話を聞いてくれればいい!推し活×恋愛は“共有・強要しない”のがトレンド

話を聞いてくれればいい!推し活×恋愛は“共有・強要しない”のがトレンド

「推しがいるから恋はしない」

あなたは「推し活」と「恋愛」、どちらかを選ばなければならないと思っていませんか?
そんな時代はもう終わりかもしれません。

好きなスポーツ選手やアイドルの推し活と、リアルな世界でのパートナーシップ。
一見、両立しないように見えますが、「共有・強要しない」を意識すれば、どちらも大切にできるのが、令和の恋愛事情のようです。

本記事では、推し活と恋愛に関するアンケート結果をもとに、推し活×恋愛のリアルに迫ります。
令和における「推し活と恋愛の両立」の実態を探り、互いを尊重しながら、充実した関係性を築くためのポイントを考察します。


1.恋人ができても推し活はやめない!“恋も推しも”が令和のリアル

好きなスポーツ選手やアイドルを応援する推し活が、生活の一部として定着している人もいるでしょう。
では、そんな推し活を楽しむ人は、恋愛や結婚とどう向き合っているのでしょうか?

まず、推し活をしている人の交際(結婚)状況を調査しました。
「今の交際(結婚)状況を教えてください。」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


アンケート結果から見えてきたのは、「恋をしていないけれど、したいと思っている人」が46.9%と最多だという事実です。
さらに「恋人がいる」「結婚している」と回答した人も、合わせて3割以上います。

つまり、多くの人が“推し”がいても、リアルな恋愛やパートナーシップへの関心を、しっかりと持っているということです。
「推しがいるから恋はいいや」ではなく、「推しは推し、恋は恋」のスタンスが令和のリアルなのかもしれません。

次に、交際後の推し活との向き合い方について、調査しました。
「交際や結婚をしたら、推し活(応援)の時間や費用は変わりますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


交際や結婚をしても「推し活の時間や費用は変わらない」と答えた人が80.9%と、圧倒的多数でした。
恋人やパートナーができたからといって、「自分の好きを手放したくない」という意思の表れともいえそうです。

推し活を通じて日々の活力を得たり、気持ちを安定させたりすることが、恋愛関係のバランスにも良い影響を与えているのかもしれません。
恋と推し活、どちらもを自分らしく楽しむ姿勢が、令和のリアルな恋愛像として定着しつつあるようです。


2.「推し、実はいるんです♡」お相手に伝えるタイミングは人それぞれ

では、推し活をしている人は、どのタイミングでお相手に伝えるのでしょうか?
交際相手に伝えるタイミングと、交際相手から伝えられる理想のタイミングについて調査しました。

伝える準備はいつでもOK

「推しがいることをいつお相手に伝えますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


推しがいることを「いつでも伝えていい」と考えている人が58.8%と、半数を超えました。
さらに「初対面で伝える」や「何度かデートしてから伝える」などを含めると、7割以上の人が隠さずに話すつもりでいることがわかります。

これは、推し活が特別な趣味ではなく、堂々と語れる「自分の大切な趣味」として浸透している証拠ともいえるでしょう。
交際相手に理解されるかどうかを気にするよりも、自分の「好き」を自然に伝えたいという前向きな気持ちが見えてきます。

聞く側だっていつでもウェルカム

自分のことを伝えるのであれば、相手の推し活事情も知りたいと思う人も多いでしょう。
では、恋人に推しがいる場合、どのタイミングで知りたいと思っているのでしょうか?

「お相手にも推しがいるとしたら、どのタイミングで知りたいですか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


実に、68.9%が「いつでもいい」と回答しました。

さらに「初対面で知りたい」や「何度かデートしてから知りたい」を加えると、9割以上の人が、相手の推し活を知ることに前向きな姿勢でいるとわかります。

「知りたくない」と答えた人は、わずか0.4%と、否定的な印象はほぼゼロで、聞く側も寛容です。
むしろ、推し活の話をきっかけに、相手の価値観を知ったり、会話の糸口になったりと、恋愛の距離を縮める趣味としても期待されているのかもしれません。


3.「一緒に推して!」とは言わないけれど…円満の秘訣は“ゆるくシェア”

自分の推し活に対して、交際相手には、どのように向き合ってほしいと考えているのでしょうか?
交際相手に希望する、推しとの向き合い方を調査しました。

一緒に推さなくてもいい。でも話は聞いてほしい

恋人同士といえども、推しの存在はそれぞれの個人の世界。
だからこそ「一緒に楽しみたい派」もいれば「干渉しないでほしい派」もいるでしょう。
そんな多様な声を探るべく、交際相手にどのようなスタンスを望むのかを聞いてみました。

「交際相手に希望するあなたの推しとの向き合い方はどれですか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


「自分の推しを一緒に推してほしい」と答えた人は、わずか8.2%の一方、「一緒に推さなくてもいいけど、話を聞いてほしい」という回答が、59.8%で過半数を占めました。
この結果から見えてくるのは、「共感の強要」ではなく、「関心を持ってくれるだけでうれしい」という、さりげない理解を求める声が主流であることです。

さらに、「話を聞かなくてもいいけど、推し活は許してほしい」という「そっとしておいてほしい派」も30.9%います。
つまり、推し活をめぐる理想の恋愛スタイルは、「干渉しすぎず、放置しすぎずのゆるい距離感」にあるのです。

交際相手に推し活を理解してほしいけれど、「沼ること」までは求めていないようです。
だからこそ、聞き役になってくれる存在には、自然と好意や信頼が深まるのかもしれません。

ハマるかどうかは別として、話は聞きたい

自分に推しがいるように、相手にも推しがいるとしたら…?
恋人として、どのように向き合いたいと思っているのかを聞いてみました。

「交際相手に推しがいるとしたら、お相手の推し活についてどう思いますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


「一緒に推すかはわからないけれど、話は聞きたい」と答えた人が76.0%と、圧倒的多数でした。
これは、完全に共感はできなくても、相手の好きなものを理解しようとする姿勢が、恋愛関係において大切にされていることを物語っています。

「一緒に推したい」という人は9.4%と少数派であり、「推し活=カップルで共有すべきもの」という価値観は主流ではないようです。
推し活は恋人同士の共通の趣味でなくてもいいけれど、話を聞く・理解しようとすることが、なによりも大切なのでしょう。

ハマるかどうかは別問題で、大事なのは、相手の「好き」を否定せず、寄り添おうとする気持ち。
柔軟な姿勢こそが、今どきカップルの理想的な関係性を作っているのかもしれません。

推し活と恋愛を両立する人のリアルな声をご紹介!

では、推し活と恋愛を両立している人は、実際にどのようなことを考えているのでしょうか?
「推し活(応援)と恋愛について、もし印象的なエピソードがあれば教えてください。」というアンケートへの回答結果をご紹介します。

まず「自分の推しを一緒に推してほしい」や「推しを一緒に推すようになった」という意見がありました。

自分の推しを、自分の好きな人と推したい


一緒に応援するようになった


推し活がきっかけで、2人の距離が縮まることもあるでしょう。
お互いの「好き」を尊重しながら楽しみ方を共有していく姿勢が、恋愛に良い影響を与えているのかもしれません。

一方、推し活の共有までは求めないものの、理解はしてほしいという声もありました。

推し活をしている場合、推しに嫉妬するような人とは絶対に上手くいかない。


一緒に推し活できるような人と出会いたいです。それか、お互いの推し活(趣味)を否定せずにお互いに受け入れられるような人と出会いたいです。


「一緒に推して!」とまでは言いませんが、大切な趣味として「推し活を認めてくれる相手であってほしい」というスタンスの人もいるようです。

いずれにしても、恋人と良い関係を築くには、相手を理解し尊重する姿勢が欠かせないといえます。


4.推しのライブと記念日がかぶったら?リアルな選択は意外と柔軟

交際相手に、推し活への理解を求めている人が大半なことがわかりましたが、推しのライブと交際相手との記念日がかぶった場合、どのように対処しているのでしょうか?

「交際相手との大切な予定(誕生日や記念日)と、推しにとって大切なイベントが被ったらどちらを優先しますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。


「恋人との記念日」と「推しのライブ」という「推し活と恋愛の板挟み」のようなシチュエーションでも、多くの人の選択は、実に柔軟です。
「先に決まった予定を優先する」が51.0%と最多で、推しか恋人かの二択ではなく、フェアにスケジュールを見て判断する人が多数派という結果でした。

「どちらを優先するか」という単純な比較ではなく、「どちらの予定も大切にしたい」という、誠実な気持ちがにじむ結果といえそうです。
「推しがいる=恋人が二の次」ではなく、状況に応じて柔軟にバランスを取るスタンスが、推しも恋人も大事にしたい人のリアルを映し出しています。


5.【まとめ】“推して”とは言わないけれど、理解してくれたら最高!

今回のアンケート結果から、「推し活をしながら恋愛もしたい」という願いは、現代においてごく自然なものであることが明らかになりました。
多くの人が、推しがいるからといって恋愛を諦めるのではなく、「良い出会いがあれば恋愛をしたい」と考えており、実際にパートナーがいる人も少なくありません。

印象的なのは、多くの人が交際相手に対して「一緒に推して!」と強要するのではなく、「話を聞いてくれたらうれしい」という緩やかな理解を求めている点です。
自分の大切な「好き」を自然に伝え、相手も否定せずに受け入れようとする姿勢があれば、円満な関係性を築けるようです。

「推し活=個人の大切な時間」として尊重しつつ、恋人とは「共有はするけれど、強要はしない」という距離感が、心地よい関係性を築くための新常識といえるでしょう。
推しへの愛と現実の恋愛。
どちらも諦めない、賢くしなやかな恋愛スタイルが、令和のリアルといえそうです。

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【調査概要】
■調査名:推し活(応援)と恋愛の両立
■調査地域:全国
■調査対象:サントリーサンバーズ大阪のファン
■調査方法:アンケート調査
■調査日:2025年5月1日(木) ~ 5月11日(日)
■調査主体:株式会社ZWEI 「ツヴァイ婚活研究所」
■回答数:512名(男性:3.7%、女性:96.3%)


この記事の監修者

ZWEI編集部


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