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「パートナーとのお金の問題で離婚した」多恵さんのケース

「パートナーとのお金の問題で離婚した」多恵さんのケース

結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第18回】

自分の稼いだお金、貯めたお金を好きなように使う…独身時代は当然だったことでも、結婚後はパートナーのプライドを傷つけてしまう場合があります。今回は、お金の問題で離婚に至ってしまったケースです。

■幸せな結婚生活が終わりを迎えた原因とは?

「お金って本当に人の人生を左右しますね…」と言うのは、私のもとに相談にいらっしゃった多恵さん(仮名・36歳)。28歳で結婚をした多恵さんは、32歳でご主人と離婚されたそうです。

 

お金が原因の離婚……。そう聞いた私は、経済的にとても大変だったのかと思いましたが、お話を聞いていると決してそうではなかった様子。

 

具体的にどんなことが離婚の原因になってしまったのか?を多恵さんに聞いてみると、多恵さんとご主人の収入の差だったとのことです。

 

「女性がお金を持つことに対して、みか先生はどう思いますか?」と聞く多恵さんの表情からは、まだその問いに対して、自分では結論を出せていない様子がうかがえました。

■お金による夫婦のライフスタイルのすれちがい

多恵さんは結婚する前から「株」や「FX」といった金融取引がとても好きで、たくさん勉強をして、少しずつ自分のお金を増やしていたそうです。

 

ご主人と出会う前から続けてきたことなので、結婚が決まったときにはそれなりの蓄えが多恵さんにはありました。ご主人には株やFXをしていることも、貯金があることも全部話していたそうなのですが、ご主人はあまり興味を示さなかったとのこと。

 

ご主人はIT系の企業にお勤めで、あまり休みはなく、お給料は多恵さんより多くありませんでした。逆に多恵さんはあまり残業のない仕事をしつつも、自分のお金を投資で増やすことをしていたんだそうです。

夫婦の生活のために一生懸命働く夫と、仕事も自分の時間も楽しんでいる妻。

 

結婚して2年も経つと、二人のライフスタイルにズレが出てきたと多恵さんは言います。

多恵さんが旅行に行こうと提案しても、ご主人は休みが取れない。ご主人の休みが取れないので、友達と日帰りで温泉などに出かけ、帰ってきてそのことを話すととてもご主人は不機嫌…。

そんな日々が続いたそうです。

■男性は女性に頼られたい生き物

ご主人のお金ではなく自分のお金を使っていたことから、罪悪感なく自分の時間を楽しく過ごしていた多恵さん。ですが、その意識が逆にご主人を孤独にしていってしまったようです。

 

ある日、友達と映画を観に行き、食事をしてから帰った多恵さん。家に帰るとめずらしくご主人が早く帰っており、そのときご主人から「君には僕は必要ないと思う」と離婚を切り出されたのだとか。

 

「そんなことない」と、多恵さんはご主人に何度も伝えましたが、ご主人の意思は固く、その後、多恵さんもその意思を尊重して離婚に至ったそうです。

「お金がなくて別れるっていう話は聞きますけど、お金があって別れてしまうなんて……。女性はたくさんお金を持っていては幸せになれないんでしょうか?」とさびしそうにつぶやく多恵さん。

 

皆さんはどう思いますか?

今は男性も女性も社会で活躍し、男女関係なく裕福になれる時代です。ですが、やはり男女の根本的な関わり方や役割は変わらないのではないかと私は思っています。

 

私たちは無意識のうちに「自分よりお金を持っている人」に対して劣等感を抱きます。友達同士、ご近所同士、職場の同僚同士など、相手の収入と自分の収入を比較して優劣を感じるのです。

婚活の場では、年収の高い男性は女性から選ばれる確率は上がる場合があります。一方で、逆にあまりに年収の高い女性は男性から敬遠されてしまう傾向もあります。それは男性が女性に対して劣等感を抱いてしまうからです。

■男性に守られながら支えてあげる

男性は女性から「頼られている」「尊敬されている」と感じながら生きていたい生き物です。ですから、女性は男性を頼り、尊敬し、「守ってあげたい」と男性に思われて生きていくのが結果的には両者が幸せになれる秘訣なのではないかと思うのです。

 

多恵さんには、これから出会う男性に対しては昼間している仕事の年収だけをお伝えし、貯金の額なども言わないようにアドバイスしました。

 

「株」や「FX」が大好きなことも、貯金がたくさんあることもそれはとても良いことです。

しかし、男性の前ではあまりその部分は出さずに、良い相手に出会い再婚をした後、パートナーが本当に経済的なピンチに陥っているときに、支えてあげればいいのではないでしょうか。

 

多恵さんは「私は二人で楽しい時間を過ごしたいと思いながら、主人の男としての立場をつぶしていたんですね。主人がさびしそうに別れを切り出した理由がとてもよくわかりました」とおっしゃいました。

 

その後、多恵さんは4年ぶりに元ご主人に連絡を取り、自分の配慮が足りなかったことを謝ったそうです。元ご主人は既に再婚されていましたが、多恵さんからの言葉を聞いて「ありがとう」と言ってくれたんだとか。

 

過去の疑問に決着をつけた多恵さんは、また新たな出会いに向けてスタートをしています。

連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」

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ライタープロフィール

吉村みか

よしむら みか

一般社団法人家族大学 学長。
実家は教会、父親は牧師という環境に育ち、結婚する多くのカップルが「婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートをきる現場に立ち会ってきた。その経験を生かし、婚活世代の女性に向けた「女学(じょがく)」セミナーを開催。
また、『クラブチャティオ』では「婚活ジェンヌ」の愛称で親しまれている。著書に『MY GIFT かっこいい大人になる!』(丸善出版)。

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