「告白はやっぱり男性からするもの?」
「好きって伝えるのは、ちょっと恥ずかしい」
恋愛において、告白は特別な瞬間ですが、昔ながらのイメージや、思い込みが根強く残っていることもあります。
理想の恋のはじまり方や告白は、どのような形なのでしょうか?
今回は、結婚相談所の会員に実施したアンケートをもとに、告白の実態と恋のスタートのリアルを深掘りします。
告白の経験や理想の告白方法など、恋のスタートにまつわるリアルな声をもとに、今どきの告白事情を見てみましょう。
「告白するのは男性、されるのは女性」というイメージがある人も多いかもしれません。
実際はどのようなケースが多いのでしょうか?
男女それぞれに、告白した/された経験があるかを聞きました。
まずは、男性です。
性別で男性を選んだ人を対象にした「これまでに告白した/された経験はありますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。
男性の3割以上が「告白したことがある」と回答しており「告白されたことがある」を上回る結果となりました。
また「どちらもない」と答えた人が半数以上を占めていることから、恋愛経験が少ない人も一定数いると考えられます。
この結果からわかるのは「恋は自分から動くもの」と考える男性が多いということです。
昔からよく言われる「男は追う側」というイメージは、今も変わっていないのかもしれません。
恋愛経験のある男性は、告白したことのある人が多数派ですが、女性はどうなのでしょうか?
性別で女性を選んだ人の回答結果は、以下のとおりです。
女性の場合は「告白されたことがある」の割合がもっとも高く、約5割という結果でした。
「告白したことがある」は約1割と少数派で、恋のはじまりは受け身なパターンが多いことがわかります。
また「どちらもない」と答えた人が4割以上おり、恋愛経験が少ない女性も多くいるようです。
男女別の調査結果を踏まえると「男性が告白する」「女性は告白される」という昔ながらの恋愛スタイルは、今でも主流である様子がうかがえます。
告白した経験のある人の割合は、男性のほうが多いことがわかりましたが、実際には、どのようなシチュエーションで恋がスタートしているのでしょうか?
ここでは、男女それぞれに聞いた「恋のはじまり方」のリアルな傾向を見ていきます。
まずは、男性です。
性別で男性を選んだ人を対象にした「今までの恋愛交際は、どのようなシチュエーションのスタートが多かったですか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。
男性を対象にしたアンケートでは「自分から告白した」が約6割を占めています。
恋のはじまりは、自分からアクションを起こす「攻めの姿勢」の人が多いようです。
「相手から告白された」や「友達付き合いなどから自然に恋愛へ発展」を合わせても、自分から動いたケースには及びません。
この結果から「好きになったら自分からいく」という男性の恋愛スタイルがうかがえます。
恋愛にはタイミングや流れも大事ですが、男性にとっては「まずは自分の想いをしっかり伝えること」がスタート地点になっているのでしょう。
男性の場合「自分から気持ちを伝えた」という人が多数派ですが、女性はどうなのでしょうか?
同様に、性別で女性を選んだ人の回答結果は、以下のとおりです。
女性の回答では「相手から告白された」が約6割と圧倒的に多く、恋愛は、告白されてはじまるパターンが主流のようです。
また「友達付き合いから自然に恋に発展」や「初対面でピンときて自然な流れでスタート」が合わせて約3割と、告白以外をきっかけにする人も一定数います。
しかし、女性の多くは「相手がしっかり気持ちを伝えてくれたこと」が恋愛のきっかけになる傾向にあるようです。
自分から動くよりも、相手の想いを受け止める形で恋がはじまるのでしょう。
恋がはじまるきっかけは人それぞれですが「理想の交際スタート」は、どのようなスタイルが人気なのでしょうか?
ここでは、告白の有無を含めた理想の恋のはじまり方を見ていきます。
「交際するとしたら、どんなきっかけが理想ですか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。
性別に関係なく、もっとも多かったのは「しっかり告白してから付き合う」という回答で、約4割でした。
気持ちは、はっきりと言葉で伝えてもらえるほうが、心に響くのかもしれません。
次に多かったのは「友達から自然に恋人になる」パターンで、長く一緒にいるうちに、気がついたら交際に…という流れの人も多いようです。
一方で「出会った瞬間にピンときたらOK」は、2割弱とやや少なめです。
この結果から、ときめきよりも、しっかりとした気持ちの確認を大切にする様子がうかがえます。
交際のはじまりには、あいまいな感覚ではなく、気持ちが伝わる言葉が大事なのでしょう。
「告白は男性から」というイメージが強い時代もありましたが、今はどうなのでしょうか?
現代の恋愛観を探るべく、告白はどちらがするべきか、意見を聞いてみました。
「告白は『男性がするもの』という考えについてどう思いますか?」というアンケートへの回答結果は、以下のとおりです。
性別に関係なく「その通りだと思う」と答えた人はわずか約1割で、8割以上の人が「誰がしてもいい」と回答しています。
「好きと思ったほうが素直に想いを伝えることが自然」という価値観が広がっているようです。
さらに、1割未満と少数派ではあるものの「できれば女性からしたい/してほしい」と答えた人もいます。
誰が告白してもOKという空気があるからこそ、女性も「攻め」の選択肢をもてるようになったのかもしれません。
性別にとらわれず、好きな気持ちを自分のタイミングでまっすぐ伝えるという考え方が、当たり前になってきたのでしょう。
アンケート結果から見えてきたのは、告白のスタイルには、男女で傾向こそあれど「こうでなければならない」というルールはないこと。
「告白=男性から」という考え方は少数派で、8割以上が「誰がしてもいい」と感じているようです。
そして、理想の交際のスタートでは「しっかり告白してから付き合う」ことがもっとも支持されています。
交際のスタートでは、あいまいな感覚よりも、想いが伝わる言葉が重視されていることがわかりました。
「好き」という気持ちは、思っているだけでは伝わりません。
性別に関係なく、気持ちが高まったときに素直に伝える勇気が、交際のスタートにつながるのでしょう。
とはいえ「なかなか理想のパートナーに出会えない」という方もいるかもしれません。
そんな方に向けて、ツヴァイは恋のスタートのお手伝いをしています。
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【調査概要】
■調査名:「告白のきっかけ」に関するアンケート意識調査
■調査地域:全国
■調査対象:18歳以上の独身男女
■調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査
■調査日:2025年2月28日(金) ~ 3月6日(木)
■調査主体:株式会社ZWEI 「ツヴァイ婚活研究所」
■回答数:男女361名(男性232人/女性121人/無回答8人)
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)