とても大事なエネルギー源。
結婚後に後悔しないためには、価値観を理解しあえるお相手を、賢く選ぶことが成功の鍵になります。
まずはあなたにぴったりの婚活作戦を立てることから始めてみませんか?
あなたの「1人時間」を大切にしてくれる理想の相手探しについて、ぜひ一度、ツヴァイカウンセラーにお話ししてみてください。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)