
「会話が続かず、気まずい沈黙が流れてしまう」
「自分にはコミュニケーションのセンスがないから、人に好かれるのは難しい」
そんなふうに悩んでいませんか?
実は、人に好かれる話し方に特別な才能やセンスは必要ありません。
対人関係がスムーズな人は、無意識のうちに相手が心地よいと感じる話し方の型や習慣を実践しているだけなのです。
この記事では、結婚相談所ツヴァイの編集部Yが、人に好かれる話し方のテクニックと、日常で意識したい「好かれる口癖」を解説します。
さらに、多くの会員のコミュニケーションをサポートする婚活のプロが、人との話し方に関するよくあるお悩みに回答!
すぐに取り入れられることばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
突然ですが、あなたの身近にいる好感が持てる人の話し方を思い返してみてください。
案外、話の内容よりも表情や会話をしているときの心地よさや楽しさが思い浮かびませんか?
好かれる人に共通しているのは、話し上手であることではなく、思いやりのある振る舞い。
その具体的なテクニックを8つ見ていきましょう。
人は、自分の名前を呼ばれると、相手に対して親近感を抱きやすいものです。
たとえば、筆者がお世話になっている美容師さんは、よく「Yさん、こんにちは」「Yさん、最近どうですか?」と名前を添えて挨拶や質問をしてくれます。
その度に名前を覚えてくれていること、そして自分に向き合ってくれていることへの安心感を抱きます。
初対面の相手なら、名刺交換や自己紹介をした直後に「◯◯さん、よろしくお願いします」と呼びかけてみるのも良いでしょう。
ぜひ、会話の中で不自然にならない程度に名前を呼ぶことを意識してみてください。
コミュニケーションが上手な人ほど、「話すこと」よりも「聞くこと」を大切にしています。
相手が話している最中に「あ、それ知ってる!」「私の場合はね…」と遮ってしまうのは、相手の承認欲求を削いでしまう行為になりかねません。
「そうなんですね」「それは大変でしたね」といった相槌を、相手の話の腰を折らないタイミングで挟みましょう。
「昨日は久しぶりに外食したんだ」と言われたら、「久しぶりの外食だったんだね」といったように、相手が話した言葉を繰り返す「オウム返し」も効果的。
しっかり聞いている姿勢を見せることで、相手は「この人には安心して話せる」という確信を持つことができます。
ユーモアは相手との距離を縮めるための大切な要素です。
たとえば、初対面や知り合って間もない人と話すとき、クスッと笑える一言がお互いの緊張を和らげてくれます。
また、意見が食い違ったときや言いづらい指摘をするときにも、少しユーモアを混ぜることで、相手の自尊心を傷つけずに伝えることが可能です。
ただし、誰かを傷つけるイジりや下品な話題、相手を揶揄する笑いは、ユーモアではなくただの「攻撃」になってしまいます。
おすすめは、自分のちょっとした失敗談を明るく伝えること。
「今朝起きたら芸術的な寝癖がついていて…」といった誇張表現や「駅の改札で間違えて家の鍵を出してしまった」といった天然エピソードなど、少し人間らしさが見えることで、相手は親しみを感じやすくなります。
自分の気持ちに共感し、理解してくれる相手に人は自然と信頼を感じるものです。
ただし、ここで大切なのは、意見が一致することではなく感情に寄り添うこと。
たとえば、相手が仕事の愚痴をこぼしたとき。
「それは○○さんのやり方が悪いよ」と正論をぶつけたり、「自分にはそういう経験がないから気持ちがわからない」と距離を置いたりせず、「それは悔しかったですね」「大変な思いをされましたね」と、まずは感情を言葉にして受け止めてみてください。
人に好かれたいという思いがあると、つい相手に同調してしまいがち。
ですが、相手に合わせることばかりが、良いコミュニケーションとは限りません。
常に相手の意見に同調していると、自分の意思や主体性のない人だと受け取られるリスクもあるのです。
大切なのは、相手を尊重しながら自分の考えも丁寧に伝えること。
「なるほど、○○さんはそう考えているんですね」と一度受け止めたうえで、「私はこのように感じています」と伝えることで、対話がスムーズになります。
褒め言葉は人間関係の潤滑剤。
褒められて嫌な気持ちになる人はいませんよね。
ポイントは、表面的な部分だけでなく、その人の内面や努力にも目を向けることです。
「そのネクタイ素敵ですね」といった外見の褒め言葉に加えて、「いつも細かいところまで気配りされていますよね」「○○さんの丁寧な仕事ぶり、尊敬します」など、相手のこだわりや努力を肯定する言葉を添えてみてください。
自分を見てもらえていると感じられると、相手も心を開きやすくなるでしょう。
「話し上手は聞き上手」という言葉があるように、会話では聞く姿勢が大きな役割を果たします。
相手が気持ちよく話せる時間をつくることが、良好な関係づくりにつながります。
たとえば、「具体的にはどういうことですか?」「そのときどう感じましたか?」といった質問を添えることで、会話はより広がります。
相手の話に関心を向ける姿勢が、「また話したい」と思われる理由になるのです。
コミュニケーションは、言葉だけで成り立っているわけではありません。
表情や声のトーンといった要素も、相手に与える印象を大きく左右します。
明るい話題のときは声のトーンを少し上げ、笑顔で接する。
真剣な悩みのときはトーンを落として落ち着いた表情で聞く。
相手の感情に合わせて自分の表現を変えることで、安心感を与えられます。
こうした非言語の要素を意識することが、好感につながる大きなポイントです。
恋愛や婚活においても話し方は印象を左右する大事な要素。
結婚相談所ツヴァイでも、コミュニケーションに関するさまざまなお悩みにカウンセラーが日々アドバイスを送っています。
ここでは、そんな婚活のプロの視点から話し方に関するよくあるお悩みにお答えします。
恋愛・婚活に限らず、ビジネスや友人関係などあらゆる場面で活かせるヒントがきっと見つかるはずです。
A. 相手に興味を持ち、笑顔で会話ができる人です。
カウンセラーいわく、初対面で「また会いたい」と思われる人には共通点があるのだとか。
その共通点が、愛嬌のある笑顔とリアクション、そして相手に興味を持って質問ができる力。
カウンセラーからのアドバイス
会話の中で笑顔を見せてくれると、それだけで好印象につながります。
また、相手に興味を持って上手に質問ができる方も交際希望が多いですね。
そのためにも事前にしっかりお相手のプロフィールを読んでおくことが大切です。
笑顔でうなずきながら話を聞くだけでも、相手の安心感は大きく変わります。
事前に相手のプロフィール文を読むことができる結婚相談所やマッチングアプリでの出会いはもちろん、ビジネスの場でも相手について下調べしておくのがおすすめ。
「興味を持ってくれている」と伝わる質問ができ、会話がスムーズになります。
A. 一問一答ではなく、一つひとつの質問を掘り下げることを意識しましょう。
相手を知ろうとして質問を重ねているのに、なぜか会話が弾まない…。
その理由は、一問一答のやり取りになっているからかもしれません。
カウンセラーからのアドバイス
「趣味はなんですか?」「休みの日は何をしているんですか?」「ご両親は元気ですか?」と全然違うことをどんどん聞いていくと、面接のようになってしまいます。
慣れは必要ですが、一つの話題を掘り下げる意識をしましょう。
意識し続けると少しずつ会話が弾むようになっていくはずです。
質問を次々に投げかけるだけでは、相手は答えるのに必死になってしまいます。
大切なのは、「数」ではなく「深さ」です。
たとえば、「映画が好き」という話題が出たら、「最近は何を観ましたか?」だけで終わらせず、「どんなところが印象に残りましたか?」と一歩踏み込んでみる。
そうした積み重ねが、自然な会話の流れを生み出してくれます。
A. あらかじめ話題を準備しておきましょう。相手に緊張していることを素直に伝えるのもおすすめです。
初対面の場で緊張してしまうのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、それだけ相手との時間を大切にしたいと思っている証でもあります。
大切なのは、「上手に話そう」としすぎないこと。
気負うほど、言葉は出にくくなってしまうものです。
カウンセラーからのアドバイス
お話をする話題をあらかじめ準備しておくと、安心して会話に臨めます。
緊張しているときに使えるテクニックとして、よくお伝えしているのが、最初に「緊張しています」と言ってしまうこと。
実は、お相手も同じように緊張していることが多いので、気持ちを共有することでリラックスして距離を縮めることができるんですよ。
同じ瞬間に同じ緊張感を感じているという共通点は「むしろ強みになる」とカウンセラーは言います。
実は、筆者も就職活動の面接でこのテクニックを実践していた一人。
「緊張しています」と事前に伝えることで、自分自身に「上手く話そうとしすぎなくて大丈夫」と言い聞かせることができ、不思議とリラックスできたことを覚えています。
流暢に話すことより、誠実に向き合おうとする姿勢を大切にしたいですね。
A. 初対面では深い話をしなくてOK!共通点を一つ見つけ、会話を広げましょう。
初対面の場では、「早く打ち解けなければ」と焦ってしまいがちですよね。
ですが、まずはお互いに心地よい時間を過ごすことが大切です。
そのためのポイントが、小さな共通点を見つけること。
共通点が一つあるだけで、会話が広がりやすくなります。
カウンセラーからのアドバイス
初対面は時間が限られているので、あえて深い話をしないようアドバイスしています。
たとえば、お互いに食べることが好きなら、1時間その話をしてもいいんです。
仲良くしようと思うほど絡まってしまうので、一つの共通点を深掘りしていくのがおすすめです。
実際、お見合いで「魚が好き」という話題から「煮魚と焼き魚どっちが好きですか?」と盛り上がっていたカップルもいたのだそうです。
些細なことでも、共通点が見つかると親近感が湧きますよね。
背伸びをした難しい話題よりも、お互いが笑顔になれる身近な話題から広げていくことが、次につながる真剣な出会いの第一歩となるのです。
好かれる話し方のテクニックを身につけることも大切ですが、それと同じくらい重要なのが、「相手に負担をかけてしまう話し方」に気づくことです。
良かれと思って取っている行動が、実は相手にとっては心地よくないものになっているケースも少なくありません。
ここでは、多くの人が無意識のうちにやってしまいがちな「嫌われる話し方の特徴」を見ていきましょう。
相手が話している最中に、「あ、それわかる! 私もね…」と自分のエピソードを被せてしまう。
これは「会話泥棒」とも呼ばれる、無意識にやってしまいがちなNG行動です。
共感を示そうとするあまり、「自分の場合」を話しすぎてしまうと、相手は「自分の話を聞いてもらえなかった」「この人は自分のことしか興味がないんだな」と疎外感を抱いてしまいかねません。
会話はキャッチボールとよくいわれますが、相手が投げたボールを受け取らずに、自分の話ばかり投げ続けてしまうと、一方通行になってしまいます。
まずは相手の話に最後まで耳を傾けること。
そして、相手の話題を広げるような関わり方を意識することが大切です。
相手が悩み事や困りごとを話してくれたとき、即座に「こうすればいいんじゃない?」「それはここが間違っているよ」と正論を返していませんか?
良かれと思ってアドバイスしてしまいがちですが、相手が求めているのは解決策ではなく、共感である場合が多いのです。
「どうしたら解決できるか、アドバイスがほしい」と言われたら、そのときに解決策を一緒に考えましょう。
まずは「それは大変だったね」と気持ちに寄り添い、相手の言葉を受け止めることが大切です。
「でも、普通は○○ですよね」
「だって、それは難しいですよ」
「どうせ、私なんて…」
こうした言葉は、無意識のうちに相手の意見を否定するニュアンスを含んでしまいます。
たとえ意図していなくても、「自分の意見を否定された」「この人と話すと疲れる」と感じさせてしまう場合があるのです。
反対の意見を伝えたいときには、「なるほど、確かにそうですね」と一度受け止めてから自分の考えを伝える。
それだけで、会話の印象は大きく変わります。
好かれる話し方は、語彙の豊富さや話の面白さだけで決まるものではありません。
それ以上に大切なのが、相手に安心感を与え、良好な関係を築くための言葉選びです。
良好な人間関係を築いている人は、特別なテクニックを使っているわけではなく、日常の中で自然と「相手を大切にする口癖」を使っています。
そのうちの5つをご紹介しますので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
シンプルでありながら、最も大きな効果を持つのが「ありがとう」という言葉です。
何かをしてもらったとき、「すみません」と返してしまっていませんか?
もちろん間違いではありませんが、「ありがとうございます」と伝えることで、相手は「自分の行動が役に立った」と実感できます。
小さなことでもきちんと感謝を伝える。
その習慣を身につけましょう。
お願いごとをするとき、伝え方に悩むこともありますよね。
そんなときは、「○○してほしい」とストレートに伝えるよりも、「○○してもらえると嬉しい」と自分の気持ちを添えて伝えてみましょう。
人は誰しも「人の役に立ちたい、喜ばせたい」という欲求を持っています。
自分の行動が相手を嬉しい気持ちにさせるとわかれば、快く協力してくれるようになります。
相手を尊重しながら依頼することで、良好な関係づくりにつながるでしょう。
会話において、相手が最も求めているのは「共感」と「受容」です。
自分の意見を話し始める前に、まずは相手の言葉を「確かにそうですね」「わかるなぁ」と肯定的に受け止めるクッションを挟みましょう。
それだけで、相手は「受け入れてもらえた」と感じ、安心して話せるようになります。
たとえ考えが違っていても、「確かにそういう見方もできますよね」と肯定すること。
その一言が、信頼関係を築くきっかけになります。
相手の良いところに気づいたとき、きちんと言葉にして称賛していますか?
「さすがですね」「すごいですね」といった言葉は、相手の長所や努力を認めるメッセージになります。
また、客観的な事実に対して「それってすごいことですよ!」「さすが○○さん!」と驚きを持って伝えることで、「自分のことを見てくれている」という喜びにつながるのです。
媚びたり、特別なことを言ったりする必要はありません。
相手が大切にしている価値観に光を当て、素直に褒め言葉を伝えてみましょう。
相手との距離を縮めたいときに効果的なのが、「一緒に」という言葉です。
たとえば、課題に直面したときであれば、「一緒に考えてみよう」。
素敵なお店を見つけたときには、「今度、一緒にあのお店へ行こう」。
「やってみたら?」と一歩引いた言い方ではなく、「一緒に」と誘いかけることで、連帯感が生まれます。
人は、同じ方向を向いていると感じる相手には心を開きやすくなるもの。
「一緒に」という一言を添えるだけで、自然と距離が縮まります。
これまでご紹介してきたテクニックや口癖は、どれも特別な才能がなければできないものではありません。
人に好かれる話し方の本質は、上手に話すことではなく、「相手に心地よい時間を過ごしてほしい」という思いやりを、言葉や態度で表現することにあります。
コミュニケーションに苦手意識があると、「自分がどう見られているか」に意識が向きがちです。
ですが、ほんの少しだけ視点を変えて、「相手がどう感じているか」に目を向けてみてください。
人との関わりは、私たちの毎日を大きく左右するものです。
完璧を目指す必要はないので、まずは今日、誰か一人に対して、できることを一つだけ実践してみましょう。
その小さな一歩が、あなたの日常や人間関係をよりあたたかいものへと変えていくはずです。
ZWEI編集部
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